異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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8章最終層の探索

132話 村に行きます

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俺は少し寂しい気持ちになりながら歩いていた。

身分が変わると親しかった者でも態度が変わってしまうことに、ちょっとね。


ミキ
「そう寂しそうな顔しないで、私たちは変わらないから、ねえサーニャン」

サーニャン
「当然です」


二人が俺を励ましてくれた、とても嬉しかったよ、二人にお礼を言って孤児院に戻り、シューミに明日から少し出かけることを伝え、アレを渡した。


ケイイチ
「みんなちょっといいかな、コレを受け取って欲しいんだけど」


みんなに指輪を見せた。


みんな嬉しそうにしていたので良かった、ミキが経験値アップの指輪を返してくれるか心配だったけど、すぐ返してくれたよ、結婚指輪効果抜群だね。



その後料理を皆で楽しく作った、ちなみに俺とサーニャンは朝まで作った、指輪をあげたことで3人の目が夜のベッドに向いていたのが分かっていたからだ。





次の日、いつも通りに飛空艇の練習をし、昼食を食べて冒険者ギルドに向かった。

俺たちがギルド内に入ると集まっていた人たちがこちらを見てきた、視線が痛いが俺は気にせず進みミーネルさんの所に行ったよ。


ミーネル
「来たな、じゃあさっそく部屋に行くか、みんなも行くぞ」


ミーネルさんの号令でみんなが部屋に移動した。

メンバーは前回のアイアンソウルとミスリルの片翼に羊の群れだった。

何でもリーマンと銀の槍が向こうにいて合流するらしい。

それぞれが村には行った事があるので1PTずつ転移することになり最初に俺たちが転移した。


伊賀
「こんにちはケイイチさん、待ってましたよ」

ケイイチ
「ええよろしくお願いしますね、リーマンの皆さん」

???
「どうも初めまして領主様、私は銀の槍のリーダーをしています、ライッシュといいます」


銀の槍のリーダーと握手をした、元気の良い青年だね。


ケイイチ
「どうもご丁寧にケイイチです、それと領主様とかやめてくださいよ、おれも皆さんと同じ冒険者なんですから」

ライッシュ
「・・・そうでしたか、では仲間たちを紹介しますよ」


そう言って銀の槍のメンバーを紹介して貰った。

ポンテュ 人種  女

身長   150位

防具   革鎧

武器   片手剣



シャイル 獣人 (熊?)男

身長   160位

防具   革鎧

武器   短剣


ピーリム  獣人(虎?) 女

身長   160位

防具   革鎧

武器   短剣


と名乗っていた、ちなみにライッシュの武器は大剣だ、あの細い腕でどうやって振っているのか不思議なくらい細い腕をしていたよ。





村に全員が転移すると待っていたメンバーと情報を出し合う会議が開かれた。

方角は決まっていたらしいので、各PTで別れて散策することになり、俺たちは目的の場所に行けるように早めに自分たちが向かう場所を立候補した。


ミーネル
「では出発する、相手が弱いからって気を抜くなよ、いいな」


ミーネルさんの言葉にみんなが頷き出発した、俺たちは目的の場所に少しずつ近づくことにした、すぐでもよかったのだが念の為、時間を掛けた。




設置した場所に着くとモンスターはいなかった。


ケイイチ
「サーニャン、このままここを囲ったらモンスターって湧くのか?」

サーニャン
「今召喚されているモンスターが狩られない限り湧きません」

ケイイチ
「そうだよなー、じゃあここを囲ったらそいつらを探して狩るか」


俺たちは安全柵を設置し、辺りを散策しモーモー・コッコ・綿毛羊を3・4・5匹狩ることが出来た、所持品欄で解体をして(設定で出来るようにした)鞄に移し村に戻った。


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