【完結】いつか、ネモフィラの咲く花園で

テルミ

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秋篇 比翼の鳥

34話 Side 月代小白 ――忘れられない私の、私たちの……


「なんだかんだ半年経ったけど、短いようで結構長かったなぁ。小白はどう?」

 二年生が入浴している間、ふたりきりとなったこの部屋でファミリアは尋ねてきた。

「うーん…… よくわかんない」

 私は時間という概念…… いや感覚? についてよくわかっていない。
 同じ半年でも長く感じたり、短く感じたり。あの子が長く感じた半年を私は、どう感じているんだろう。
 短いと言えば短いのかもしれない。ただ、その半年間の中にはあまりにも多くの出来事が詰まっていた。
 ファミリアと出会って、先輩と出会って、春に諸々あって、それから先輩と…… 
 それにしても――

「この学院に来てからもう、半年が経ったんだ」

 なんて曖昧な、と思いつつも実感がないからそう言い表すことしかできなかった。
 部屋の中は半年前と変わらない。半年見た机に置かれたノートに、少し色褪せてきたシャープペンシルが転がっているくらい。
 本棚に詰め込まれた本も相変わらずで、いや、もしかしたら普段から気にしていないから、少しくらいは入れ替えがあったのかもしれない。
 適当なところから一冊、引き抜いてみる。
 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ。星の王子さま。
 小惑星から地球に降り立った「王子さま」と、砂漠に不時着した「ぼく」のお話。
 授業で少しやったことくらいは覚えているけれど、いったいなぜこれが教科書に載るような作品なのかはあまり、よくわからない。

「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」

 冒頭にそんな言葉がある。
 今の私はどちらなんだろう、大人なのかな? 子供なのかな?
 よくわからない時間という大河に流されて私は今にたどり着いた。けれどすぐに時間はまたやってきて、私をさらっていく。
 時間は人を大人にするのだろうか。小さいころの私は、自分よりうんと背の大きい人はみんな、大人だと思っていた。
 やさしくて、でもちょっぴり怖くて、何かに追われているように足を進めるその姿が、子供の私とはまるで違って見えたからだと思う。
 けれど今の私はどうだろう。
 あの時よりもうんと背が大きくなった。小さい私の言う「大人」の姿そのものだろう。
 けど、けれど、よくわからない。

「ねぇ、美咲ちゃん」
「はい、美咲ちゃんです」
「美咲ちゃんは自分のこと、大人だと思う?」
「う…… 急になに? どうしてそうなった?」

 上のベッドから漏れた戸惑いがすのこを通して降ってくる。
 片手でそれをノックして、もう一方で持っていた本を渡して反応を待ってみる。
 時々漏れる声がさらに頭を悩ませているように聞こえて少し、申し訳ない。
 私含め、子供というのは大体大人を困らせていたと思う。やってはいけないことをするし、行ってはいけないところに行くし、すぐ泣くし。
 それに当てはめれば美咲ちゃんは大人で、私は子供。

「じゃあ質問変えるね。美咲ちゃんにとって大人って、何?」
「人の気持ちを汲んで行動できる人…… とか?」
「…… なるほど。じゃあ美咲ちゃんは大人だね」
「ウチが?」
「うん」

 少ししっくりくるところはあった。私の中に答えはないから聞いてみて、知りたがっている気持ちを汲んで答えを出してくれる。そんな美咲ちゃんは間違いなく、大人なんだろう。

「けど大人になることって多分、それだけじゃないけど」
「他にもあるの? 大人の条件って」

 大人になりたいわけではないけれど、聞いてしまう。
 わからないから、知りたいから。知ったところで、変わろうともそこを目指そうとも思わないけれど。

「いろんなことを諦めること」

 今日の空みたいにどこか冷たくて寂しそうな、声だった。
 急に部屋の温度が下がったような、閉まっている窓から風か吹き込んできたような、さっきまでと同じ部屋にいたとは思えない。
 それと同時にやはり私は子供なんだと、一層思い知らされることとなった。
 どんな声を掛けてあげれば良いんだろう。どんなことをしてあげれば良いんだろう。それがわからない。

「今日も良いお湯だったわね」
「あぁ、最近はちょっと寒くなってきたから、尚更ね」

 風が吹き込んだのは気のせいではなかったらしい。
 この季節には似合わない湿気が少々。ただ今日のそれはピリッしたこの部屋を潤しているみたいで、少し心地良い。

「あ、ほら。先輩たちにも聞いてみたら良いんじゃない?」
「なになに?ふたりでどんなお話してたの?」
「えと、その…… 」

 どうしよう、うまく先輩たちのことを見ることができないし、言葉が詰まる。
 前はそんなことなかったのに。
 ここで、こんな形で時間の経過を思い知らされることとなるとは正直思ってもいなかったし、思いたくもなかった。

「『月代さん』。大丈――」
「せ、先輩方は大人になるってどういうことだと思いますか?」

 何やってるんだろう、私。
 大好きなのに、大好きなのに、なぜか先輩にその呼び方をされると胸が痛む。
 理解しているはずなのに、私も先輩も理解してその『振る舞い』することを決めたはずなのに。
 どうしてか一日一日、過ごしているうちにその呼び方が、今の状況が、いつ終わるのかなんてことばかり考えて、勝手に苦しんで。

「大人…… ねぇ。純は考えたことある?」
「倫理の授業でくらいしか」
「わたしもさっぱり。知らないうちになっているものな気がしていたし」
「ただ、子供の憧れになれるような人は大人だと思うよ。結構アバウトだけど」
「じゃあ、ウチから見たら先輩は大人ですね」
「お世辞が上手な美咲も十分大人だよ」

 部屋に笑顔が咲く。私はまだ蕾のようだけど。
 これだけ人に聞いてみても理由はバラバラで、もっと大人というものがわからなくなってきた。
 そもそも大人はこんなこと、気にしないのでは?そう思えてくる。

「『月代さん』は大人になりたいの?」
「正直、よくわからないんです。なりたいともなりたくないとも…… ずっとこのままでも良いし、良くないような気も…… 」
「ま、ゆっくり考えてみても良いんじゃないか?ちょうど美咲が持ってる本でも読んでみてさ」
「わぁ、懐かしいわね! 星の王子さま! 授業でやった時に気になって置いてはみたけど、結局読まずじまいだったのよねぇ」
「読んでなかったの? これ買ったの憂だった気がするけど…… もしかしたら読んだのって私だけ? 」

 私も読んだと言ってもまだ最初の数ページだけ。とても読んだとは言えなくて何も言えない。

「憂、増やすのはいいけど早めに消化してくれないと…… 」
「あらぁ、誰ともそのお話ができなくて寂しいって?」
「そ、そこまで言ってないじゃない」
「ふふ、そうだったのね。今度読んでおくわ」
「その今度はいつになることやら」

 そんな話が終わり就寝時間。暗がりに灯る薄い電球色の下で一ページ一ページ、ゆっくりと読み進めていく。
 静寂に包まれているはずなのにそうしてか頭の中はうるさくて、本がただの活字集合体としか思えなくて、とても読書とは言えないような時間が過ぎていく。
 その中で見つけられるのだろうか。
 私もまた活字の砂漠に不時着した「ぼく」なのかもしれない。それであるなら声をあげてほしい。やってきてほしい。教えてほしい。
 私の、私だけの『王子さま』。
 
 
 
 写真展の話を聞いたのは数日前で、それからの学院はどこか騒がしいような、落ち着きのないような雰囲気が漂っていた。
 学院での素敵な思い出をその一枚に。かけがえのない今の記憶を記録に。
 渡されたプリントにはそんなフレーズとともに詳細が書かれていた。
 まずパッと浮かんだのはクラスメイト達の姿だった。なんだかんだ過ごしている時間は長いし仲もそれほど悪くない。と思う。
 けれどわざわざ写真に収めておきたいかと言われると、よくわからない。卒業式の時にどうせとるのだからとも思えてしまう。
 どうせならと思い校舎を練り歩いてみる、今は写真撮影用の時間で、誰とどこに行ってもかまわないらしい。
 空いた時間に読もうと思って鞄に詰めた本も、こんな落ち着かない場所では余計に頭に入らない。落ち着いた場所でもなかなか入らないというのに。
 撮影は今日だけじゃないことはわかっていたので一足先に寮へ戻ることにした。
 靴を履き替え校舎を出てもそこは賑やかだった。外の花壇にも人はいっぱいで、それを横目に静けさが凝縮された方へと足を進めて部屋に行く。
 今日は天気が良い。窓辺で読むのには最適かもしれない。眠気に襲われなければ。
 お供にコーヒーが良いかもしれない。鞄を置いたら食堂に行こう。そんなことを考えて扉を開けると、すでにそこには冴えるような土の香りが漂っていた。

「あらこは…… 『月代』さん。撮影はもう終わったの?」
「あ、あぁいえ。次の機会に撮ろうかと思っていたので…… 先輩もですか?」
「わたしはもう撮ったよ。ちょっと疲れちゃって先にね。一杯どう?」
「ちょうど欲しかったです。いただきます」

 どうして、どうして先輩もここに居るんだろう。理由は聞いているけれどそうじゃない。柔い身体が少しばかり固くなるのがわかる。
 引かれた椅子に腰かけてまずは一口。なぜか味がしない。
 なにを話せば、いや、何を話して良いのかわからなくてただただそこで黙ってみる。
 息遣いだけが聞こえてどこか息苦しい。大好きな先輩の前なのに、だからこそ胸が苦しくて、涙さえ出てきてしまいそう。

「見つかった?」
「え、そ、それはどういう…… ?」
「大人ってなにかってことよ」

 この間話していたことを思い出す。結局自分だけの答えは見つけられなくて、話を聞いていて「こういうものなんだろう」といったことしか見つけられていない。

「はっきりとしたものはあまり…… 」

 何かを諦めることが大人だと、美咲ちゃんは言っていた。
 それはとても苦しくて、残酷なことだと思えて、でも読み進めていくうちに本当にそうなんじゃないかと思えてしまって辛い。
 当てはめるのであれば、私は先輩とそ、そういう関係になることを諦められたら大人になれる、ということなのかもしれない。

「そっか。わたしね、無理して大人になろうとしなくて良いと思うの」
「ど、どういうことですか?」
「だって、なって得するようなことが思いつかないんだもの」
「先輩でも、ですか?」
「先輩。なんて言っても一年先に生まれただけよ? わからないわよ。周りは大人になりなさいとか言うけどね。多分そんなわたしもまだ、子供なんだと思う」

 一緒ね。子供みたいに笑みを浮かべる先輩にまた胸が高鳴る。
 大人にならなきゃ、どこかでそう思っていた自分が居たのかもしれない。わからないと思っていたのは多分、知らずその事実から逃げていたのかもしれない。
 だったら私は、私は。

「先輩」
「ん?どうしたの?」
「い、今だけは前みたいに、『小白ちゃん』って呼んでほ、ほしい…… です」

 夏の約束が台無しだ。これじゃあ。
 けれど諦めきれない私は子供だから、諦めることが大人になるということなら私はまだ、子供でいい。

「今だけよ。『小白ちゃん』。ホントはダメなんだけどわたしもまた、子供だし仕方ないわね」
「そ、そうです。私も先輩も子供なんですから、仕方ないですよ」
「あらぁ、後輩に子供って言われるなんて」
「ご、ごめんなさい…… 」
「ふふっ、冗談よ。冗談」

 あの笑顔につられて私も口元が緩んで、思わず笑ってしまう。
 先輩に向けて笑えたのはいつ振りだろう。そんなに遠い昔ではないはずなのにどうして、遠い遠いことのように思えるんだろう。

「子供なので、もうひとつわがままを言ってもいいですか?」
「できることだけにしてね」
「先輩、」

 喉に絡まる言葉を丁寧に解いてそれを言う、届ける、伝える。

「先輩と一緒に写真、撮りたいです。残したいです。今を、大好きな先輩との、思い出を」

 直ぐに顔を上げることはできない。言葉に出なくともその表情で答え合わせができていそうだから。
 反射して先輩の顔が見えてしまうから、コーヒーは一気に飲み干した。やっぱり苦くてあまり好きじゃない。

「そ、そんなに一気に飲んだら…… 」
「うっ…… 結構濃いですねこれ…… 」
「ふふっ。本当にこどもみたい」

 みたいというか、まだ子供です。そして先輩も。自称だけど。

「いいよ」
「いい、んですか?」

 その言葉を聞いても、答えを聞いても尋ねてしまうのは不安だったから。本当に?本当ですか?

「なら早くいかなきゃね。今ならぎりぎり間に合うかも」

 カップを片付けて足早に扉に向かう先輩を見ていても私はまだ椅子から離れられなくて、ただただこれが夢か現実かを考えることしかできない。

「ほら、行きましょう?」

 『小白ちゃん』
 胸が苦しい。けれど今のこれは決して辛いものではなくてむしろ、心地よいくらい。

「はい!」

 『憂先輩』
 差し出された手を取って部屋を出る。誰もいない廊下を駆けるふたりの姿はまさに、無邪気な子供そのものだった。
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