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1章3節 欲まみれの浸食
1-9 (48話)
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2階に降りて奥にある金庫室についた。
頑丈な扉が迫ってくるような大きさでもある。
でも、この先にお金があったのだ。
それを誰にも気づかれずに盗むことができたのだから怪盗は入念に下調べをしていたのだろう。
けど、この扉はセキュリティがかなり厳しいと言われていた。
指紋認証、網膜認証が一致しなければ入れない仕組みになっている。
それをかいくぐることは果たしてできたのだろうか。
でも、この扉が開けば警報音とともに警察もくるはず。
どうやってこの扉の先に入ることができたのだろうか。
「この扉開いてるのか?」
「いつもならここは認証を持っている方しか入れないのですが、捜査のため特別に認証なしで開けてもらいましたので、大丈夫です」
重い扉を西崎と岩城で開ける。
開いた先には空っぽの空間が広がっていた。
本来ならここにはお金があるはずなのに、今はない。
荒らされた形跡も何も残っていない。
でも、ここに何かしらの証拠があると睨んでいる。
シンは周りを見渡して1つ1つ金庫の中にある引き出しを見てみる。
どれも住宅の担保や証明書ばかりが入っている。
こんなものを盗めば誰でも脅せられるし、お金にだってなるのに盗まなかった。
最初からこんなもののために盗みをしたとは思えない。
次々と引き出しを開けた時、チャリンと小銭を落としたような音がした。
「変な音しませんでした?」
下を見たが、何も落ちてなどいない。
気のせいではないかと思っていた。
でも、気のせいではないのだとしたらと思いシンは左目のコンタクトレンズを外して下を見た。
すると、小銭のようなものが本当に落ちていた。
拾い上げると金貨のような光ったものだった。
中が暗くてよくわからないが、金物というのは確かだ。
「西崎さん、これ戻って確認してもらえますか?」
「何か持っているのか?」
「金貨のようなものですけど、外に出てみないことにはわからないので持っていてほしいんです」
赤い目は魔道の残したものを映し出す目でもあった。
しかし、普通の人から見たら何を持っているのかわからない。
それを外にまで持っていくと、現物がはっきりと見えるという仕組みでもある。
シンは西崎に手渡すような演出をして金庫室を後にした。
重要な手がかりが見つからなかったが、気になるものが2つも見つかった。
これは刑事事件では解決できないような代物でもあるだろう。
一度外に出て現物を見てみようと思い、取引される場所まで戻った。
外に戻ってシンに渡された現物を確認してみた。
確かにそれは金貨だった。
袋のマークが記された金貨。
これが何の意味を示しているのだろうか。
謎が深まるばかりだった。
頑丈な扉が迫ってくるような大きさでもある。
でも、この先にお金があったのだ。
それを誰にも気づかれずに盗むことができたのだから怪盗は入念に下調べをしていたのだろう。
けど、この扉はセキュリティがかなり厳しいと言われていた。
指紋認証、網膜認証が一致しなければ入れない仕組みになっている。
それをかいくぐることは果たしてできたのだろうか。
でも、この扉が開けば警報音とともに警察もくるはず。
どうやってこの扉の先に入ることができたのだろうか。
「この扉開いてるのか?」
「いつもならここは認証を持っている方しか入れないのですが、捜査のため特別に認証なしで開けてもらいましたので、大丈夫です」
重い扉を西崎と岩城で開ける。
開いた先には空っぽの空間が広がっていた。
本来ならここにはお金があるはずなのに、今はない。
荒らされた形跡も何も残っていない。
でも、ここに何かしらの証拠があると睨んでいる。
シンは周りを見渡して1つ1つ金庫の中にある引き出しを見てみる。
どれも住宅の担保や証明書ばかりが入っている。
こんなものを盗めば誰でも脅せられるし、お金にだってなるのに盗まなかった。
最初からこんなもののために盗みをしたとは思えない。
次々と引き出しを開けた時、チャリンと小銭を落としたような音がした。
「変な音しませんでした?」
下を見たが、何も落ちてなどいない。
気のせいではないかと思っていた。
でも、気のせいではないのだとしたらと思いシンは左目のコンタクトレンズを外して下を見た。
すると、小銭のようなものが本当に落ちていた。
拾い上げると金貨のような光ったものだった。
中が暗くてよくわからないが、金物というのは確かだ。
「西崎さん、これ戻って確認してもらえますか?」
「何か持っているのか?」
「金貨のようなものですけど、外に出てみないことにはわからないので持っていてほしいんです」
赤い目は魔道の残したものを映し出す目でもあった。
しかし、普通の人から見たら何を持っているのかわからない。
それを外にまで持っていくと、現物がはっきりと見えるという仕組みでもある。
シンは西崎に手渡すような演出をして金庫室を後にした。
重要な手がかりが見つからなかったが、気になるものが2つも見つかった。
これは刑事事件では解決できないような代物でもあるだろう。
一度外に出て現物を見てみようと思い、取引される場所まで戻った。
外に戻ってシンに渡された現物を確認してみた。
確かにそれは金貨だった。
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これが何の意味を示しているのだろうか。
謎が深まるばかりだった。
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