142 / 380
8章最終層の探索
142話 新人研修
しおりを挟む
俺たちは応接室に案内され椅子に座って受付嬢の対応を待った。
ボーイッシュな受付嬢
「しゃあ素材を出して待ってて」
受付嬢が怒りながら扉を閉めていった。
おう!せっかく素材をしまって応接室に来たのにその態度はないんじゃないかな。
ミキ
「何よあの子、あれで受付が務まるのかしら」
ご意見ごもっともです、はい。
ケイイチ
「まあこれで解ったんじゃないかな、言葉だけじゃなく考えて行動しなさいってさ」
ミキ
「そうだといいわね」
空返事で返してきた、期待はしてないのだろうね、俺も同じだ。
扉がノックされ入ってきたのはミレーネさんとさっきの受付嬢だった。
ミレーネ
「すみませんケイイチさん、この子はまだ新人で対応がしっかり出来ないんです、ほらサティーも謝りなさい」
サティー
「でもミレーネさん私はちゃんと」
サティーが言い終わる前にミレーネさんが笑顔でサティーを見た、引きつった顔でサティーが頭を下げてきたよ。
サティー
「対応を間違い、申し訳ありませんでした」
ケイイチ
「それに関しては気にしてないからいいよ、だけど感情がこもってない謝罪は要らないなー、君は悪いと思ってないでしょ?」
サティー
「それは・・・」
ミレーネ
「ケイイチさん⁉︎」
ミレーネさんが俺の顔を見て何かを言おうとしたが、俺は手の平をミレーネさんの顔の前に出して止めた。
ケイイチ
「君は受付嬢として対応はちゃんとしてたよ、言葉使いも丁寧だった」
サティー
「そうでしょ!」
嬉しそうに返してきたけど、対応だけじゃない物が必要なんだよ君にはさ。
ケイイチ
「だけどね、相手の事を考えてないんだ、君は何でか俺を初めから疑うというか嫌ってたよね?」
俺がそう言うと驚いて下を向いてしまった。
サティー
「・・・」
ケイイチ
「君にも言えないことはあるだろうけど、それをため込んでるようじゃ、受付嬢は務まらないと思うよ」
サティー
「だって(ゴニョニョ)んだもん」
ケイイチ
「ん?なに?聞こえなかったんだけど」
俺はサティーの方に耳を向けて聞き返した。
サティー
「だって嫌なんだもん、なんで私が冒険者の愚痴を聞かなくちゃいけないのよ、なんで好きでもない冒険者がしつこく口説いてきても引っ叩いちゃいけないの?」
泣きながらそう言って座り込んでしまった。
俺はミレーネさんと顔を見合ったよ。
ケイイチ
「そうらしいですよミレーネさん、仕事を教えるのも必要ですが、心のケアもお願いしますね」
ミレーネ
「・・・はい、わかりました、ありがとうございましたケイイチさん」
ケイイチ
「いえ、俺の方こそ出しゃばってしまってすみません、じゃあ俺たちは帰りますね」
俺はそう言って部屋を出た。
ギルドから歩いて孤児院に向かっているとミキが笑いながら言ってきた。
ミキ
「ねえ、ふ、ふふ、カッコつけてる所悪いんだけど、ぷっ素材の代金を貰い忘れてるわよ」
俺は足を止め驚いた顔でミキを見た、俺の顔が余程面白かったのか大笑いをし始めたよ。
サーニャン
「マ、マスター間抜けすぎます、ふ、ふふふ」
サーニャンにも笑われてしまった、二人を見てたら俺もおかしくなって笑いながら孤児院に帰った。
ボーイッシュな受付嬢
「しゃあ素材を出して待ってて」
受付嬢が怒りながら扉を閉めていった。
おう!せっかく素材をしまって応接室に来たのにその態度はないんじゃないかな。
ミキ
「何よあの子、あれで受付が務まるのかしら」
ご意見ごもっともです、はい。
ケイイチ
「まあこれで解ったんじゃないかな、言葉だけじゃなく考えて行動しなさいってさ」
ミキ
「そうだといいわね」
空返事で返してきた、期待はしてないのだろうね、俺も同じだ。
扉がノックされ入ってきたのはミレーネさんとさっきの受付嬢だった。
ミレーネ
「すみませんケイイチさん、この子はまだ新人で対応がしっかり出来ないんです、ほらサティーも謝りなさい」
サティー
「でもミレーネさん私はちゃんと」
サティーが言い終わる前にミレーネさんが笑顔でサティーを見た、引きつった顔でサティーが頭を下げてきたよ。
サティー
「対応を間違い、申し訳ありませんでした」
ケイイチ
「それに関しては気にしてないからいいよ、だけど感情がこもってない謝罪は要らないなー、君は悪いと思ってないでしょ?」
サティー
「それは・・・」
ミレーネ
「ケイイチさん⁉︎」
ミレーネさんが俺の顔を見て何かを言おうとしたが、俺は手の平をミレーネさんの顔の前に出して止めた。
ケイイチ
「君は受付嬢として対応はちゃんとしてたよ、言葉使いも丁寧だった」
サティー
「そうでしょ!」
嬉しそうに返してきたけど、対応だけじゃない物が必要なんだよ君にはさ。
ケイイチ
「だけどね、相手の事を考えてないんだ、君は何でか俺を初めから疑うというか嫌ってたよね?」
俺がそう言うと驚いて下を向いてしまった。
サティー
「・・・」
ケイイチ
「君にも言えないことはあるだろうけど、それをため込んでるようじゃ、受付嬢は務まらないと思うよ」
サティー
「だって(ゴニョニョ)んだもん」
ケイイチ
「ん?なに?聞こえなかったんだけど」
俺はサティーの方に耳を向けて聞き返した。
サティー
「だって嫌なんだもん、なんで私が冒険者の愚痴を聞かなくちゃいけないのよ、なんで好きでもない冒険者がしつこく口説いてきても引っ叩いちゃいけないの?」
泣きながらそう言って座り込んでしまった。
俺はミレーネさんと顔を見合ったよ。
ケイイチ
「そうらしいですよミレーネさん、仕事を教えるのも必要ですが、心のケアもお願いしますね」
ミレーネ
「・・・はい、わかりました、ありがとうございましたケイイチさん」
ケイイチ
「いえ、俺の方こそ出しゃばってしまってすみません、じゃあ俺たちは帰りますね」
俺はそう言って部屋を出た。
ギルドから歩いて孤児院に向かっているとミキが笑いながら言ってきた。
ミキ
「ねえ、ふ、ふふ、カッコつけてる所悪いんだけど、ぷっ素材の代金を貰い忘れてるわよ」
俺は足を止め驚いた顔でミキを見た、俺の顔が余程面白かったのか大笑いをし始めたよ。
サーニャン
「マ、マスター間抜けすぎます、ふ、ふふふ」
サーニャンにも笑われてしまった、二人を見てたら俺もおかしくなって笑いながら孤児院に帰った。
23
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる