愛犬は、ウサ耳ロリ獣人に転生してチートスキル持ち

烏帽子 博

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第3章

交換条件

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「クレアとは結婚したいって思ってるよ、でもさあ、婿入りはしたくないんだよ。
やっぱり冒険者しながら旅もしたいんだ。
だから嫁に来てくれないか」

「もしかして、そのことを私に相談したくて、ここに来たの。」

「ん そうだけど」

「いいわよ」

「えっ」

「だから、それでいいって言ってるのよ
私が嫁入りして、キャロと三人で冒険者しながら旅をするの
私もそうしたいわ」

「そうか。そうだよな。
羨ましいって言ってたよな。
ほっとしたよ」

「安心するのは、まだ早いわ
お父様を納得させないと」

「う うんそうだね」

「作戦無いの」

「まだそこまでは」

「やっぱり。
まぁいいわ、こうして会いに来てくれただけでも嬉しいから
私も作戦考えるわね」

「キャロは、クレアのママを味方にするといいと思うわ」

「そうよね」

「キャロ ナイス そうだよ」

「お母様を、呼んで来るわ。待ってて」

クレアは、そう言って部屋を出て行った。


しばらくして、クレアがエリザベートと一緒に戻ってきた。

ブルースは、かしこまって

「エリザベート様
お呼び立てして申し訳ございません。お知恵を拝借致したく存じます」

「フフフ 私に畏まらなくていいわ ブルースちゃん」

「ブルースちゃんって」

「そう 義理の息子になるんでしょ
私女の子しか産んでないでしょ
ブルースちゃんみたいな男の子も欲しかったなぁと思ってたのよ」

「は はぁ、そうですか」

「まだこれからできるかも知れないけどね。ウフフ」

「     」

「ごめんなさいね。それで相談したいことは何かしら」

ブルースは、自分の思いを話した。クレアも気持ちを話した。


「やっぱり。あなた達の考えそうなことよね。
私がエドモンドの味方したら、あなた達諦める。
諦められないでしょ。」

「確かに」
「そうよね」
「キャロもクレアと冒険したい」

「あら キャロちゃん
可愛いわね」

「エヘヘ」

「そうだわ キャロちゃん
シルバーウルフの子どもに成れるんでしょ。
その姿でモフモフさせてくれるなら、あなた達の味方になるわ」

キャロは、直ぐに変身した。

「アン アン」

エリザベートの足元をクルクルと走ってから おすわり をしている。
ベロを出して
「へへへへ」
口呼吸しながら、つぶらな瞳をエリザベートに向けている。

「まぁなんと可愛らしいんでしょ」

エリザベートは、キャロを抱き上げると、膝に載せてモフモフ始めた。
キャロは、気持ちよさそうに目を瞑りされるがままにしている。

「キャロちゃん 明日の朝まで借りるわね。
その間キャロちゃんは、ずーっとこの姿でいること。
いい」

「ワン」

「わかりました。キャロを宜しくお願いします。」

するとキャロは、分裂して1体は、いつものウサ耳ロリ獣人になってブルースの腕にしがみついた。

「へえー 凄いわね。分身できるのね。」

エリザベートは、モフモフしながら微笑んでいる。

「エヘヘ キャロ今は三人までなれるよ」

「そうなの じゃあ私もモフモフしたいわ」

クレアは、ブルースから離れて、キャロに向かって両手を広げた。

「キャロは、ブルースがいいよって言った人にしか、触らせないんだもん。
だから だめー」

「えー 私たち仲良しよね
いいでしょ 少しくらい
ブルース許可しなさいよ」

「んーー どうしようかなぁ~」

ブルースは、クレアを焦らすように、キャロの頭を撫でている。

「クレア あなた一方的に要求するのはダメよ。
あなたもブルースの為になんかしてあげて、その見返りに要求を通すのよ」

「頬にキスするとか」

「それじゃあ、弱いわよ
おっぱい揉ませてあげる とか
パンツ見せてあげる
位はしないとね」

「じやあパンツにするわ」

「ちょちょちょっと待ったー
わかったから。
エリザベート様もからかわないで下さいよ」

「あら 私は冗談のつもりだったのよ、クレアが真に受けるからややこしくなったんでしょ。フフッ」

「キャロ スカート捲くってウサギさんパンツ見せない」

「ブルース パンツ見るの好きなんでしょ。キャロはブルースが好き」

「好きじゃない。
いや キャロは好きだよ。
とにかく、パンツは見せなくていいから ふぅ~」

「ブルース そしたら、私は何したらキャロのモフモフ許可もらえるの」

「交換条件なんて、要らないよ。キャロさえ嫌じゃ無かったら、いいと思うよ」

「キャロは
 嫌     じゃないわ」

キャロは、そう言うと又分裂して1人はシルバーウルフの子どもになって、クレアにじゃれついた。

「キャロ 可愛い。可愛すぎるわ」

「クレア、そんなクシャクシャしたら嫌がられるぞ、優しく撫でてあげないとだめだよ。
ほら、エリザベート様のお膝のキャロを見てごらん。」

「ホントだ、まどろんでるわね」

「それじゃあ、私は、部屋にこのキャロちゃんと戻るわね」

「ちょっとお母様待って
肝心の作戦は」

「私が、あなた達の味方についたのよ。それ以上作戦がいる。
明日の朝を楽しみにしてなさい。フフフ」


意味深な微笑みを残して、エリザベートは部屋から出ていった。

マジ怖い。絶対敵にしちゃあいけない人だ。
これで、間違い無く婿入りじゃなくて嫁取りになるだろう。

しかし、対価がキャロのモフモフだけじゃあ少な過ぎる気がする。
後からどんな要求が来るかが恐いとブルースは思った。
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