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3章91番目の世界
63話 質問
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「機体がもっと欲しいな」
『主が出せばいいでしょう』
独り言を言っているとナビ玉が返してきた。
「第6世代が欲しいんだよ」
『ああそっちでしたか、訓練生があれほど育っていればそう思いますよね』
ネティーアたちがしばらくしたら第6世代を乗れるようになるからな、機体を出しさえすれば必然的に下の者が第5世代に乗れる、一気に戦力が増やせるんだ。
「試作機として出すかな」
『ちょっとそれは急過ぎでは?第5世代が前線に出たばかりですよ』
「う~んそうだよなー」
他の子を見ながらナビ玉とそんな話して、時間になったから昼食の準備に向かった食堂では、俺の想像していた光景が広がっていたよ。
「あ!?ジュントさん、ファンナリーダー!ジュントさんが来ましたよ」
「や、やっときたわね、ファンナたちに何をしたの、お、教えなさい」
体をガクガクさせながら歩いてきた、他の子も同じ感じで動けないようだ。
「ただの筋肉痛と魔力痛だ、しばらくしたら治る」
それを聞いてホッとしたのか怒った顔が緩んだ、急に体が痛くなれば怖くなるよな。
「そうだったの・・・良かった変な副作用かと心配したの、もう!それならそうと言ってよ」
「魔力痛は起こすだろうと思っていたぞ、だが筋肉痛は日ごろ訓練してなかったからだ、君たちが悪い」
俺がそう言ったら黙ってしまった、訓練をさぼるからだ。
「いつも訓練していた神崎は動けてるのがその証拠だ、それに午後は動けないだろうから休みにした、明日もそうなるだろうな」
それを聞いて喜ぶ者とがっくりしている者に分かれた。
「ん?不満かファンナ」
「いえ、明日は動けないと困るの、街に行かなきゃいけなくて」
「ああファンナもか、それなら」
俺は椅子を持ってきてファンナを座らせた。
「行くぞファンナ」
「こ、今度は何をするのよ」
俺は回復魔法をファンナに掛けた、キョウコの時より低めにな。
「あ⁉︎ふぅ~」
「こんなとこか、どうだ体の調子は」
俺はファンナに聞いたのだが、返事が返ってこなかったので顔を見たら、赤くなって眼をつぶっていた。
「平気か?ファンナ」
「ええとても気持ちが良かったわ、体の痛みもなくなってって、何ですか今のは!?」
お!やっと戻ってきたか。
「回復魔法だ、俺のな」
「回復魔法であんな感じになることはないわ、どうなってるの」
「ああ・・・まあ俺のは他にも色々足してるんだ、だから気持ちいいんだよ」
それを聞いていた他の子が近づいてきた、ガクガクしながらな、他の世界のあれに感染した人を思い出すな。
「分かった分かった、みんな椅子に座れ」
みんなを席に座らせて魔法を掛け、治していった。
「ほんと、気持ちいいですわ~」
「ああ、さっきの光とまた違っていいなこれ、ジュントさん明日もしてくれよな」
みんなが期待に満ちた顔をして言ってきた、まあそれぐらいはしてあげてもいいだろうがタダではやらんよ。
「ちゃんと訓練をした者にはやってやる、だからみんな頑張るんだぞ」
そう言って正面に座っていた、双子のベルとナルを撫でた。
「あ!すまん、丁度いいとこに頭があったから」
謝って手を離すと二人が俺の手を掴んできた。
「別にいい」
「うん、気持ちいい」
2人にそう言われたので抵抗せず撫で続けた。
「そ、そう言えばジュントさん、さっき機体に乗ったら軽くなってたぞ、あれはなんでだ?」
「ん!軽くしてなんかいないぞプルネーラ」
「え!?だって、走れたんだよ?」
みんな疑問を浮かべて顔を見合ってジェミーが聞いてきた。
「それはみんなの魔力が上がっただけだ」
「そ、そうなの?」
「そんなわけないだろジェミー、何度も訓練してるなら話は分かるけどよ」
それぞれ話し合っているが解らないようだ、だからこの方法は緊急の時だけなんだ、これだけ成果が出るんだ、誰だってやりたがるだろう。
「でもよかっただろ走れて、これで明日からは時間いっぱいまで走ってくれ」
昼食を神崎と作っていると他の子たちが集まってきて一緒に作った、うん!これなら今後はローテーションに変えても問題ないかな、俺が回復させればな。
『主が出せばいいでしょう』
独り言を言っているとナビ玉が返してきた。
「第6世代が欲しいんだよ」
『ああそっちでしたか、訓練生があれほど育っていればそう思いますよね』
ネティーアたちがしばらくしたら第6世代を乗れるようになるからな、機体を出しさえすれば必然的に下の者が第5世代に乗れる、一気に戦力が増やせるんだ。
「試作機として出すかな」
『ちょっとそれは急過ぎでは?第5世代が前線に出たばかりですよ』
「う~んそうだよなー」
他の子を見ながらナビ玉とそんな話して、時間になったから昼食の準備に向かった食堂では、俺の想像していた光景が広がっていたよ。
「あ!?ジュントさん、ファンナリーダー!ジュントさんが来ましたよ」
「や、やっときたわね、ファンナたちに何をしたの、お、教えなさい」
体をガクガクさせながら歩いてきた、他の子も同じ感じで動けないようだ。
「ただの筋肉痛と魔力痛だ、しばらくしたら治る」
それを聞いてホッとしたのか怒った顔が緩んだ、急に体が痛くなれば怖くなるよな。
「そうだったの・・・良かった変な副作用かと心配したの、もう!それならそうと言ってよ」
「魔力痛は起こすだろうと思っていたぞ、だが筋肉痛は日ごろ訓練してなかったからだ、君たちが悪い」
俺がそう言ったら黙ってしまった、訓練をさぼるからだ。
「いつも訓練していた神崎は動けてるのがその証拠だ、それに午後は動けないだろうから休みにした、明日もそうなるだろうな」
それを聞いて喜ぶ者とがっくりしている者に分かれた。
「ん?不満かファンナ」
「いえ、明日は動けないと困るの、街に行かなきゃいけなくて」
「ああファンナもか、それなら」
俺は椅子を持ってきてファンナを座らせた。
「行くぞファンナ」
「こ、今度は何をするのよ」
俺は回復魔法をファンナに掛けた、キョウコの時より低めにな。
「あ⁉︎ふぅ~」
「こんなとこか、どうだ体の調子は」
俺はファンナに聞いたのだが、返事が返ってこなかったので顔を見たら、赤くなって眼をつぶっていた。
「平気か?ファンナ」
「ええとても気持ちが良かったわ、体の痛みもなくなってって、何ですか今のは!?」
お!やっと戻ってきたか。
「回復魔法だ、俺のな」
「回復魔法であんな感じになることはないわ、どうなってるの」
「ああ・・・まあ俺のは他にも色々足してるんだ、だから気持ちいいんだよ」
それを聞いていた他の子が近づいてきた、ガクガクしながらな、他の世界のあれに感染した人を思い出すな。
「分かった分かった、みんな椅子に座れ」
みんなを席に座らせて魔法を掛け、治していった。
「ほんと、気持ちいいですわ~」
「ああ、さっきの光とまた違っていいなこれ、ジュントさん明日もしてくれよな」
みんなが期待に満ちた顔をして言ってきた、まあそれぐらいはしてあげてもいいだろうがタダではやらんよ。
「ちゃんと訓練をした者にはやってやる、だからみんな頑張るんだぞ」
そう言って正面に座っていた、双子のベルとナルを撫でた。
「あ!すまん、丁度いいとこに頭があったから」
謝って手を離すと二人が俺の手を掴んできた。
「別にいい」
「うん、気持ちいい」
2人にそう言われたので抵抗せず撫で続けた。
「そ、そう言えばジュントさん、さっき機体に乗ったら軽くなってたぞ、あれはなんでだ?」
「ん!軽くしてなんかいないぞプルネーラ」
「え!?だって、走れたんだよ?」
みんな疑問を浮かべて顔を見合ってジェミーが聞いてきた。
「それはみんなの魔力が上がっただけだ」
「そ、そうなの?」
「そんなわけないだろジェミー、何度も訓練してるなら話は分かるけどよ」
それぞれ話し合っているが解らないようだ、だからこの方法は緊急の時だけなんだ、これだけ成果が出るんだ、誰だってやりたがるだろう。
「でもよかっただろ走れて、これで明日からは時間いっぱいまで走ってくれ」
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