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第2章 隣町へ
クレアの策略
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「ブルース あなた私と結婚しない」
「ダメ~ ブルースはキャロと結婚するの」
「クレア、何を藪から棒にいい出すんだ。」
「最適解を考えたのよ。
リチャードは、直情型でサディスティックなんでしょ
手のひらで転がせそうたけど、私の予感が警報を鳴らしているわ。
私の父は、サマンドール伯爵を追い落とそうと思っているし、あなたは実家のローズウォール家に恨みがある。
ほら、お互いの利害が一致するわ。」
「いやいやいや なんで会ったばかりで好きでもない貴族のお嬢様と俺が結婚しなきゃならないんだよ。
俺にはキャロも居るしな。」
キャロは、ブルースの腕にしがみついてクレアを睨んでいる。
ブルースは、そのキャロの頭を優しく撫でている。
「キャロちゃんと私の二人と結婚すればいいじゃない。
私とは白い結婚でいいわ。
キャロちゃんとおなじ考え方よ、殺られる前にやっつける。
私と一緒にサマンドール伯爵を追い落とすのよ。
そして、あなたが伯爵になって、ローズウォール男爵家を、あなたの家来にしてザマアよ。」
「絵に描いた餅だな。
そんな都合よく行く訳ないだろ。
だいたい平民の俺が身分違いのアンタと結婚できるとは思えないよ。」
「フフフ そんなこと気にしてるの。簡単なことよ。
だいたい元々あなたは男爵家の人間だから、手柄をたてたことでどこかの貴族の養子になって、貴族に復権して、その後私の婿になればいいじゃない。」
「ヤダ!冒険者で、旅の方がいい」
「殺されるわよ。貴族の力舐めないで。」
「なんでそんなに俺にこだわるんだよ。迷惑なんだけど。」
「だって、リチャードとの結婚を断る理由が無いのよ。」
「他の貴族で、好きな人が居るとかじゃ駄目なのか。」
「両思いじゃないと。それにそんな人居ないし。」
「俺ならなんでリチャードを断る理由になるんだよ」
「盗賊の魔の手から救い出してくれて、私はひと目で恋に落ちたの、そしてあなたは私の美しさにひかれて、二人は情を交わしてしまったの。
わたしは、すでにあなたの物って父に言うわ。」
「怖い 女 怖い」
「逃げようとしたら、私の父からも狙われるでしょうね。
娘を傷物にした男としてね。」
「キャロ 降りよう。
ヤバイよこの子。」
「ブルース キャロはいいよ
クレアも一緒で
クレアは、リチャードが嫌
嫌な相手から逃げる為に必死に考えてる。
その考えの中でブルースのこともキャロのことも考えてる。
クレアは頭がいい。
ブルースは、偉くなる。」
まさかキャロに外堀を埋められた。
くそ こうなったら
「白い結婚なんて嫌だよ。ちゃんと愛し合えないと。俺にはキャロがいるしな。」
ハハハ言ってやった。これならどうだ。
好きでもない男に抱かれたくは無いだろう。
これで開放だ。
「ブルースが求めてくれるなら、私は拒みませんわ。
より深く繫がれれば幸せに感じるでしょうね。
キャロさんにお許しいただけるなら私に問題は有りません。」
キャロ 許すな!
「キャロが一番、クレアが二番なら許すわ」
だめだ、降参だ。
釈迦の手のひらかぁ
あがらうのは無駄か。
「それじゃあ、私も!」
向き合って座っていたクレアがキャロと反対側にきて、俺の腕に胸を押し付けてしがみついた。
「宜しくね。未来の旦那様」
一時間程、馬車は順調に進み、そろそろ日が沈む頃となった。
ダンテが馬車を停めてドアを開けた。
キャロとクレアの二人共さっきから俺にもたれ掛かって寝ている。
「オホン えー
お疲れの所申し訳ありません、明るいうちに街まで到着出来ませんでした。
今宵はここで野宿にしましょう」
キャロが近くの木を一旦収納して薪にして出す。
ブルースが魔法で着火した。
盗賊のアジトから奪ってきた鍋やフライパンでブルースが手際良く料理を作っていく。
「ブルース、あなた貴族だったのよね、なんで料理が出来るの」
「聖人のおかげね」
「マサト?」
『キャロ
話がややこしくなるから、前世の話は出さないでくれ』
ブルースは念話でキャロに注意した
『了解』
「聖人は、俺に料理を教えてくれた人だよ。」
「ふ~ん 手際いいのね。」
「味の方は、あんまり自信ないから期待しないでくれよ」
「干し肉と硬いパンよりは、何倍もいいわ。
やっぱり、私が選んだ人だけあるわ。」
「私まで、申し訳有りません。」
恐縮するダンテさんも一緒に焚火を囲んでの夕食だ。
「このお肉!美味しい!
なんでこんなに柔らかくて、ジューシーなの。
家でも、どこのパーティーに行ってもこんなのをたべたこと無いわ。」
キャロのスキルで、一角ウサギの肉をミンチにして焼いたのだ。
ブルースは、キャロに念話でイメージを伝えるだけで、野菜も肉も下味も全て出来た状態で出てくる。
後は焼いたり煮るだけで、出来上がるのだ。
盗賊のアジトの備蓄食材や調味料が役に立った。
ブルースはテントを出して、設営した。
「それじゃあ、俺とキャロはテントで寝るから。また明日。」
「待ちなさいよ。私もテントがいいわ。」
「馬車の方が寝心地良いはずだぞ」
「ウソよ!さっきのお肉みたいに、絶対何か秘密があって、テントは寝心地良いはずよ。
騙されないわ」
「それだけじゃないよ。
若い女が男のテントで寝るってどういうことだよ」
「優しくしてね!」
「あーもう。俺がダンテさんと馬車で寝るよ。」
『キャロ、分裂して一人は見張りとか出来るかな』
『了解 ブルース 任せて』
「ダメ~ ブルースはキャロと結婚するの」
「クレア、何を藪から棒にいい出すんだ。」
「最適解を考えたのよ。
リチャードは、直情型でサディスティックなんでしょ
手のひらで転がせそうたけど、私の予感が警報を鳴らしているわ。
私の父は、サマンドール伯爵を追い落とそうと思っているし、あなたは実家のローズウォール家に恨みがある。
ほら、お互いの利害が一致するわ。」
「いやいやいや なんで会ったばかりで好きでもない貴族のお嬢様と俺が結婚しなきゃならないんだよ。
俺にはキャロも居るしな。」
キャロは、ブルースの腕にしがみついてクレアを睨んでいる。
ブルースは、そのキャロの頭を優しく撫でている。
「キャロちゃんと私の二人と結婚すればいいじゃない。
私とは白い結婚でいいわ。
キャロちゃんとおなじ考え方よ、殺られる前にやっつける。
私と一緒にサマンドール伯爵を追い落とすのよ。
そして、あなたが伯爵になって、ローズウォール男爵家を、あなたの家来にしてザマアよ。」
「絵に描いた餅だな。
そんな都合よく行く訳ないだろ。
だいたい平民の俺が身分違いのアンタと結婚できるとは思えないよ。」
「フフフ そんなこと気にしてるの。簡単なことよ。
だいたい元々あなたは男爵家の人間だから、手柄をたてたことでどこかの貴族の養子になって、貴族に復権して、その後私の婿になればいいじゃない。」
「ヤダ!冒険者で、旅の方がいい」
「殺されるわよ。貴族の力舐めないで。」
「なんでそんなに俺にこだわるんだよ。迷惑なんだけど。」
「だって、リチャードとの結婚を断る理由が無いのよ。」
「他の貴族で、好きな人が居るとかじゃ駄目なのか。」
「両思いじゃないと。それにそんな人居ないし。」
「俺ならなんでリチャードを断る理由になるんだよ」
「盗賊の魔の手から救い出してくれて、私はひと目で恋に落ちたの、そしてあなたは私の美しさにひかれて、二人は情を交わしてしまったの。
わたしは、すでにあなたの物って父に言うわ。」
「怖い 女 怖い」
「逃げようとしたら、私の父からも狙われるでしょうね。
娘を傷物にした男としてね。」
「キャロ 降りよう。
ヤバイよこの子。」
「ブルース キャロはいいよ
クレアも一緒で
クレアは、リチャードが嫌
嫌な相手から逃げる為に必死に考えてる。
その考えの中でブルースのこともキャロのことも考えてる。
クレアは頭がいい。
ブルースは、偉くなる。」
まさかキャロに外堀を埋められた。
くそ こうなったら
「白い結婚なんて嫌だよ。ちゃんと愛し合えないと。俺にはキャロがいるしな。」
ハハハ言ってやった。これならどうだ。
好きでもない男に抱かれたくは無いだろう。
これで開放だ。
「ブルースが求めてくれるなら、私は拒みませんわ。
より深く繫がれれば幸せに感じるでしょうね。
キャロさんにお許しいただけるなら私に問題は有りません。」
キャロ 許すな!
「キャロが一番、クレアが二番なら許すわ」
だめだ、降参だ。
釈迦の手のひらかぁ
あがらうのは無駄か。
「それじゃあ、私も!」
向き合って座っていたクレアがキャロと反対側にきて、俺の腕に胸を押し付けてしがみついた。
「宜しくね。未来の旦那様」
一時間程、馬車は順調に進み、そろそろ日が沈む頃となった。
ダンテが馬車を停めてドアを開けた。
キャロとクレアの二人共さっきから俺にもたれ掛かって寝ている。
「オホン えー
お疲れの所申し訳ありません、明るいうちに街まで到着出来ませんでした。
今宵はここで野宿にしましょう」
キャロが近くの木を一旦収納して薪にして出す。
ブルースが魔法で着火した。
盗賊のアジトから奪ってきた鍋やフライパンでブルースが手際良く料理を作っていく。
「ブルース、あなた貴族だったのよね、なんで料理が出来るの」
「聖人のおかげね」
「マサト?」
『キャロ
話がややこしくなるから、前世の話は出さないでくれ』
ブルースは念話でキャロに注意した
『了解』
「聖人は、俺に料理を教えてくれた人だよ。」
「ふ~ん 手際いいのね。」
「味の方は、あんまり自信ないから期待しないでくれよ」
「干し肉と硬いパンよりは、何倍もいいわ。
やっぱり、私が選んだ人だけあるわ。」
「私まで、申し訳有りません。」
恐縮するダンテさんも一緒に焚火を囲んでの夕食だ。
「このお肉!美味しい!
なんでこんなに柔らかくて、ジューシーなの。
家でも、どこのパーティーに行ってもこんなのをたべたこと無いわ。」
キャロのスキルで、一角ウサギの肉をミンチにして焼いたのだ。
ブルースは、キャロに念話でイメージを伝えるだけで、野菜も肉も下味も全て出来た状態で出てくる。
後は焼いたり煮るだけで、出来上がるのだ。
盗賊のアジトの備蓄食材や調味料が役に立った。
ブルースはテントを出して、設営した。
「それじゃあ、俺とキャロはテントで寝るから。また明日。」
「待ちなさいよ。私もテントがいいわ。」
「馬車の方が寝心地良いはずだぞ」
「ウソよ!さっきのお肉みたいに、絶対何か秘密があって、テントは寝心地良いはずよ。
騙されないわ」
「それだけじゃないよ。
若い女が男のテントで寝るってどういうことだよ」
「優しくしてね!」
「あーもう。俺がダンテさんと馬車で寝るよ。」
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