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濫觴の四月[April of Beginning]
Mission37 憩い
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元紙越商店街に隠された神機タケミカヅチの破壊任務から数日後──
俺たちはミッションの打ち上げということでカフェに集まっていた。
──打ち上げや集まりといったものがあまり好きではない人間(俺含む)が大半を占める俺の部隊だが「親睦を深めよう」とレイによって無理やり集められ、直巳の母親の店である“カフェ・サンクトゥス”へと集まった……というのが打ち上げを行うことになった経緯だ。
「それにしても……リラックスできるっていいね」
「ええそうね。中々あのミッションはきつかったものね」
渚はそう言って透き通った青い茶が注がれたティーカップを口へと運んだ。
あのミッションは部隊を編成して初となるミッションだった。
「確かにな。サイン貰う前に逃げられたのは千載一遇のチャンスを逃したみたいできついぜ……」
「サイン、ね。あんなものただの紙にインクで書いただけのものの気がするが……落書きとは違うのか?」
神崎さんがそう言って皿に上品に積まれた市松模様のクッキーを齧る。
バニラエッセンスとココアパウダーの練り込まれた生地の焼けた味と匂いが舌と鼻腔に広がる。
「なんだって?サインってのはな──」
「それにしてもまさかヤマトの脇差にチップがつけられてたなんて思わなかったよ」
直巳が俺たちにサインについて語ろうとし始めたがそれをレイが話題を変えて遮る。
長くなりそうだったのでありがたい。
「ええ。まさかワタシが襲撃した人間が後にチップを持つことになるなんて思わなかったわ」
そう言って再びカップの紅茶を口に含む渚。
すっかり忘れていたが彼女は最初“チップ”とやらを狙って俺や他の生徒を襲撃していた。
けれど俺たちに捕らえられると大人しくなり、今では部隊の一員だ。
「そうそう。それなんだけど……チップって一体なんなの?」
「説明しよう」
神崎さんが紅茶を一口飲むとカップを卓上に置いた。
「チップ……正式名称は“エクセリクシチップ”という」
「エクセリクシ?」
「ああ。ギリシャ語で“進化”を意味する。アームズメイカーの前研究開発部部長が開発した24個のチップだ」
俺は腰に帯びている脇差へと無意識に手を伸ばし、指で触れる。
こんな武器にチップが搭載されているだなんて思わなかった。
恐らく搭載したのは姉さんだろう。脇差を自分に預けてくれ、と言って見えぬ改造をしたのだから。
「これは武器に搭載するとその武器の使用者の行動原理に応じて武器に力を与える……行動原理の強さが武器を強くするということだな」
「行動原理に応じて武器が強く……?そんなことが……」
「ああ。一体どの様にしてそれを作り上げたか、どの様にして行動原理を力に変えているのか……それは誰1人として判っていない」
誰1人として解明できないものを作るAM社前研究開発部部長は一体どれだけの俊豪なのだろう。
行動原理が力に……そんなことを容易くできるはずがないとチップなどに関する知識はほぼ皆無と言ってもいい俺でも判る。
「これ……そんなに凄いものが搭載されてたの?」
俺は腰に帯びていた脇差を取るとテーブルの上に置いた。
本来ならば公共の場で武器を持ち歩いていたら通報されそうなものだが対テロ戦闘員という肩書きがそれを許している。
置いた脇差を鞘から抜いて皆に見せる。
「あれ、黒い……?」
レイが脇差の刀身を見て、そんな声をあげた。
「前は銀色……だったよね?」
「うん。数日前に倒したタケミカヅチ……その装甲の一部で作った刀身に変えたみたい」
──あの後、イージスはタケミカヅチの機体を回収した。
機体を包む装甲……姉さんはそれを溶かし、俺の脇差の一部にしたのだ。
「へぇ、少しずつヤマトの武器になってきたね」
レイはそう言った。
確かに元々は彼女たちを助けるために振るった刃で、レイのものだったがチップが搭載され、刀身も変わり、俺自身の武器になりつつある。
「その武器に名前はないの?」
「え、名前?」
「そ。せっかくの専用武器なんだから」
前の持ち主であるレイがそう言う。
元々はイージス内で一般的に支給されている武器の様がチップを搭載されたことで専用武器と化したらしい。
「専用武器か……名前……うーん……」
「そういえば雷かプラズマみたいなものが出てたからそれらにちなんだ名前は?」
「雷かプラズマ、ね……そうだな……」
森さんのアドバイスを貰い、俺の中ではいくつか候補ができた。
そしてその候補の中からよさそうなものを選び、脇差の名が決定した。
「──“迅雷”」
「迅雷?激しく鳴る雷のことだな」
「そう。言葉の響き的によさそうだからね」
俺は卓上の脇差を取ると鞘に収め、腰に帯び直す。
新たに名付けられた脇差──迅雷は町を奪還するための刃になるだろう。
「そういや話を変えるけど……もうすぐゴールデンウィークになるね」
「GW?ああそう言えばそうだったわね」
そう言ってティーカップの端を口へと運ぶ渚。
彼女はGWをどうでもいいものだと感じているらしい。
「……せっかくの休みなのに感動が薄くねえか?」
「GWなんて殺し屋時代なかったからね。休みがあったとしても月に1、2日程度で、その間は次の休みに備えて準備をする期間だったから。休めるのは食事と睡眠の間だけだったわ」
「過密過ぎない?そのスケジュール」
……ブラック企業よりもブラックだ。
殺し屋というのはそんなに休みのない職業なのだろうか。
「ええ。つい最近よ、休みのよさを知ったのは。けれどどうやって過ごすか、まだ決まってないのよね」
「どこかに行く予定は?」
「ないわね。行きたいところもないし」
そう興味なさそうに言う。
「うーん……あたしもどこかに行くなんて予定ないしなぁ……せっかくだからみんなでどこか行こうと思ってたんだけど……」
「みんな?」
「うん。ヴァイオレント・ノクターンのみんなで」
そんなことを思っていたのか。
特に予定もないので俺は構わないが他の皆はどうだろう。
そんな時、突然カフェの扉が開く。
「いらっしゃいませー」
ちりんちりんと扉に取り付けられたドアベルが快い音を立てる。
カフェに入ってきたのは2人の女子だ。
2人は俺たちの姿を確認すると軽く手を振ってきた。
「やっほー、東条くんたち」
「ああ藍川先輩と湖城先輩」
2人の女子の1人……藍川先輩は俺たちのいるテーブルへと歩いてくる。
その後ろに若干隠れる様にして湖城先輩もついてくる。
「君たちGWは空いてる?」
「え、まぁ、はい」
空いてるよね?と俺は確認するために皆に聞いた。
皆頷く。
「……それならよかった。もしよかったらウチに来てくれると助かる」
俺たちはミッションの打ち上げということでカフェに集まっていた。
──打ち上げや集まりといったものがあまり好きではない人間(俺含む)が大半を占める俺の部隊だが「親睦を深めよう」とレイによって無理やり集められ、直巳の母親の店である“カフェ・サンクトゥス”へと集まった……というのが打ち上げを行うことになった経緯だ。
「それにしても……リラックスできるっていいね」
「ええそうね。中々あのミッションはきつかったものね」
渚はそう言って透き通った青い茶が注がれたティーカップを口へと運んだ。
あのミッションは部隊を編成して初となるミッションだった。
「確かにな。サイン貰う前に逃げられたのは千載一遇のチャンスを逃したみたいできついぜ……」
「サイン、ね。あんなものただの紙にインクで書いただけのものの気がするが……落書きとは違うのか?」
神崎さんがそう言って皿に上品に積まれた市松模様のクッキーを齧る。
バニラエッセンスとココアパウダーの練り込まれた生地の焼けた味と匂いが舌と鼻腔に広がる。
「なんだって?サインってのはな──」
「それにしてもまさかヤマトの脇差にチップがつけられてたなんて思わなかったよ」
直巳が俺たちにサインについて語ろうとし始めたがそれをレイが話題を変えて遮る。
長くなりそうだったのでありがたい。
「ええ。まさかワタシが襲撃した人間が後にチップを持つことになるなんて思わなかったわ」
そう言って再びカップの紅茶を口に含む渚。
すっかり忘れていたが彼女は最初“チップ”とやらを狙って俺や他の生徒を襲撃していた。
けれど俺たちに捕らえられると大人しくなり、今では部隊の一員だ。
「そうそう。それなんだけど……チップって一体なんなの?」
「説明しよう」
神崎さんが紅茶を一口飲むとカップを卓上に置いた。
「チップ……正式名称は“エクセリクシチップ”という」
「エクセリクシ?」
「ああ。ギリシャ語で“進化”を意味する。アームズメイカーの前研究開発部部長が開発した24個のチップだ」
俺は腰に帯びている脇差へと無意識に手を伸ばし、指で触れる。
こんな武器にチップが搭載されているだなんて思わなかった。
恐らく搭載したのは姉さんだろう。脇差を自分に預けてくれ、と言って見えぬ改造をしたのだから。
「これは武器に搭載するとその武器の使用者の行動原理に応じて武器に力を与える……行動原理の強さが武器を強くするということだな」
「行動原理に応じて武器が強く……?そんなことが……」
「ああ。一体どの様にしてそれを作り上げたか、どの様にして行動原理を力に変えているのか……それは誰1人として判っていない」
誰1人として解明できないものを作るAM社前研究開発部部長は一体どれだけの俊豪なのだろう。
行動原理が力に……そんなことを容易くできるはずがないとチップなどに関する知識はほぼ皆無と言ってもいい俺でも判る。
「これ……そんなに凄いものが搭載されてたの?」
俺は腰に帯びていた脇差を取るとテーブルの上に置いた。
本来ならば公共の場で武器を持ち歩いていたら通報されそうなものだが対テロ戦闘員という肩書きがそれを許している。
置いた脇差を鞘から抜いて皆に見せる。
「あれ、黒い……?」
レイが脇差の刀身を見て、そんな声をあげた。
「前は銀色……だったよね?」
「うん。数日前に倒したタケミカヅチ……その装甲の一部で作った刀身に変えたみたい」
──あの後、イージスはタケミカヅチの機体を回収した。
機体を包む装甲……姉さんはそれを溶かし、俺の脇差の一部にしたのだ。
「へぇ、少しずつヤマトの武器になってきたね」
レイはそう言った。
確かに元々は彼女たちを助けるために振るった刃で、レイのものだったがチップが搭載され、刀身も変わり、俺自身の武器になりつつある。
「その武器に名前はないの?」
「え、名前?」
「そ。せっかくの専用武器なんだから」
前の持ち主であるレイがそう言う。
元々はイージス内で一般的に支給されている武器の様がチップを搭載されたことで専用武器と化したらしい。
「専用武器か……名前……うーん……」
「そういえば雷かプラズマみたいなものが出てたからそれらにちなんだ名前は?」
「雷かプラズマ、ね……そうだな……」
森さんのアドバイスを貰い、俺の中ではいくつか候補ができた。
そしてその候補の中からよさそうなものを選び、脇差の名が決定した。
「──“迅雷”」
「迅雷?激しく鳴る雷のことだな」
「そう。言葉の響き的によさそうだからね」
俺は卓上の脇差を取ると鞘に収め、腰に帯び直す。
新たに名付けられた脇差──迅雷は町を奪還するための刃になるだろう。
「そういや話を変えるけど……もうすぐゴールデンウィークになるね」
「GW?ああそう言えばそうだったわね」
そう言ってティーカップの端を口へと運ぶ渚。
彼女はGWをどうでもいいものだと感じているらしい。
「……せっかくの休みなのに感動が薄くねえか?」
「GWなんて殺し屋時代なかったからね。休みがあったとしても月に1、2日程度で、その間は次の休みに備えて準備をする期間だったから。休めるのは食事と睡眠の間だけだったわ」
「過密過ぎない?そのスケジュール」
……ブラック企業よりもブラックだ。
殺し屋というのはそんなに休みのない職業なのだろうか。
「ええ。つい最近よ、休みのよさを知ったのは。けれどどうやって過ごすか、まだ決まってないのよね」
「どこかに行く予定は?」
「ないわね。行きたいところもないし」
そう興味なさそうに言う。
「うーん……あたしもどこかに行くなんて予定ないしなぁ……せっかくだからみんなでどこか行こうと思ってたんだけど……」
「みんな?」
「うん。ヴァイオレント・ノクターンのみんなで」
そんなことを思っていたのか。
特に予定もないので俺は構わないが他の皆はどうだろう。
そんな時、突然カフェの扉が開く。
「いらっしゃいませー」
ちりんちりんと扉に取り付けられたドアベルが快い音を立てる。
カフェに入ってきたのは2人の女子だ。
2人は俺たちの姿を確認すると軽く手を振ってきた。
「やっほー、東条くんたち」
「ああ藍川先輩と湖城先輩」
2人の女子の1人……藍川先輩は俺たちのいるテーブルへと歩いてくる。
その後ろに若干隠れる様にして湖城先輩もついてくる。
「君たちGWは空いてる?」
「え、まぁ、はい」
空いてるよね?と俺は確認するために皆に聞いた。
皆頷く。
「……それならよかった。もしよかったらウチに来てくれると助かる」
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