28 / 41
私と事件
第1話 やっとこ
失恋したら髪を切るって聞いたことがあったけれど。
すでにくびれショートで、これ以上切るとベリーショートになっちゃうよって私はもう切る髪がなかった。
まぁ、古屋さんからのアドバイスもあって。
ヨッシー先輩とリリコちゃんがつきあってしまったけれど、もし別れたとき私もフリーだったら、今度こそ付き合えないかチャレンジしてみようみたいな、変な感じになっていた。
それにしてもショートカットを維持するのは大変だ。
最低でも一か月~1.5か月に1度は形を維持するために美容室に通わないといけないってのは大学生の私にはなかなか大きな出費。
その結果失恋したタイミングで、髪を伸ばすことにするという、世間の失恋とは真逆なことをしていた。
夏を目前にして、くびれショートのためにカットしていた襟足がようやく伸びてそろって、サイドの髪も伸びてきた。
「襟足がやっとそろってきたから。これでようやくもうボブってとこですね。もう少し伸びてしまえば、2~3か月に1回通うので大丈夫になりますよ」
担当美容室の茜さんがニコっと笑った。
「くびれショート気に入っていたんですけど。やはりお金が学生にはきつくて……」
「夏は遊びに旅行にって出費が続きますもんね。それにしても、石井さんすごくきれいになりましたよね」
茜さんに突然そう言われてしまった。
「え~ありがとうございます」
茜さんに言われると思ってなかったけれど、褒められると人間悪い気はしない。
それに今美容室の大きな鏡に映っている私は、自分史上一番垢抜けて綺麗になったと自分でも思う。
ブラックバイト真っただ中の時は本当にひどかった。
休日でも人が足りないとなると、店長が私が出ますというまで電話をかけてきたせいで、美容室に行く予定が伸びてしまって、髪は変に伸ばしっぱなし。
11時までの勤務がとにかく多くて、バイトが終わってから家出ご飯、お風呂、課題って毎日が続いていたから当然なんだけれど。
目の下にはいつもクマがあたし、肌も化粧水は一応つけていたけれど、若さでカバーできないほど荒れていたし。
顎周りには生理の周期に合わせて、不規則な生活のせいもあって定期的にニキビが本当によくできたし。ニキビ跡もなかなか治らなかった。
だけど、今はすっぴんでもクマはなくなったし。ニキビもかなりマシになったし。
ニキビ跡に関しては、化粧下地で色を均一にしてからファンデーションを塗るでかなり綺麗に隠せるようになった。
頬にはリキットタイプのピンクのチークをうまく塗れるようになってからは、血色よく透明感があるような感じに仕上がるようになった。
アイシャドウをちょっと塗るだけの目の周辺も、今はちょっとだけ大きく見えるカラコンを入れるようになって。
アイプチも時間をかけると自然な仕上がりにできるようになった。
アイシャドウだって、動画をみて自分にあう塗り方を会得してからは、かなり見違えたと思う。
原型は私の顔なのに、顔にあるニキビやニキビ跡をカバーするだけで、本当に全然かわるし。
一番はアイプチがすごすぎる。
二重になるだけで別世界じゃん状態。
これは、皆アイプチするわけだし、カラコンもいれるわけだわ。
服も今まではプチプラ一辺倒だったけれど。
古屋さん、前からもしかして……ってうすうす気が付いていたんだけど。
ランチに選ぶお店が、ちょっと値段はするけどおしゃれなところじゃなくて、安くておいしいところだったし。
カフェじゃなくて、大学のベンチで自販機でかったジュースでお茶したり、ちょいちょい節約している感じがあると思ってもしやときいたら。
ライブの遠征代がいるから、友達付き合いなんかも居酒屋で飲み放題とかはほとんどせずに、料理が上手な子の家で宅のみとかでお金をあまりかけずにいるらしい。
いいの着ているなって服も、フリマアプリを駆使してプチプラと変わらない値段で掘り出し物を買っていると聞いてからは、私もフリマアプリをはじめた。
古屋さんのように、いらなくなったものを売れたらもっといいのかもだけど。
服類なんかはトラブルも多いらしく、メンタル結構凹みやすい私は買う専門だけど。
プチプラの商品でも、お店で試着してその場で買うのではなく、試着せず買ったけれどイメージと違った、サイズが合わなかったのないかなとみるようにと。
地味に節約するようになっているし。
まだ、彼氏ってのはいないけれど。
容姿が明らかに垢抜けてからは、挨拶程度できる子が前よりももっと増えたから現金なものだと思うし。
挨拶してた男の子から、ちょっと雑談を振られることもでてきたし。
バイト先でも、以前よりいろんな人と話したりすることが増えた。
何より、グループでもそのうち仲良くなれるよねと思っていた今とは違い、結局付き合ったのは個別で連絡先交換していた子だと知っている私としては。
ちょっといいなと思う人とうまくプライベートの連絡先交換ができないかを、今古屋さんに恋バナしつつ作戦を練っている。
外見は自分史上最高とはいえ、未だにちょっと話す男子ができた程度で彼氏ができそうな感じは全くしないけど。
彼氏はできなくても、今年の夏は麗奈、白雪ちゃん、朋ちゃんと旅行することも決めたし。
旅行は沢山いけないけれど、一人暮らしの子の家にとまってピザパーティーして夜通し登録している動画配信サイトで海外ドラマの一気見もする予定だ。
新しいバイト仲間とも、まだ具体的には決まってないけれど。BBQしたいよねってなっててそれも楽しみ。
旅行のモニターが当たったら二人で行こうと古屋さんとも約束していて、当たれば二人でタダやかなりの安価で楽しもうねと約束もしていて、うまいこと当たればいいな~と。
迫るテストのことよりも、今はその後にある夏休みのことで頭がいっぱいだった。
すでにくびれショートで、これ以上切るとベリーショートになっちゃうよって私はもう切る髪がなかった。
まぁ、古屋さんからのアドバイスもあって。
ヨッシー先輩とリリコちゃんがつきあってしまったけれど、もし別れたとき私もフリーだったら、今度こそ付き合えないかチャレンジしてみようみたいな、変な感じになっていた。
それにしてもショートカットを維持するのは大変だ。
最低でも一か月~1.5か月に1度は形を維持するために美容室に通わないといけないってのは大学生の私にはなかなか大きな出費。
その結果失恋したタイミングで、髪を伸ばすことにするという、世間の失恋とは真逆なことをしていた。
夏を目前にして、くびれショートのためにカットしていた襟足がようやく伸びてそろって、サイドの髪も伸びてきた。
「襟足がやっとそろってきたから。これでようやくもうボブってとこですね。もう少し伸びてしまえば、2~3か月に1回通うので大丈夫になりますよ」
担当美容室の茜さんがニコっと笑った。
「くびれショート気に入っていたんですけど。やはりお金が学生にはきつくて……」
「夏は遊びに旅行にって出費が続きますもんね。それにしても、石井さんすごくきれいになりましたよね」
茜さんに突然そう言われてしまった。
「え~ありがとうございます」
茜さんに言われると思ってなかったけれど、褒められると人間悪い気はしない。
それに今美容室の大きな鏡に映っている私は、自分史上一番垢抜けて綺麗になったと自分でも思う。
ブラックバイト真っただ中の時は本当にひどかった。
休日でも人が足りないとなると、店長が私が出ますというまで電話をかけてきたせいで、美容室に行く予定が伸びてしまって、髪は変に伸ばしっぱなし。
11時までの勤務がとにかく多くて、バイトが終わってから家出ご飯、お風呂、課題って毎日が続いていたから当然なんだけれど。
目の下にはいつもクマがあたし、肌も化粧水は一応つけていたけれど、若さでカバーできないほど荒れていたし。
顎周りには生理の周期に合わせて、不規則な生活のせいもあって定期的にニキビが本当によくできたし。ニキビ跡もなかなか治らなかった。
だけど、今はすっぴんでもクマはなくなったし。ニキビもかなりマシになったし。
ニキビ跡に関しては、化粧下地で色を均一にしてからファンデーションを塗るでかなり綺麗に隠せるようになった。
頬にはリキットタイプのピンクのチークをうまく塗れるようになってからは、血色よく透明感があるような感じに仕上がるようになった。
アイシャドウをちょっと塗るだけの目の周辺も、今はちょっとだけ大きく見えるカラコンを入れるようになって。
アイプチも時間をかけると自然な仕上がりにできるようになった。
アイシャドウだって、動画をみて自分にあう塗り方を会得してからは、かなり見違えたと思う。
原型は私の顔なのに、顔にあるニキビやニキビ跡をカバーするだけで、本当に全然かわるし。
一番はアイプチがすごすぎる。
二重になるだけで別世界じゃん状態。
これは、皆アイプチするわけだし、カラコンもいれるわけだわ。
服も今まではプチプラ一辺倒だったけれど。
古屋さん、前からもしかして……ってうすうす気が付いていたんだけど。
ランチに選ぶお店が、ちょっと値段はするけどおしゃれなところじゃなくて、安くておいしいところだったし。
カフェじゃなくて、大学のベンチで自販機でかったジュースでお茶したり、ちょいちょい節約している感じがあると思ってもしやときいたら。
ライブの遠征代がいるから、友達付き合いなんかも居酒屋で飲み放題とかはほとんどせずに、料理が上手な子の家で宅のみとかでお金をあまりかけずにいるらしい。
いいの着ているなって服も、フリマアプリを駆使してプチプラと変わらない値段で掘り出し物を買っていると聞いてからは、私もフリマアプリをはじめた。
古屋さんのように、いらなくなったものを売れたらもっといいのかもだけど。
服類なんかはトラブルも多いらしく、メンタル結構凹みやすい私は買う専門だけど。
プチプラの商品でも、お店で試着してその場で買うのではなく、試着せず買ったけれどイメージと違った、サイズが合わなかったのないかなとみるようにと。
地味に節約するようになっているし。
まだ、彼氏ってのはいないけれど。
容姿が明らかに垢抜けてからは、挨拶程度できる子が前よりももっと増えたから現金なものだと思うし。
挨拶してた男の子から、ちょっと雑談を振られることもでてきたし。
バイト先でも、以前よりいろんな人と話したりすることが増えた。
何より、グループでもそのうち仲良くなれるよねと思っていた今とは違い、結局付き合ったのは個別で連絡先交換していた子だと知っている私としては。
ちょっといいなと思う人とうまくプライベートの連絡先交換ができないかを、今古屋さんに恋バナしつつ作戦を練っている。
外見は自分史上最高とはいえ、未だにちょっと話す男子ができた程度で彼氏ができそうな感じは全くしないけど。
彼氏はできなくても、今年の夏は麗奈、白雪ちゃん、朋ちゃんと旅行することも決めたし。
旅行は沢山いけないけれど、一人暮らしの子の家にとまってピザパーティーして夜通し登録している動画配信サイトで海外ドラマの一気見もする予定だ。
新しいバイト仲間とも、まだ具体的には決まってないけれど。BBQしたいよねってなっててそれも楽しみ。
旅行のモニターが当たったら二人で行こうと古屋さんとも約束していて、当たれば二人でタダやかなりの安価で楽しもうねと約束もしていて、うまいこと当たればいいな~と。
迫るテストのことよりも、今はその後にある夏休みのことで頭がいっぱいだった。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。