性転のへきれき

廣瀬純七

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初体験の後で、

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セ○クスは初体験の裕人と美月だったがなぜか同時にオーガズムに達して気を失った。

数分後、美月が先に目を覚ました。
「あれっ、私。寝てたみたい、あっ胸がある!あっチ○コが無い!元の体に戻ってる!」
美月は自分の胸と股間を触って自身の体を確認した。
「どうしたんだ美月?」
横で寝ていた裕人も目を覚ました。
美月「私達、元の体に戻ってるよ!」
裕人「本当だ、元に戻ってる!」


美月「うん、やっと元に戻れたね。」


二人は美月がネットで見つけた不思議な音が流れるアンティークな魔法のオルゴールの音を聞いていた。そして周囲の静けさに包まれながら、それぞれの体を確認した。しかし、ふとした瞬間に、心の中に微妙な感情が芽生え始める。


裕人「でも、正直なところ…」


美月「どうしたの?」


裕人「あの…また入れ替わりたいと思ってしまう自分がいるんだ。」


 美月「私も、同じ気持ちよ。また男になってみたい!股間に何も付いていないと喪失感があって逆に変な感じだわ」


二人は驚いた表情で互いに見つめ合う。普段の生活に戻ったはずなのに、入れ替わっていた経験が、彼らに強い印象と衝撃を与えていた。

美月「入れ替わっていた時に、気づいたことがたくさんあったし、男性の視点で女性とは違う世界を見てみたい気持ちが消えないの。」


裕人「そうだね。お互いの世界を知ることで、自分では気づかなかったことがたくさんあったし…それがすごく貴重だったね。」


美月「もしまた入れ替わることができたら、もっと深くお互いのことを理解できるかもしれないわね!」


裕人「そうだね…でも、今のままでいいと思う自分もいるし…」


二人は静かに考え込みながら、互いにその感情を整理していく。実際には、元の体に戻ることができたことに感謝しながらも、再び入れ替わることで得られる新たな経験に対する興味があった。


美月「でも、もし再びその機会があったら…また挑戦してみてもいいかもね!」
裕人「そうだね。お互いにもっと深く知るために…それもありかもしれないね。」


二人は互いに微笑み、再び入れ替わりたいという気持ちを共有することで、さらに強い絆を感じた。その気持ちが彼らの関係をより深いものにするのだった。


裕人「どんな形であれ、今回の経験は忘れないよ。」


美月「私も。これからもお互いに助け合っていこうね。」


二人は、再び入れ替わりたいという気持ちを抱えながらも、これからの生活に前向きな気持ちで向き合うことを決意した。入れ替わりの経験が、二人の絆をさらに強くしてお互いがこれまで以上にとても大切な存在になっていた。

美月「ねえっ、私達の体はセ○クスすると入れ替わる体質なんじゃないの?」

裕人「セ○クスで入れ替わる体質?」

美月「そう、だって実際にセ○クスして元に戻ったと言う事はそう言う事でしょう?」

裕人「うん、多分そう言う事かもな?」

美月「ねえっ!もう一度セ○クスしてまた入れ替わるかどうか確かめて見ない?」

裕人と美月はお互いの顔を見てベッドの上でニッコリと笑った。
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