43 / 101
1章3節 欲まみれの浸食
3-5 (64話)
しおりを挟む
事件現場に容疑者全員を呼び出し、事件の真相をすべて明かすときがくる。
みんなはアタフタな顔をしていたり、イラついたりしている。
娘を持つ容疑者は心配そうな顔をしていた。
西崎と岩城も捕まえる覚悟をしていた。
シンも一息ついて容疑者全員の顔を見る。
「遅くにすいません。犯人がわかりましたので報告をします」
「早くしてくれないか!こっちは忙しいんだよ!」
「こんな遅くになんですか・・・。娘の病院に行かなければいけないのですが」
「すんません。けど、時間はとらせません。これは全て皆さんには知っておかないといけないんで」
いらだちを見せる男、冷静な男、アタフタしていて状況がつかめていない男、そして娘の心配をする男。
4人の中に犯人がいることは間違いない。
冷静な様子でシンは容疑者を見て事件の全容を明らかにした。
「今回の事件、金庫から盗まれた数千万円ものの大金が盗まれました。金庫は認証の機械があるため、特定の人間にしか開けることはできません。もちろん、あなたたちは何があってもいいように認証登録をされています。僕らの場合はエラーが発生し、中に入ることは至って不可能ということが判明しました。ここまではあなたたちでも分かる範囲だと思います」
うなずく容疑者達。
しかし、ここからどのようにされていたのかが判明される。
誰にも気づかれずに大金を盗んだのかを。
「しかし、犯人は簡単に大金を手に入れ、誰にもバレずに持ち去ることができました。それをどうやってやったのか。まずはどうやってあの頑丈な扉をやぶることができたのかお教えします。その頑丈な扉まで行きましょうか」
容疑者全員を金庫室に向かわせ、頑丈な扉の前で立ち止まる。
至って何もない扉なのだが、そこに仕掛けがあった。
「何もねーじゃねぇか。これがやぶられたなんてあり得ないだろ」
「そう思うかもしれねぇけど、それが違うんだな」
西崎と岩城が用意したのは赤外線のライトだった。
懐中電灯ぐらいの大きさを1つずつ持っていた。
シンに目で合図をして説明をさせた。
「今、この頑丈な扉は何も仕掛けもありません。どんなことをしても開かないようになっております。唯一開けるのには隣にある認証されなければ開くことは不可能です。でも、あることをすれば簡単に開けられるんです。その前に1つだけ質問があります。あなたたちは悪魔というのを信用していますか?」
容疑者全員はいるという噂は知っている。
でも、直接悪魔にあったことはないと言っている。
それさえわかっていれば話が早い。
シンはそのことを参考に話を進めた。
「僕たちは悪魔のことを魔道というふうに言っています。その魔道を使ってこの扉を開けたんです。無理矢理なやり方で」
シンは扉に触れてコンコンと扉を叩いた。
何もないことを確かめさせたシンは西崎と岩城に赤外線のライトを扉にあてるように指示をした。
数秒もその扉に赤外線をあてた。
何もないだろうと思いきや、ゆっくりと頑丈な扉が開いていくように見えた。
真ん中に切り目が入っていくような形。
刀か何かで切られたような跡が。
容疑者全員息をのんだ。
こんなことがあるのかと想像もしていなかった。
認証の機械も反応していない。
これは一体どういうことなのだろうか。
みんなはアタフタな顔をしていたり、イラついたりしている。
娘を持つ容疑者は心配そうな顔をしていた。
西崎と岩城も捕まえる覚悟をしていた。
シンも一息ついて容疑者全員の顔を見る。
「遅くにすいません。犯人がわかりましたので報告をします」
「早くしてくれないか!こっちは忙しいんだよ!」
「こんな遅くになんですか・・・。娘の病院に行かなければいけないのですが」
「すんません。けど、時間はとらせません。これは全て皆さんには知っておかないといけないんで」
いらだちを見せる男、冷静な男、アタフタしていて状況がつかめていない男、そして娘の心配をする男。
4人の中に犯人がいることは間違いない。
冷静な様子でシンは容疑者を見て事件の全容を明らかにした。
「今回の事件、金庫から盗まれた数千万円ものの大金が盗まれました。金庫は認証の機械があるため、特定の人間にしか開けることはできません。もちろん、あなたたちは何があってもいいように認証登録をされています。僕らの場合はエラーが発生し、中に入ることは至って不可能ということが判明しました。ここまではあなたたちでも分かる範囲だと思います」
うなずく容疑者達。
しかし、ここからどのようにされていたのかが判明される。
誰にも気づかれずに大金を盗んだのかを。
「しかし、犯人は簡単に大金を手に入れ、誰にもバレずに持ち去ることができました。それをどうやってやったのか。まずはどうやってあの頑丈な扉をやぶることができたのかお教えします。その頑丈な扉まで行きましょうか」
容疑者全員を金庫室に向かわせ、頑丈な扉の前で立ち止まる。
至って何もない扉なのだが、そこに仕掛けがあった。
「何もねーじゃねぇか。これがやぶられたなんてあり得ないだろ」
「そう思うかもしれねぇけど、それが違うんだな」
西崎と岩城が用意したのは赤外線のライトだった。
懐中電灯ぐらいの大きさを1つずつ持っていた。
シンに目で合図をして説明をさせた。
「今、この頑丈な扉は何も仕掛けもありません。どんなことをしても開かないようになっております。唯一開けるのには隣にある認証されなければ開くことは不可能です。でも、あることをすれば簡単に開けられるんです。その前に1つだけ質問があります。あなたたちは悪魔というのを信用していますか?」
容疑者全員はいるという噂は知っている。
でも、直接悪魔にあったことはないと言っている。
それさえわかっていれば話が早い。
シンはそのことを参考に話を進めた。
「僕たちは悪魔のことを魔道というふうに言っています。その魔道を使ってこの扉を開けたんです。無理矢理なやり方で」
シンは扉に触れてコンコンと扉を叩いた。
何もないことを確かめさせたシンは西崎と岩城に赤外線のライトを扉にあてるように指示をした。
数秒もその扉に赤外線をあてた。
何もないだろうと思いきや、ゆっくりと頑丈な扉が開いていくように見えた。
真ん中に切り目が入っていくような形。
刀か何かで切られたような跡が。
容疑者全員息をのんだ。
こんなことがあるのかと想像もしていなかった。
認証の機械も反応していない。
これは一体どういうことなのだろうか。
0
あなたにおすすめの小説
【アラウコの叫び 】第4巻/16世紀の南米史
ヘロヘロデス
歴史・時代
【毎日19:20投稿】
4巻は、序盤は「推理もの」、中盤から後半は「ロマンスもの」が展開されます。
・サンティアゴで起こる「事件」と「裁き」
・「アンデスの悪魔」として悪名を轟かせた狂気の老人カルバハルの存在感
・ニドス家の兄妹の「行く末」
・イネスとバルディビアとの「出逢い」と「結末」
大きく分けてこの様な展開になってます。
-------------------
1500年以降から300年に渡り繰り広げられた「アラウコ戦争」を題材にした物語です。
マプチェ族とスペイン勢力との激突だけでなく、
スペイン勢力内部での覇権争い、
そしてインカ帝国と複雑に様々な勢力が絡み合っていきます。
※ 現地の友人からの情報や様々な文献を元に史実に基づいて描かれている部分もあれば、
フィクションも混在しています。
動画制作などを視野に入れてる為、脚本として使いやすい様に、基本は会話形式で書いています。
HPでは人物紹介や年表等、最新話を先行公開しています。
公式HP:アラウコの叫び
youtubeチャンネル名:ヘロヘロデス
insta:herohero_agency
tiktok:herohero_agency
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助
蔵屋
歴史・時代
わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。
何故、甲斐国なのか?
それは、日本を象徴する富士山があるからだ。
さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。
そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。
なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。
それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。
読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる