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4章召喚された者たち
64話 朝の食事で
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俺が食堂に入ると召喚者の何人かが居たので手を振って挨拶をした。
ケイイチ
「おはようー」
召喚者の子達
「お、おはようございます」
・・・この子たちは高校生くらいかな?
返事だけはするが、すぐ下を向いてしまった、ちょっと話しかけて、どう決断したか探ってみるかな。
ケイイチ
「どうかな、ここの食事は、日本のよりは落ちるけど、こっちの世界の物よりは美味しく出来てるだろ?」
学生男子A
「え!? えーと、そうですね、美味しいです」
返事をしたのは男の子だったが他の人は頷くだけだった。
まだ固いなぁ~。
ケイイチ
「それは良かったよ、まだここでしか食べれないからねー、他で食事をするときは注意してね、美味しくないとか言っちゃだめだよ?それが普通なんだからさ」
学生男子B
「は、はぁ~~」
ダメかー、なんか興味を引ける話題があればいいのだけど、よく知らない子たちだからな~、向こうから話してくれればいいんだけどな~。
そう思いつつ俺は食事を食べ始めた、すると一人の女の子が顔を上げ話掛けてきた。
学生女子A
「あ、あのぉ~」
ケイイチ
「ん!なんだい?」
学生女子A
「い、いえ出来ればでいいのですが・・・私たちを助けてくれた時に使っていた、蝙蝠や飛空艇って、その・・・神様から貰ったチート能力なんですか?」
目をキラキラさせて直球をぶつけてきたね、さてなんと答えるかな。
ケイイチ
「能力といえば能力だね、実はさ俺もあのバスに乗ってたんだよ」
学生女子A
「え⁉︎そうだったんですか?」
ケイイチ
「うん、俺さあっちで7億の宝くじが当たってさ、家に帰るとこだったんだ、バスに乗って気づいたら白い空間にいてさ、神様と対話したんだ、いやぁーあの時は、7億が使えないショックと異世界召喚という幸運が一度にきてさー、混乱したよ、ははははは」
学生女子B
「そうですか、幸運ですか」
今話していた子は嬉しそうだが、他の子が悔しそうに呟いていた。
ケイイチ
「それで俺は色々な物を出せるようにしてもらったんだ、その代わりにみんなを助けてねって言われたわけさ」
俺はダンジョンの事を言わずに説明した、物を出せるのはほんとだしね。
学生女子A
「そうだったんですね、じゃあ!?あの蝙蝠も」
ケイイチ
「そうだよ、君たちが見たのは受信バットって言って、受信した音声を出すんだ、ちなみにそっちの声も聞こえたからね」
俺の方は送信バットで俺が頭の中で話した事を送信してくれる。
いっぺんに会話出来たのは、並列思考のおかげだ考えるだけならいっぺんに20個位、同時に出来る。
ただ、他の事が出来なくなってしまうけどねぇ~~。
学生女子A
「それ以外の能力は頼まなかったのですか?」
ケイイチ
「うーん、これといって貰わなかったよ、よくわからなかったし、混乱もしてたしね」
学生女子A
「・・・そうなんですか」
なんか考えこんでいるがそろそろお暇しようかな。
ケイイチ
「これから大変だけど、俺も出来るだけ協力するからね、じゃあもう少ししたら昨日の部屋に集合してね」
俺は笑顔で手を振り、食堂を出て屋台のある倉庫に歩いた。
今日から味が改善された串焼きを売る。
値段は変えずに行こうと思っている、次の商品の為の撒き餌がわりだ。
俺は孤児院の子供、ミミ・トト・ララに練習で串焼きを焼いてもらっていた。
いつもは一人ずつ屋台に出るらしいが、今日は味が上がるので手が回らないかもしれない。
作る量もいつもは20個らしい、足りなくなりそうなので思い切って100個持たせた、余っても俺たちの夕飯だ、金は俺が出す。
護衛にシルキーのシーを付けた、屋台を増やすときに指示が出せるようにしっかりおぼえてね、とも言っておいた。
4人を見送り召喚者の集まる部屋に向かった。
ケイイチ
「おはようー」
召喚者の子達
「お、おはようございます」
・・・この子たちは高校生くらいかな?
返事だけはするが、すぐ下を向いてしまった、ちょっと話しかけて、どう決断したか探ってみるかな。
ケイイチ
「どうかな、ここの食事は、日本のよりは落ちるけど、こっちの世界の物よりは美味しく出来てるだろ?」
学生男子A
「え!? えーと、そうですね、美味しいです」
返事をしたのは男の子だったが他の人は頷くだけだった。
まだ固いなぁ~。
ケイイチ
「それは良かったよ、まだここでしか食べれないからねー、他で食事をするときは注意してね、美味しくないとか言っちゃだめだよ?それが普通なんだからさ」
学生男子B
「は、はぁ~~」
ダメかー、なんか興味を引ける話題があればいいのだけど、よく知らない子たちだからな~、向こうから話してくれればいいんだけどな~。
そう思いつつ俺は食事を食べ始めた、すると一人の女の子が顔を上げ話掛けてきた。
学生女子A
「あ、あのぉ~」
ケイイチ
「ん!なんだい?」
学生女子A
「い、いえ出来ればでいいのですが・・・私たちを助けてくれた時に使っていた、蝙蝠や飛空艇って、その・・・神様から貰ったチート能力なんですか?」
目をキラキラさせて直球をぶつけてきたね、さてなんと答えるかな。
ケイイチ
「能力といえば能力だね、実はさ俺もあのバスに乗ってたんだよ」
学生女子A
「え⁉︎そうだったんですか?」
ケイイチ
「うん、俺さあっちで7億の宝くじが当たってさ、家に帰るとこだったんだ、バスに乗って気づいたら白い空間にいてさ、神様と対話したんだ、いやぁーあの時は、7億が使えないショックと異世界召喚という幸運が一度にきてさー、混乱したよ、ははははは」
学生女子B
「そうですか、幸運ですか」
今話していた子は嬉しそうだが、他の子が悔しそうに呟いていた。
ケイイチ
「それで俺は色々な物を出せるようにしてもらったんだ、その代わりにみんなを助けてねって言われたわけさ」
俺はダンジョンの事を言わずに説明した、物を出せるのはほんとだしね。
学生女子A
「そうだったんですね、じゃあ!?あの蝙蝠も」
ケイイチ
「そうだよ、君たちが見たのは受信バットって言って、受信した音声を出すんだ、ちなみにそっちの声も聞こえたからね」
俺の方は送信バットで俺が頭の中で話した事を送信してくれる。
いっぺんに会話出来たのは、並列思考のおかげだ考えるだけならいっぺんに20個位、同時に出来る。
ただ、他の事が出来なくなってしまうけどねぇ~~。
学生女子A
「それ以外の能力は頼まなかったのですか?」
ケイイチ
「うーん、これといって貰わなかったよ、よくわからなかったし、混乱もしてたしね」
学生女子A
「・・・そうなんですか」
なんか考えこんでいるがそろそろお暇しようかな。
ケイイチ
「これから大変だけど、俺も出来るだけ協力するからね、じゃあもう少ししたら昨日の部屋に集合してね」
俺は笑顔で手を振り、食堂を出て屋台のある倉庫に歩いた。
今日から味が改善された串焼きを売る。
値段は変えずに行こうと思っている、次の商品の為の撒き餌がわりだ。
俺は孤児院の子供、ミミ・トト・ララに練習で串焼きを焼いてもらっていた。
いつもは一人ずつ屋台に出るらしいが、今日は味が上がるので手が回らないかもしれない。
作る量もいつもは20個らしい、足りなくなりそうなので思い切って100個持たせた、余っても俺たちの夕飯だ、金は俺が出す。
護衛にシルキーのシーを付けた、屋台を増やすときに指示が出せるようにしっかりおぼえてね、とも言っておいた。
4人を見送り召喚者の集まる部屋に向かった。
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