277 / 380
12章学園大会
277話 ヴェルティナの確信
しおりを挟む
わたくしはヴェルティナ・ミリエール
ローディアナお姉さまたちとは母が違い、その母も7番目の妃なので王位継承権は持っていないのですわ。
もし持っていたとしても24番目辺りですわね。
わたくしたちは今、ケイイチと約束したダンジョンに来ていますわ。
ヴェルティナ
「ケイトそっちに行きましたわ」
ケイト
「はいヴェル様、たぁー」
ケイイチたちは学園で魔力操作の訓練を優先し、ケイトたちも魔力を大量に使った戦技を扱えるようになったのですわ。
ただ遠距離用の戦技はまだ使えませんわ普通の魔力量ですわね、次の休みの日までには必ず使えるように訓練しますわ。
ケーラ
「すごいわ⁉︎もう10レベルよ、ほらディル見てみなさいよ」
ディル
「ほんとだ、まだ3回しか戦ってないのにどうしてかな?」
わたくしたちが戦ったモンスターは小さなポット1体とラビットが2体ですわ、いったいどういうことでしょう?わたくしが疑問に思っているとケイイチがわたくしにだけ教えてくれたのですわ。
ケイイチ
「ラビットが経験値多いんだよ」
わたくしの時はあの指輪のおかげで20を超えていたので解りませんでしたわね、これならみんなも今日中に20は行きますわね。
ケイイチが前に言ってたどれくらいまで上げるってこういう事でしたのね、あの時わたくしが数字を言っていたらそこまで上げてくれたのでしょうか?
ヘキル
「詠唱終わったよ『ストーンジャベリン』」
ネスティ
「いいぞヘキル、とどねーだりゃー」
魔術士のヘキルが中級の魔法を使ってゴーレムに重傷を負わせ、ネスティがとどめを刺しましたわ、数分前にも中級を使っていました、MPは平気かしら?
バニラ
「ちょっとヘキルMPの配分を考えなさいよ、護衛してるんだから担いであげれないわよ」
いつも仲のいいバニラがわたくしの心配していたことを言っていますわ、前は中級を1発使うと倒れ、初級を数回使ったら息を切らしていたのですわ。
ヘキル
「むふふふ、それがねーレベルが上がってMPが増えてさーまだまだ余裕なんだよ」
バニラ
「ほんとなのそれ!調子に乗ってまた倒れるんじゃないでしょうね」
ヘキル
「平気だよ、それに上級でも行ける感じなんだ、次は試してみたいからさバニラ護衛をお願いね」
バニラ
「分ったわ、詠唱を安全に出来るようにしたあげる、でも倒れたらしょうちしないわよ」
ヘキル
「だ、大丈夫、多分?」
そんな話をしていますわ、あれからみんな20レベルに上がったと言っていましたわ、まだ午前中の半ば位なのにです、いったいケイイチは何処まで上げるつもりなのでしょう。
ケイイチ
「よし!こんなもんでいいだろう、昼食を孤児院で食べて次の工程だ」
ケイトたちは25レベルになったそうですわ、午前中だけでこれって・・・ケイイチが本気になってレベル上げをしたら一体どれだけ上がるのでしょう、見てみたい気持ちもありますが前にケイイチが言っていましたわ、スキルも重要だと。
ネスティ
「な、何だこれ!すげぇ美味い」
ディル
「ほんとだね、孤児院とは思えないよ」
ケーラ
「まったくあなた達はもっと行儀よく食べなさいよ、貴族でしょ!ケイトを見なさい」
ケイトがそれを聞いて顔を赤くしていますわ、この子はあがり症なところを治せばいい所まで行くのですけど、個人戦ではだめなのですわよねー。
ヴェルティナ
「ほらケイトこちらのも食べて見なさい、とても美味しいですわよ」
わたくしが貰ったデザートのプリンをスプーンに乗せて口に入れてあげました、とても嬉しそうにしていましたわ。
ケイイチ
「では午後はこれを使ってスキルを覚え、レベルもあげてもらいます」
ケイイチがスキルスクロールを沢山出してきましたわ。
ケイト
「こ、こんなに沢山」
ネスティ
「すげぇな、うちでもこんなに同じのは揃えられないぜ」
ケイイチが出したのは格闘術、闘気術、集中、瞑想、魔法(火・水・氷・風・土・雷・光)ヒール、エリアヒールでした。
ヘキル
「す、すすす、すごいよー光属性がある、バニラ顔つねって、夢じゃないよね⁉︎」
バニラ
「ヘキル、全員同じ夢を見るわけないでしょ」
ヘキルの気持ちもわかります、格闘術や魔法の火、土、水、風は初歩なので安く入手も簡単ですわ、ですがそれ以外の物は希少な物ばかりなのですわ、中でも。
ネスティ
「俺ヒールのスクロールなんて始めて見たぞ」
ケーラ
「その次のエリアヒールもあるわよ、これを全部覚えて使えるようにするって・・・これは大会が楽しみね」
勝てますわ!?わたくしはその時確信しましたわ、ケイイチがいてくれれば怖い物はありませんわ。
ケイイチ
「皆覚えたね、じゃあそれを大会までに最低でも4レベルにしようか、もちろん競技の練習と魔力操作も並列してやるからね」
わたくしたちはそれを聞いて驚き、午後からの訓練のハードさに悲鳴を上げる事になりましたわ。
D P収入
7日分
1600万 P
DP使用
スクロール
130万P
残りDP残り4億6032万P
ローディアナお姉さまたちとは母が違い、その母も7番目の妃なので王位継承権は持っていないのですわ。
もし持っていたとしても24番目辺りですわね。
わたくしたちは今、ケイイチと約束したダンジョンに来ていますわ。
ヴェルティナ
「ケイトそっちに行きましたわ」
ケイト
「はいヴェル様、たぁー」
ケイイチたちは学園で魔力操作の訓練を優先し、ケイトたちも魔力を大量に使った戦技を扱えるようになったのですわ。
ただ遠距離用の戦技はまだ使えませんわ普通の魔力量ですわね、次の休みの日までには必ず使えるように訓練しますわ。
ケーラ
「すごいわ⁉︎もう10レベルよ、ほらディル見てみなさいよ」
ディル
「ほんとだ、まだ3回しか戦ってないのにどうしてかな?」
わたくしたちが戦ったモンスターは小さなポット1体とラビットが2体ですわ、いったいどういうことでしょう?わたくしが疑問に思っているとケイイチがわたくしにだけ教えてくれたのですわ。
ケイイチ
「ラビットが経験値多いんだよ」
わたくしの時はあの指輪のおかげで20を超えていたので解りませんでしたわね、これならみんなも今日中に20は行きますわね。
ケイイチが前に言ってたどれくらいまで上げるってこういう事でしたのね、あの時わたくしが数字を言っていたらそこまで上げてくれたのでしょうか?
ヘキル
「詠唱終わったよ『ストーンジャベリン』」
ネスティ
「いいぞヘキル、とどねーだりゃー」
魔術士のヘキルが中級の魔法を使ってゴーレムに重傷を負わせ、ネスティがとどめを刺しましたわ、数分前にも中級を使っていました、MPは平気かしら?
バニラ
「ちょっとヘキルMPの配分を考えなさいよ、護衛してるんだから担いであげれないわよ」
いつも仲のいいバニラがわたくしの心配していたことを言っていますわ、前は中級を1発使うと倒れ、初級を数回使ったら息を切らしていたのですわ。
ヘキル
「むふふふ、それがねーレベルが上がってMPが増えてさーまだまだ余裕なんだよ」
バニラ
「ほんとなのそれ!調子に乗ってまた倒れるんじゃないでしょうね」
ヘキル
「平気だよ、それに上級でも行ける感じなんだ、次は試してみたいからさバニラ護衛をお願いね」
バニラ
「分ったわ、詠唱を安全に出来るようにしたあげる、でも倒れたらしょうちしないわよ」
ヘキル
「だ、大丈夫、多分?」
そんな話をしていますわ、あれからみんな20レベルに上がったと言っていましたわ、まだ午前中の半ば位なのにです、いったいケイイチは何処まで上げるつもりなのでしょう。
ケイイチ
「よし!こんなもんでいいだろう、昼食を孤児院で食べて次の工程だ」
ケイトたちは25レベルになったそうですわ、午前中だけでこれって・・・ケイイチが本気になってレベル上げをしたら一体どれだけ上がるのでしょう、見てみたい気持ちもありますが前にケイイチが言っていましたわ、スキルも重要だと。
ネスティ
「な、何だこれ!すげぇ美味い」
ディル
「ほんとだね、孤児院とは思えないよ」
ケーラ
「まったくあなた達はもっと行儀よく食べなさいよ、貴族でしょ!ケイトを見なさい」
ケイトがそれを聞いて顔を赤くしていますわ、この子はあがり症なところを治せばいい所まで行くのですけど、個人戦ではだめなのですわよねー。
ヴェルティナ
「ほらケイトこちらのも食べて見なさい、とても美味しいですわよ」
わたくしが貰ったデザートのプリンをスプーンに乗せて口に入れてあげました、とても嬉しそうにしていましたわ。
ケイイチ
「では午後はこれを使ってスキルを覚え、レベルもあげてもらいます」
ケイイチがスキルスクロールを沢山出してきましたわ。
ケイト
「こ、こんなに沢山」
ネスティ
「すげぇな、うちでもこんなに同じのは揃えられないぜ」
ケイイチが出したのは格闘術、闘気術、集中、瞑想、魔法(火・水・氷・風・土・雷・光)ヒール、エリアヒールでした。
ヘキル
「す、すすす、すごいよー光属性がある、バニラ顔つねって、夢じゃないよね⁉︎」
バニラ
「ヘキル、全員同じ夢を見るわけないでしょ」
ヘキルの気持ちもわかります、格闘術や魔法の火、土、水、風は初歩なので安く入手も簡単ですわ、ですがそれ以外の物は希少な物ばかりなのですわ、中でも。
ネスティ
「俺ヒールのスクロールなんて始めて見たぞ」
ケーラ
「その次のエリアヒールもあるわよ、これを全部覚えて使えるようにするって・・・これは大会が楽しみね」
勝てますわ!?わたくしはその時確信しましたわ、ケイイチがいてくれれば怖い物はありませんわ。
ケイイチ
「皆覚えたね、じゃあそれを大会までに最低でも4レベルにしようか、もちろん競技の練習と魔力操作も並列してやるからね」
わたくしたちはそれを聞いて驚き、午後からの訓練のハードさに悲鳴を上げる事になりましたわ。
D P収入
7日分
1600万 P
DP使用
スクロール
130万P
残りDP残り4億6032万P
20
あなたにおすすめの小説
墓守の荷物持ち 遺体を回収したら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアレア・バリスタ
ポーターとしてパーティーメンバーと一緒にダンジョンに潜っていた
いつも通りの階層まで潜るといつもとは違う魔物とあってしまう
その魔物は僕らでは勝てない魔物、逃げるために必死に走った
だけど仲間に裏切られてしまった
生き残るのに必死なのはわかるけど、僕をおとりにするなんてひどい
そんな僕は何とか生き残ってあることに気づくこととなりました
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる