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第8章
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一方、ロイウェンは康泰が住む居館の主寝室に姿を現した。康泰をベッドに横たえた瞬間を待ち構えていたかのように、難しい顔をしたモニスがノックも無しに入室して来た。
「何とも不躾ではあるまいか?」
「言っている場合ですか」
失礼しますよとロイウェンの返事も聞かず、その艶やかな金糸の先を四本分、ぷつりと切る。
横たわる康泰の双眸は焦点が合わないながらも、懸命にモニスを捉えた。
「モニスさん…」
僅かに表情を歪めた康泰に対し、モニスは軽く眉を跳ね上げる。
「お叱りは後ほど。今は意識を失わない事に集中してください」
伴侶の髪を勝手に拝借した事への抗議を受け流し、モニスは金糸を一本ずつ康泰の両手首、両足首に結び付けた。
「応急処置になりますが、魔力の侵食を一時的に抑え込みます」
次は自身の髪を四本分切ると、ロイウェンの髪の外側に同じように結ぶ。その間、ロイウェンは康泰の体を支え、その背凭れに甘んじた。
「本当にあくまで、一時的なものです。恐らく五分と持ちません。『魔皇』であるロイウェン皇と『皇妃』であるあなたの魔力が交わり、馴染むのは必然。誰も止められない。ですが、説明をするだけの時間は作れます。少し痛みますがご容赦を」
冷静を心掛けながらもその口調は常よりも早口だ。それだけ時間が惜しいのだろうと分かる。
モニスの両手が康泰の両手を包み込む。恭しく持ち上げ、康泰の指先がモニスの額に触れた。
『種は蒔かれた。時は歩みを止められない。根差した種はやがて芽吹き、繁り、美しい命を輝かせ、次代へと生命を繋ぐだろう。汝は今、発芽の瞬き。重き衣を脱ぎ去り、広大なる蒼天へと羽ばたく瞬間。時は歩みを止められない。なれど、今しばらくは我と共に在りて、今しばらくは共に手を取り合い、今しばらくは共に歩む事を冀う』
優しく歌うようなまじないが紡がれれば、ジュッ、と微かな音を立てて康泰の手首と足首に結ばれた二種類の髪がその肌に焼き付いた。二本の焼き痕はよくよく見れば、小さく細かな文字で出来ているのだが、今の康泰にそれを確認する術も余裕も無い。
その痛みのお陰か、揺れていた視界がじわじわとクリアになってくる。ほぼ同時に、顔を上げたモニスと目が合い、その表情が安堵の色を浮かべたのが分かった。
「モニスさん、今のは…?」
「我々天使族の子どもが癇癪を起して力を暴走させた時に使用する術の応用です」
「子どもの癇癪…」
釈然としないながらも、それで意識が保てているので文句は言えない。
「さて、さっさと本題に入りますよ。今、あなたは自分の身に何が起きているか、理解できますか?」
康泰はゆっくりとまばたいて、肯定する。
「皇様の魔力を使い過ぎた。結果、『皇妃』と言う器に『皇』の魔力が馴染み始め、それが故に繋がろうとしている状態だろう?」
吐き出した息に氷の結晶は無く、大気に溶けた。
「そう。今この瞬間、『皇妃』が生れ落ちようとしています。あなたがあなたとして、それを受け入れれば世界は『皇妃』に気が付くでしょう」
『魔皇』のツガイは、その根幹を支える事が出来る唯一の柱である。それゆえ、『皇妃』の存在は時として『魔皇』よりも恐ろしい。そして、他者からはとても神々しく、輝かしく、同時に禍々しくも忌々しい存在である。
「…すでに色々と覚悟を決めていらっしゃるあなたに言うべき事では無いのでしょうが…優しくも恐ろしく、そして、愚かしいあなたが歩む道は、酷く険しいものとなるでしょう。時には血を吐き、己の魂を削る事だってあるはず。その時は―…」
「モニスさんが、助けてくれるか…?」
笑う康泰と視線が交錯して、まばたきひとつ。モニスはその顔に美しい笑みを湛える。
「あなたの望みなれば…―我が王よ…」
天使が堕ちる先があなたの心根なれば、それもまた詮無き事。諦めた方が、きっと楽しい。そんな感情を受け入れた瞬間、モニスの双眸、そして康泰の右目の奥に雪の結晶が刻み込まれた。
『結ばれた』感覚に康泰の広角がゆるりと吊り上がったとほぼ同時、意識を失った。
「…良いのか?」
「はは、今更でしょう」
ロイウェンの言葉にモニスは声を上げて笑う。
そう、今更なのだ。短いのか、長いのか。判断するには難しい期間ではあるものの、『家族ごっこ』は思いのほか心地好く、今しがた主と定めた男の魔力に馴染んでしまった。
「良いも悪いも無いのだと、あなたが一番ご存じなのでは?」
それがモニスの本音だった。
「それでは、我が主たる『皇妃』のツガイよ。あとは宜しく頼みます」
モニスはわざとらしくも美しい礼をとり、モニスは部屋を後にする。
訪れた静寂の中、ロイウェンは腕の中で意識を失っている康泰の体を優しく抱き締めた。
ひやりとした魔力を纏っているのに、その体はじわじわと強い熱を持つ。吐き出される呼気もゆっくりと冷気に侵食され始めた。
「…康泰」
右の指の背でそろりと頬を撫でる。温かいを通り越して、熱い。
「康泰」
優しく、それでも強く。名を呼んで、深く沈むツガイの意識を根底から揺さ振る。
「康泰」
三度呼べば、熱い肌にも関わらず、霜を付着させた睫毛が震えて瞼が押し上げられた。
「…なに、おうさま…」
吐息は白に濃く濁る。それが引き金かのように、康泰の左手首のまじないが音を立てて弾け飛び、数度撫でた肌は急激にその体温を下降させ始めた。
「私は、お前を縛り付けるぞ」
氷のように冷える額に唇を寄せ、ロイウェンは囁く。それは己自身への戒めのような響きを秘めていたが、ゆるく口角を歪めた康泰は「それはちがう…」と返した。
「あんたを、おれに、しばりつけるんだよ…」
柔らかな悪辣さに笑う康泰の左目が、その色を滲ませて水晶の色を湛え始めた。指先から肘に掛けてはすでに水晶と化し、綺羅綺羅と氷の結晶を零す。ロイウェンが触れる頬もじわりと透過する。
「おれは、あのとき、あんたをみつけた。ああ、こいつだ。おれのはんぶんって。だから、ここまできた。…ここまでこられた」
目の前の美しい男を見つめながら、康泰の脳裏に過ぎるのはかつて生きた世界で見た、男の夢。吹雪く雪原の中、伸ばされた手。
己は確かに、その手を掴んだ。触れれば戻らぬと、胸のどこかで分かっていて、確かに触れた。
「これは、俺自身が選んだ事。あんたが背負うもんじゃない」
はっきりと告げる。その目の奥には、僅かな怒りを湛えて。
己の選択を、勝手に重罪のように他人が背負うな、と。
「だから、あんたは大人しく、俺に縛り付けられとけばいいんだよ」
そう言って、軋む体を無理に動かし、ロイウェンの唇に食らい付いた。
その瞬間、残り三つのまじないも弾け飛び、抑え込まれていた魔力の循環が再開する。
途端、かふりと咳き込んだ康泰の口の端に血が流れた。
器を器として整える前の『目醒め』は康泰自身を蝕む。
『―…』
しかし、ロイウェンは慌てる素振りも無く康泰の額に口付けた。囁くような声音で紡がれたのは、秘めたる言ノ葉。
器を『皇妃』として『皇』と繋ぐための儀式を謡う真言。
ロイウェンは自身の魔力で、手のひらを裂く。鮮血が飛び散るが、康泰から溢れ出す魔力に触れてすぐさま凍りついた。
『――…―、――…』
二重にも三重にも聞こえる言葉を紡ぎながら、人差し指を伝う血で康泰の額に模様を描く。自身の目に宿る『魔皇の刻印』と対になる『皇の瑞』を、康泰の魂に刻んだ。
最後の一篇のあと、描き終えた瑞にふっと息を吹き込めば、キンッと甲高い音を立てて室内に充満していた魔力が凝縮し、星と氷の煌めきを収めた小さな真珠が康泰の胸の上に現れた。
ロイウェンが手を差し出せば、その上にぽとりと落ちる。
「これは、『器』の種だ。通常はこの種を『皇妃』の『核』に埋め込み、発芽の時を待つ。時間を掛けて芽吹かせ、花開いた時に皇妃は『器』として完成する」
「通常は、な」と改めて告げる。
「お前が種に触れた瞬間、すぐに花開くだろう。そして、世界は『皇妃』を識る」
「…うん」
少しだけ惑いを含ませるロイウェンの言葉に、康泰は薄く笑みを湛えて幼い子供のように頷いた。
しばし、沈黙の中で視線がぶつかり合う。
僅かな時間ではあったものの、何かを悟ったロイウェンは深いため息ののち、手にした真珠を自身の口内に放り込む。
『…―皇より捧げる無二の魂…皇より捧げる、唯一つのしるし』
最後の言葉は康泰の唇に落とされた。
「何とも不躾ではあるまいか?」
「言っている場合ですか」
失礼しますよとロイウェンの返事も聞かず、その艶やかな金糸の先を四本分、ぷつりと切る。
横たわる康泰の双眸は焦点が合わないながらも、懸命にモニスを捉えた。
「モニスさん…」
僅かに表情を歪めた康泰に対し、モニスは軽く眉を跳ね上げる。
「お叱りは後ほど。今は意識を失わない事に集中してください」
伴侶の髪を勝手に拝借した事への抗議を受け流し、モニスは金糸を一本ずつ康泰の両手首、両足首に結び付けた。
「応急処置になりますが、魔力の侵食を一時的に抑え込みます」
次は自身の髪を四本分切ると、ロイウェンの髪の外側に同じように結ぶ。その間、ロイウェンは康泰の体を支え、その背凭れに甘んじた。
「本当にあくまで、一時的なものです。恐らく五分と持ちません。『魔皇』であるロイウェン皇と『皇妃』であるあなたの魔力が交わり、馴染むのは必然。誰も止められない。ですが、説明をするだけの時間は作れます。少し痛みますがご容赦を」
冷静を心掛けながらもその口調は常よりも早口だ。それだけ時間が惜しいのだろうと分かる。
モニスの両手が康泰の両手を包み込む。恭しく持ち上げ、康泰の指先がモニスの額に触れた。
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その痛みのお陰か、揺れていた視界がじわじわとクリアになってくる。ほぼ同時に、顔を上げたモニスと目が合い、その表情が安堵の色を浮かべたのが分かった。
「モニスさん、今のは…?」
「我々天使族の子どもが癇癪を起して力を暴走させた時に使用する術の応用です」
「子どもの癇癪…」
釈然としないながらも、それで意識が保てているので文句は言えない。
「さて、さっさと本題に入りますよ。今、あなたは自分の身に何が起きているか、理解できますか?」
康泰はゆっくりとまばたいて、肯定する。
「皇様の魔力を使い過ぎた。結果、『皇妃』と言う器に『皇』の魔力が馴染み始め、それが故に繋がろうとしている状態だろう?」
吐き出した息に氷の結晶は無く、大気に溶けた。
「そう。今この瞬間、『皇妃』が生れ落ちようとしています。あなたがあなたとして、それを受け入れれば世界は『皇妃』に気が付くでしょう」
『魔皇』のツガイは、その根幹を支える事が出来る唯一の柱である。それゆえ、『皇妃』の存在は時として『魔皇』よりも恐ろしい。そして、他者からはとても神々しく、輝かしく、同時に禍々しくも忌々しい存在である。
「…すでに色々と覚悟を決めていらっしゃるあなたに言うべき事では無いのでしょうが…優しくも恐ろしく、そして、愚かしいあなたが歩む道は、酷く険しいものとなるでしょう。時には血を吐き、己の魂を削る事だってあるはず。その時は―…」
「モニスさんが、助けてくれるか…?」
笑う康泰と視線が交錯して、まばたきひとつ。モニスはその顔に美しい笑みを湛える。
「あなたの望みなれば…―我が王よ…」
天使が堕ちる先があなたの心根なれば、それもまた詮無き事。諦めた方が、きっと楽しい。そんな感情を受け入れた瞬間、モニスの双眸、そして康泰の右目の奥に雪の結晶が刻み込まれた。
『結ばれた』感覚に康泰の広角がゆるりと吊り上がったとほぼ同時、意識を失った。
「…良いのか?」
「はは、今更でしょう」
ロイウェンの言葉にモニスは声を上げて笑う。
そう、今更なのだ。短いのか、長いのか。判断するには難しい期間ではあるものの、『家族ごっこ』は思いのほか心地好く、今しがた主と定めた男の魔力に馴染んでしまった。
「良いも悪いも無いのだと、あなたが一番ご存じなのでは?」
それがモニスの本音だった。
「それでは、我が主たる『皇妃』のツガイよ。あとは宜しく頼みます」
モニスはわざとらしくも美しい礼をとり、モニスは部屋を後にする。
訪れた静寂の中、ロイウェンは腕の中で意識を失っている康泰の体を優しく抱き締めた。
ひやりとした魔力を纏っているのに、その体はじわじわと強い熱を持つ。吐き出される呼気もゆっくりと冷気に侵食され始めた。
「…康泰」
右の指の背でそろりと頬を撫でる。温かいを通り越して、熱い。
「康泰」
優しく、それでも強く。名を呼んで、深く沈むツガイの意識を根底から揺さ振る。
「康泰」
三度呼べば、熱い肌にも関わらず、霜を付着させた睫毛が震えて瞼が押し上げられた。
「…なに、おうさま…」
吐息は白に濃く濁る。それが引き金かのように、康泰の左手首のまじないが音を立てて弾け飛び、数度撫でた肌は急激にその体温を下降させ始めた。
「私は、お前を縛り付けるぞ」
氷のように冷える額に唇を寄せ、ロイウェンは囁く。それは己自身への戒めのような響きを秘めていたが、ゆるく口角を歪めた康泰は「それはちがう…」と返した。
「あんたを、おれに、しばりつけるんだよ…」
柔らかな悪辣さに笑う康泰の左目が、その色を滲ませて水晶の色を湛え始めた。指先から肘に掛けてはすでに水晶と化し、綺羅綺羅と氷の結晶を零す。ロイウェンが触れる頬もじわりと透過する。
「おれは、あのとき、あんたをみつけた。ああ、こいつだ。おれのはんぶんって。だから、ここまできた。…ここまでこられた」
目の前の美しい男を見つめながら、康泰の脳裏に過ぎるのはかつて生きた世界で見た、男の夢。吹雪く雪原の中、伸ばされた手。
己は確かに、その手を掴んだ。触れれば戻らぬと、胸のどこかで分かっていて、確かに触れた。
「これは、俺自身が選んだ事。あんたが背負うもんじゃない」
はっきりと告げる。その目の奥には、僅かな怒りを湛えて。
己の選択を、勝手に重罪のように他人が背負うな、と。
「だから、あんたは大人しく、俺に縛り付けられとけばいいんだよ」
そう言って、軋む体を無理に動かし、ロイウェンの唇に食らい付いた。
その瞬間、残り三つのまじないも弾け飛び、抑え込まれていた魔力の循環が再開する。
途端、かふりと咳き込んだ康泰の口の端に血が流れた。
器を器として整える前の『目醒め』は康泰自身を蝕む。
『―…』
しかし、ロイウェンは慌てる素振りも無く康泰の額に口付けた。囁くような声音で紡がれたのは、秘めたる言ノ葉。
器を『皇妃』として『皇』と繋ぐための儀式を謡う真言。
ロイウェンは自身の魔力で、手のひらを裂く。鮮血が飛び散るが、康泰から溢れ出す魔力に触れてすぐさま凍りついた。
『――…―、――…』
二重にも三重にも聞こえる言葉を紡ぎながら、人差し指を伝う血で康泰の額に模様を描く。自身の目に宿る『魔皇の刻印』と対になる『皇の瑞』を、康泰の魂に刻んだ。
最後の一篇のあと、描き終えた瑞にふっと息を吹き込めば、キンッと甲高い音を立てて室内に充満していた魔力が凝縮し、星と氷の煌めきを収めた小さな真珠が康泰の胸の上に現れた。
ロイウェンが手を差し出せば、その上にぽとりと落ちる。
「これは、『器』の種だ。通常はこの種を『皇妃』の『核』に埋め込み、発芽の時を待つ。時間を掛けて芽吹かせ、花開いた時に皇妃は『器』として完成する」
「通常は、な」と改めて告げる。
「お前が種に触れた瞬間、すぐに花開くだろう。そして、世界は『皇妃』を識る」
「…うん」
少しだけ惑いを含ませるロイウェンの言葉に、康泰は薄く笑みを湛えて幼い子供のように頷いた。
しばし、沈黙の中で視線がぶつかり合う。
僅かな時間ではあったものの、何かを悟ったロイウェンは深いため息ののち、手にした真珠を自身の口内に放り込む。
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