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第8章:エピローグ
カイル 〜帰る場所は君〜(1)
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初夏の陽が差し込むアルステッド侯爵家の庭に、涼やかな風が吹き抜けた。
その一角の薔薇園。
リディアは柔らかく微笑みながら、薔薇たちを見ていた。あの“ハートローズ”は、いつの間にか消えてしまって今はもう見ることはできない。代わりにそこには、庭師に植えてもらった白い薔薇が咲き誇っていた。
彼のように無垢で真っ直ぐな色。その薔薇を目にすると、リディアの表情がさらに優しくなった。
「リディ。お茶、冷めるぞ」
不意に低く、よく通る声がした。振り向くと、涼しげな顔のカイルが薔薇園のテーブルについている。テーブルにはお茶の用意がされているが、それを給仕したと思われるアーニャの姿はどこにもない。気を利かせてくれたのだろう。
「いつの間に来てたのよ? 声かけてくれればよかったのに。待たせちゃった?」
小走りに戻るリディアにカイルはいつもの微笑みを見せながら答える。
「いや。花に見とれる淑女に見とれてたから」
さりげない言葉に、頬が赤くなる。
昔はこんな風にからかってきても、笑って誤魔化していたのに。今は胸の奥が甘く疼く。
(最近、カイルと会う機会がぐっと増えたなぁ)
カイルの生家であるエヴァンズ侯爵家と、リディアのアルステッド侯爵家。交流はもともと深く、両家の大人たちからも、幼馴染同士の交際をあたたかく見守られている。
学園卒業後、リディアはアルステッド家令嬢として少しずつ公務に関わり始め、カイルは予定通り王宮騎士団に入団した。
それぞれ新たな立場を歩み始めてはいるけれど、忙しい合間を縫って、お互いの屋敷を行き来したり、連絡を取り合ったりすることは、日常の一部になっていた。
リディアも、時々エヴァンズ邸を訪れる。屋敷の庭でエヴァンズ夫人にお茶を出され、会話を楽しむが話題はいつもリディアとカイルのこと。エヴァンズ夫人が目を細めながら語りかける。
「カイルも王宮騎士団に入団してすっかり大人になって……。でも、あなたの前だと昔のままね」
騎士としての凛々しい姿、自分の前で見せる幼馴染としての屈託のない笑い顔。どちらも思い浮かべながらリディアは答える。
「ええ。でも私も……彼の側が一番安心するし、自然でいられるんです」
「あらあら、ごちそうさま」
2人の仲を誰もが自然に受け入れ、祝福してくれていた。順調で、穏やかで、あたたかな日々だった。
そんなある日、王都近郊の演習場で、王立騎士団の公開演習が開催された。
王族関係者、貴族のみならず、一般市民も観覧可能で、騎士たちの訓練成果を披露する晴れ舞台。
リディアは、エヴァンズ家の家族と共に貴賓席に座り、その様子を見守っていた。
「カイルは今年からの参加ですけど、まぁ、堂々としてること。誰かさんの視線を意識しているのかしら?」
リディアの隣でエヴァンズ夫人が微笑みながら、意味ありげな視線をリディアに送ってくる。リディアは頬を染めながらもカイルの姿を探す。
そして戦列の中に立つ彼の姿を見つけた瞬間、息を呑んだ。
陽光を受けて輝く彼の銀色の髪。背筋を伸ばした立ち姿。まっすぐに前を見つめる視線。そのすべてが、“騎士”としてのカイル・エヴァンズを物語っていた。
(すごい……。こんなに、頼もしくなったのね)
隊列を組んだ騎士たちが、決められた演目を実戦さながらに繰り広げていく。
騎馬での突撃、剣技による模擬戦。
そのどれを取っても、カイルは人目を惹いていた。
彼が馬上から剣を振るうたび、光を受けた刃が銀色の弧を描く。その一撃には、ただの力強さではなく、無駄を削ぎ落とした美しさがあった。
重さのあるはずの鎧を身に纏っていても、そんなことは微塵も感じさせず、軽やかに動き回る。その一瞬の間すら見惚れてしまうほどで。
(まるで、戦場という舞台で舞っているみたい……)
騎士団内ではすでに若手筆頭格ともいえる実力者。誰よりも真っ直ぐに、仲間を信じ、国と民を守ろうとする姿勢は、評価も高い。
(あんなに堂々として、周囲に的確な指示を飛ばして……子どもの頃、一緒に泥まみれになって遊んでいたとは思えないわね)
いつも笑って肩を並べていた彼の背中が、今日は遠くて、眩しかった。
けれど、その眩しさを誇らしく感じている自分もいた。
公開演習の終盤、彼が馬を降り、最終挨拶のためにヘルムを脱いだ瞬間だった。
会場の女性客たちから一斉にどよめきが起こった。
「きゃっ……エヴァンズ様、かっこよすぎ!」
「まさに騎士の鑑……っ!」
リディアはそれを見て、思わず肩をすくめた。
(そうよね、実はカイル、モテるのよね……)
リディアの心の中に一瞬、黒いモヤが立ち込める。しかしカイルは貴賓席に視線を向け、リディアを見つけた途端、パッと顔を輝かせた。その熱い視線に、彼が誰を想っているのか、周囲もすぐに理解する。
「まるでご主人様を見つけた子犬みたいね」
エヴァンズ夫人が朗らかに笑う。そしてリディアにそっと言った。
「……あの子はいつだって全力で走ってる。それはね、あなたが見ていてくれるから。あなたがいるから、あの子はどこまでも行けるのよ」
その言葉に、リディアは目を見開き、そして心が温かくなった。
***
「今日の演習、堂々として素晴らしかったわ。あの剣舞も馬術も、見事だった」
その日の夜、エヴァンズ邸で共に食事をとった後、2人でお茶を飲みながらリディアが言った。
「お、やっぱり見ててくれた?」
「もちろん。ちょっと格好良すぎて……見とれちゃったわ」
からかうように言えば、カイルは少し耳を赤らめて視線をそらした。
「あ、あたりまえだろ。……リディが見に来てるって、知ってたからな」
後半はやけに声のボリュームが落ちている。
「ふふっ。ありがとう」
クスクスと笑い合いながら、2人の時間は穏やかに過ぎていく。ふとカイルが隣に座るリディアの肩に手を伸ばし、そのまま抱き寄せる。温かい彼の腕の中。どちらからともなく唇が重なる。
「リディ……、俺、今、すっげー幸せだよ。お前とこうやって過ごせるようになるなんて、なんか夢みたいだわ」
現騎士団長の息子であるカイルは、本人の意志とは関係なしに注目を浴びる。しかしどんなに注目を浴びる人になっても、彼の真っ直ぐな心は何も変わらなかった。
リディアにとって、それは時にくすぐったく、そして愛しくもあった。
ふと、カイルの腕の中から彼を見上げると、その頬に真一文字に傷があることにリディアは気がついた。もう薄くなっているが、確かに切られたような跡。そっと撫でながら問いかける。
「カイル? ここ、どうしたの? 傷ができているわ」
「ん? あぁ、この前の遠征のときのやつだな。大丈夫。こんなの、訓練の延長みたいなもんだよ。慣れっこさ」
なんでもないことのように言うカイル。
しかし、リディアの心の奥では、小さな不安がくすぶっていた。
戦争こそ遠い話になったが、騎士の任務は常に危険と隣り合わせだ。
山賊の討伐、災害現場の警備、国境地帯での斥候任務。公には語られないだけで、その命を懸ける瞬間は確かに存在する。
(彼はいつも「大丈夫」と言う。でも、彼の大丈夫がどこまで本当なのか、私には分からない)
リディアはカイルを抱きしめる手に力を込めた。
(どうか、彼がいつまでも無事でありますように)
彼の温もりに包まれながら、静かに祈っていた。
その祈りが儚くも崩れたのはそれから数日後のことだった。
カイルを含む騎士団の分隊が国境近くでの任務に出たまま、連絡がぷつりと途絶えたのだ。
「まだ、帰ってきていないのですか?」
「それが……定期報告の便りが来ていないの。いつもなら、簡単でも一言あるのに」
エヴァンズ夫人の言葉に、リディアはじわりと指先から冷えていくのを感じた。
(まさか……)
悪い想像ばかりが頭を巡る。もちろん彼のことは心から信じている。
——それでも、不安は募るばかりだった。
その一角の薔薇園。
リディアは柔らかく微笑みながら、薔薇たちを見ていた。あの“ハートローズ”は、いつの間にか消えてしまって今はもう見ることはできない。代わりにそこには、庭師に植えてもらった白い薔薇が咲き誇っていた。
彼のように無垢で真っ直ぐな色。その薔薇を目にすると、リディアの表情がさらに優しくなった。
「リディ。お茶、冷めるぞ」
不意に低く、よく通る声がした。振り向くと、涼しげな顔のカイルが薔薇園のテーブルについている。テーブルにはお茶の用意がされているが、それを給仕したと思われるアーニャの姿はどこにもない。気を利かせてくれたのだろう。
「いつの間に来てたのよ? 声かけてくれればよかったのに。待たせちゃった?」
小走りに戻るリディアにカイルはいつもの微笑みを見せながら答える。
「いや。花に見とれる淑女に見とれてたから」
さりげない言葉に、頬が赤くなる。
昔はこんな風にからかってきても、笑って誤魔化していたのに。今は胸の奥が甘く疼く。
(最近、カイルと会う機会がぐっと増えたなぁ)
カイルの生家であるエヴァンズ侯爵家と、リディアのアルステッド侯爵家。交流はもともと深く、両家の大人たちからも、幼馴染同士の交際をあたたかく見守られている。
学園卒業後、リディアはアルステッド家令嬢として少しずつ公務に関わり始め、カイルは予定通り王宮騎士団に入団した。
それぞれ新たな立場を歩み始めてはいるけれど、忙しい合間を縫って、お互いの屋敷を行き来したり、連絡を取り合ったりすることは、日常の一部になっていた。
リディアも、時々エヴァンズ邸を訪れる。屋敷の庭でエヴァンズ夫人にお茶を出され、会話を楽しむが話題はいつもリディアとカイルのこと。エヴァンズ夫人が目を細めながら語りかける。
「カイルも王宮騎士団に入団してすっかり大人になって……。でも、あなたの前だと昔のままね」
騎士としての凛々しい姿、自分の前で見せる幼馴染としての屈託のない笑い顔。どちらも思い浮かべながらリディアは答える。
「ええ。でも私も……彼の側が一番安心するし、自然でいられるんです」
「あらあら、ごちそうさま」
2人の仲を誰もが自然に受け入れ、祝福してくれていた。順調で、穏やかで、あたたかな日々だった。
そんなある日、王都近郊の演習場で、王立騎士団の公開演習が開催された。
王族関係者、貴族のみならず、一般市民も観覧可能で、騎士たちの訓練成果を披露する晴れ舞台。
リディアは、エヴァンズ家の家族と共に貴賓席に座り、その様子を見守っていた。
「カイルは今年からの参加ですけど、まぁ、堂々としてること。誰かさんの視線を意識しているのかしら?」
リディアの隣でエヴァンズ夫人が微笑みながら、意味ありげな視線をリディアに送ってくる。リディアは頬を染めながらもカイルの姿を探す。
そして戦列の中に立つ彼の姿を見つけた瞬間、息を呑んだ。
陽光を受けて輝く彼の銀色の髪。背筋を伸ばした立ち姿。まっすぐに前を見つめる視線。そのすべてが、“騎士”としてのカイル・エヴァンズを物語っていた。
(すごい……。こんなに、頼もしくなったのね)
隊列を組んだ騎士たちが、決められた演目を実戦さながらに繰り広げていく。
騎馬での突撃、剣技による模擬戦。
そのどれを取っても、カイルは人目を惹いていた。
彼が馬上から剣を振るうたび、光を受けた刃が銀色の弧を描く。その一撃には、ただの力強さではなく、無駄を削ぎ落とした美しさがあった。
重さのあるはずの鎧を身に纏っていても、そんなことは微塵も感じさせず、軽やかに動き回る。その一瞬の間すら見惚れてしまうほどで。
(まるで、戦場という舞台で舞っているみたい……)
騎士団内ではすでに若手筆頭格ともいえる実力者。誰よりも真っ直ぐに、仲間を信じ、国と民を守ろうとする姿勢は、評価も高い。
(あんなに堂々として、周囲に的確な指示を飛ばして……子どもの頃、一緒に泥まみれになって遊んでいたとは思えないわね)
いつも笑って肩を並べていた彼の背中が、今日は遠くて、眩しかった。
けれど、その眩しさを誇らしく感じている自分もいた。
公開演習の終盤、彼が馬を降り、最終挨拶のためにヘルムを脱いだ瞬間だった。
会場の女性客たちから一斉にどよめきが起こった。
「きゃっ……エヴァンズ様、かっこよすぎ!」
「まさに騎士の鑑……っ!」
リディアはそれを見て、思わず肩をすくめた。
(そうよね、実はカイル、モテるのよね……)
リディアの心の中に一瞬、黒いモヤが立ち込める。しかしカイルは貴賓席に視線を向け、リディアを見つけた途端、パッと顔を輝かせた。その熱い視線に、彼が誰を想っているのか、周囲もすぐに理解する。
「まるでご主人様を見つけた子犬みたいね」
エヴァンズ夫人が朗らかに笑う。そしてリディアにそっと言った。
「……あの子はいつだって全力で走ってる。それはね、あなたが見ていてくれるから。あなたがいるから、あの子はどこまでも行けるのよ」
その言葉に、リディアは目を見開き、そして心が温かくなった。
***
「今日の演習、堂々として素晴らしかったわ。あの剣舞も馬術も、見事だった」
その日の夜、エヴァンズ邸で共に食事をとった後、2人でお茶を飲みながらリディアが言った。
「お、やっぱり見ててくれた?」
「もちろん。ちょっと格好良すぎて……見とれちゃったわ」
からかうように言えば、カイルは少し耳を赤らめて視線をそらした。
「あ、あたりまえだろ。……リディが見に来てるって、知ってたからな」
後半はやけに声のボリュームが落ちている。
「ふふっ。ありがとう」
クスクスと笑い合いながら、2人の時間は穏やかに過ぎていく。ふとカイルが隣に座るリディアの肩に手を伸ばし、そのまま抱き寄せる。温かい彼の腕の中。どちらからともなく唇が重なる。
「リディ……、俺、今、すっげー幸せだよ。お前とこうやって過ごせるようになるなんて、なんか夢みたいだわ」
現騎士団長の息子であるカイルは、本人の意志とは関係なしに注目を浴びる。しかしどんなに注目を浴びる人になっても、彼の真っ直ぐな心は何も変わらなかった。
リディアにとって、それは時にくすぐったく、そして愛しくもあった。
ふと、カイルの腕の中から彼を見上げると、その頬に真一文字に傷があることにリディアは気がついた。もう薄くなっているが、確かに切られたような跡。そっと撫でながら問いかける。
「カイル? ここ、どうしたの? 傷ができているわ」
「ん? あぁ、この前の遠征のときのやつだな。大丈夫。こんなの、訓練の延長みたいなもんだよ。慣れっこさ」
なんでもないことのように言うカイル。
しかし、リディアの心の奥では、小さな不安がくすぶっていた。
戦争こそ遠い話になったが、騎士の任務は常に危険と隣り合わせだ。
山賊の討伐、災害現場の警備、国境地帯での斥候任務。公には語られないだけで、その命を懸ける瞬間は確かに存在する。
(彼はいつも「大丈夫」と言う。でも、彼の大丈夫がどこまで本当なのか、私には分からない)
リディアはカイルを抱きしめる手に力を込めた。
(どうか、彼がいつまでも無事でありますように)
彼の温もりに包まれながら、静かに祈っていた。
その祈りが儚くも崩れたのはそれから数日後のことだった。
カイルを含む騎士団の分隊が国境近くでの任務に出たまま、連絡がぷつりと途絶えたのだ。
「まだ、帰ってきていないのですか?」
「それが……定期報告の便りが来ていないの。いつもなら、簡単でも一言あるのに」
エヴァンズ夫人の言葉に、リディアはじわりと指先から冷えていくのを感じた。
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