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第一章おまけ
ソフィア母さんのレース・青色のタイルについて
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マルチナ(以下マ):みなさん、こんにちは! 主催のマルチナです。
ソニア(以下ソ):こんにちは、助手のソニアです。
マ:今回は、物語の中に登場したレースと青色のタイルについてです!最初はレースよ。
ソ:ソフィア母さんもレースを作ってましたね。
マ:モデルになった町・ポルトガルでももちろんレースが有名で、「ボビンレース」と呼ばれているの。
作り方についてはソニア、よろしく!
ソ:はいっ。お任せくださいっ。作り方は作中にもあった通り、「藁の詰まったクッションに型紙を張り、図案に沿って刺したピンに、ボビンに巻いたレース糸をからめて模様を作っていく」です。イメージするの、ちょっと難しいよね。
マ:ボビンって呼ばれる糸巻きは、小さいマラカスのような形をしていて、レースを編んでいるとコロコロと音を奏でるんですって。
ソ:そうそう。かわいい音だよ。ユーチューブってサイトで「ボビンレース ポルトガル」って検索すると、少しだけど動画が出てくるらしいから、気になる人は調べてみてください。
それから、インターネットってもので「ボビンレース」って調べると、どんなレースか見られるから、それもぜひ見てみてください。
マ:ボビンレースのポルトガルで有名な産地は、ヴィラ・ド・コンデ。ヴィラ・ド・コンデにはボビンレースの博物館もあるそうよ。
ソ:人の手によって作られるボビンレースは、かつてはとても高価なもので、貴族が収集するほど人気が高かったそうです。ソフィア母さんが作ったレースも、貿易船に乗ってたくさんの国で売られています。
マ:まあ、そうなの! でも確かに、あんなに細かくてきれいなものになら、わたしもお金は惜しまないわね。
ソ:ありがとう、母さん喜ぶよ。
◆
マ:お次は、ポルトガルでは「アズレージョ」と呼ばれる青色のタイルについて。
わたしとソニアが見学をした工房で作っていたのも、アズレージョよ。「建築資材の陶器のタイル。ポルトガルを代表する伝統工芸。一般的な建物の外装、内装に使われる」んですって。
ソ:建材の一つとして使われているため、ポルトガルへ行けば必ず目に入るそうです。教会や駅舎だけでなく一般のお家にも使われているそうですよ。そう考えると、わたしたちが暮らしてる町では、登場シーンが少なかったね。
マ:言われてみればそうね。でも、ソニアと一緒に行った建材屋の傍のお家は、タイル張りが多くて素敵だったわ。
ちなみにわたしの家ではほとんど使われていない、っていう設定があったの。これはわたしの曾祖父の友好関係が関係してるらしいんだけど、それはまた続編の時にね。
ソ:へえ。そんな裏設定があったんだ。
マ:そうらしいわ。話が反れちゃったわね。
えっと、アズレージョは、白地に青色の染料で風景を描いたもの・カラフルな幾何学模様を描いたもの・ホイップクリームのような立体的なものなどなど、模様は様々だそうよ。これもまた調べると美しい絵画のようなタイル画を見られるって。
ソ:ポルトガルにおけるアズレージョの歴史の始まりは、16世紀。この頃からタイルが輸入されるようになって、本格的なアズレージョの生産が始まったそうです。
マ:それから月日を追うごとに、色が増えたり、動物や人物などモチーフが増えたり、物語や風刺画が題材にされたタイルも作られるようになったんですって。
ソ:アズレージョの歴史から逆算すると、わたしたちが生きている時代は、19世紀の初頭、って感じがするね。
マ:確かにいろんな柄が作られてたものね。わたしたちが見たのは天女様だったわね。
ソ:そういえばあの天女様の完成品、わたしたちはちゃんと見に行きましたよ。きれいでした。
マ:アズレージョもボビンレース同様、インターネットってもので調べたら、わたしたちが見た景色を想像しやすいと思うわ。特にわかりやすいのは、前回のおまけで紹介したサン・ベルト駅ね。
ソ:さて、今回のおまけはここまでです。
マ:今回でより一層ポルトガルの魅力が伝わってたらうれしいわ! みんなポルトガルについて調べてみてね!
参考資料
外務省 わかる!国際情勢 ポルトガルと日本~海がつないだ友好の絆:https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol62/index.html
ANDORINHAとめぐる雑貨と暮らしの旅 持ち帰りたいポルトガル:2017年5月31日電子書籍版 著者:矢野有貴見
ボビンレースWikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9
ソニア(以下ソ):こんにちは、助手のソニアです。
マ:今回は、物語の中に登場したレースと青色のタイルについてです!最初はレースよ。
ソ:ソフィア母さんもレースを作ってましたね。
マ:モデルになった町・ポルトガルでももちろんレースが有名で、「ボビンレース」と呼ばれているの。
作り方についてはソニア、よろしく!
ソ:はいっ。お任せくださいっ。作り方は作中にもあった通り、「藁の詰まったクッションに型紙を張り、図案に沿って刺したピンに、ボビンに巻いたレース糸をからめて模様を作っていく」です。イメージするの、ちょっと難しいよね。
マ:ボビンって呼ばれる糸巻きは、小さいマラカスのような形をしていて、レースを編んでいるとコロコロと音を奏でるんですって。
ソ:そうそう。かわいい音だよ。ユーチューブってサイトで「ボビンレース ポルトガル」って検索すると、少しだけど動画が出てくるらしいから、気になる人は調べてみてください。
それから、インターネットってもので「ボビンレース」って調べると、どんなレースか見られるから、それもぜひ見てみてください。
マ:ボビンレースのポルトガルで有名な産地は、ヴィラ・ド・コンデ。ヴィラ・ド・コンデにはボビンレースの博物館もあるそうよ。
ソ:人の手によって作られるボビンレースは、かつてはとても高価なもので、貴族が収集するほど人気が高かったそうです。ソフィア母さんが作ったレースも、貿易船に乗ってたくさんの国で売られています。
マ:まあ、そうなの! でも確かに、あんなに細かくてきれいなものになら、わたしもお金は惜しまないわね。
ソ:ありがとう、母さん喜ぶよ。
◆
マ:お次は、ポルトガルでは「アズレージョ」と呼ばれる青色のタイルについて。
わたしとソニアが見学をした工房で作っていたのも、アズレージョよ。「建築資材の陶器のタイル。ポルトガルを代表する伝統工芸。一般的な建物の外装、内装に使われる」んですって。
ソ:建材の一つとして使われているため、ポルトガルへ行けば必ず目に入るそうです。教会や駅舎だけでなく一般のお家にも使われているそうですよ。そう考えると、わたしたちが暮らしてる町では、登場シーンが少なかったね。
マ:言われてみればそうね。でも、ソニアと一緒に行った建材屋の傍のお家は、タイル張りが多くて素敵だったわ。
ちなみにわたしの家ではほとんど使われていない、っていう設定があったの。これはわたしの曾祖父の友好関係が関係してるらしいんだけど、それはまた続編の時にね。
ソ:へえ。そんな裏設定があったんだ。
マ:そうらしいわ。話が反れちゃったわね。
えっと、アズレージョは、白地に青色の染料で風景を描いたもの・カラフルな幾何学模様を描いたもの・ホイップクリームのような立体的なものなどなど、模様は様々だそうよ。これもまた調べると美しい絵画のようなタイル画を見られるって。
ソ:ポルトガルにおけるアズレージョの歴史の始まりは、16世紀。この頃からタイルが輸入されるようになって、本格的なアズレージョの生産が始まったそうです。
マ:それから月日を追うごとに、色が増えたり、動物や人物などモチーフが増えたり、物語や風刺画が題材にされたタイルも作られるようになったんですって。
ソ:アズレージョの歴史から逆算すると、わたしたちが生きている時代は、19世紀の初頭、って感じがするね。
マ:確かにいろんな柄が作られてたものね。わたしたちが見たのは天女様だったわね。
ソ:そういえばあの天女様の完成品、わたしたちはちゃんと見に行きましたよ。きれいでした。
マ:アズレージョもボビンレース同様、インターネットってもので調べたら、わたしたちが見た景色を想像しやすいと思うわ。特にわかりやすいのは、前回のおまけで紹介したサン・ベルト駅ね。
ソ:さて、今回のおまけはここまでです。
マ:今回でより一層ポルトガルの魅力が伝わってたらうれしいわ! みんなポルトガルについて調べてみてね!
参考資料
外務省 わかる!国際情勢 ポルトガルと日本~海がつないだ友好の絆:https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol62/index.html
ANDORINHAとめぐる雑貨と暮らしの旅 持ち帰りたいポルトガル:2017年5月31日電子書籍版 著者:矢野有貴見
ボビンレースWikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9
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