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奇跡のサードステップ
47歩目 デンタルサーノ浄化
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「ぎゃははは!笑いが止まらんわ、言いざまだな偉大なバンパイヤの王、ジャースワ様を嗅ぎ回る不届きな小娘たちよ、その罪は万死に値する、我々の糧となるがいい」
村長の姿が段々と変わり、ほんとのバンパイヤになったとアマンダが教えてくれます、僕は最初からその姿を見てるけど、もう隠す必要が無くなったのか服装も変わっていきます、黒いタキシード風でマントをなびかせ始めました。
「ぐっお、お前たちの狙いは何だ」
僕は苦しんでいる風に聞いてみます、演技だと分からないようになるべく苦しそうにです、村長たちはこちらを見て笑っています。
「何を言うかと思えば、そんなもの魔族が世界を支配する為に決まっているだろう、ジャースワ様は人種族を魔族に変えるお力があるのだ、我々を生み出し他の種族を根絶やしにする、他の将軍たちがどんな作戦を実行しているのかは知らんが、ジャースワ様こそが最強なのだ、力とはこうやって使うのだよ、ぎゃははは!」
僕たちの作戦は順調です、有利だと思って色々話してくれました、アマンダが最後に「ジャースワは何処にいる」とか、ちょっと棒読みで言ったんだけど、村長は王都デンタルサーノでゆっくりと人種族が眷属に変わるのを待っていると言っています。
「良い事を思いついたぞ!お前たちをジャースワ様の貢物として献上しよう、最近他種族が捕まらなくて食事に悩んでおった、ジャースワ様も食事がまずいと苛立っておられる、お前たちのような美しい女なら喜んでくれるだろう、お前たち運び出せ」
村長の指示で村人たちに運ばれ始めました、村人たちは歩きや馬車ではなく空を飛んでいます、1時間もしないうちにデンタルサーノの城に到着しました、玉座の間に運ばれた僕たちは床に転がされました、村長が僕たちの前で跪いていますよ。
「ジャースワ様お喜び下さい!美しく新鮮な女が手に入りました、供物としてどうぞお納めください」
縛られている状態で僕たちが玉座の壇上を見上げると、細い目をしているバンパイアがいました、そいつこそがジャースワでアマンダの追っている奴です、アマンダが今にも攻撃を仕掛けそうです、僕はアマンダをツンツン突いてまだ待ってもらいます、ジャースワは細い目を燃えるように赤く輝かせ、異様な雰囲気を出しています、風貌は村長たちと同じでタキシードです、指は細く爪が鋭く尖っていますよ。
「アハハハ!こいつは良い、なかなかうまそうじゃねぇか、よくやったぞ村長その1」
「ははぁ~ありがたき幸せにございます、出来ましたらジャースワ様、北東に逃げた残党エルフどもの捕獲を我々に任せてはいただけませんか」
村長が褒美とばかりにそんな事を口走りました、それを聞きアマンダを宥めていたイーシャがちょっと顔色を変えます、僕はまだ早いと体を動かしてイーシャを宥めます。
「良いだろう好きにしろ、だが次の襲撃がすぐだぞ村長その1、標的はドーランド大陸を支配するドワーフどもだ、山脈に城を築いている強敵だぞ、奴らは風体はいまいちだが生命力が高い、生き残りの残飯エルフなんぞを食っていると食べ損ねるぞ」
「承知していますよジャースワ様」
次の標的が四国にあたる大陸だと聞き、僕はもう十分だねっと二人に合図します、イーシャとアマンダは待ってましたと立ち上がり、その勢いのままに村長を後ろから殴り飛ばしました、周りのバンパイヤたちはそれを見て戸惑っています。
「さっきから聞いていれば良い気になりやがって、もう我慢できねぇぞコノヤロー」
「そうよ!ワタシたちはあんたたちの食事じゃないわ、それに残飯って言ったわよね、許せないわ!」
ふたりはかなりお怒りの様です、僕も立ち上がって縄を引きちぎり武器を出します、二人も腕の宝玉から武器を出して構えますよ、ジャースワや他のバンパイヤたちはビックリしています。
「どど、どうして収納魔法を使えるきさまら!」
「これで暴れられるぜ、行くぞイーシャ!」
「ええアマンダ、どちらが多くのバンパイヤを倒すか勝負よ!」
ふたりがジャースワを無視し、周りのバンパイヤ(眷属)を攻撃し始めました、2人は装備のおかげでかなり動きが早いです、アマンダは目で追えない速度を出し敵を切り捨てます、対してイーシャは距離を取り無数の魔法の矢を放っています、近づこうとするバンパイヤたちは、いつの間にか後ろに回り込んでくるアマンダに翻弄され、矢で射抜かれています。
「ば、ばかな!?ど、どうしてここで魔法が使えるきさまら!ここでは我らしか使えないはず、ここでは能力が10分の1に下がるんだぞ!」
ジャースワがそんな事を口走り怒っています、鎧を着たバンパイヤたちが玉座の間に入ってきて参戦していますが、二人によって倒されていきます、僕はジャースワに近づいて言ったんです。
「力が下がってもそれだけ強いんだよ僕たち、それに魔法がどうして使えるかなんて言うわけない、内緒だよ」
「この、小娘があぁぁーー!」
ジャースワが両手の鋭い爪を更に伸ばして攻撃をしてきました、僕はその連撃を華麗に躱し、ジャースワの顔横で言ってやりました。
「それと、これは僕が個人的に言いたいことなんだけどさジャースワ」
「こ、この!?何故当たらん!」
僕が喋っているのにジャースワは攻撃が当たらないと膝蹴りを入れてきました、僕は話しを聞かなくてイラっとして、膝を片手で止めジャースワをお腹から剣で両断したんです。
「僕は男だから、美しくて新鮮な女じゃないからね」
「くっくっく、それがどうした・・・って、お前女じゃないのか!?」
切られたのに上半身が浮いていて生きています、下半身も倒れずに上半身と一緒にこちらを向き、下半身だけは攻撃してきました、僕は下半身だけの蹴りを驚きながらも躱します。
「うげっ!?どうなってるのそれ、反則でしょ」
下半身から距離を取ると、上半身のジャースワが下半身とくっ付きました、ダメージがないようで両手を胸の前で合わせ魔力を溜めています。
「我はバンパイヤの王ジャースワだ、普通の武器では倒せないんだよ、食らえ!『デッドリーファイア』」
ジャースワの両手から赤黒い炎が飛び出し僕を襲います、僕は盾で防ぎましたが周りは溶けて蒸発しているのが見えます、アマンダとイーシャが僕を心配して名前を叫んだのが聞こえましたよ。
「くっくっく、これを食らって平気なのは、我が主である魔王ユーファニア・バザルトス様だけだ」
ジャースワがそんな事を言って笑っています、魔王の名前を聞けてラッキーっと僕は思って煙が晴れるのを待ちます、そして剣の能力を解放したんです。
「普通の攻撃がダメなら、これならどうだよ!」
僕は煙が晴れたタイミングで飛び出し、ジャースワを頭から切りました、ジャースワは半分になってフラフラとしています。
「何度やっても同じだ、我は不死身なのだ、こんなもの直ぐにくっ付いて元に・・・そ、そんなバカな!?我の体が元にもどらん!そんな普通の武器の一撃で我が・・・お前まさか!?ゆう」
ジャースワが切られた部分から塵になりだし空に消えます、そして話の途中で全体が塵になって消えてしまいました。
「やっぱり魔王が企ててるんだね・・・さて、僕も二人の応援に行こうかな」
僕が体を反転させ玉座から見下ろすと、バンパイヤたちも塵になって消えて行くのが見えました、ボスを倒したからだと思い剣を納めましたよ。
「元の人には戻れないんだね、ちょっと悲しいけど手遅れだったと言う事かな・・・これを試してみるのも良いかな」
僕はちょっと暗くなり、ゲームのとあるアイテムを使いました、それは時の砂時計です、ゲームの物語では手遅れになった場所で時間を戻すことが出来たんです、もしかしたらここの人々が復活するかもだよ。
「これの良い所は、敵は復活しない所なんだよね、ゲームの仕様って気もするからちょっとどうなるか分からないけど、上手く行ったらここは平和になる・・・僕に出来るのはこれくらいだよ」
砂時計を玉座の椅子に置き階段を降りて行きました、砂が落ちきったら効果が発動します、階段を降りきるとアマンダとイーシャがどちらが多く倒したか言い争っていましたよ。
「ふたりともご苦労様、村に戻って西に行こうか」
「ちょっと待てよアユム!今大事な話の途中だ」
「そうよアユム!どちらがアユムと一緒に寝るか決めるのよ」
イーシャが変な事を言っています、僕は了承した覚えがありません、2人で勝手に決めないでって言ったんだけど、ふたりは全然聞いてません、僕は二人の背中を押して強引に進みます、ふたりがずっと言い争いをしていたのでクエストクリアの音を聞き逃していたんです、僕がそれに気付いたのは、ふたりのご褒美に提案してくた抱き枕になっている時でしたよ。
【クエストクリア】
《デンタルサーノを救え》
※報酬
・ウォークポイント50万
・ジェム15万
僕たちが去った1か月後、デンタルサーノでは人々が復活を始めていました。
「ここは・・・我はいったいなにを」
玉座の間で黒いマント姿の男が状況を確認しています、階段の下には沢山の同胞が倒れていてある事を思い出しました。
「そうか、我は復活したのか・・・アユム様、我たちに正しく生きろと言ってくれたのですね、その思い必ず答えますぞ!」
玉座に座り遠くを眺め男は悟ったようにつぶやきます、そして同胞が復活するのを感じて行動に移ったんです。
村長の姿が段々と変わり、ほんとのバンパイヤになったとアマンダが教えてくれます、僕は最初からその姿を見てるけど、もう隠す必要が無くなったのか服装も変わっていきます、黒いタキシード風でマントをなびかせ始めました。
「ぐっお、お前たちの狙いは何だ」
僕は苦しんでいる風に聞いてみます、演技だと分からないようになるべく苦しそうにです、村長たちはこちらを見て笑っています。
「何を言うかと思えば、そんなもの魔族が世界を支配する為に決まっているだろう、ジャースワ様は人種族を魔族に変えるお力があるのだ、我々を生み出し他の種族を根絶やしにする、他の将軍たちがどんな作戦を実行しているのかは知らんが、ジャースワ様こそが最強なのだ、力とはこうやって使うのだよ、ぎゃははは!」
僕たちの作戦は順調です、有利だと思って色々話してくれました、アマンダが最後に「ジャースワは何処にいる」とか、ちょっと棒読みで言ったんだけど、村長は王都デンタルサーノでゆっくりと人種族が眷属に変わるのを待っていると言っています。
「良い事を思いついたぞ!お前たちをジャースワ様の貢物として献上しよう、最近他種族が捕まらなくて食事に悩んでおった、ジャースワ様も食事がまずいと苛立っておられる、お前たちのような美しい女なら喜んでくれるだろう、お前たち運び出せ」
村長の指示で村人たちに運ばれ始めました、村人たちは歩きや馬車ではなく空を飛んでいます、1時間もしないうちにデンタルサーノの城に到着しました、玉座の間に運ばれた僕たちは床に転がされました、村長が僕たちの前で跪いていますよ。
「ジャースワ様お喜び下さい!美しく新鮮な女が手に入りました、供物としてどうぞお納めください」
縛られている状態で僕たちが玉座の壇上を見上げると、細い目をしているバンパイアがいました、そいつこそがジャースワでアマンダの追っている奴です、アマンダが今にも攻撃を仕掛けそうです、僕はアマンダをツンツン突いてまだ待ってもらいます、ジャースワは細い目を燃えるように赤く輝かせ、異様な雰囲気を出しています、風貌は村長たちと同じでタキシードです、指は細く爪が鋭く尖っていますよ。
「アハハハ!こいつは良い、なかなかうまそうじゃねぇか、よくやったぞ村長その1」
「ははぁ~ありがたき幸せにございます、出来ましたらジャースワ様、北東に逃げた残党エルフどもの捕獲を我々に任せてはいただけませんか」
村長が褒美とばかりにそんな事を口走りました、それを聞きアマンダを宥めていたイーシャがちょっと顔色を変えます、僕はまだ早いと体を動かしてイーシャを宥めます。
「良いだろう好きにしろ、だが次の襲撃がすぐだぞ村長その1、標的はドーランド大陸を支配するドワーフどもだ、山脈に城を築いている強敵だぞ、奴らは風体はいまいちだが生命力が高い、生き残りの残飯エルフなんぞを食っていると食べ損ねるぞ」
「承知していますよジャースワ様」
次の標的が四国にあたる大陸だと聞き、僕はもう十分だねっと二人に合図します、イーシャとアマンダは待ってましたと立ち上がり、その勢いのままに村長を後ろから殴り飛ばしました、周りのバンパイヤたちはそれを見て戸惑っています。
「さっきから聞いていれば良い気になりやがって、もう我慢できねぇぞコノヤロー」
「そうよ!ワタシたちはあんたたちの食事じゃないわ、それに残飯って言ったわよね、許せないわ!」
ふたりはかなりお怒りの様です、僕も立ち上がって縄を引きちぎり武器を出します、二人も腕の宝玉から武器を出して構えますよ、ジャースワや他のバンパイヤたちはビックリしています。
「どど、どうして収納魔法を使えるきさまら!」
「これで暴れられるぜ、行くぞイーシャ!」
「ええアマンダ、どちらが多くのバンパイヤを倒すか勝負よ!」
ふたりがジャースワを無視し、周りのバンパイヤ(眷属)を攻撃し始めました、2人は装備のおかげでかなり動きが早いです、アマンダは目で追えない速度を出し敵を切り捨てます、対してイーシャは距離を取り無数の魔法の矢を放っています、近づこうとするバンパイヤたちは、いつの間にか後ろに回り込んでくるアマンダに翻弄され、矢で射抜かれています。
「ば、ばかな!?ど、どうしてここで魔法が使えるきさまら!ここでは我らしか使えないはず、ここでは能力が10分の1に下がるんだぞ!」
ジャースワがそんな事を口走り怒っています、鎧を着たバンパイヤたちが玉座の間に入ってきて参戦していますが、二人によって倒されていきます、僕はジャースワに近づいて言ったんです。
「力が下がってもそれだけ強いんだよ僕たち、それに魔法がどうして使えるかなんて言うわけない、内緒だよ」
「この、小娘があぁぁーー!」
ジャースワが両手の鋭い爪を更に伸ばして攻撃をしてきました、僕はその連撃を華麗に躱し、ジャースワの顔横で言ってやりました。
「それと、これは僕が個人的に言いたいことなんだけどさジャースワ」
「こ、この!?何故当たらん!」
僕が喋っているのにジャースワは攻撃が当たらないと膝蹴りを入れてきました、僕は話しを聞かなくてイラっとして、膝を片手で止めジャースワをお腹から剣で両断したんです。
「僕は男だから、美しくて新鮮な女じゃないからね」
「くっくっく、それがどうした・・・って、お前女じゃないのか!?」
切られたのに上半身が浮いていて生きています、下半身も倒れずに上半身と一緒にこちらを向き、下半身だけは攻撃してきました、僕は下半身だけの蹴りを驚きながらも躱します。
「うげっ!?どうなってるのそれ、反則でしょ」
下半身から距離を取ると、上半身のジャースワが下半身とくっ付きました、ダメージがないようで両手を胸の前で合わせ魔力を溜めています。
「我はバンパイヤの王ジャースワだ、普通の武器では倒せないんだよ、食らえ!『デッドリーファイア』」
ジャースワの両手から赤黒い炎が飛び出し僕を襲います、僕は盾で防ぎましたが周りは溶けて蒸発しているのが見えます、アマンダとイーシャが僕を心配して名前を叫んだのが聞こえましたよ。
「くっくっく、これを食らって平気なのは、我が主である魔王ユーファニア・バザルトス様だけだ」
ジャースワがそんな事を言って笑っています、魔王の名前を聞けてラッキーっと僕は思って煙が晴れるのを待ちます、そして剣の能力を解放したんです。
「普通の攻撃がダメなら、これならどうだよ!」
僕は煙が晴れたタイミングで飛び出し、ジャースワを頭から切りました、ジャースワは半分になってフラフラとしています。
「何度やっても同じだ、我は不死身なのだ、こんなもの直ぐにくっ付いて元に・・・そ、そんなバカな!?我の体が元にもどらん!そんな普通の武器の一撃で我が・・・お前まさか!?ゆう」
ジャースワが切られた部分から塵になりだし空に消えます、そして話の途中で全体が塵になって消えてしまいました。
「やっぱり魔王が企ててるんだね・・・さて、僕も二人の応援に行こうかな」
僕が体を反転させ玉座から見下ろすと、バンパイヤたちも塵になって消えて行くのが見えました、ボスを倒したからだと思い剣を納めましたよ。
「元の人には戻れないんだね、ちょっと悲しいけど手遅れだったと言う事かな・・・これを試してみるのも良いかな」
僕はちょっと暗くなり、ゲームのとあるアイテムを使いました、それは時の砂時計です、ゲームの物語では手遅れになった場所で時間を戻すことが出来たんです、もしかしたらここの人々が復活するかもだよ。
「これの良い所は、敵は復活しない所なんだよね、ゲームの仕様って気もするからちょっとどうなるか分からないけど、上手く行ったらここは平和になる・・・僕に出来るのはこれくらいだよ」
砂時計を玉座の椅子に置き階段を降りて行きました、砂が落ちきったら効果が発動します、階段を降りきるとアマンダとイーシャがどちらが多く倒したか言い争っていましたよ。
「ふたりともご苦労様、村に戻って西に行こうか」
「ちょっと待てよアユム!今大事な話の途中だ」
「そうよアユム!どちらがアユムと一緒に寝るか決めるのよ」
イーシャが変な事を言っています、僕は了承した覚えがありません、2人で勝手に決めないでって言ったんだけど、ふたりは全然聞いてません、僕は二人の背中を押して強引に進みます、ふたりがずっと言い争いをしていたのでクエストクリアの音を聞き逃していたんです、僕がそれに気付いたのは、ふたりのご褒美に提案してくた抱き枕になっている時でしたよ。
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・ウォークポイント50万
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「そうか、我は復活したのか・・・アユム様、我たちに正しく生きろと言ってくれたのですね、その思い必ず答えますぞ!」
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