131 / 198
幕間(2)
第123話 強さの証明(中編)
しおりを挟む
洞窟潜入から5分後。
暗い洞窟内に一つの怒声が響いた。
「なぜタローが後ろにいないんだ!」
叫んでいるのは【トップオブ・ザ・ワールド】のリーダーであるワンだ。
自分大好きな彼はひょんなことからタローを仲間に加えたのだが、そのタローが5分で仲間からはぐれたのである。
「せっかく我が活躍を見せつける計画が無駄になってしまうじゃないか!」
自身の計画が台無しになってしまったことに頭を抱える。
そんなリーダーにメンバーのツウとスリイは真逆の態度であった。
「いいじゃないですかワンさん」
「そうですよ。アイツは見るからに三流の冒険者。構うことありません」
自身らが敬っているワンに対しタローは少々失礼な態度をとったためか、二人からの印象は最悪であった。
そのため、勝手にはぐれたタローがどうなろうと彼らにとっては「いいざまだ!」としかならないのだ。
このまま三人での探索を続けようとするメンバーに対しワンはため息をつきながらも二人の意見を却下した。
「ダメだ。彼は一日だけとはいえ、この【トップオブ・ザ・ワールド】の一員なのだ。仲間を見捨てるわけにはいかない。
たとえ、君たちが嫌っていてもね」
「ワンさん……」
「わ、わかりました」
渋々だが二人は了承した。
3人は探索をしつつタローの行方を捜すことにしたのだった。
***
洞窟潜入から10分。タローがはぐれて5分。
一向にタローは見つからないまま3人は進み続けていた。
道を引き返してタローを探したものの見つからず、入れ違いになったかもしれないと進むことにしたのだ。
が、依然としてタローは見つからないままである。
「もしかして作業員が聞いたっていう声の主に殺られたんじゃ……」
「はははッ! いいざまだ!」
「こらスリイ! 喜ぶんじゃない。ツウも不吉なことを言うな」
「「す、すみません!」」
やる気もあって素直ないい子たちなのだが、いかんせんワンのことになると少しばかり悪くなる。
ワンは叱るのが苦手なため強く言えないのだが、今回ばかりはきちんと説教をしなければならないと心に決めた。
その直後だった。
突然、三人の耳を奇妙な音が貫いた。
「この音は!」
「どうやらいるっぽいですね」
作業員が聞いたという場所よりも発生源に近かったのか、その音は大きく聞こえた。
だがこれは好機だ。今の音を頼りにすれば音の主に辿り着けるかもしれない。
「悪いがタローは後回しだ! 警戒を怠らず前へ進むぞ!」
ワンの判断にツウとスリイは大きく頷くと、音の鳴る方へと足を進めたのであった。
・・・・・・・
・・・・・
・・・
暗い洞窟の奥へと足を進めていく三人。
松明の明かりを頼りに急ぎつつも慎重に進む。
そして洞窟に入ってから15分後、洞窟内の開けた場所に辿り着いた。
そこで、ようやく音の主と出会ったのだ。
「こ、コイツは!?」
ワンはその怪物に驚愕の表情を浮かべた。
その容姿を見るに、おそらくコイツはダークバットというCランク相当のモンスターだろう。
暗い洞窟の中を好み、集団で生活する体長30センチほどのモンスターであり、ワンたちにとっては造作もない相手だ。
しかし、目の前のダークバットは違う。
「ギュルルルル……」
三人を見るなり威嚇するように喉を鳴らした。
その声にツウとスリイも思わず唾を飲み込んだ。
「おいおいあり得ないだろ!」
「なんだこのデカさは!?」
ツウとスリイが言うように、彼らが驚いたのはその大きさであった。
体長30センチほどのはずのダークバット。だがコイツはどう見ても全長2メートルを超える怪物だった。
(マズイ……コイツは嫌な予感がする!)
ワンのAランクとしての実力は本物であった。その実力者の勘が、このモンスターの危険を察知していたのである。
撤退を指示するか否かという場面だったが、その前にツウが動いた。
「このッ!」
ツウの武器は大型の斧。
BランクだがパワーだけならAランクにも届きうる力を持ったツウの攻撃。
鋭い一撃は見事ダークバットの翼に命中した。
ただ大きいだけのダークバットなら、これで終わっていただろう。
しかし、このダークバットは少々特殊だった。
「なっ!?」
刃がぶつかった瞬間に響いたのは金属同士の衝突音。
翼から激しい火花を一瞬散らすと、ダークバットは何事も無かったかのように無傷のままだった。
逆にツウの斧は激しく刃こぼれしていた。その結果に目を見開く三人。
だがダークバットはその隙を逃さない。
ツウの体勢が崩れた一瞬を狙い、勢い良く噛みつこうとしたのだ。
「ツウ!」
ワンは持っていた剣を投げつけると、それはダークバットの頭部に直撃した。
それによりダークバットに一瞬だけ隙が生まれ、ツウはその隙に離脱したのだった。
「ありがとうございますワンさん!」
「礼なら後だ。どうやら今のも効いていないみたいだぞ」
ワンの言葉通りダークバットはまだピンピンしている。
喉を鳴らしながらジッとこちらを見つめ続けるが、動こうとはしない。
こちらを警戒しているのか? と思わなくもない。
しかしそれは違う。
ダークバットは、すでにこの三人が自分より弱いことを理解していたのだ。
後から判明することだが、このダークバットは固い鉱物を食べたことで進化した亜種で、ダークメタルバットという新種だったのだ。
鉱物を取り込んだことで防御力が飛躍的にアップ。体重が重くなったことで飛べないという欠点はあるものの、防御力1800という驚異的な数値を手に入れていた。
そしてワンの攻撃力は1200と数値が届いていなかった。
だが、それは後から判明することであり、この三人が知る由もない。
だからこそ、彼は無謀に走ってしまった。
(ヤバい気はする……だが、コイツを倒せば僕の名声は更に広がる!)
ワンは冒険者としての勘よりも、自分の欲望を優先させてしまった。
「ツウ、スリイ……いくぞ!」
「はい!」
「了解です!」
彼らの、最悪の5分間が始まってしまった瞬間であった。
暗い洞窟内に一つの怒声が響いた。
「なぜタローが後ろにいないんだ!」
叫んでいるのは【トップオブ・ザ・ワールド】のリーダーであるワンだ。
自分大好きな彼はひょんなことからタローを仲間に加えたのだが、そのタローが5分で仲間からはぐれたのである。
「せっかく我が活躍を見せつける計画が無駄になってしまうじゃないか!」
自身の計画が台無しになってしまったことに頭を抱える。
そんなリーダーにメンバーのツウとスリイは真逆の態度であった。
「いいじゃないですかワンさん」
「そうですよ。アイツは見るからに三流の冒険者。構うことありません」
自身らが敬っているワンに対しタローは少々失礼な態度をとったためか、二人からの印象は最悪であった。
そのため、勝手にはぐれたタローがどうなろうと彼らにとっては「いいざまだ!」としかならないのだ。
このまま三人での探索を続けようとするメンバーに対しワンはため息をつきながらも二人の意見を却下した。
「ダメだ。彼は一日だけとはいえ、この【トップオブ・ザ・ワールド】の一員なのだ。仲間を見捨てるわけにはいかない。
たとえ、君たちが嫌っていてもね」
「ワンさん……」
「わ、わかりました」
渋々だが二人は了承した。
3人は探索をしつつタローの行方を捜すことにしたのだった。
***
洞窟潜入から10分。タローがはぐれて5分。
一向にタローは見つからないまま3人は進み続けていた。
道を引き返してタローを探したものの見つからず、入れ違いになったかもしれないと進むことにしたのだ。
が、依然としてタローは見つからないままである。
「もしかして作業員が聞いたっていう声の主に殺られたんじゃ……」
「はははッ! いいざまだ!」
「こらスリイ! 喜ぶんじゃない。ツウも不吉なことを言うな」
「「す、すみません!」」
やる気もあって素直ないい子たちなのだが、いかんせんワンのことになると少しばかり悪くなる。
ワンは叱るのが苦手なため強く言えないのだが、今回ばかりはきちんと説教をしなければならないと心に決めた。
その直後だった。
突然、三人の耳を奇妙な音が貫いた。
「この音は!」
「どうやらいるっぽいですね」
作業員が聞いたという場所よりも発生源に近かったのか、その音は大きく聞こえた。
だがこれは好機だ。今の音を頼りにすれば音の主に辿り着けるかもしれない。
「悪いがタローは後回しだ! 警戒を怠らず前へ進むぞ!」
ワンの判断にツウとスリイは大きく頷くと、音の鳴る方へと足を進めたのであった。
・・・・・・・
・・・・・
・・・
暗い洞窟の奥へと足を進めていく三人。
松明の明かりを頼りに急ぎつつも慎重に進む。
そして洞窟に入ってから15分後、洞窟内の開けた場所に辿り着いた。
そこで、ようやく音の主と出会ったのだ。
「こ、コイツは!?」
ワンはその怪物に驚愕の表情を浮かべた。
その容姿を見るに、おそらくコイツはダークバットというCランク相当のモンスターだろう。
暗い洞窟の中を好み、集団で生活する体長30センチほどのモンスターであり、ワンたちにとっては造作もない相手だ。
しかし、目の前のダークバットは違う。
「ギュルルルル……」
三人を見るなり威嚇するように喉を鳴らした。
その声にツウとスリイも思わず唾を飲み込んだ。
「おいおいあり得ないだろ!」
「なんだこのデカさは!?」
ツウとスリイが言うように、彼らが驚いたのはその大きさであった。
体長30センチほどのはずのダークバット。だがコイツはどう見ても全長2メートルを超える怪物だった。
(マズイ……コイツは嫌な予感がする!)
ワンのAランクとしての実力は本物であった。その実力者の勘が、このモンスターの危険を察知していたのである。
撤退を指示するか否かという場面だったが、その前にツウが動いた。
「このッ!」
ツウの武器は大型の斧。
BランクだがパワーだけならAランクにも届きうる力を持ったツウの攻撃。
鋭い一撃は見事ダークバットの翼に命中した。
ただ大きいだけのダークバットなら、これで終わっていただろう。
しかし、このダークバットは少々特殊だった。
「なっ!?」
刃がぶつかった瞬間に響いたのは金属同士の衝突音。
翼から激しい火花を一瞬散らすと、ダークバットは何事も無かったかのように無傷のままだった。
逆にツウの斧は激しく刃こぼれしていた。その結果に目を見開く三人。
だがダークバットはその隙を逃さない。
ツウの体勢が崩れた一瞬を狙い、勢い良く噛みつこうとしたのだ。
「ツウ!」
ワンは持っていた剣を投げつけると、それはダークバットの頭部に直撃した。
それによりダークバットに一瞬だけ隙が生まれ、ツウはその隙に離脱したのだった。
「ありがとうございますワンさん!」
「礼なら後だ。どうやら今のも効いていないみたいだぞ」
ワンの言葉通りダークバットはまだピンピンしている。
喉を鳴らしながらジッとこちらを見つめ続けるが、動こうとはしない。
こちらを警戒しているのか? と思わなくもない。
しかしそれは違う。
ダークバットは、すでにこの三人が自分より弱いことを理解していたのだ。
後から判明することだが、このダークバットは固い鉱物を食べたことで進化した亜種で、ダークメタルバットという新種だったのだ。
鉱物を取り込んだことで防御力が飛躍的にアップ。体重が重くなったことで飛べないという欠点はあるものの、防御力1800という驚異的な数値を手に入れていた。
そしてワンの攻撃力は1200と数値が届いていなかった。
だが、それは後から判明することであり、この三人が知る由もない。
だからこそ、彼は無謀に走ってしまった。
(ヤバい気はする……だが、コイツを倒せば僕の名声は更に広がる!)
ワンは冒険者としての勘よりも、自分の欲望を優先させてしまった。
「ツウ、スリイ……いくぞ!」
「はい!」
「了解です!」
彼らの、最悪の5分間が始まってしまった瞬間であった。
0
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
『おっさんの元勇者』~Sランクの冒険者はギルドから戦力外通告を言い渡される~
川嶋マサヒロ
ファンタジー
ダンジョン攻略のために作られた冒険者の街、サン・サヴァン。
かつて勇者とも呼ばれたベテラン冒険者のベルナールは、ある日ギルドマスターから戦力外通告を言い渡される。
それはギルド上層部による改革――、方針転換であった。
現役のまま一生を終えようとしていた一人の男は途方にくれる。
引退後の予定は無し。備えて金を貯めていた訳でも無し。
あげく冒険者のヘルプとして、弟子を手伝いスライム退治や、食肉業者の狩りの手伝いなどに精をだしていた。
そして、昔の仲間との再会――。それは新たな戦いへの幕開けだった。
イラストは
ジュエルセイバーFREE 様です。
URL:http://www.jewel-s.jp/
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
異世界での異生活
なにがし
ファンタジー
役職定年を迎えた男が事故に巻き込まれケガをする。病院に運ばれ治療をしていたはずなのに、なぜか異世界に。しかも、女性の衣服を身に着け、宿屋の一室に。最低な異世界転移を迎えた男が、異世界で生きるために頑張る物語です。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる