異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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12章学園大会

304話 大変な説明

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俺は今、大会会場にある関係者控室に向かっている。

魔法威力の決勝が始まって俺がうすうす思っていたことだ、そしてヘキルからの通信で確信した。



警備員A
「ここは大会関係者控室ですが、何の御用でしょうか?」

ケイイチ
「クロイツ学園の教師ケイイチですがちょっとお話がありまして」


警備員が怪しそうに俺を見ている、そんなに怪しいかな俺?


警備員A
「どんなお話でしょうか、伺います」

ケイイチ
「今魔法威力の決勝でかかしにクリスタルの鎧を付けて魔法をぶつけてますよね」

警備員A
「ええそうですね、それで?」

ケイイチ
「言いにくいんですが、決勝に出ているクロイツ学園の生徒はクリスタルを壊せるんです、替えの鎧はありますか?」

警備員A
「は?」


まあ解らないよね、信じないよね。

俺がやり過ぎたのが原因なんです、ごめんなさい。


警備員A
「あなた本気ですかクリスタルですよ?ミスリルより硬度のある」

ケイイチ
「そうですね、ありますね」

警備員A
「それが出来たらBランクいやAランク冒険者並みですよ」

ケイイチ
「ええ、そうですね、でもほんとなんですよ」


うーん信じてくれないな、どうしようか・・・俺と警備員が話していると通路を走って来た警備員が言ってきた。


警備員B
「おいケイル!た、大変だ!?今すぐ変えのクリスタルの鎧を出してくれ」

警備員ケイル
「ど、どういうことだアンソン」

警備員アンソン
「く、クロイツ学園の選手が魔法でクリスタルの鎧を、じょ、蒸発させたんだ」

警備員ケイル
「な!?」


ケイルと呼ばれた方の警備員が俺を見てきた、まあ分かってくれたならいいけど。


警備員アンソン
「だから替えを出さないといけないんだ、あるよな変えの鎧」

警備員ケイル
「あ、あるわけないだろ!?クリスタルだぞ、あれだってベルメルテ国の王様がこの大会の為に貸してくれた物なんだ」


警備員たちが騒いでいたら控室の扉が空いて女性が顔を出した。


女性
「何ですか!騒々しいですね」

警備員ケイル
「ああイカシさん、クリスタルの鎧が蒸発したんですよ」

イカシ
「は?何言ってるんですか」


初めから警備員の人が説明している、俺いつになったら説明出来るかな?帰っていいかな。


イカシ
「なるほどねー今年のクロイツ学園はすごいね、どの予選もずば抜けてるし・・・ところでそこの人は何?」

警備員ケイル
「あ!?そうだった、あんたさっきクロイツ学園の教師だって言ったよな」

ケイイチ
「ええ言いましたね」

イカシ
「へぇーあなたがあの子たちを鍛えたのかな?」


言おうか迷うね、俺はこれが終わったら教師ではなくなる予定だからね。


ケイイチ
「ちょっと手伝っただけですよ、あの子たちが頑張ったんです」

イカシ
「ふぅ~ん、それでここに何しに来たのかな?」

警備員ケイル
「この方がクリスタルの鎧を生徒が壊すって言ってきたんです」


イカシが驚いた顔をした後すぐ元に戻していた、何か探られてるっぽいんだけど。


イカシ
「壊すって知らせに来てくれたってことは前にもあったんだね」

ケイイチ
「ええそうです、練習中にそれは起きました驚きましたよ、ははは」

イカシ
「なるほどーお金持ちなんだね・・・で止めに来てくれたと、まさか替えを持ってきてくれたってことはないよね~」

警備員ケイル
「ま、まさかー」

警備員アンソン
「そうですよ、クリスタルの鎧を持ってるなんて、ははは」


3人が笑っている、そのまさかなんだけど・・・俺が笑っていないことを疑問に思ってか、イカシが言ってきた。


イカシ
「え!?そのまさか、もしかして」


警備員の二人も俺を見てきた。


ケイイチ
「ええ、そのまさかです」

イカシ
「そ、そうだったんだ・・・よ、良かったねアンソン」


顔を引きつらせてイカシが言ってるけど、まだ先があるんだよね、ごめんね。


警備員アンソン
「助かりましたでは受け取ります、お代は後ほど大会運営者から届くと思いますので了承ください」

イカシ
「高額な物だから全額は無理だと思うけど、それは解ってね」

ケイイチ
「はい解ってます、それともう一つ話したいことがあるのですが」


俺がそう言うと3人が、何?って顔をした。


ケイイチ
「あの、言いにくいのですが決勝にもう一人いますよね、うちの生徒」


3人が顔を見合ってイカシが言ってきた、分かったようだね。


イカシ
「まさか!?その子も出来るって言うんじゃないよね」

ケイイチ
「そのまさかです、なので」

警備員アンソン
「冗談じゃないぞ!二つも蒸発されたら代金なんて払えないぞ」

ケイイチ
「ええ、そうでしょうから代金は要らないです」


3人がそれを聞いて口を開けたまま固まってしまった。

まあ普通はお代を貰わないなんて言う人はいないだろうからね、でも別に要らないです、まだ沢山あるし。


ケイイチ
「それと鎧も二つ渡します、どうぞ」


鞄から鎧を二つ出して通路に置いた、まだ3人は口を開けたまま固まって戻ってこない。


ケイイチ
「残った一つはその借りた国に渡していいですよ、それじゃ俺はこれで」


3人が戻って来る前に退散だな、質問の嵐が来そうだからね。


イカシ
「ちょちょちょ、待ってよぉ~」


う!?掴まれたね、戻ってこなくてよかったのになぁ~まあしょうがないか。


ケイイチ
「な、何でしょうか?」

イカシ
「解ってるでしょぉ~来てくれるよねぇ~」

ケイイチ
「はぁ~・・・はい」


サリィーの試合は見れないかなぁーっと思いながら返事を返しました。


イカシ
「良かったぁーアンソンたちは鎧をお願いねぇーじゃ行きましょうか、えっと」

ケイイチ
「ケイイチですイカシさん」


控室に引っ張られ質問されまくりました。
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