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キャバクラ初体験
しおりを挟む拓也の体になった沙織は、仕事帰りに同僚の**山本**と**田中**に声をかけられた。
「なあ拓也、たまには気晴らしに行かねぇ?」
「え? どこに?」
「決まってんだろ、**キャバクラ!**」
(キャ、キャバクラ!?)
沙織(拓也の体)は一瞬躊躇したが、男としての振る舞いを自然にこなすためにも**社会勉強**だと思い、ついて行くことにした。
💎✨🍸
キャバクラに入ると、煌びやかな照明と甘い香水の香りに包まれ、キラキラしたドレスを着た**キャバクラ嬢**たちが笑顔で迎えてくれる。
「いらっしゃいませ~💖」
(お、おお……テレビで見たことはあるけど、本物は**迫力がすごい!**)
沙織(拓也の体)が戸惑っていると、すぐに**二人の美女**が隣に座った。
「ねえ、初めて? すごく緊張してる?」
「え、えっと……まあ、そうかな?」
(普段なら「男の人をおもてなしする側」だから、こんな風にちやほやされるのは新鮮すぎる……!)
田中がニヤニヤしながら言う。
「おいおい、拓也、めっちゃモテてんじゃねぇか!」
「え、そう?」
「うん! だって**めっちゃイケメンだし!** それに、どこか**品があってミステリアスな感じ?**」
(あれ、これって……?)
沙織は思い出した。**自分がもともと持っていた「女性らしい仕草」**や**気配りの癖**が、今の体でも出てしまっているのかもしれない。
キャバ嬢たちはさらに興味津々の表情になり、ますます距離を詰めてくる。
「ねえ、彼女いるの?」
「結婚とか考えてる?」
「私、真面目な人って好きなんだよね~💖」
(やばい、**完全にモテてる……!**)
「拓也、**今日、お前が主役だな!**」
山本と田中が笑いながら酒を飲む中、沙織(拓也の体)は焦りながらも、初めての**モテる男の感覚**を味わっていた。
**——このままでは大変なことになるのでは!?**
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