13 / 61
第1部「灰の路」 第1章「焼け残り」
第13話「喧騒の中の静寂」⑥
しおりを挟む
彼はその視線に負けるわけにはいかないという
自己意識を、燃料のように燃え上がらせた。
恋人が見ている。スマホが自分を映している。
そのことが、彼を戦いではなく「演出」に駆り立てていた。
蓮司は黙ったままリング中央に立ち、わずかに顎を引く。
その姿には、挑発も警戒もない。ただ「観察している」ような沈黙があった。
体の角度をわずかに変え、言葉にせずに伝える――「殴っていい」。
彼氏はその無言の合図を挑発と受け取り、歯を食いしばった。
拳を握る手に力がこもり、肩の筋肉がわずかに震える。
最初の一撃は勢いだけだった。
乾いた音が夜に響く。
振り抜いた拳が、蓮司の腕の上にぶつかり、衝撃が骨を伝って跳ね返る。
観客の一部が「入った!」と声を上げ、スマホのライトが一斉に瞬いた。
だが、蓮司は動かない。
息を吐くでもなく、顔をしかめることもなく、
ただそこに立っているだけだった。
その“何も起きない”静けさが、逆に彼氏の胸の奥をざわつかせる。
――ブロック。
パンチを防ぐ最も基本的な動作。腕や肩で衝撃を受け止め、
打たれながらも崩れない姿勢を保つ。
単に防御ではなく、“立ち続けること”そのものを示す動作だった。
二撃目、三撃目。
彼は必死に拳を振るうが、蓮司の体は揺れない。
時折、蓮司は腕を軽く動かして、拳の軌道を弾く。
――パリング。
相手の拳を軽く払い、力をいなす技術。
力で受け止めるのではなく、力を流す。
ほんの数センチの角度の違いで、拳は空を切り、攻撃は重さを失う。
頬をかすめる拳の風が、夜気を切り裂く。
だが蓮司はそのたびにわずかに顔を傾けるだけで、表情を崩さない。
その静けさが、彼にはまるで無関心の宣告のように思えた。
「なんだよ……こんなの……」
息が乱れ、拳が空を切るたびに肩が上下する。
汗が目に入り、視界が滲んだ。
最後の一撃――彼は全てを込めた右ストレートを放つ。
蓮司は、その瞬間、ほんの数センチだけ肩をそらした。
拳は紙一重で外れ、空気を切る音だけが残った。
風を切る感触と同時に、彼の体がよろめく。
その一瞬、強がりで固めていた表情が崩れた。
蓮司の視線が一閃する。
冷たい刃のような眼差し。
それは怒りではなく、感情を超えた圧だった。
言葉を必要としない、明確な序列の差。
彼氏の体から力が抜ける。
膝の奥がわずかに震え、呼吸が詰まる。
観客が息を呑み、彼女の持つスマホがかすかに震えた。
「……終わりだ」
蓮司の低い声が、湿った空気を裂いた。
その声に、誰もが反応を忘れたように黙り込む。
彼氏は額の汗を拭き、後ずさる。
彼女は「すごい、すごい!」と笑いながらスマホを見せ、拍手した。
その声が、彼の耳にはどこか遠く響いた。
虚勢を保とうと、彼は無理に口角を上げる。
だがその笑顔は、もう彼女のレンズには映っていなかった。
蓮司は無言で拳を開き、テーピングを整える。
夜気の中で、観客のざわめきが少しずつ戻り始める。
スマホの光がまた瞬き、しかしその中心
――リングだけは、静かな余韻に包まれていた。
ラウンドが終わると、観客たちはスマホを下ろし、
互いに顔を見合わせながら小声で囁き合う。
「なあ、あの彼、緊張で顔引きつってたな」
「でも見せ場作ろうとしてたのは分かる。恋人の前だし」
「いや、逆に面白かっただろ。汗だくで必死にパンチしてる姿が」
「俺だったらあんな状況で笑顔保てないな」
誰かが小さく笑うと、周囲もつられて笑い声を漏らす。
その笑いはどこか遠慮がちで、夜の湿気に溶けるように短く消えた。
空き地の地面には踏みしめられた砂利と湿った足跡が残り、
リングを囲むベニヤ板には、照明の光が鈍く反射している。
夜風が通り抜けるたび、誰かのTシャツがはためき、
香水と汗の混ざった臭いが流れた。
観客の一部は「次、誰が出るんだ?」と顔を上げ、リング周囲に注目する。
スマホのライトがちらちらと光り、画面越しに撮影している者たちが、
映像の奥に何かを探すように息を潜めている。
「ほら、ほら、次の人立つぞ」
「あれ、まだ誰も出てこないのか」
そんな囁きが小さな波のように広がっていく。
恋人同士のカップルは肩を寄せ合い、
彼女はスマホを彼に見せながら「次も頑張って!」と笑った。
彼氏は額の汗を手で拭き、わずかに肩を落とす。
彼女の前では笑顔を見せようとするが、
その笑みはどこかぎこちない。
虚勢と見栄で固めた緊張が、リングを降りた瞬間にほころび、
現実の空気が彼の体に戻ってくる。
彼は周囲の視線を感じながらも、照れ隠しのように軽く頭を下げた。
観客の中から、控えめな拍手がひとつ起こり、すぐにまた夜気に吸い込まれていく。
蓮司はリング中央でテーピングを巻き直していた。
膝を軽く曲げ、足の裏で板の感触を確かめる。
汗が頬を伝い、顎の先から一滴だけ落ちて板に消える。
表情は相変わらず無機質で、周囲のざわめきにも反応を見せない。
観客の視線が再び集まり、
誰が次に立つのかという期待と緊張が空気を満たしていく。
ライトが彼の輪郭を白く縁取り、影が足元に濃く伸びる。その影の中で、
誰かの靴音が一歩、また一歩と近づいてきた。
「お、次はどんな客だ?」
「さあな、まだまだ面白くなりそうだ」
軽い会話がリング周囲に飛び交う。
笑い声、囁き、スマホの通知音、遠くの車のエンジン音が混ざり合い、
空き地全体がひとつの低い鼓動のように震えている。
蓮司の背中を映す観客の視線は、次の衝突への期待を静かに膨らませていた。
そしてその静寂の奥では、夜そのものが息を潜めて、次の一瞬を待っていた。
自己意識を、燃料のように燃え上がらせた。
恋人が見ている。スマホが自分を映している。
そのことが、彼を戦いではなく「演出」に駆り立てていた。
蓮司は黙ったままリング中央に立ち、わずかに顎を引く。
その姿には、挑発も警戒もない。ただ「観察している」ような沈黙があった。
体の角度をわずかに変え、言葉にせずに伝える――「殴っていい」。
彼氏はその無言の合図を挑発と受け取り、歯を食いしばった。
拳を握る手に力がこもり、肩の筋肉がわずかに震える。
最初の一撃は勢いだけだった。
乾いた音が夜に響く。
振り抜いた拳が、蓮司の腕の上にぶつかり、衝撃が骨を伝って跳ね返る。
観客の一部が「入った!」と声を上げ、スマホのライトが一斉に瞬いた。
だが、蓮司は動かない。
息を吐くでもなく、顔をしかめることもなく、
ただそこに立っているだけだった。
その“何も起きない”静けさが、逆に彼氏の胸の奥をざわつかせる。
――ブロック。
パンチを防ぐ最も基本的な動作。腕や肩で衝撃を受け止め、
打たれながらも崩れない姿勢を保つ。
単に防御ではなく、“立ち続けること”そのものを示す動作だった。
二撃目、三撃目。
彼は必死に拳を振るうが、蓮司の体は揺れない。
時折、蓮司は腕を軽く動かして、拳の軌道を弾く。
――パリング。
相手の拳を軽く払い、力をいなす技術。
力で受け止めるのではなく、力を流す。
ほんの数センチの角度の違いで、拳は空を切り、攻撃は重さを失う。
頬をかすめる拳の風が、夜気を切り裂く。
だが蓮司はそのたびにわずかに顔を傾けるだけで、表情を崩さない。
その静けさが、彼にはまるで無関心の宣告のように思えた。
「なんだよ……こんなの……」
息が乱れ、拳が空を切るたびに肩が上下する。
汗が目に入り、視界が滲んだ。
最後の一撃――彼は全てを込めた右ストレートを放つ。
蓮司は、その瞬間、ほんの数センチだけ肩をそらした。
拳は紙一重で外れ、空気を切る音だけが残った。
風を切る感触と同時に、彼の体がよろめく。
その一瞬、強がりで固めていた表情が崩れた。
蓮司の視線が一閃する。
冷たい刃のような眼差し。
それは怒りではなく、感情を超えた圧だった。
言葉を必要としない、明確な序列の差。
彼氏の体から力が抜ける。
膝の奥がわずかに震え、呼吸が詰まる。
観客が息を呑み、彼女の持つスマホがかすかに震えた。
「……終わりだ」
蓮司の低い声が、湿った空気を裂いた。
その声に、誰もが反応を忘れたように黙り込む。
彼氏は額の汗を拭き、後ずさる。
彼女は「すごい、すごい!」と笑いながらスマホを見せ、拍手した。
その声が、彼の耳にはどこか遠く響いた。
虚勢を保とうと、彼は無理に口角を上げる。
だがその笑顔は、もう彼女のレンズには映っていなかった。
蓮司は無言で拳を開き、テーピングを整える。
夜気の中で、観客のざわめきが少しずつ戻り始める。
スマホの光がまた瞬き、しかしその中心
――リングだけは、静かな余韻に包まれていた。
ラウンドが終わると、観客たちはスマホを下ろし、
互いに顔を見合わせながら小声で囁き合う。
「なあ、あの彼、緊張で顔引きつってたな」
「でも見せ場作ろうとしてたのは分かる。恋人の前だし」
「いや、逆に面白かっただろ。汗だくで必死にパンチしてる姿が」
「俺だったらあんな状況で笑顔保てないな」
誰かが小さく笑うと、周囲もつられて笑い声を漏らす。
その笑いはどこか遠慮がちで、夜の湿気に溶けるように短く消えた。
空き地の地面には踏みしめられた砂利と湿った足跡が残り、
リングを囲むベニヤ板には、照明の光が鈍く反射している。
夜風が通り抜けるたび、誰かのTシャツがはためき、
香水と汗の混ざった臭いが流れた。
観客の一部は「次、誰が出るんだ?」と顔を上げ、リング周囲に注目する。
スマホのライトがちらちらと光り、画面越しに撮影している者たちが、
映像の奥に何かを探すように息を潜めている。
「ほら、ほら、次の人立つぞ」
「あれ、まだ誰も出てこないのか」
そんな囁きが小さな波のように広がっていく。
恋人同士のカップルは肩を寄せ合い、
彼女はスマホを彼に見せながら「次も頑張って!」と笑った。
彼氏は額の汗を手で拭き、わずかに肩を落とす。
彼女の前では笑顔を見せようとするが、
その笑みはどこかぎこちない。
虚勢と見栄で固めた緊張が、リングを降りた瞬間にほころび、
現実の空気が彼の体に戻ってくる。
彼は周囲の視線を感じながらも、照れ隠しのように軽く頭を下げた。
観客の中から、控えめな拍手がひとつ起こり、すぐにまた夜気に吸い込まれていく。
蓮司はリング中央でテーピングを巻き直していた。
膝を軽く曲げ、足の裏で板の感触を確かめる。
汗が頬を伝い、顎の先から一滴だけ落ちて板に消える。
表情は相変わらず無機質で、周囲のざわめきにも反応を見せない。
観客の視線が再び集まり、
誰が次に立つのかという期待と緊張が空気を満たしていく。
ライトが彼の輪郭を白く縁取り、影が足元に濃く伸びる。その影の中で、
誰かの靴音が一歩、また一歩と近づいてきた。
「お、次はどんな客だ?」
「さあな、まだまだ面白くなりそうだ」
軽い会話がリング周囲に飛び交う。
笑い声、囁き、スマホの通知音、遠くの車のエンジン音が混ざり合い、
空き地全体がひとつの低い鼓動のように震えている。
蓮司の背中を映す観客の視線は、次の衝突への期待を静かに膨らませていた。
そしてその静寂の奥では、夜そのものが息を潜めて、次の一瞬を待っていた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる