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連載
#331-1 新たなメンバー達①
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「では、お世話になりました」
「いやいや、それはこっちのセリフだ! 本当に助かった!」
ノガナ村での滞在日程も消化しきり、シュージ達蒼天の風のメンバーは帰ることになった。
1週間足らずの滞在ではあったものの、ライスの収穫作業はシュージ達にとっても良い刺激になったし、何より今期の収穫作業がかなりシュージ達のおかげで終わったので、村長のハリマも村人達も、揃ってシュージ達をお見送りに来てくれた。
「村長」
そんな中、荷物をまとめたライリーがハリマの前に立った。
「この数年間、本当にありがとう。 大怪我していた俺を救うばかりか、寝る場所や仕事まで面倒を見てくれて…… 本当に感謝してもしきれないくらいだ」
「ナナシ…… ああいや、ライリーだったな。 なに、気にしないでいい。 お前さんの仕事っぷりは普通にこっちも助かってたからな。 家族と幸せになるんだぞ。 それに、この村はもう、お前さんの第二の故郷だ。 気が向いたらまた遊びに来てくれな」
「ああ、必ず来るよ」
ライリーはもう、この村の人達に同じ村人として認められており、その後もライリーは村人達と別れを惜しむように言葉を交わしていった。
「お父様、息災で」
「おうよ。 メイも冒険者頑張れな! いつでも帰ってきてくれてもいいぞ!」
「ふふ、そうですね。 やっぱり私はこの村の事が好きなので、これからは年に一回は帰ってきます」
メイとハリマの親子もそんなやり取りをして、お互いの更なる躍進を願っていった。
そして、出発の時間が来たので、シュージ達は馬車に乗り込み、皆んなで手を振って見送ってくれるノガナ村の人々に手を振り返しながら、蒼天の風への帰路につくのであった。
*
「ふむ、なるほど」
そんな別れから数日後。
蒼天の風へと帰ってきたシュージは、リリス、クリス、ライリーと共にジルバートと話していた。
その内容は、リリスとクリスの蒼天の風へと正式所属のお願いと、ライリーについてのことだ。
「まず、リリスとクリスの正式所属は問題ない。 リリスも冒険者になるための素質とやる気は申し分ないし、クリスの事務仕事もキリカやイザベル曰く、もう無くてはならないレベルなようだからな」
「ありがとうございます、ジルさん」
「僕、頑張るよ!」
「それで、ライリーだったか。 お前も蒼天の風に入りたいのか?」
「できればそうしたい所ではあるが…… 俺はもう戦ったりはできないから、冒険者としては……」
日常生活には支障はないが、ライリーは義足なので、戦闘する事はほぼ出来ないと言っていいだろう。
「他に何かできることはあるか?」
「強いて言うなら、過ごしていた村で農具の手入れや簡単な物作りをしていたぐらいだろうか」
「ふむ。 なら、うちの鍛冶師達やアイテム士の手伝いなんかはどうだ? ……特にアイテム士の奴は自己管理が怪しくてな。 そいつの見張りも込みでやってくれると助かる」
「ああ、仕事がもらえるなら、精一杯やらせてもらうよ!」
「では、それでいこう。 一応、他のギルドメンバーとの相性があるから、まずは1、2ヶ月はお試しでやって、問題無さそうなら正式加入でいいだろう」
「良かったね、お父さん!」
「ああ。 精一杯頑張らせてもらうよ」
「ふふ、では、ギルドの案内は私がしますね」
「僕も!」
そうして、晴れて正式にリリスとクリスが蒼天の風のメンバーとなり、ライリーもまずはお試しメンバーとして所属が決まったのであった。
「いやいや、それはこっちのセリフだ! 本当に助かった!」
ノガナ村での滞在日程も消化しきり、シュージ達蒼天の風のメンバーは帰ることになった。
1週間足らずの滞在ではあったものの、ライスの収穫作業はシュージ達にとっても良い刺激になったし、何より今期の収穫作業がかなりシュージ達のおかげで終わったので、村長のハリマも村人達も、揃ってシュージ達をお見送りに来てくれた。
「村長」
そんな中、荷物をまとめたライリーがハリマの前に立った。
「この数年間、本当にありがとう。 大怪我していた俺を救うばかりか、寝る場所や仕事まで面倒を見てくれて…… 本当に感謝してもしきれないくらいだ」
「ナナシ…… ああいや、ライリーだったな。 なに、気にしないでいい。 お前さんの仕事っぷりは普通にこっちも助かってたからな。 家族と幸せになるんだぞ。 それに、この村はもう、お前さんの第二の故郷だ。 気が向いたらまた遊びに来てくれな」
「ああ、必ず来るよ」
ライリーはもう、この村の人達に同じ村人として認められており、その後もライリーは村人達と別れを惜しむように言葉を交わしていった。
「お父様、息災で」
「おうよ。 メイも冒険者頑張れな! いつでも帰ってきてくれてもいいぞ!」
「ふふ、そうですね。 やっぱり私はこの村の事が好きなので、これからは年に一回は帰ってきます」
メイとハリマの親子もそんなやり取りをして、お互いの更なる躍進を願っていった。
そして、出発の時間が来たので、シュージ達は馬車に乗り込み、皆んなで手を振って見送ってくれるノガナ村の人々に手を振り返しながら、蒼天の風への帰路につくのであった。
*
「ふむ、なるほど」
そんな別れから数日後。
蒼天の風へと帰ってきたシュージは、リリス、クリス、ライリーと共にジルバートと話していた。
その内容は、リリスとクリスの蒼天の風へと正式所属のお願いと、ライリーについてのことだ。
「まず、リリスとクリスの正式所属は問題ない。 リリスも冒険者になるための素質とやる気は申し分ないし、クリスの事務仕事もキリカやイザベル曰く、もう無くてはならないレベルなようだからな」
「ありがとうございます、ジルさん」
「僕、頑張るよ!」
「それで、ライリーだったか。 お前も蒼天の風に入りたいのか?」
「できればそうしたい所ではあるが…… 俺はもう戦ったりはできないから、冒険者としては……」
日常生活には支障はないが、ライリーは義足なので、戦闘する事はほぼ出来ないと言っていいだろう。
「他に何かできることはあるか?」
「強いて言うなら、過ごしていた村で農具の手入れや簡単な物作りをしていたぐらいだろうか」
「ふむ。 なら、うちの鍛冶師達やアイテム士の手伝いなんかはどうだ? ……特にアイテム士の奴は自己管理が怪しくてな。 そいつの見張りも込みでやってくれると助かる」
「ああ、仕事がもらえるなら、精一杯やらせてもらうよ!」
「では、それでいこう。 一応、他のギルドメンバーとの相性があるから、まずは1、2ヶ月はお試しでやって、問題無さそうなら正式加入でいいだろう」
「良かったね、お父さん!」
「ああ。 精一杯頑張らせてもらうよ」
「ふふ、では、ギルドの案内は私がしますね」
「僕も!」
そうして、晴れて正式にリリスとクリスが蒼天の風のメンバーとなり、ライリーもまずはお試しメンバーとして所属が決まったのであった。
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