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最終章・転生勇者編
第157話 最強の人間
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レオンとムサシに対して、キララは魔眼を発動していた。
そのステータスが視えたとき、キララの中である不安が渦巻いた。
(今のユウシさんでは……勝てないかもしれない)
ユウシのことは信頼しているし、負けると思ったことは今までで一度も無い。
けれどそう思ってしまうほど、その数値は常軌を逸していた。
スキル:強化五感
ステータス
攻撃力:3400
防御力:2700
速度:3750
魔力:0
知力:87654
スキル:二天一竜
ステータス
攻撃力:100000
防御力:6600
速度:63400
魔力:0
知力:890
レオン・フェルマーは頭脳派の冒険者だと聞いていたが、その知力はまさに天才の中の天才と呼べるものだ。
そしてムサシ・ミヤモト。彼は特にずば抜けていた。
最強のSランク冒険者に相応しい、圧倒的なスペックである。
(ユウシさん……どうか生きて帰ってきて!)
ギュッと両手を握ると、キララはユウシの無事を祈るのだった。
***
スキル:階位昇格
魔法:全属性魔法
ステータス:
LEVEL:88
攻撃力:38000
防御力:36000
速度:37400
魔力:44004
知力:1900
レベルアップが終了したとき、その成長は驚異的だった。
自分でもわかる。今の状態であればアリスとも対等にやりあえると。
(力が漲る。これなら……ッ!)
ユウシは失いかけていた自信を再び取り戻した。
炎をともした力強い目つきに、ムサシは嬉しそうにニヤリとする。
「いーね。そう来なくっちゃ」
そう言って静かに抜刀したのは、憤怒の魔剣だ。
大小二本の刀でワンセット。魔剣で唯一の二刀流スタイルである。
さらにムサシは黒い衣装に身を包む。
漆黒のオーラは羽織のように展開すると、鋭く刀身にも纏われた。
スキル:『二天一竜』である。
二刀流のムサシと、剣と盾を構えたユウシ。
最強の転移者と最強の転生者の戦闘は熾烈を極める。
…………かに思われた。
結論を言うと、この戦いは一瞬のうちに終わりを迎えることとなる。
「聖火の剣!」
まずはユウシが剣に炎を纏わせる。
力いっぱいに地を蹴り、突風を巻き起こしながら猛進する。
ステータスが上昇したことによる想像以上の速さに驚きつつ、ユウシは燃える刃を振り翳す。
超スピードから繰り出された一撃。それに対しムサシは。――
「速い――が、拙い」
振り下ろされる黄金の剣。それをはるかに超えるスピードで漆黒の刀が横に一閃された。
高速で閃いたムサシの脇差は、ユウシの剣を弾き飛ばす。
驚く暇も与えず、ムサシは打刀の憤怒の魔剣でユウシを肩口から斜め下へと斬り伏せるのだった。
「そ、そんな――」
倒れかけたユウシが見たのは、消えていく空間。
どうやらムサシの一撃はユウシを斬り伏せ、その衝撃が空間をも斬り裂き破壊してしまったようである。
樹海は瞬く間に消え去り、もとの美しい花畑へと戻っていく。
アリスの一撃で背中が喰い割かれ、ムサシにより肩から斬られたのだ。流石にダメージを負いすぎ、ユウシは仰向けで大の字に倒れ伏した。
「ユウシさん!」
結界が解けたことによりユウシの仲間たちもすぐに駆け付ける。
目に飛び込んできた光景。そして状況から、勝負の結果は察しがついた。
かろうじて意識があるようだが、すでに虫の息だった。
朦朧とする意識に抗っていると、ムサシはユウシに近づき口を開く。
「君、レベルに託けて、修行サボってたでしょ?」
それはムサシならではの確信めいた問いかけだ。
「な、んだと……」
「ステータスに技術が追い付いていない。力は強いし素早いのもわかる。
けど、全く使いこなせていない。宝の持ち腐れだよ」
容赦の無い指摘に、ユウシは何も言えなかった。
心当たりがあったのだ。
ランとジードのコンビと戦って、ユウシは相手が強いとステータスが大幅に上昇することがわかった。
が、それがわかった途端、いつも続けていた素振りなどの基礎訓練を止めていたのである。
地味な訓練だったから。地道に進めばいつまで経ってもレベルアップはしないから。そんな理由から中断した訓練。
「初心忘るべからず。
効率を求めすぎて足元を疎かにする。君みたいに成長が早い人。もしくはせっかちな人間がよくやりがちなことだ。基礎は反復しなければ、すぐに脆くなり崩れ落ちる。
強い力には、大きな器が必要になる。それを怠った時点で君の実力はたかが知れているよ」
ぐうの音も出ない。
言い返す気にならぬほど、その指摘は当たっていた。
すぐに強くなれるからと、力を上げることを重視したせいで技術を磨き損ねた自分の罪。
悔しさから血が滲むほど唇を強く噛みしめた。
「まったく。そんなんじゃ、タローくんには到底勝てないね」
「……タロー?」
聞きなれない人物の名だった。
疑問に思っていると、レオンがそれを察して言葉を紡ぐ。
「私が――いや、私たちが知る中で、この世でもっとも強い人です」
「私たち?」
「ええ。Sランク冒険者、魔王、ギルドの職員と一部の冒険者。
それらだけが知っている、最強の人間です」
「……ムサシよりもか?」
「うーん……足元には及ぶ、かな?
でも、それだけだ。Sランクが束になっても、勝てるかどうか……」
「ハッ…………なんじゃそりゃ」
あれほど強くなり、レベルもMAXまで近づいてきたというのに。
その自分を軽々と制したムサシが、足下に及ぶ程度だと?
「ざッッけん、なよ――」
魔剣のダメージに大量の出血に、ユウシはとうとう意識を失った。
そのあと、ユウシはタイタンの病院に運ばれ、一命を取りとめることとなる。
その日、勇者は2度の敗北を喫したのだった。
そのステータスが視えたとき、キララの中である不安が渦巻いた。
(今のユウシさんでは……勝てないかもしれない)
ユウシのことは信頼しているし、負けると思ったことは今までで一度も無い。
けれどそう思ってしまうほど、その数値は常軌を逸していた。
スキル:強化五感
ステータス
攻撃力:3400
防御力:2700
速度:3750
魔力:0
知力:87654
スキル:二天一竜
ステータス
攻撃力:100000
防御力:6600
速度:63400
魔力:0
知力:890
レオン・フェルマーは頭脳派の冒険者だと聞いていたが、その知力はまさに天才の中の天才と呼べるものだ。
そしてムサシ・ミヤモト。彼は特にずば抜けていた。
最強のSランク冒険者に相応しい、圧倒的なスペックである。
(ユウシさん……どうか生きて帰ってきて!)
ギュッと両手を握ると、キララはユウシの無事を祈るのだった。
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スキル:階位昇格
魔法:全属性魔法
ステータス:
LEVEL:88
攻撃力:38000
防御力:36000
速度:37400
魔力:44004
知力:1900
レベルアップが終了したとき、その成長は驚異的だった。
自分でもわかる。今の状態であればアリスとも対等にやりあえると。
(力が漲る。これなら……ッ!)
ユウシは失いかけていた自信を再び取り戻した。
炎をともした力強い目つきに、ムサシは嬉しそうにニヤリとする。
「いーね。そう来なくっちゃ」
そう言って静かに抜刀したのは、憤怒の魔剣だ。
大小二本の刀でワンセット。魔剣で唯一の二刀流スタイルである。
さらにムサシは黒い衣装に身を包む。
漆黒のオーラは羽織のように展開すると、鋭く刀身にも纏われた。
スキル:『二天一竜』である。
二刀流のムサシと、剣と盾を構えたユウシ。
最強の転移者と最強の転生者の戦闘は熾烈を極める。
…………かに思われた。
結論を言うと、この戦いは一瞬のうちに終わりを迎えることとなる。
「聖火の剣!」
まずはユウシが剣に炎を纏わせる。
力いっぱいに地を蹴り、突風を巻き起こしながら猛進する。
ステータスが上昇したことによる想像以上の速さに驚きつつ、ユウシは燃える刃を振り翳す。
超スピードから繰り出された一撃。それに対しムサシは。――
「速い――が、拙い」
振り下ろされる黄金の剣。それをはるかに超えるスピードで漆黒の刀が横に一閃された。
高速で閃いたムサシの脇差は、ユウシの剣を弾き飛ばす。
驚く暇も与えず、ムサシは打刀の憤怒の魔剣でユウシを肩口から斜め下へと斬り伏せるのだった。
「そ、そんな――」
倒れかけたユウシが見たのは、消えていく空間。
どうやらムサシの一撃はユウシを斬り伏せ、その衝撃が空間をも斬り裂き破壊してしまったようである。
樹海は瞬く間に消え去り、もとの美しい花畑へと戻っていく。
アリスの一撃で背中が喰い割かれ、ムサシにより肩から斬られたのだ。流石にダメージを負いすぎ、ユウシは仰向けで大の字に倒れ伏した。
「ユウシさん!」
結界が解けたことによりユウシの仲間たちもすぐに駆け付ける。
目に飛び込んできた光景。そして状況から、勝負の結果は察しがついた。
かろうじて意識があるようだが、すでに虫の息だった。
朦朧とする意識に抗っていると、ムサシはユウシに近づき口を開く。
「君、レベルに託けて、修行サボってたでしょ?」
それはムサシならではの確信めいた問いかけだ。
「な、んだと……」
「ステータスに技術が追い付いていない。力は強いし素早いのもわかる。
けど、全く使いこなせていない。宝の持ち腐れだよ」
容赦の無い指摘に、ユウシは何も言えなかった。
心当たりがあったのだ。
ランとジードのコンビと戦って、ユウシは相手が強いとステータスが大幅に上昇することがわかった。
が、それがわかった途端、いつも続けていた素振りなどの基礎訓練を止めていたのである。
地味な訓練だったから。地道に進めばいつまで経ってもレベルアップはしないから。そんな理由から中断した訓練。
「初心忘るべからず。
効率を求めすぎて足元を疎かにする。君みたいに成長が早い人。もしくはせっかちな人間がよくやりがちなことだ。基礎は反復しなければ、すぐに脆くなり崩れ落ちる。
強い力には、大きな器が必要になる。それを怠った時点で君の実力はたかが知れているよ」
ぐうの音も出ない。
言い返す気にならぬほど、その指摘は当たっていた。
すぐに強くなれるからと、力を上げることを重視したせいで技術を磨き損ねた自分の罪。
悔しさから血が滲むほど唇を強く噛みしめた。
「まったく。そんなんじゃ、タローくんには到底勝てないね」
「……タロー?」
聞きなれない人物の名だった。
疑問に思っていると、レオンがそれを察して言葉を紡ぐ。
「私が――いや、私たちが知る中で、この世でもっとも強い人です」
「私たち?」
「ええ。Sランク冒険者、魔王、ギルドの職員と一部の冒険者。
それらだけが知っている、最強の人間です」
「……ムサシよりもか?」
「うーん……足元には及ぶ、かな?
でも、それだけだ。Sランクが束になっても、勝てるかどうか……」
「ハッ…………なんじゃそりゃ」
あれほど強くなり、レベルもMAXまで近づいてきたというのに。
その自分を軽々と制したムサシが、足下に及ぶ程度だと?
「ざッッけん、なよ――」
魔剣のダメージに大量の出血に、ユウシはとうとう意識を失った。
そのあと、ユウシはタイタンの病院に運ばれ、一命を取りとめることとなる。
その日、勇者は2度の敗北を喫したのだった。
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