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10章魔王
214話 食事会で
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俺とミキはスーツ姿に着替えた、サーニャンは元からなのでそのままだ。
サーニャン
「とても良くお似合いですマスター」
ケイイチ
「ありがとうサーニャン、ミキも似合ってるよ」
ミキ
「何だかスーツを着ると緊張するわね」
俺は向こうではよく着てたからなーミキは高校生だったからだろうね。
試食会の会場に着いて俺に用意されたテーブルに向かった。
ここでは俺がデザートを出すのだ、料理の方は事前にサラさんとイーネたちに渡した。
ローディアナ
「それでは試食会を始めます、どうぞみなさまたのしんでください」
始まってしばらくしたが、まだ俺の方には人が来なかった。
恐らく誰も知らないからまず王族の方に行っているのだろう、前の方は人で見えないほどだ。
ヴェルティナ
「ケイイチのデザートを食べに来ましたわ」
ケイイチ
「やあヴェルティナ、ローナの方は大変そうだね」
ヴェルティナ
「そうなのですわ、あの人数ではわたくしは入れませんわ」
まあそうだね、あの中に入ろうとしたら飛ばされそうだ。
ケイイチ
「まあこれでも食べてよ」
俺はミルクレープを皿に乗せて渡した。
ヴェルティナ
「んん~これも美味しいですわー」
うんうん良かった、まだシュークリームもあるのだが急いで食べなくても良いので食べ終わってから勧めよう。
俺がそんなことを考えていると一人の女性がテーブルに来た。
女性
「あなたがケイイチさんかしら?」
ケイイチ
「そうですが、すみませんどなたでしょうか?」
ヴェルティナ
「け、ケイイチこの方は」
女性
「良いのよヴェル、私はローナの姉でキャルベルです」
ケイイチ
「そ、そうでしたか、失礼しました俺はケイイチカグラです」
俺は挨拶をしてサーニャンとミキを紹介した。
キャルベル
「やっと会えたわね、ローナが会わせてくれないからどんな人かと思っていたのよ」
グローティアさんにもそう言われたね、ローナには苦労を掛けているのかな?
ケイイチ
「それは俺がいけないのですよ、理由があって王都には住めないんです」
キャルベル
「ふぅ~ん妹を不幸にしたら許さないからね」
妹思いの良いお姉さんなんだね・・・てことはお兄さんたちが嫌な奴なのかな?
ケイイチ
「心に止めておきます、どうぞ」
俺はそう言ってシュークリームを渡した。
キャルベル
「あらすごく美味しいわね、あっちで出してる料理も美味しかったけど、こっちの方が私は好きだわ」
まあそうだろうね、こっちはDPで出した物だからね、某有名店の商品だ。
二人と話をしていると今度は男性が来た、服の上からでも分かるほどの筋肉質な人だ。
ムキムキな男性
「そなたがローナの婚約者のケイイチか・・・フム弱そうだな」
キャルベル
「あら!誰かと思ったらローナちゃんに王位を取られたアラディルじゃない」
おう!?この人がそうなのか・・・見るからに頭を使うよりも体を動かしたい派だと思うけど、なんであんな騙し打ちみたいなことしたんだろうか。
アラディル
「ふん!まだわからんさ、父上も女では国を守れないのはその内わかるだろうよ」
うーん、なんか俺を値踏みして去って行ったけど、何だろうね。
キャルベル
「まったくアラディルは、ごめんなさいねローナちゃんに先を越されたのが気に入らないのよ」
ケイイチ
「まあそれは何となく分かりますけど」
あれじゃ王になっても・・・ねえ。
キャルベル
「まあ気を取り直して楽しみましょ」
その後3国の大使や王様も来てデザートを食べて行ったよ、そして試食会があと少しで終わろうとしている時に一人の男性が来た。
男性
「そなたがケイイチだな、私はガーディリアン王国の第一王子アライスだ」
何だかクリストフにそっくりなんだけど、体つきは違うけど何だろうね?
ケイイチ
「どうもアライス王子様、俺がケイイチで合ってますよ」
アライス
「そうかそれにしてもそなた・・・かなり強いな」
おう!?初めて外見だけで言われたね。
ケイイチ
「あ、ありがとうございます、これでも冒険者をしてますからね」
アライス
「そうだったのか、ここにはそなたの報酬を叶えるために来たのだが、まさか本人に会えるとはな、あれは助かった礼を言う」
ケイイチ
「お役に立てて良かったです、っと言う事は犯人は捕まったんですね、良かったですね」
アライス
「ああ・・・」
何だろうちょっと歯切れが悪いね。
アライス
「そろそろ行かねばならん、最後に一つ命の恩人に忠告だ」
な、何だろうか。
アライス
「義手の男に気を付けろ、俺から言えることはそれだけだ、すまんな」
それだけ言ってデザートを持って離れていった。
ミキ
「何だったのかしらね今のは」
ケイイチ
「うーん犯人を逃がしたのは何となくわかるけど、まあ義手の男が来たら注意しようか」
最後にローナからの終了の挨拶がされて食事会が終了した。
片づけを終わらせ俺たち用に貸してくれた部屋に向かった。
D P収入
95万 P
D P使用
デザート5万 P
残りDP残り5億8372万P
サーニャン
「とても良くお似合いですマスター」
ケイイチ
「ありがとうサーニャン、ミキも似合ってるよ」
ミキ
「何だかスーツを着ると緊張するわね」
俺は向こうではよく着てたからなーミキは高校生だったからだろうね。
試食会の会場に着いて俺に用意されたテーブルに向かった。
ここでは俺がデザートを出すのだ、料理の方は事前にサラさんとイーネたちに渡した。
ローディアナ
「それでは試食会を始めます、どうぞみなさまたのしんでください」
始まってしばらくしたが、まだ俺の方には人が来なかった。
恐らく誰も知らないからまず王族の方に行っているのだろう、前の方は人で見えないほどだ。
ヴェルティナ
「ケイイチのデザートを食べに来ましたわ」
ケイイチ
「やあヴェルティナ、ローナの方は大変そうだね」
ヴェルティナ
「そうなのですわ、あの人数ではわたくしは入れませんわ」
まあそうだね、あの中に入ろうとしたら飛ばされそうだ。
ケイイチ
「まあこれでも食べてよ」
俺はミルクレープを皿に乗せて渡した。
ヴェルティナ
「んん~これも美味しいですわー」
うんうん良かった、まだシュークリームもあるのだが急いで食べなくても良いので食べ終わってから勧めよう。
俺がそんなことを考えていると一人の女性がテーブルに来た。
女性
「あなたがケイイチさんかしら?」
ケイイチ
「そうですが、すみませんどなたでしょうか?」
ヴェルティナ
「け、ケイイチこの方は」
女性
「良いのよヴェル、私はローナの姉でキャルベルです」
ケイイチ
「そ、そうでしたか、失礼しました俺はケイイチカグラです」
俺は挨拶をしてサーニャンとミキを紹介した。
キャルベル
「やっと会えたわね、ローナが会わせてくれないからどんな人かと思っていたのよ」
グローティアさんにもそう言われたね、ローナには苦労を掛けているのかな?
ケイイチ
「それは俺がいけないのですよ、理由があって王都には住めないんです」
キャルベル
「ふぅ~ん妹を不幸にしたら許さないからね」
妹思いの良いお姉さんなんだね・・・てことはお兄さんたちが嫌な奴なのかな?
ケイイチ
「心に止めておきます、どうぞ」
俺はそう言ってシュークリームを渡した。
キャルベル
「あらすごく美味しいわね、あっちで出してる料理も美味しかったけど、こっちの方が私は好きだわ」
まあそうだろうね、こっちはDPで出した物だからね、某有名店の商品だ。
二人と話をしていると今度は男性が来た、服の上からでも分かるほどの筋肉質な人だ。
ムキムキな男性
「そなたがローナの婚約者のケイイチか・・・フム弱そうだな」
キャルベル
「あら!誰かと思ったらローナちゃんに王位を取られたアラディルじゃない」
おう!?この人がそうなのか・・・見るからに頭を使うよりも体を動かしたい派だと思うけど、なんであんな騙し打ちみたいなことしたんだろうか。
アラディル
「ふん!まだわからんさ、父上も女では国を守れないのはその内わかるだろうよ」
うーん、なんか俺を値踏みして去って行ったけど、何だろうね。
キャルベル
「まったくアラディルは、ごめんなさいねローナちゃんに先を越されたのが気に入らないのよ」
ケイイチ
「まあそれは何となく分かりますけど」
あれじゃ王になっても・・・ねえ。
キャルベル
「まあ気を取り直して楽しみましょ」
その後3国の大使や王様も来てデザートを食べて行ったよ、そして試食会があと少しで終わろうとしている時に一人の男性が来た。
男性
「そなたがケイイチだな、私はガーディリアン王国の第一王子アライスだ」
何だかクリストフにそっくりなんだけど、体つきは違うけど何だろうね?
ケイイチ
「どうもアライス王子様、俺がケイイチで合ってますよ」
アライス
「そうかそれにしてもそなた・・・かなり強いな」
おう!?初めて外見だけで言われたね。
ケイイチ
「あ、ありがとうございます、これでも冒険者をしてますからね」
アライス
「そうだったのか、ここにはそなたの報酬を叶えるために来たのだが、まさか本人に会えるとはな、あれは助かった礼を言う」
ケイイチ
「お役に立てて良かったです、っと言う事は犯人は捕まったんですね、良かったですね」
アライス
「ああ・・・」
何だろうちょっと歯切れが悪いね。
アライス
「そろそろ行かねばならん、最後に一つ命の恩人に忠告だ」
な、何だろうか。
アライス
「義手の男に気を付けろ、俺から言えることはそれだけだ、すまんな」
それだけ言ってデザートを持って離れていった。
ミキ
「何だったのかしらね今のは」
ケイイチ
「うーん犯人を逃がしたのは何となくわかるけど、まあ義手の男が来たら注意しようか」
最後にローナからの終了の挨拶がされて食事会が終了した。
片づけを終わらせ俺たち用に貸してくれた部屋に向かった。
D P収入
95万 P
D P使用
デザート5万 P
残りDP残り5億8372万P
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