僕と精霊〜A journey of heroes〜

一般人

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旅人達の足跡

第59の旅 大海原の暴れん坊

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研究所跡地 

「よしっと資料も荷物も全部持ったね、しゅっぱーつ!」
「にゃー!」
男は黒猫と一緒に歩き始める


グレイトの家
 フランは少女を看病していた
「...はっ!此処は?」
少女は目を覚ます

「クラム!グレイトさん!目を覚ましました」
フランは2人を呼びかける
「おお目が覚めたか、どうだ?体は動くか?」 
グレイトはスープを乗せたおぼんを持ってくる

「俺は...そうか怪我をして、ありがとうございます」
少女は礼を言う
「なんでお前は魚の化け物に乗ってたんだ?」
クラムは警戒する

「俺にはそういう力がある、海の生き物を自在に操る事ができるんだよ」
少女はベッドから立ち上がって歩き始める

「おいどこに行くんだ?」
グレイトは止める
「旅を続けるんだよ、いつまでも此処にいる訳にはいかないからね、怪我の手当てありがとうございます」
少女は部屋を出ようとする

「おい待て!旅をするんなら俺らの仲間になれ!力がいるんだ」
クラムは少女の手を掴む
「やめておいた方がいいよ、俺と旅なんてしたら危ないだけだ」
少女はクラムの手を払い除ける

「舐めるなよ、俺達は強いぞ」
クラムは爪を尖らせる
「お前らも異常者イレギュラーってやつなのか?」
少女は足を止める

「なんでその名前を...まさか敵か!」
クラムはトラ男になり構えを取る
「ま、待て!何だよ敵って!話が全然見えてこない」
少女は両手を上げる

「待てボウズ、コイツに戦う意志はない」
グレイトは2人の間に割り込む
「どけおっさん!コイツ怪しいぞ」
クラムは警戒を解かない

「待てよ!その人が言う通り俺に戦う気は無い」
「お前は誰だ?名前と旅の目的を言え」
クラムは少女の首元に爪を立てる

「俺の名前はメリー・ニーナ、自由のために旅をしている、て言ってもただ旅をしていた友達の真似ごとなんだけどね」
ニーナはクラムの爪を払い除ける

「ねぇクラム、この人多分悪い人じゃないよ、きっと私達と同じ側」
フランも止めに入る
「そうか、悪かったな俺はクラム、クラム・クルム、体をトラに変えることができる」

「私はフラン、どんな傷でも癒せる力を持ってる」
フランはお辞儀をする
「ちなみにお前の怪我を治したのもこのお嬢ちゃんだぜ」
グレイトはおぼんを机に置く

「ああ、あと俺の名前はグレイト・ジャッジ、とりあえず今はゆっくりしてけ」
グレイトはニーナをベッドに寝かせる

「駄目だ、このまま此処に居たらアイツらが来る」
ニーナはグレイトの手を振り払ってベッドから飛び起きる
「アイツってお前をボロボロにしたヤツか?」
クラムは何かに感づいたようにニーナに聞く

「あ、ああそうだけど」
「ならマズイ!おっさん!すぐに出発するぞ‼️」
クラムはフランとニーナを担いで窓から飛び出すと雷が降り注ぎグレイトの家を破壊する
「なっ!何だこりゃー!」
クラムは目を疑う、月の光で輝く水平線の方から太陽の様に輝く何かが近づいて来た

「アイツは巨大な電気ウナギ」
ニーナは口笛を吹くと海から魚の大群が飛んで来る
「ウナギ?」
フランは首を傾ける
「ビリビリでニョロニョロの魚だ、フランは離れてろ」
クラムはフランを安全な所に避難させる

「てててっ!クソ!俺の家が」
無傷のグレイトは瓦礫をどかして体を出す
「おいおいどうなってんだよ」

「おっさんも手伝ってくれ!」
クラムは叫ぶ
「あ、ああ良いぞ!」
グレイトは瓦礫を蹴飛ばしクラムの方へ行く

「何でお前はアイツに追われてるんだ?」
クラムはトラ男になる
「アイツは元々普通のウナギだったんだけどここら辺の海の影響なのか突然化け物になっちまったんだよ」
ニーナは魚が運んできた鉄槍を構える

「とりあえずアイツをぶっ倒さないとここら辺の海が危ないのか」
「そう、でもアイツにはやわな攻撃は効かないし、近づけない」

「そう言うことなら俺に任せろ」
グレイトは準備運動を始める
「おっさん!」

「ボウズ、俺をそのウナギの所まで投げ飛ばせ」
グレイトはクラムの前に立つ
(ほぅこれはチャンスだ、我が力であの男を飛ばしてやる、さぁ呼べクラム!)
「ビャッコ❗️」
「ガァァァ‼️」
ビャッコはクラムの体から飛び出してくる

「おい中年、我の尾に掴まれ」
ビャッコはグレイトに尻尾を差し出す
「まだ中年じゃないんだけどな、頼むぜ」
グレイトはビャッコの尾にしがみつく

「ではゆくぞ‼️」
ビャッコは思い切り尾を振り、グレイトを電気ウナギに向かって投げ飛ばす

「クラム、大丈夫なの?」
フランはクラムに近づく
「来るなフラン!危ない!」
「ひっ!ご、ごめん」
フランは落ち込む

「ごめんフラン本当に危ないんだ、見ただろおっさんの家が一瞬で壊されたんだ、あんなのくらったらひとたまりもないんだ」
クラムはフランを後ろの方へ隠すように移動させる

「でも、私も一緒に戦いたい...」
フランはクラムを腕を掴んで頼み込む
「分かった、でも絶対に死ぬなよ悲しいから」

「ビャッコ!いくぞ!」
「スザク!お願い!」
「ではゆこう」
ビャッコはクラムと一体化する
「キエェェェェ‼️」
スザクはフランの背中から飛び出してくる

「気張るぜ、相手はデカいからな‼️」







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