225 / 380
10章魔王
225話 救われたもの
しおりを挟む
私の名前は影、前の名前は忘れました。
私は囚われた同胞を守る為にある男のコマになっています。
そして今日、ローディアナ姫の婚約者と言われている男を監視しろと命令を受け見張っています。
私の雇い主の事やガーディリアン王国の事を話しています。
影
「なかなかいい話は貰えませんね」
私は天井で愚痴をこぼしながら聞いていました、すると何やらローディアナ姫がスキルだとかを言っています。
やはりあの男は何らかのユニークスキルを持っているのですね、私が紙にメモをして再度聞こうとした時、強烈な眠気に襲われました。
影
「はれ?私眠ってしまった?」
私は下を見たのですが誰もいませんでした。
影
「もしかして気付かれていたの?」
私の気配に気づくとは、侮れませんね・・・仕方ないので戻ろうとして正面を向いたら紙が一枚とその上に袋がありました。
影
「何かしら?」
私は警戒しました、ですがそもそも気づかれて生きていることの方が不思議です、私は袋の中身を警戒して確認しました。
影
「これは!?・・・お菓子?」
中にはさっき下の人たちが食べていたお菓子が入っていました、私はかなり前からお腹が空いています、密偵ですからいつ食べれるか解らないのが日常なんです。
さっきも下の人が美味しそうに食べていて涎が出そうになるのを我慢していました。
影
「か、『鑑定』毒はありませんね・・・や、雇い主に渡す為にも、ど、毒見をしないとね」
私は言い訳を口にしながらお菓子を食べました、それはもう美味しかったです、今までの人生で絶対一番ですね。
影
「あ⁉︎」
気づくと全て食べていました。
影
「もっと食べたいなぁ~」
小さな声で言いながら紙の方を確認しました、その紙は私宛の手紙でした。
密偵さんへ
あなたが誰の命令で密偵をしているか解らないけど、もし無理矢理やらされているのなら俺が力になります。
いきなりこんなことを言っても信じてもらえないかもしれませんが信じてください。
お近づきの印にお菓子を袋に入れました、どうぞ食べてください、そして俺を信じてくれたなら今日の夜密偵していた部屋に来てください、損はさせません、絶対です。
PS
今日知った情報は雇い主に教えていいですよ。
それとあなたの腰に小さなマジックバックを付けました、中に俺が作ったお菓子と料理が入っています、プレゼントなので気が向いたら食べてください。
私はすぐに腰を触ってバックを取って鑑定を掛けました。
影
「ほんとにマジックバックですね、それも上限なし!?」
上限がないマジックバックなんて聞いたことありません、もし存在しているとしたらそれは国宝と言っていい物です。
影
「これは私たちを助けてくれるかも」
タダの密偵にこんなことをしてくるのです、あの手紙に書いてあることは本当かもしれません。
私は急ぎ雇い主の所に戻り情報を流しその後であの部屋に行きました。
ケイイチ
「やあここに来たってことは俺の勧誘に答えてくれるのかな?」
本当にいましたね、それに後ろに私と同じ猫人族がいます、この人なら差別はしないでしょう、そんな気がします。
影
「うんお菓子ありがとう、それとお願い、支援もしてほしい」
私は囚われている仲間の情報を教えました。
ケイイチ
「ああそんなことなら喜んでするよ、それで向こうはどんな感じだった?」
普通は困難だと思うのですが即答してきました、大丈夫でしょうか?
影
「うん、これに書いた、読んで」
私は元雇い主の情報を教えましたがそれほど多くはありません、これでは助けてもらえないかもしれません、その時は仲間だけでも助けてもらいます、そう私の命を差し出してもです。
それは覚悟の上です、あのまま使い捨てにされ、仲間が囚われの身のままよりは全然いいはずです。
ケイイチ
「ふむふむなるほどねー、西でなにか起こるんだね、じゃあ支援の話をしようか」
なんともあっさり了承を貰いました・・・いいのでしょうか?
私が疑問に思っていると男、ケイイチ殿が不意に頭を撫でてきました。
影
「!?」
私はびっくりしてケイイチ殿の顔を見ました、何故か悲しそうな顔をしていました。
何故でしょうか?
ケイイチ
「この施設だね」
影
「はい」
ケイイチ
「じゃあ、ちゃちゃっと終わらせよう」
その後仲間を救ってもらいある施設に転移しました。
私は囚われた同胞を守る為にある男のコマになっています。
そして今日、ローディアナ姫の婚約者と言われている男を監視しろと命令を受け見張っています。
私の雇い主の事やガーディリアン王国の事を話しています。
影
「なかなかいい話は貰えませんね」
私は天井で愚痴をこぼしながら聞いていました、すると何やらローディアナ姫がスキルだとかを言っています。
やはりあの男は何らかのユニークスキルを持っているのですね、私が紙にメモをして再度聞こうとした時、強烈な眠気に襲われました。
影
「はれ?私眠ってしまった?」
私は下を見たのですが誰もいませんでした。
影
「もしかして気付かれていたの?」
私の気配に気づくとは、侮れませんね・・・仕方ないので戻ろうとして正面を向いたら紙が一枚とその上に袋がありました。
影
「何かしら?」
私は警戒しました、ですがそもそも気づかれて生きていることの方が不思議です、私は袋の中身を警戒して確認しました。
影
「これは!?・・・お菓子?」
中にはさっき下の人たちが食べていたお菓子が入っていました、私はかなり前からお腹が空いています、密偵ですからいつ食べれるか解らないのが日常なんです。
さっきも下の人が美味しそうに食べていて涎が出そうになるのを我慢していました。
影
「か、『鑑定』毒はありませんね・・・や、雇い主に渡す為にも、ど、毒見をしないとね」
私は言い訳を口にしながらお菓子を食べました、それはもう美味しかったです、今までの人生で絶対一番ですね。
影
「あ⁉︎」
気づくと全て食べていました。
影
「もっと食べたいなぁ~」
小さな声で言いながら紙の方を確認しました、その紙は私宛の手紙でした。
密偵さんへ
あなたが誰の命令で密偵をしているか解らないけど、もし無理矢理やらされているのなら俺が力になります。
いきなりこんなことを言っても信じてもらえないかもしれませんが信じてください。
お近づきの印にお菓子を袋に入れました、どうぞ食べてください、そして俺を信じてくれたなら今日の夜密偵していた部屋に来てください、損はさせません、絶対です。
PS
今日知った情報は雇い主に教えていいですよ。
それとあなたの腰に小さなマジックバックを付けました、中に俺が作ったお菓子と料理が入っています、プレゼントなので気が向いたら食べてください。
私はすぐに腰を触ってバックを取って鑑定を掛けました。
影
「ほんとにマジックバックですね、それも上限なし!?」
上限がないマジックバックなんて聞いたことありません、もし存在しているとしたらそれは国宝と言っていい物です。
影
「これは私たちを助けてくれるかも」
タダの密偵にこんなことをしてくるのです、あの手紙に書いてあることは本当かもしれません。
私は急ぎ雇い主の所に戻り情報を流しその後であの部屋に行きました。
ケイイチ
「やあここに来たってことは俺の勧誘に答えてくれるのかな?」
本当にいましたね、それに後ろに私と同じ猫人族がいます、この人なら差別はしないでしょう、そんな気がします。
影
「うんお菓子ありがとう、それとお願い、支援もしてほしい」
私は囚われている仲間の情報を教えました。
ケイイチ
「ああそんなことなら喜んでするよ、それで向こうはどんな感じだった?」
普通は困難だと思うのですが即答してきました、大丈夫でしょうか?
影
「うん、これに書いた、読んで」
私は元雇い主の情報を教えましたがそれほど多くはありません、これでは助けてもらえないかもしれません、その時は仲間だけでも助けてもらいます、そう私の命を差し出してもです。
それは覚悟の上です、あのまま使い捨てにされ、仲間が囚われの身のままよりは全然いいはずです。
ケイイチ
「ふむふむなるほどねー、西でなにか起こるんだね、じゃあ支援の話をしようか」
なんともあっさり了承を貰いました・・・いいのでしょうか?
私が疑問に思っていると男、ケイイチ殿が不意に頭を撫でてきました。
影
「!?」
私はびっくりしてケイイチ殿の顔を見ました、何故か悲しそうな顔をしていました。
何故でしょうか?
ケイイチ
「この施設だね」
影
「はい」
ケイイチ
「じゃあ、ちゃちゃっと終わらせよう」
その後仲間を救ってもらいある施設に転移しました。
21
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる