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君想う、心は開かずの箱のなか
第31話 祖父の暗号(二)
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「え?」
「どういうことなの?」
それは、百円玉であって百円玉ではなかった。日本国、百円と刻印されてはいるものの、算用数字は一切見当たらない。
否、見当たるはずがない。
何故ならば、両面が桜模様になっていたのだから。
「エラーコインってやつだよ。描いてあるのは、桜だろ?」
「偽物とかじゃないの?」
「触ってみろよ」
訝しがる彼女の手のひらに、咲工が百円玉を乗せる。理桜は両手を使い、まじまじと観察した。
「普通の百円みたい。持った感じも、桜の模様も変わらないわ」
「じじいは、偽物を嫌う。本物以外を用意するはずがねえ」
「嬉しそうだね、咲工」
「フン、まあな。とりあえず、これで俺たちの名前とじじいの贈り物には関係性があったってわけだ」
理桜からエラーコインを返却された咲工は、満足そうに隠し部屋に戻す。
「ということは、天神くんの言う『鍵』は、僕たちの名前かもしれないということかな?」
「分かんねえ。けど、じじいならやりそうだろ?」
「そうね。でも、桜と牡丹が暗号の鍵と言われても何も思い付かないわ」
「そこは、桜と楓かも知れねぇけどな」
「どちらにしても、文中に『さくら』も『ぼたん』も『かえで』もないのは事実よ」
「そうなんだよなぁ。被ってる文字だけ抜き出しても、『しじおのき のらみのもお じのにのきお』か。全然分かんねぇな。じゃあ、ローマ字にしてみるとかどうだ?」
「やってみよう」
楓貴がバッグからノートとペンケースを取り出して、文字を書く。
shirajiraonokiku noraminomoo jinoninokio
「ここから、どうするの?」
「……アナグラムを組む?」
「それじゃあ、鍵の意味がないじゃない」
理桜の期待を孕んだ眼差しは一瞬で落胆に変わる。
「『cherry blossom』、『peony』、『maple』を抜いてみる?」
「よくすぐに英語変換出来たな」
「あれ? 結構耳にしない?」
「しねえ」
「そっか。まあ、でも、被ってる文字が少なすぎることに変わりはないんだけどね」
「だなぁ」
彼らの思考が暗礁に乗り上げたのは一目瞭然だった。まさに暗中模索。海路であれば、灯台が欲しいところだろう。
そんなことを考えていると、スッと光が差すような声が振ってきた。
「貴殿方の誕生日を教えてくれるかな?」
一筋の光明に縋るように、三人が顔を上げる。
「私と咲工は四月九日で、」
「僕が、十月二十五日だよ」
「では、お祖父様のお名前とお誕生日は?」
「お祖父様の?」
少し躊躇った理桜の代わりに、咲工が答える。
「じじいの名前は花の菊に治ると書いて、菊治だ。誕生日は……」
「五月二十七日だね」
彼らの解答を聞いた天神が、瞼を閉じ、精悍な顎を手で包んだ。質問の意図が読めない俺たちは、黙って彼の口が開くのを待つ。
だがそれも、一分足らず。
口元を綻ばせた男は、ゆっくりと切れ長の目を開けた。
「お祖父様は、とても粋人のようだね」
「何か分かったのか?」
俺の質問に、天神は答えない。ただ、ウィンクだけを返される。「書く物をかしてくれないかな?」と楓貴からノートとペンを借りた天神は、紙に『いろは歌』を書き始めた。
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせすん
三ツ橋の祖父よりは劣るものの、俺よりも遥かに達筆な文字が踊る。
だが、何故だろう。
いろは歌は知っているし、見たこともあるのに、どこか違和感を覚える文字列。不思議に思っていると、「区切り方が違うわ」と理桜が違和感の正体を指摘した。
天神は柔らかく微笑むだけで、肯定も否定もしない。
「五月二十七日が何の日か、貴殿方は知っているかな?」
「百人一首の日だろ?」
天神の問いに平然と答えたのは咲工だった。
「素晴らしいね! では百人一首のなかで、桜と紅葉の言葉が出てくる歌は?」
「桜と紅葉を詠んだ歌?」
「なんだっけ、なんか鹿がいた気がするんだけど」
「私も思い出せないわ……」
頬に手を当てて考え込む理桜と楓貴に、「何のためのスマホだよ」と言いながら咲工が液晶の画面を読み上げる。
「桜にまつわる歌は、六首だな。そのなかでも、桜の単語が出てくるのは三首。全部詠むか?」
「いや、五・七・五・七・七で区切られた、七音のなかに桜が入っている歌だけ詠んでもらっても構わないかい?」
「七音? それなら、『高砂の尾上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ』しかないな。これの『尾上の桜』が七音だけど。こういうことで良いのか?」
「ありがとう、それで問題ない。紅葉はどうだろうか」
スマートフォンを片手にした楓貴が応える。
「紅葉は五首ありますね。その内、七音のなかに紅葉が入っているのは四首もあるけど、全部詠んだ方が良いですか?」
「ぜひに」
「じゃあ、一気に詠みますね。『奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき』。『このたびは、幣もとりあえず手向山 紅葉の錦神のまにまに』。『小倉山峰の紅葉の心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ』。『山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり』」
「多いな……」と呟いた咲工の声が、俺の心の声と重なる。
「おい、天神。まさか、ここから一首絞るのか?」
「さすがだね、早川!」
満面の笑み。頭が痛い。
うんざりする俺に、「なにも大変な事はないのだよ」と天神は言う。
「百人一首もいろは歌も、古くから暗号が隠されていると有名でね。その謎に満ちた二つをベースに、さらに暗号を作る方法があるのだよ。それが、字変四十八と言われる座標式暗号さ」
「座標式暗号?」
頭上にハテナを飛ばす俺たちに、天神が丁寧に説明をしてくれる。
「座標式換字暗号と正確に言った方が分かりやすいかな? 換字暗号とは、ある文字を別の文字に置き換えることさ。有名どころだと、シャーロック・ホームズの踊る人形がそれに当たるね」
「踊る人形なら読んだことがあるわ。でも、あれはアルファベットの出現頻度から解いていたような気がするのだけど」
「踊る人形は、単文字換字だからね。一対一対応なのだよ。一方で、字変四十八は多文字換字なのさ」
「座標ってことは、X軸Y軸みたいなことか?」
俺の質問に、天神はにっこりと微笑む。
「良い表現だね。二次関数におけるX軸Y軸が暗文、点の位置が平文。元の言葉と言うことになる。さて、お祖父様の暗号文を見てみようか」
天神に促されるままに、俺たちは暗号文を見た。
「どういうことなの?」
それは、百円玉であって百円玉ではなかった。日本国、百円と刻印されてはいるものの、算用数字は一切見当たらない。
否、見当たるはずがない。
何故ならば、両面が桜模様になっていたのだから。
「エラーコインってやつだよ。描いてあるのは、桜だろ?」
「偽物とかじゃないの?」
「触ってみろよ」
訝しがる彼女の手のひらに、咲工が百円玉を乗せる。理桜は両手を使い、まじまじと観察した。
「普通の百円みたい。持った感じも、桜の模様も変わらないわ」
「じじいは、偽物を嫌う。本物以外を用意するはずがねえ」
「嬉しそうだね、咲工」
「フン、まあな。とりあえず、これで俺たちの名前とじじいの贈り物には関係性があったってわけだ」
理桜からエラーコインを返却された咲工は、満足そうに隠し部屋に戻す。
「ということは、天神くんの言う『鍵』は、僕たちの名前かもしれないということかな?」
「分かんねえ。けど、じじいならやりそうだろ?」
「そうね。でも、桜と牡丹が暗号の鍵と言われても何も思い付かないわ」
「そこは、桜と楓かも知れねぇけどな」
「どちらにしても、文中に『さくら』も『ぼたん』も『かえで』もないのは事実よ」
「そうなんだよなぁ。被ってる文字だけ抜き出しても、『しじおのき のらみのもお じのにのきお』か。全然分かんねぇな。じゃあ、ローマ字にしてみるとかどうだ?」
「やってみよう」
楓貴がバッグからノートとペンケースを取り出して、文字を書く。
shirajiraonokiku noraminomoo jinoninokio
「ここから、どうするの?」
「……アナグラムを組む?」
「それじゃあ、鍵の意味がないじゃない」
理桜の期待を孕んだ眼差しは一瞬で落胆に変わる。
「『cherry blossom』、『peony』、『maple』を抜いてみる?」
「よくすぐに英語変換出来たな」
「あれ? 結構耳にしない?」
「しねえ」
「そっか。まあ、でも、被ってる文字が少なすぎることに変わりはないんだけどね」
「だなぁ」
彼らの思考が暗礁に乗り上げたのは一目瞭然だった。まさに暗中模索。海路であれば、灯台が欲しいところだろう。
そんなことを考えていると、スッと光が差すような声が振ってきた。
「貴殿方の誕生日を教えてくれるかな?」
一筋の光明に縋るように、三人が顔を上げる。
「私と咲工は四月九日で、」
「僕が、十月二十五日だよ」
「では、お祖父様のお名前とお誕生日は?」
「お祖父様の?」
少し躊躇った理桜の代わりに、咲工が答える。
「じじいの名前は花の菊に治ると書いて、菊治だ。誕生日は……」
「五月二十七日だね」
彼らの解答を聞いた天神が、瞼を閉じ、精悍な顎を手で包んだ。質問の意図が読めない俺たちは、黙って彼の口が開くのを待つ。
だがそれも、一分足らず。
口元を綻ばせた男は、ゆっくりと切れ長の目を開けた。
「お祖父様は、とても粋人のようだね」
「何か分かったのか?」
俺の質問に、天神は答えない。ただ、ウィンクだけを返される。「書く物をかしてくれないかな?」と楓貴からノートとペンを借りた天神は、紙に『いろは歌』を書き始めた。
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせすん
三ツ橋の祖父よりは劣るものの、俺よりも遥かに達筆な文字が踊る。
だが、何故だろう。
いろは歌は知っているし、見たこともあるのに、どこか違和感を覚える文字列。不思議に思っていると、「区切り方が違うわ」と理桜が違和感の正体を指摘した。
天神は柔らかく微笑むだけで、肯定も否定もしない。
「五月二十七日が何の日か、貴殿方は知っているかな?」
「百人一首の日だろ?」
天神の問いに平然と答えたのは咲工だった。
「素晴らしいね! では百人一首のなかで、桜と紅葉の言葉が出てくる歌は?」
「桜と紅葉を詠んだ歌?」
「なんだっけ、なんか鹿がいた気がするんだけど」
「私も思い出せないわ……」
頬に手を当てて考え込む理桜と楓貴に、「何のためのスマホだよ」と言いながら咲工が液晶の画面を読み上げる。
「桜にまつわる歌は、六首だな。そのなかでも、桜の単語が出てくるのは三首。全部詠むか?」
「いや、五・七・五・七・七で区切られた、七音のなかに桜が入っている歌だけ詠んでもらっても構わないかい?」
「七音? それなら、『高砂の尾上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ』しかないな。これの『尾上の桜』が七音だけど。こういうことで良いのか?」
「ありがとう、それで問題ない。紅葉はどうだろうか」
スマートフォンを片手にした楓貴が応える。
「紅葉は五首ありますね。その内、七音のなかに紅葉が入っているのは四首もあるけど、全部詠んだ方が良いですか?」
「ぜひに」
「じゃあ、一気に詠みますね。『奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき』。『このたびは、幣もとりあえず手向山 紅葉の錦神のまにまに』。『小倉山峰の紅葉の心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ』。『山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり』」
「多いな……」と呟いた咲工の声が、俺の心の声と重なる。
「おい、天神。まさか、ここから一首絞るのか?」
「さすがだね、早川!」
満面の笑み。頭が痛い。
うんざりする俺に、「なにも大変な事はないのだよ」と天神は言う。
「百人一首もいろは歌も、古くから暗号が隠されていると有名でね。その謎に満ちた二つをベースに、さらに暗号を作る方法があるのだよ。それが、字変四十八と言われる座標式暗号さ」
「座標式暗号?」
頭上にハテナを飛ばす俺たちに、天神が丁寧に説明をしてくれる。
「座標式換字暗号と正確に言った方が分かりやすいかな? 換字暗号とは、ある文字を別の文字に置き換えることさ。有名どころだと、シャーロック・ホームズの踊る人形がそれに当たるね」
「踊る人形なら読んだことがあるわ。でも、あれはアルファベットの出現頻度から解いていたような気がするのだけど」
「踊る人形は、単文字換字だからね。一対一対応なのだよ。一方で、字変四十八は多文字換字なのさ」
「座標ってことは、X軸Y軸みたいなことか?」
俺の質問に、天神はにっこりと微笑む。
「良い表現だね。二次関数におけるX軸Y軸が暗文、点の位置が平文。元の言葉と言うことになる。さて、お祖父様の暗号文を見てみようか」
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