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年末年始編
しおりを挟む今日は大晦日だが、相変わらず仕事をしている俺。
だが、早めに上がれるので、まだラッキーな方だ。
夕方に仕事が終わったので家に帰り、少しだけ掃除をした。すると、色々と懐かしいものが出てきて、懐かしんでいた。
夜になり、年末の番組を見ていると、あっという間にカウントダウンの時間になってしまった。
1人で年を越すのももう何度目かになる。そして、三が日は実家に帰る予定だ。
そして年を超えた途端に知り合いから沢山のメールが届く。
勿論辰支からも来ていた。
メールには
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。これからも焦らずゆっくりと無理しない程度に十分に気をつけて頑張っていきましょう。」
と書かれていた。そのメールは、単純なようですごく暖かいものだった。
そして、辰支のメールを見ていると、なんだか星を見に行きたいと思い、少し外に出た。しばらく上を見ながら歩いているといつの間にか駅近くまで来ていた。
ついでに何か買おうとコンビニに入ろうとしたら、
「護也さん?」
と声をかけられたので振り返ると、辰支がいた。
「え?なんでこんな時間に」
と俺が聞くと、
「散歩しているついでに寄ったんです。」
辰支と一緒に暖かい飲み物を買って、近くの公園のベンチに座って話をしていた。どうやら、辰支も星を見たくて散歩をしに来たらしい。
「俺たち、考えていることも似ているな」
と俺が笑うと、辰支も笑顔になる。
「もう年を越すこともどうでも良くなっていたのですが、今回は良い年越しになりました。」
と照れながら辰支が言った。
「辰支、今年も、いや、これからも沢山話して一緒にいよう」
俺が真剣な顔で言ったのに対して、辰支は笑顔で「はい」とだけ答えた。
そして、明日一緒に初詣に行こうと約束した。実家に帰るのはその後にしようと思った。
その日、年を越したばかりの空は輝いている綺麗な星が少しだけあった。
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