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結末
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私は泣き崩れた。悔しくて、悲しくて、どうしよもなくって。
その時、お日様が海から顔をだした。優しい光が海を優しく照らし、海の泡を輝かせた。すると、透き通った、美しい女性たちが、空中にただよい、海から何かを引き上げていた。
人魚姫だった。人魚姫の体は、他の女性たちと同じく、透き通り、ふわふわと、浮いていた。
「人魚姫!」
「みちる。私、空気の娘になったみたい。」人魚姫は穏やかに言った。
「空気の娘・・・?」そういえば、聞いたことがある。『人魚姫』の話では、泡になった、その後があるという話。私が読んだ絵本では、泡になって終わりだったが。
「そう、この方たちと一緒に良い行いをしていくの。そうすればいつか、人間の魂、永遠の魂が手に入るのですって。それには何百年もかかるけれど、それも楽しいわ。まさか、お日様の光の中を泳げる日がくるなんて、思ってもいなかったわ。」人魚姫は微笑んだ。
「ねぇ、みちる、私がいつか本当の人間になれたら、王子様の魂と結ばれることがあるかしら?」人魚姫は希望を宿した瞳で言った。
「もちろんです!いつか、必ず結ばれます!そう、信じています!」人魚姫は明るい笑顔で言った。
「ありがとう!みちる!あなたに会えて良かったわ!空気の娘の間はあなたのことをずっと見守っているわ!そして、人間になったら、」人魚姫は透き通った手で、私の翼を握った。
「また、友達になってね!」
当たり前だよ!私は返事をしようと口を開けようとしたが、声が出なかった。目の前もどんどんぼやけ、暗くなり、終いには真っ暗になった。
その時、お日様が海から顔をだした。優しい光が海を優しく照らし、海の泡を輝かせた。すると、透き通った、美しい女性たちが、空中にただよい、海から何かを引き上げていた。
人魚姫だった。人魚姫の体は、他の女性たちと同じく、透き通り、ふわふわと、浮いていた。
「人魚姫!」
「みちる。私、空気の娘になったみたい。」人魚姫は穏やかに言った。
「空気の娘・・・?」そういえば、聞いたことがある。『人魚姫』の話では、泡になった、その後があるという話。私が読んだ絵本では、泡になって終わりだったが。
「そう、この方たちと一緒に良い行いをしていくの。そうすればいつか、人間の魂、永遠の魂が手に入るのですって。それには何百年もかかるけれど、それも楽しいわ。まさか、お日様の光の中を泳げる日がくるなんて、思ってもいなかったわ。」人魚姫は微笑んだ。
「ねぇ、みちる、私がいつか本当の人間になれたら、王子様の魂と結ばれることがあるかしら?」人魚姫は希望を宿した瞳で言った。
「もちろんです!いつか、必ず結ばれます!そう、信じています!」人魚姫は明るい笑顔で言った。
「ありがとう!みちる!あなたに会えて良かったわ!空気の娘の間はあなたのことをずっと見守っているわ!そして、人間になったら、」人魚姫は透き通った手で、私の翼を握った。
「また、友達になってね!」
当たり前だよ!私は返事をしようと口を開けようとしたが、声が出なかった。目の前もどんどんぼやけ、暗くなり、終いには真っ暗になった。
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