織田家次男、織田信雪です。

コン

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幼少の時

1.2 成長しました。

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 織田信勝、1歳です!
 現在、戦場にいます。

 「ちちうえ、しんでしまいます」

 「その時は、お前が未熟だということだ。大丈夫、体は動かせるのだ」

 やだ、この脳筋。動けるったって、まだ走れるくらいなんですけど!この身長だと、大人なら歩いても追いつかれるんですけど!!

 「信勝、お前は次期当主なのだ。越えてみせよ」

 いや、いきなり現れた中学生くらいの少年、お前誰だよ!あと、勝手に次期当主にするな!本能寺ごと焼かれるだろうがよ!

 「おぉ、信広。今日は、信勝を頼むぞ。信勝も、兄と一緒なら心強いであろう」

 「あにうえ、ですか?」

 「私は、所詮妾の子。信勝、お前が次期当主なのだ!」

 こいつ……、俺に次期当主を、押し付けようとしてやがる!?だが、こいつの他に姉がいるということが確定した。これは、あれか?歴史書に記されなかった人みたいなやつか。そうなると、俺が信長ということに……。

 「ちちうえ、あねうえでは、だめなのですか?」

 「ん?姉のことを、知っておったのか?確かに、今では、女の当主も珍しくはない。だが、男子がおるのに、態々女子にやらせることもなかろう」

 んな!?いやー、考え直してー!

 「ははうえがつぶやいていたのを、ききました」

 「そういうことか。だがな、信長はお転婆でな。当主の器ではないのだ」

 ん?んんん?信長……ノブナガ………のぶなが…………。おったんかい!?しかも、女!?

 「無駄話も終わりだ、行くぞ」

 行かないでー!無駄じゃないよ?大切なお話だからぁ~!戻ってきてー!カムバーーック!!!

 「はぁ、父上は本当に……」

 「あにうえ………」

 黄昏ている場合じゃないよ。死んじゃうから!ここ、戦場よ!?

 「どうした?」

 「まわりにひとがいません」

 「あ?あぁー、いつものことだ。気にしなくても大丈夫だ」

 えぇー……。妾の子でも、一応当主の息子だよ。ダメだろ。

 「気にしなくても、戦場から離れているのだ。心配するようなことは起こらないさ」

 いい笑顔で、そう言い笑う。

 いや、それフラグですやん。辞めてよ、マジで死んじゃうから。

 「ん?怖いのか?そんなんじゃ、女子に愛想『ヒュン』………」

 信広が後ろを振り向くと一本の弓矢が突き刺さっていた。

 「あにうえ………」

 「よし。撤退かな?」

 「あにうえぇ………」

 心よわ!?涙目だよ!

 「私はね、今まで最後まで戦場にいたことはない!」

 威張っていうことじゃねぇー!!

 「私はまだ、8つなんだよ……。荷が重すぎる」

 父上、兄は全く心強くありません。
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