65 / 380
4章召喚された者たち
65話 それぞれの決意
しおりを挟む
俺が部屋に入るとみんなが視線を向けてきた。
ケイイチ
「皆さん揃っていますか?」
ミキ
「みんないるわよー」
ケイイチ
「それは何よりです、では皆さん今後どうしますか?決まっている人は順番に前に出てきてください」
宅磨
「じゃあ俺たちだ名前は伊賀 宅磨だ」
京子
「伊勢 京子です」
武
「黄河 武だよろしく」
ケイイチ
「はい、こちらこそよろしくお願いします、それで3人が出てきたのは、みんな同じだからですか?」
宅磨
「ああそうだ、俺たちは冒険者をやろうと思っている」
おお、冒険者か!!まさか召喚者の中から出てくるとは思わなかったよ、俺のダンジョンでも頑張ってもらおう。
ケイイチ
「そうですか!?なるほど、では必要な物を後で渡しますね、では次の方は?」
タカラ
「私です、名前は鈴木 タカラです、私は戦う事はちょっと出来そうにないので、何か商売をできないか考えています」
商売かー、取り合えず商業ギルドで登録と取り扱う商品かな?
ケイイチ
「そうですか!?では後ほど、何か商品を考えて商業ギルドに持っていきましょう、商品が無くてもギルドなら、雇ってくれるかもしれませんからね」
真麻
「次は私たちですね、斎藤 真麻です、こっちは息子の康太です」
康太
「よ、よろしくお兄さん」
ケイイチ
「はい、よろしくね康太くん」
真麻
「私たちは孤児院で仕事を手伝おうと思っているわ」
その後、子供連れの残り2組
村松 愛さん・美甘ちゃん
住友 杏里さん・竜也くん
この人たちも同じで、孤児院で仕事をしてくれるそうだ。
仕事以外で子供に勉強でも教えて貰おうかな、暇な時間が多くなるだろうし、せっかく日本の教育を受けた人が居るんだからね。
ラノベでも教育を受けた子供は良い仕事に付けるしね、今後が楽しみだね。
ケイイチ
「じゃあ皆さんは後で孤児院のまとめ役のシューミと話し合いをしましょうね」
子供連れの人たちが笑顔で頷いた。
ケイイチ
「じゃあ次は!?」
ミキ
「次は私よ、自己紹介はしたからいいわよね?」
ケイイチ
「そ、そうですね、五十嵐さん」
ミキ
「ミキでいいわよ、それで私の今後だけど」
なんだろう、言葉にタメがあるのが怖いな。
ケイイチ
「はい、何をしますか?」
ミキ
「貴方に付いていくわ」
ケイイチ
「!?・・・はい?」
ミキ
「・・・だから、あなたといっしょに行くって言ってるの」
うわ!?そうきたかー・・・それは考えなかったよ、どうしよう。
サーニャンに助けをっと振り向くと、口を開けて固まっていた。
おぅ!?サーニャンでもそんなことがあるんだな、レアなものが見れたよ。
ケイイチ
「り、理由を聞いていいかな?」
ミキ
「私、今のところやりたいことがないのよ、だからそれを探しながら生活していくけど、どうせなら楽しそうな方がいいかなって思ったの、・・・ダメ、かしら?」
う!?上目遣いでそんな表情をしないでくれ。
てか君、そういうキャラじゃないでしょ、不覚にも可愛いと思ってしまったじゃないか、まったくもう。
これが!?ギャップ萌えなのか?
ケイイチ
「うぅーん、ダメじゃないけど、俺はこれからダンジョンに行ったりするから、結構ハードだよ?五十嵐さんにその覚悟はあるのかい?」
ミキ
「・・・ミキ」
ケイイチ
「???」
ミキ
「これから一緒に行動するんだから、名前で呼んで」
またか!?ギルドマスターといい、名前で呼べって言うけどさ、どっちでもいいと思うんだけどさ・・・まあ気が済むならいいかな。
ケイイチ
「わかったよ、俺の方もケイイチでいいよ・・・ミキに覚悟はあるんだね?」
ミキ
「!?もちろんよ頑張るわ」
ケイイチ
「分かったよ、じゃあこれからよろしく」
ミキ
「ええ、よろしくね」
ケイイチ
「じゃあ次は誰かな?」
美沙
「あのぉー、次は私です、名前は竹林 美沙です」
この子はたしか、食堂で質問してきた子だったかな?
美沙
「私は、できるか解らないのですが、魔道具を作る人になりたいです」
魔道具!?なるほど、わからん、どうやって作るんだろうか?
ケイイチ
「どうやって作るか知ってるかい?」
美沙
「いえ全く知らないです、ケイイチさんはご存知でしょうか?」
ケイイチ
「うーん、俺も知らないなー、それに知り合いもいない、とりあえず知ってそうな知り合いが冒険者ギルドで働いてるからさ、後で行って聞いてみようか」
ミレーネさんなら知ってそうだからね。
ケイイチ
「次は誰かな?」
残りの5人は出てきてくれないし、下を向いたままだ、まだ決められなかったのかな?
ケイイチ
「まだ決められなかったようだね、じゃあしょうがないかな、しばらくは孤児院で働いてよ、時間はいくらでもあるからさ」
5人が驚いて顔を上げた、別に決められなかったからって追い出さないからね。
全員の今後が決まり、俺は冒険者組に装備品と今後の生活費(一人銀貨1枚)を渡した。
商売をしたい人には、商業ギルドに行ってスライムの核を使った試作品を出して売り込もう、ダメでも雇って貰えるように交渉すれば良いかな。
主婦3人とその子供たちには、石鹸とシャンプーの仕事以外に、孤児院の子供たちに勉強を教えるように言ってノートと鉛筆、消しゴムを50セット渡した。
冒険者と商人と魔道具作り希望のメンバーは、孤児院を出てもいいのだが部屋は余っているし、どっちでもいいですよ、と言ったら全員孤児院で寝泊まりする事になった。
うんうん、飯旨いし風呂はあるしね、わかります。
そして俺は、冒険者と商人と魔道具作り希望のメンバーを連れて、冒険者ギルドと商業ギルドに向かった。
ケイイチ
「皆さん揃っていますか?」
ミキ
「みんないるわよー」
ケイイチ
「それは何よりです、では皆さん今後どうしますか?決まっている人は順番に前に出てきてください」
宅磨
「じゃあ俺たちだ名前は伊賀 宅磨だ」
京子
「伊勢 京子です」
武
「黄河 武だよろしく」
ケイイチ
「はい、こちらこそよろしくお願いします、それで3人が出てきたのは、みんな同じだからですか?」
宅磨
「ああそうだ、俺たちは冒険者をやろうと思っている」
おお、冒険者か!!まさか召喚者の中から出てくるとは思わなかったよ、俺のダンジョンでも頑張ってもらおう。
ケイイチ
「そうですか!?なるほど、では必要な物を後で渡しますね、では次の方は?」
タカラ
「私です、名前は鈴木 タカラです、私は戦う事はちょっと出来そうにないので、何か商売をできないか考えています」
商売かー、取り合えず商業ギルドで登録と取り扱う商品かな?
ケイイチ
「そうですか!?では後ほど、何か商品を考えて商業ギルドに持っていきましょう、商品が無くてもギルドなら、雇ってくれるかもしれませんからね」
真麻
「次は私たちですね、斎藤 真麻です、こっちは息子の康太です」
康太
「よ、よろしくお兄さん」
ケイイチ
「はい、よろしくね康太くん」
真麻
「私たちは孤児院で仕事を手伝おうと思っているわ」
その後、子供連れの残り2組
村松 愛さん・美甘ちゃん
住友 杏里さん・竜也くん
この人たちも同じで、孤児院で仕事をしてくれるそうだ。
仕事以外で子供に勉強でも教えて貰おうかな、暇な時間が多くなるだろうし、せっかく日本の教育を受けた人が居るんだからね。
ラノベでも教育を受けた子供は良い仕事に付けるしね、今後が楽しみだね。
ケイイチ
「じゃあ皆さんは後で孤児院のまとめ役のシューミと話し合いをしましょうね」
子供連れの人たちが笑顔で頷いた。
ケイイチ
「じゃあ次は!?」
ミキ
「次は私よ、自己紹介はしたからいいわよね?」
ケイイチ
「そ、そうですね、五十嵐さん」
ミキ
「ミキでいいわよ、それで私の今後だけど」
なんだろう、言葉にタメがあるのが怖いな。
ケイイチ
「はい、何をしますか?」
ミキ
「貴方に付いていくわ」
ケイイチ
「!?・・・はい?」
ミキ
「・・・だから、あなたといっしょに行くって言ってるの」
うわ!?そうきたかー・・・それは考えなかったよ、どうしよう。
サーニャンに助けをっと振り向くと、口を開けて固まっていた。
おぅ!?サーニャンでもそんなことがあるんだな、レアなものが見れたよ。
ケイイチ
「り、理由を聞いていいかな?」
ミキ
「私、今のところやりたいことがないのよ、だからそれを探しながら生活していくけど、どうせなら楽しそうな方がいいかなって思ったの、・・・ダメ、かしら?」
う!?上目遣いでそんな表情をしないでくれ。
てか君、そういうキャラじゃないでしょ、不覚にも可愛いと思ってしまったじゃないか、まったくもう。
これが!?ギャップ萌えなのか?
ケイイチ
「うぅーん、ダメじゃないけど、俺はこれからダンジョンに行ったりするから、結構ハードだよ?五十嵐さんにその覚悟はあるのかい?」
ミキ
「・・・ミキ」
ケイイチ
「???」
ミキ
「これから一緒に行動するんだから、名前で呼んで」
またか!?ギルドマスターといい、名前で呼べって言うけどさ、どっちでもいいと思うんだけどさ・・・まあ気が済むならいいかな。
ケイイチ
「わかったよ、俺の方もケイイチでいいよ・・・ミキに覚悟はあるんだね?」
ミキ
「!?もちろんよ頑張るわ」
ケイイチ
「分かったよ、じゃあこれからよろしく」
ミキ
「ええ、よろしくね」
ケイイチ
「じゃあ次は誰かな?」
美沙
「あのぉー、次は私です、名前は竹林 美沙です」
この子はたしか、食堂で質問してきた子だったかな?
美沙
「私は、できるか解らないのですが、魔道具を作る人になりたいです」
魔道具!?なるほど、わからん、どうやって作るんだろうか?
ケイイチ
「どうやって作るか知ってるかい?」
美沙
「いえ全く知らないです、ケイイチさんはご存知でしょうか?」
ケイイチ
「うーん、俺も知らないなー、それに知り合いもいない、とりあえず知ってそうな知り合いが冒険者ギルドで働いてるからさ、後で行って聞いてみようか」
ミレーネさんなら知ってそうだからね。
ケイイチ
「次は誰かな?」
残りの5人は出てきてくれないし、下を向いたままだ、まだ決められなかったのかな?
ケイイチ
「まだ決められなかったようだね、じゃあしょうがないかな、しばらくは孤児院で働いてよ、時間はいくらでもあるからさ」
5人が驚いて顔を上げた、別に決められなかったからって追い出さないからね。
全員の今後が決まり、俺は冒険者組に装備品と今後の生活費(一人銀貨1枚)を渡した。
商売をしたい人には、商業ギルドに行ってスライムの核を使った試作品を出して売り込もう、ダメでも雇って貰えるように交渉すれば良いかな。
主婦3人とその子供たちには、石鹸とシャンプーの仕事以外に、孤児院の子供たちに勉強を教えるように言ってノートと鉛筆、消しゴムを50セット渡した。
冒険者と商人と魔道具作り希望のメンバーは、孤児院を出てもいいのだが部屋は余っているし、どっちでもいいですよ、と言ったら全員孤児院で寝泊まりする事になった。
うんうん、飯旨いし風呂はあるしね、わかります。
そして俺は、冒険者と商人と魔道具作り希望のメンバーを連れて、冒険者ギルドと商業ギルドに向かった。
22
あなたにおすすめの小説
雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました
東束末木
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞、いただきました!!
スティールスキル。
皆さん、どんなイメージを持ってますか?
使うのが敵であっても主人公であっても、あまりいい印象は持たれない……そんなスキル。
でもこの物語のスティールスキルはちょっと違います。
スティールスキルが一人の少年の人生を救い、やがて世界を変えてゆく。
楽しくも心温まるそんなスティールの物語をお楽しみください。
それでは「スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました」、開幕です。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
墓守の荷物持ち 遺体を回収したら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアレア・バリスタ
ポーターとしてパーティーメンバーと一緒にダンジョンに潜っていた
いつも通りの階層まで潜るといつもとは違う魔物とあってしまう
その魔物は僕らでは勝てない魔物、逃げるために必死に走った
だけど仲間に裏切られてしまった
生き残るのに必死なのはわかるけど、僕をおとりにするなんてひどい
そんな僕は何とか生き残ってあることに気づくこととなりました
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる
まったりー
ファンタジー
主人公は気功を極め人間の限界を超えた強さを持っていた、更に大気中の気を集め若返ることも出来た、それによって1000年以上の月日を過ごし普通にひっそりと暮らしていた。
そんなある時、教師として新任で向かった学校のクラスが異世界召喚され、別の世界に行ってしまった、そこで主人公が色々します。
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
農民レベル99 天候と大地を操り世界最強
九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
「これは投擲用大根だ」
「「「投擲用大根???」」」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる