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4章
72話 笑顔でいるだけウサ?
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ウチは今とても泣きそうウサ、ヒューマンの王都に到着した時もそうだったウサが、周りのピリピリ感が凄かったウサ、でもそれ以上があったとガクブルウサ。
笑顔で会議室で座っていれば良いとフサーバスとロランの言われる通り、ウチは二人の話に合わせて笑顔をして任せてるウサ。でもその話し合いが怖いんだウサ、まるで言葉の刃物ウサよ。
「身代金は分かりますわ、ですが武装解除に王族と貴族社会の廃止とは、いくらなんでも受け入れられませんわ」
「フム、王女様は分かっていないようですな、ロラン言ってやりなさい」
フサーバスが目をギラリと輝かせたウサ。ロランが頷き、何故戦争が起きたのかを最初から話し、この現状は誰のせいなのかを強調させたウサ。
チクチク相手側に刺さる言葉は、段々と相手の元気を奪っていくウサが、それでもロランは止めないウサ。戦いが始まる前には、忠告文は送り投降する時間も与えたウサが、無視したのはヒューマン側とロランは怒ったんだウサ。
ほとんどの街や村を占領されたのは自業自得だと、強めの言葉で締めくくり譲歩はしないとロランは言いましたウサ。相手側は言い返せず、悔しさのあまり震えているウサね。
「判断を誤ったあなた達に今後は任せられない、だから僕たちが代わりを務めるんですよ」
「い、良いでしょう・・・ですが、そちらが間違ったらしっかりと意見させてもらいますわ」
「それでいいですよ、どうせ失敗なんてありえません」
ロランのそんな返しに、姫様たちは更に悔しそうにしたウサ。戦いに負けたせいなのウサが、それ以上にここにこうして対面してる事が凄いのウサ。
その為の戦争だったウサだし、ロランはそう言ってたウサが、命を取らずに戦い抜いたのは凄いウサ。ここで言い負かし、憎しみをロランだけに向けるのが今回の会議の目的ウサが、成功したと思っていたウチは、その空気を壊す存在が入って来てビックリしたんだウサ。
「お、俺様も話しに」
「勇者様っ!?傷が治っていないのに来てはいけません」
姫様が凄い勢いで止めに行くと、他の人達は兵士を呼び集め、剣を杖代わりにしてる勇者を守りだしたウサ。そんなに警戒しなくても襲ったりしないウサよ、ウチたちは礼儀を守るウサ。
知らないとはこんなにも悲惨なのかと少し可哀そうになってきたウサ、ロランは憐れんだ目を向けて話を進められない様ウサ。困ったものウサっと相手側に視線を向けると、向こうの勇者と目が合ってしまったウサ。
ウチは言われた通りニッコリとして対応ウサが、それを見て勇者がビックリした表情を浮かべたウサよ。
「ど、どうしたウサ?」
「す・・・素敵だ、結婚してくれ」
何を言っているウサ?そう思っているのはここにいる勇者以外の全員ウサ。ヨロヨロとウチに近づいた勇者は跪いてきたウサ、ウチの手を取りまた結婚してと言って来たウサよ。
信じられないと、みんなからそんな言葉が飛んできたウサが、笑顔のウチも同じ気持ちウサ。笑顔だけでは対応出来ないどうしようと、助けを求めてロランを見たウサ。でもロランはニヤリとしていたウサ、その表情が怖くてウチは震えてしまったウサよ。
「震える程喜んでくれるか、俺が回復したらすぐにでも式をあげよう」
「おおお、お待ちください勇者様!?その者は魔族ですわよ」
王女がさすがに止めてくれてウチはホッとしたウサ。でもロランがそれをさらに止めてしまったウサ、しかも友好関係の為にとか言って来て、ウチは嫌ウサと目で訴えたウサ。
みんなの為に何かをしたい、そう思っていたけど、こいつは嫌ウサ。生理的に受付ないと涙を浮かべてロランに視線を送ったウサ。
「とはいえ、僕たちの提案が通らないと婚姻は受けれません、困りましたねぇ」
全然困ってないロランが勇者と王女に告げたウサ。さぁ相手はどうするとかフサーバスはウキウキしてるのが見え見えウサ。ウチはどうなるのかとソワソワウサよ。
王女は考え直す様に勇者を説得してくれてるウサ。もっと頑張れと心の底から応援したウサが、どうやら勇者の暴走は止まらないウサ、叶わないのならウチたち魔族に付くとか言い出したウサ。
「そっ!?・・・それは困りますわ」
「ならば反対するな王女、俺と彼女がいれば戦争などしなくてもいいんだ、貴族も王族も必要ない」
勇者のいた世界には、象徴と呼ばれる存在がいたらしいウサ。それはロランの提案と似たようなものだったウサが、王族や貴族という位は廃止ウサ。代わりにその人たちを崇める事で平和になるウサね。
そんな大層な者にウチがなるウサ?っとそれはとても困るウサが、ロランは既にそっちの方向で作戦を動かそうとしてるウサ、勇者と結婚なんて嫌だウサ。
「ロラ~ン」
皆が勇者に注目してるタイミングで笑顔を崩さずロランに抗議ウサ、象徴ならロランと貴族の娘がいるんだウサ、その方向で予定していたウサよ。
嫌なのは分かる、ロランはそう言ってくれたウサ、でも時間を掛ければ仲良くなれると説得を始めたウサ、何度勇者を見てもそんな気分にはならないウサ。
「あれは絶対無理ウサ」
「ウサギクイーン、よく考えてよ」
ロランにボソボソと耳打ちをされ、ウチはなるほどっと思ったウサ。それは寿命の差ウサで、ウチはダメージを受け過ぎて死ぬときはあっても、老いて死ぬことはないウサ。
勇者の寿命まで一緒にいるだけ、それなら何とか我慢できると、ウチは仕方なく了承したウサ。
「それにさウサギクイーン、あいつとの子供を教育すれば、その後の世界も平和になるんだよ」
「ウチ次第と言う事ウサね、頑張るウサ」
皆の為に出来る事があって、それはとても嬉しかったウサ。勇者も子供を産む道具と考えれば、拒絶反応は起きないウサ、有効に使ってやるウサ。
王女も仕方なく了承して今後の規則を作ったんだウサ。少し予定と違ったウサがロランの予定通り進んだウサ。これで世界は平和になって、とても安心した生活が待ってるウサ。
「全力で身体を治すから、待っててねウサギクイーン」
「う、ウサ」
勇者に見つめられた、ウチはじろいでしまったウサが、返事を出来た事を自分で褒めたいウサ。出来るだけ再会を後にしたい、そう思って無理はしないで欲しいと伝えたウサ。でも勇者はそれが嬉しかったのか、更に頑張ると言い出したウサ。
言葉を間違ったウサ?っと、部屋を出る勇者を見てガックリウサ、フサーバスの教育をもっと積極的に受けておけば良かったと反省ウサ。
笑顔で会議室で座っていれば良いとフサーバスとロランの言われる通り、ウチは二人の話に合わせて笑顔をして任せてるウサ。でもその話し合いが怖いんだウサ、まるで言葉の刃物ウサよ。
「身代金は分かりますわ、ですが武装解除に王族と貴族社会の廃止とは、いくらなんでも受け入れられませんわ」
「フム、王女様は分かっていないようですな、ロラン言ってやりなさい」
フサーバスが目をギラリと輝かせたウサ。ロランが頷き、何故戦争が起きたのかを最初から話し、この現状は誰のせいなのかを強調させたウサ。
チクチク相手側に刺さる言葉は、段々と相手の元気を奪っていくウサが、それでもロランは止めないウサ。戦いが始まる前には、忠告文は送り投降する時間も与えたウサが、無視したのはヒューマン側とロランは怒ったんだウサ。
ほとんどの街や村を占領されたのは自業自得だと、強めの言葉で締めくくり譲歩はしないとロランは言いましたウサ。相手側は言い返せず、悔しさのあまり震えているウサね。
「判断を誤ったあなた達に今後は任せられない、だから僕たちが代わりを務めるんですよ」
「い、良いでしょう・・・ですが、そちらが間違ったらしっかりと意見させてもらいますわ」
「それでいいですよ、どうせ失敗なんてありえません」
ロランのそんな返しに、姫様たちは更に悔しそうにしたウサ。戦いに負けたせいなのウサが、それ以上にここにこうして対面してる事が凄いのウサ。
その為の戦争だったウサだし、ロランはそう言ってたウサが、命を取らずに戦い抜いたのは凄いウサ。ここで言い負かし、憎しみをロランだけに向けるのが今回の会議の目的ウサが、成功したと思っていたウチは、その空気を壊す存在が入って来てビックリしたんだウサ。
「お、俺様も話しに」
「勇者様っ!?傷が治っていないのに来てはいけません」
姫様が凄い勢いで止めに行くと、他の人達は兵士を呼び集め、剣を杖代わりにしてる勇者を守りだしたウサ。そんなに警戒しなくても襲ったりしないウサよ、ウチたちは礼儀を守るウサ。
知らないとはこんなにも悲惨なのかと少し可哀そうになってきたウサ、ロランは憐れんだ目を向けて話を進められない様ウサ。困ったものウサっと相手側に視線を向けると、向こうの勇者と目が合ってしまったウサ。
ウチは言われた通りニッコリとして対応ウサが、それを見て勇者がビックリした表情を浮かべたウサよ。
「ど、どうしたウサ?」
「す・・・素敵だ、結婚してくれ」
何を言っているウサ?そう思っているのはここにいる勇者以外の全員ウサ。ヨロヨロとウチに近づいた勇者は跪いてきたウサ、ウチの手を取りまた結婚してと言って来たウサよ。
信じられないと、みんなからそんな言葉が飛んできたウサが、笑顔のウチも同じ気持ちウサ。笑顔だけでは対応出来ないどうしようと、助けを求めてロランを見たウサ。でもロランはニヤリとしていたウサ、その表情が怖くてウチは震えてしまったウサよ。
「震える程喜んでくれるか、俺が回復したらすぐにでも式をあげよう」
「おおお、お待ちください勇者様!?その者は魔族ですわよ」
王女がさすがに止めてくれてウチはホッとしたウサ。でもロランがそれをさらに止めてしまったウサ、しかも友好関係の為にとか言って来て、ウチは嫌ウサと目で訴えたウサ。
みんなの為に何かをしたい、そう思っていたけど、こいつは嫌ウサ。生理的に受付ないと涙を浮かべてロランに視線を送ったウサ。
「とはいえ、僕たちの提案が通らないと婚姻は受けれません、困りましたねぇ」
全然困ってないロランが勇者と王女に告げたウサ。さぁ相手はどうするとかフサーバスはウキウキしてるのが見え見えウサ。ウチはどうなるのかとソワソワウサよ。
王女は考え直す様に勇者を説得してくれてるウサ。もっと頑張れと心の底から応援したウサが、どうやら勇者の暴走は止まらないウサ、叶わないのならウチたち魔族に付くとか言い出したウサ。
「そっ!?・・・それは困りますわ」
「ならば反対するな王女、俺と彼女がいれば戦争などしなくてもいいんだ、貴族も王族も必要ない」
勇者のいた世界には、象徴と呼ばれる存在がいたらしいウサ。それはロランの提案と似たようなものだったウサが、王族や貴族という位は廃止ウサ。代わりにその人たちを崇める事で平和になるウサね。
そんな大層な者にウチがなるウサ?っとそれはとても困るウサが、ロランは既にそっちの方向で作戦を動かそうとしてるウサ、勇者と結婚なんて嫌だウサ。
「ロラ~ン」
皆が勇者に注目してるタイミングで笑顔を崩さずロランに抗議ウサ、象徴ならロランと貴族の娘がいるんだウサ、その方向で予定していたウサよ。
嫌なのは分かる、ロランはそう言ってくれたウサ、でも時間を掛ければ仲良くなれると説得を始めたウサ、何度勇者を見てもそんな気分にはならないウサ。
「あれは絶対無理ウサ」
「ウサギクイーン、よく考えてよ」
ロランにボソボソと耳打ちをされ、ウチはなるほどっと思ったウサ。それは寿命の差ウサで、ウチはダメージを受け過ぎて死ぬときはあっても、老いて死ぬことはないウサ。
勇者の寿命まで一緒にいるだけ、それなら何とか我慢できると、ウチは仕方なく了承したウサ。
「それにさウサギクイーン、あいつとの子供を教育すれば、その後の世界も平和になるんだよ」
「ウチ次第と言う事ウサね、頑張るウサ」
皆の為に出来る事があって、それはとても嬉しかったウサ。勇者も子供を産む道具と考えれば、拒絶反応は起きないウサ、有効に使ってやるウサ。
王女も仕方なく了承して今後の規則を作ったんだウサ。少し予定と違ったウサがロランの予定通り進んだウサ。これで世界は平和になって、とても安心した生活が待ってるウサ。
「全力で身体を治すから、待っててねウサギクイーン」
「う、ウサ」
勇者に見つめられた、ウチはじろいでしまったウサが、返事を出来た事を自分で褒めたいウサ。出来るだけ再会を後にしたい、そう思って無理はしないで欲しいと伝えたウサ。でも勇者はそれが嬉しかったのか、更に頑張ると言い出したウサ。
言葉を間違ったウサ?っと、部屋を出る勇者を見てガックリウサ、フサーバスの教育をもっと積極的に受けておけば良かったと反省ウサ。
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