30 / 39
5章 判明
5-5 ウィルオウィスプⅠ
しおりを挟む
ケットシーに案内されるがまま、轍夜は街を歩いて行く。
街の外れまで来た時、体が勝手に剣を抜き放った。雑に強くなる呪具が危機を察知し、轍夜の体を強引に動かしたのだ。
カァンッと音がして、何かが弾かれる。
「え、何⁉」
驚いて声を出す轍夜の上で、ケットシーは鼻を動かす。
「上にゃー!」
「?」
轍夜が上を見ると、そこに浮かんでいるものがあった。ふわふわとした青白い物体。
「何あれ」
呟く轍夜を、その物体はしばらく睥睨し……怪訝そうに降り立った。
「オマエ、ボクが見えるんだな」
「は?」
「ボクは人間には見えない。そこのケットシーにも見えてはいないだろう」
物体は喋りながら、少年のような姿に擬態する。そして、轍夜の手を取った。指輪のはまった手を。
「なるほど、この呪具が原因か」
くすくすと笑い、手をはなす。
「にゃー? お前は何者にゃー?」
「ボクはウィルオウィスプ」
「なるほど、見えないわけにゃー」
ケットシーは納得した。ウィルオウィスプは精霊の一種である。精霊には人間に見えるものと見えないものがおり、ウィルオウィスプは後者だ。人間に見えない精霊はケットシーにも見えない。
「雑に強くなる呪具で見えるようになってるのかにゃー?」
ケットシーは一瞬、「テツヤは異世界人だから見えるのでは」と思ったが、〈死を招く蝶〉が大量発生した時のことを思い出して考えを否定する。あの時の嫌な臭いの発生源は精霊だった。それを、轍夜も見えていなかった。
「違うね」
ウィルオウィスプはからかうように言う。
「呪具で、じゃない。呪具に削られたせいで、だ」
「どういうことにゃー?」
「その指輪、人間として削れちゃいけない何かを削って力を発揮してるぞ」
「何かって何にゃー!」
嫌な感じがして、ケットシーは毛を逆立てる。
「さあ? ただ言えるのは、それが寿命や生命力の類なら早死にするし、精神力や意志力の類なら廃人化する。ボクが見えるってことは、そういう何かが既に結構削れてるってことだ」
「……!」
ケットシーは言葉を失った。ウィルオウィスプは少し考え、見解を述べる。
「ボクが攻撃した時、防いだだろ? あの時に、ちょっと削れたのを感じたよ。多分、寿命の類だね」
「でもさ、防がなかったらヤバかったんだろ?」
轍夜は雑に強くなる呪具を見つめて言った。呪具が答えるより早く、ウィルオウィスプが答える。
「そりゃそうさ。ボクを邪魔しに来たのを察知して、殺す気で攻撃したからね。いくらケットシーでも、精霊の殺意は分からないだろ?」
「にゃー……」
ケットシーはすっかり元気をなくした声で鳴いた。
「そっか」
手を掲げ、指輪を見つめて。轍夜は晴れやかに笑う。
「しょっちゅーサボってるのって、気遣ってくれてたのか。ありがとな!」
雑に強くなる呪具は、困惑したように震えた。「……恨まないのか。こんな代償を黙ってたんだぞ」と、戸惑うように言葉を流し込む。代償のことを黙っていたのは、捨てられることを恐れてだ。
「何で恨むんだよ。寿命くらい好きに削れば良いのに、わざわざサボって、オレに文句言われながら耐えてたんだろ? 感謝しかねーって」
その言葉に、呪具は「長く使ってもらいたいから。こんなに相性の良い使い手、そうそういない。頭空っぽで何も考えてなくて、呪具に身をゆだねるのに躊躇いが無いってところが、特に良い」と告げた。
「待つにゃー。テツヤ、何を言ってるにゃー。そんな楽観的に捉えられるものじゃないはずにゃー」
ケットシーは硬い声で言った。しかし、轍夜は動じない。
「だってさー、雑に強くなる呪具が無かったら、さっき死んでたかもしれねーじゃん」
「それは、そうだけどにゃー」
「だから、雑に強くなる呪具は、オレを長生きさせてくれてるってことだろ」
「……」
ぐうの音も出ない。ケットシーは、轍夜に論破されたのが、何だか悔しかった。
「あ、でもこの事リィラには言うなよ。絶対言うなよ。振りじゃねーからな?」
「……嫌にゃー」
「頼むよ。まじで言わねーでくれ。リィラがこのこと知ったら、使わせてくれなくなりそう」
そっぽを向くケットシーに、轍夜は懇願する。
「なー。頼むって」
「……にゃー! しまったにゃー!」
ケットシーは鼻を動かし、顔をしかめる。
「逃げられたにゃー。臭いも隠しやがったにゃー。……リィラに呪具の代償のことを言わない代わりに、ウィルオウィスプに関するみーの失態を黙っていてほしいにゃー」
「ほーい」
轍夜は笑ってケットシーをなでた。
「ふにゃー……ウィルオウィスプは逃げるために嘘を吐いたのかもしれないにゃー。本当だとしても、寿命の類と言っただけで、寿命とは言ってないにゃー。もしかしたら、全然大したことのない代償かもしれないにゃー」
ケットシーは、希望的観測で呟いた。そして指輪に目を向ける。
「呪具自体は、何を代償にしてるのか分かってないにゃー?」
呪具は答える。「分からない。邪竜と戦った時に、何かをゴリッと削った感覚があったから、力を発揮すればするほど削ってしまうと思う」と。それを轍夜は声に出して伝えた。ケットシーは怪訝そうな顔をする。
「前の持ち主はどうだったにゃー?」
「……人間の使い手はオレが初めてだって」
「うにゃー……」
なるほど、それでは分かりようが無い。ケットシーはこの件を深く考えないことにした。
ウィルオウィスプはいたずら好きで、人間に害をなす。通常、夜に活動し、青い炎をまき散らす。その炎は、ウィルオウィスプの特性によるものだ。死者の魂を取り込み燃料にする、という特性。
「夜なら見えるにゃー」
昼間は人間の目に映らないウィルオウィスプだが、夜の闇の中では煌々と青白く輝いて見える。
「だから、倒しにいくにゃー」
「おー」
ケットシーの言葉に、轍夜は応じた。
ウィルオウィスプと遭遇して逃げられた日の夜中である。轍夜の寝室にケットシーがこっそりやって来たのだ。
1人と1匹が足音を忍ばせて城から出ようとしていると、
「あ」
ばったり、リムネロエとヒュレアクラに会った。2人も城を抜け出そうとしていたのだ。
夜中に子供だけで外出するのは褒められた行為ではない。双子は、咎められることを覚悟した。
「……」
「……」
3人と1匹は無言で顔を突き合わせる。数秒の沈黙の後、轍夜が口を開いた。
「秘密にしよーぜ。男の約束だ」
「! うん!」
リムネロエとヒュレアクラは、ぱぁっと笑顔になった。
城から出て、轍夜と双子は別方向に歩いた。轍夜の頭の上でケットシーがしっぽをゆらす。
「良いのかにゃー」
「何が?」
「深夜の外出は、親が注意すべきにゃー」
「でもなー。オレも子供の頃、こっそり夜中に外出たことあるしなー」
「あの様子だと、頻繁にやってるにゃー。それなのにリィラにバレていないとは大したものにゃー」
「実は気付いてたりして」
「……有り得るにゃー。リィラは本当、何考えてるか分からない時があるにゃー」
ケットシーは呆れたように言った。
そんな話をしながら街を出た時、視界の隅をよぎったものがある。青白い光。
「いたにゃー! ウィルオウィスプにゃー!」
ウィルオウィスプの移動は風のように速い。街から森へと飛んでいく。
街の外れまで来た時、体が勝手に剣を抜き放った。雑に強くなる呪具が危機を察知し、轍夜の体を強引に動かしたのだ。
カァンッと音がして、何かが弾かれる。
「え、何⁉」
驚いて声を出す轍夜の上で、ケットシーは鼻を動かす。
「上にゃー!」
「?」
轍夜が上を見ると、そこに浮かんでいるものがあった。ふわふわとした青白い物体。
「何あれ」
呟く轍夜を、その物体はしばらく睥睨し……怪訝そうに降り立った。
「オマエ、ボクが見えるんだな」
「は?」
「ボクは人間には見えない。そこのケットシーにも見えてはいないだろう」
物体は喋りながら、少年のような姿に擬態する。そして、轍夜の手を取った。指輪のはまった手を。
「なるほど、この呪具が原因か」
くすくすと笑い、手をはなす。
「にゃー? お前は何者にゃー?」
「ボクはウィルオウィスプ」
「なるほど、見えないわけにゃー」
ケットシーは納得した。ウィルオウィスプは精霊の一種である。精霊には人間に見えるものと見えないものがおり、ウィルオウィスプは後者だ。人間に見えない精霊はケットシーにも見えない。
「雑に強くなる呪具で見えるようになってるのかにゃー?」
ケットシーは一瞬、「テツヤは異世界人だから見えるのでは」と思ったが、〈死を招く蝶〉が大量発生した時のことを思い出して考えを否定する。あの時の嫌な臭いの発生源は精霊だった。それを、轍夜も見えていなかった。
「違うね」
ウィルオウィスプはからかうように言う。
「呪具で、じゃない。呪具に削られたせいで、だ」
「どういうことにゃー?」
「その指輪、人間として削れちゃいけない何かを削って力を発揮してるぞ」
「何かって何にゃー!」
嫌な感じがして、ケットシーは毛を逆立てる。
「さあ? ただ言えるのは、それが寿命や生命力の類なら早死にするし、精神力や意志力の類なら廃人化する。ボクが見えるってことは、そういう何かが既に結構削れてるってことだ」
「……!」
ケットシーは言葉を失った。ウィルオウィスプは少し考え、見解を述べる。
「ボクが攻撃した時、防いだだろ? あの時に、ちょっと削れたのを感じたよ。多分、寿命の類だね」
「でもさ、防がなかったらヤバかったんだろ?」
轍夜は雑に強くなる呪具を見つめて言った。呪具が答えるより早く、ウィルオウィスプが答える。
「そりゃそうさ。ボクを邪魔しに来たのを察知して、殺す気で攻撃したからね。いくらケットシーでも、精霊の殺意は分からないだろ?」
「にゃー……」
ケットシーはすっかり元気をなくした声で鳴いた。
「そっか」
手を掲げ、指輪を見つめて。轍夜は晴れやかに笑う。
「しょっちゅーサボってるのって、気遣ってくれてたのか。ありがとな!」
雑に強くなる呪具は、困惑したように震えた。「……恨まないのか。こんな代償を黙ってたんだぞ」と、戸惑うように言葉を流し込む。代償のことを黙っていたのは、捨てられることを恐れてだ。
「何で恨むんだよ。寿命くらい好きに削れば良いのに、わざわざサボって、オレに文句言われながら耐えてたんだろ? 感謝しかねーって」
その言葉に、呪具は「長く使ってもらいたいから。こんなに相性の良い使い手、そうそういない。頭空っぽで何も考えてなくて、呪具に身をゆだねるのに躊躇いが無いってところが、特に良い」と告げた。
「待つにゃー。テツヤ、何を言ってるにゃー。そんな楽観的に捉えられるものじゃないはずにゃー」
ケットシーは硬い声で言った。しかし、轍夜は動じない。
「だってさー、雑に強くなる呪具が無かったら、さっき死んでたかもしれねーじゃん」
「それは、そうだけどにゃー」
「だから、雑に強くなる呪具は、オレを長生きさせてくれてるってことだろ」
「……」
ぐうの音も出ない。ケットシーは、轍夜に論破されたのが、何だか悔しかった。
「あ、でもこの事リィラには言うなよ。絶対言うなよ。振りじゃねーからな?」
「……嫌にゃー」
「頼むよ。まじで言わねーでくれ。リィラがこのこと知ったら、使わせてくれなくなりそう」
そっぽを向くケットシーに、轍夜は懇願する。
「なー。頼むって」
「……にゃー! しまったにゃー!」
ケットシーは鼻を動かし、顔をしかめる。
「逃げられたにゃー。臭いも隠しやがったにゃー。……リィラに呪具の代償のことを言わない代わりに、ウィルオウィスプに関するみーの失態を黙っていてほしいにゃー」
「ほーい」
轍夜は笑ってケットシーをなでた。
「ふにゃー……ウィルオウィスプは逃げるために嘘を吐いたのかもしれないにゃー。本当だとしても、寿命の類と言っただけで、寿命とは言ってないにゃー。もしかしたら、全然大したことのない代償かもしれないにゃー」
ケットシーは、希望的観測で呟いた。そして指輪に目を向ける。
「呪具自体は、何を代償にしてるのか分かってないにゃー?」
呪具は答える。「分からない。邪竜と戦った時に、何かをゴリッと削った感覚があったから、力を発揮すればするほど削ってしまうと思う」と。それを轍夜は声に出して伝えた。ケットシーは怪訝そうな顔をする。
「前の持ち主はどうだったにゃー?」
「……人間の使い手はオレが初めてだって」
「うにゃー……」
なるほど、それでは分かりようが無い。ケットシーはこの件を深く考えないことにした。
ウィルオウィスプはいたずら好きで、人間に害をなす。通常、夜に活動し、青い炎をまき散らす。その炎は、ウィルオウィスプの特性によるものだ。死者の魂を取り込み燃料にする、という特性。
「夜なら見えるにゃー」
昼間は人間の目に映らないウィルオウィスプだが、夜の闇の中では煌々と青白く輝いて見える。
「だから、倒しにいくにゃー」
「おー」
ケットシーの言葉に、轍夜は応じた。
ウィルオウィスプと遭遇して逃げられた日の夜中である。轍夜の寝室にケットシーがこっそりやって来たのだ。
1人と1匹が足音を忍ばせて城から出ようとしていると、
「あ」
ばったり、リムネロエとヒュレアクラに会った。2人も城を抜け出そうとしていたのだ。
夜中に子供だけで外出するのは褒められた行為ではない。双子は、咎められることを覚悟した。
「……」
「……」
3人と1匹は無言で顔を突き合わせる。数秒の沈黙の後、轍夜が口を開いた。
「秘密にしよーぜ。男の約束だ」
「! うん!」
リムネロエとヒュレアクラは、ぱぁっと笑顔になった。
城から出て、轍夜と双子は別方向に歩いた。轍夜の頭の上でケットシーがしっぽをゆらす。
「良いのかにゃー」
「何が?」
「深夜の外出は、親が注意すべきにゃー」
「でもなー。オレも子供の頃、こっそり夜中に外出たことあるしなー」
「あの様子だと、頻繁にやってるにゃー。それなのにリィラにバレていないとは大したものにゃー」
「実は気付いてたりして」
「……有り得るにゃー。リィラは本当、何考えてるか分からない時があるにゃー」
ケットシーは呆れたように言った。
そんな話をしながら街を出た時、視界の隅をよぎったものがある。青白い光。
「いたにゃー! ウィルオウィスプにゃー!」
ウィルオウィスプの移動は風のように速い。街から森へと飛んでいく。
0
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる