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最後の砦
第35の旅 怒れる虎
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俺のせい、俺のせいでアイツらが消えた、俺のせい
「次はお前の番だガキ!」
パニッシュはもう1度ルーレットを作り出す
「もうさせねぇよ、クソッタレ」
クラムはルーレットを細切れにする
「なっ!?」
パニッシュは一瞬だけ動揺をし、すぐに構えを取る
「クラム?」
フランはクラムを心配する
「見届けなさいフラン、あの少年も覚醒の時が来たようです」
スザクはフランの周りにバリアを作る
「俺の油断が誰かを傷付けるなら俺はもう油断しねぇ!」
(クラムよ、貴様は初めて自分に対して本気で怒った、その怒りは貴様をさらに成長させる!さぁ叫べ我が名を!)
「ビャッコ‼️」
クラムから白い巨虎が飛び出す
「ガルルル‼️ガァァァ‼️」
ビャッコは雄叫びを上げる
「貴様に我が力の一部を授けた時、オオカミなどになるとは思わなかった、だが今度は全ての力を授ける❗️」
ビャッコの体が輝き出す
「あのガキもレベル3か...しかもあの腐れカップルよりも強い」
パニッシュはすぐにルーレットを展開する
「来い!ビャッコ‼️」
クラムはビャッコを身に纏う、鋭さを増す爪、無駄の無い筋肉、全身に浮かび上がる縞模様、まるでクラム自身がビャッコに!
(次は攻撃だ、貴様には底知れぬ集中力がある、我が力を足せば更に向上する)
クラムは構えを取ると自分だけでなく周りの音も消え始める
(白虎爪連斬)
無音の世界でクラムはパニッシュを鋭い爪で斬り刻む
パニッシュは身体中から血を吹き出し、音を立てずに倒れる
音が戻り始める
「終わったようですね」
スザクはバリアを解除する
「クラム‼️」
フランはクラムに駆け寄る
(初戦にしては良くやった、我が力を欲するのであればまた我が名を呼べ)
クラムは元の姿に戻ると倒れる
クラムはフランの膝の上で涙を流す
「お、おいどうした坊主!」
「みんなを探しに行こうよ!」
フランとグレイトは声をかける
「ジャン達はもう居ない、匂いが全くしないんだよ」
クラムは悔しそうに地面を叩く、フランは何かを察する
「ねぇクラム、どうしてあの時みんなの攻撃を受けたの?」
フランはクラムの疲れを癒す
「アイツら、俺の父さんと母さんと同じ匂いがしたんだ、見た目も少し似てたし、話し方も何もかもが似てたんだ」
「...」
フランはクラムの頭を撫でる
「さぁ2人とも一旦戻ろう、今は戦況的にも不利だろう」
グレイトは2人を担いで馬車に運ぶ
「なぁーんだ帰っちゃうのか、でもこっちも戦力的にマズかったしラッキーかな?」
男は1人でトボトボ研究所に戻る
「次はお前の番だガキ!」
パニッシュはもう1度ルーレットを作り出す
「もうさせねぇよ、クソッタレ」
クラムはルーレットを細切れにする
「なっ!?」
パニッシュは一瞬だけ動揺をし、すぐに構えを取る
「クラム?」
フランはクラムを心配する
「見届けなさいフラン、あの少年も覚醒の時が来たようです」
スザクはフランの周りにバリアを作る
「俺の油断が誰かを傷付けるなら俺はもう油断しねぇ!」
(クラムよ、貴様は初めて自分に対して本気で怒った、その怒りは貴様をさらに成長させる!さぁ叫べ我が名を!)
「ビャッコ‼️」
クラムから白い巨虎が飛び出す
「ガルルル‼️ガァァァ‼️」
ビャッコは雄叫びを上げる
「貴様に我が力の一部を授けた時、オオカミなどになるとは思わなかった、だが今度は全ての力を授ける❗️」
ビャッコの体が輝き出す
「あのガキもレベル3か...しかもあの腐れカップルよりも強い」
パニッシュはすぐにルーレットを展開する
「来い!ビャッコ‼️」
クラムはビャッコを身に纏う、鋭さを増す爪、無駄の無い筋肉、全身に浮かび上がる縞模様、まるでクラム自身がビャッコに!
(次は攻撃だ、貴様には底知れぬ集中力がある、我が力を足せば更に向上する)
クラムは構えを取ると自分だけでなく周りの音も消え始める
(白虎爪連斬)
無音の世界でクラムはパニッシュを鋭い爪で斬り刻む
パニッシュは身体中から血を吹き出し、音を立てずに倒れる
音が戻り始める
「終わったようですね」
スザクはバリアを解除する
「クラム‼️」
フランはクラムに駆け寄る
(初戦にしては良くやった、我が力を欲するのであればまた我が名を呼べ)
クラムは元の姿に戻ると倒れる
クラムはフランの膝の上で涙を流す
「お、おいどうした坊主!」
「みんなを探しに行こうよ!」
フランとグレイトは声をかける
「ジャン達はもう居ない、匂いが全くしないんだよ」
クラムは悔しそうに地面を叩く、フランは何かを察する
「ねぇクラム、どうしてあの時みんなの攻撃を受けたの?」
フランはクラムの疲れを癒す
「アイツら、俺の父さんと母さんと同じ匂いがしたんだ、見た目も少し似てたし、話し方も何もかもが似てたんだ」
「...」
フランはクラムの頭を撫でる
「さぁ2人とも一旦戻ろう、今は戦況的にも不利だろう」
グレイトは2人を担いで馬車に運ぶ
「なぁーんだ帰っちゃうのか、でもこっちも戦力的にマズかったしラッキーかな?」
男は1人でトボトボ研究所に戻る
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