異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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12章学園大会

311話 個人模擬戦

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ヴェルティナですわ


わたくしは今、個人模擬戦の相手を一撃で倒しましたわ、それも少し力を入れて振っただけですのに。


ヴェルティナ
「こんなに差が出来ていたのですわね、これはケイイチの言うように手加減を考えた方が良いですわね」


わたくしがそう思って会場から下りると司会者たちが騒いでいましたわ。


司会者ヘミル
「すご!剣が見えなかった」

解説者ウィル
「全く、真剣に見ていないからですよヘミルさん、凄い速さでしたが見えました!」


次の日も同じように一撃でしたわ。


ヴェルティナ
「うん!うまく手加減出来ましたわ、あともう1試合ですわね」


その日から二試合を一日ですることになりましたの、そして相手がなにか言ってきましたわ。


対戦相手
「お前がヴェルティナとかいうクロイツ国の王族か?」

ヴェルティナ
「そうですわね、それが何か悪いのですか?」


何かしらね?相手国の知り合いなどあいつくらいしかいませんけど、もしかして⁉︎。


対戦相手
「いや、弟に大会で当たったらコテンパンにしてくれと頼まれてな」


ああ!?あいつの兄でしたか、そう言えば少し似ているかもしれませんわね。


ヴェルティナ
「出来るものならどうぞやってくださいまし」


わたくしはそう言って剣を構えましたわ。


対戦相手
「ああ言われなくてもやってやるさ、はぁー」


他の選手よりは早い上段からの攻撃でしたわ、そう他の選手よりはですわ。


ヴェルティナ
「はっ」


わたくしは相手の剣を躱し、すぐに剣を横から振って攻撃しましたが避けられましたわ、ちょっと力を抜き過ぎたようですわね。

相手の強さが変わるとなかなか力加減が難しいですわ。


対戦相手
「良く避けたものだ、それに反撃も鋭い!弟が言っていた事とは大違いだな」


どういったのか想像できますわね、まあわたくしには関係ありませんわ。


ヴェルティナ
「もう少し力を出しますわ、覚悟してくださいましね」

対戦相手
「ははははは、威勢がいいのは言った通りだ、なっ!?」


相手が言い終わるのと同じタイミングでわたくしは高速で懐に飛び込み、胴体に剣を当てましたわ。


対戦相手
「ぐぬぅー」


うめき声を出しながらあいつの兄が倒れました、まあ少しは楽しめましたわね。


司会者ヘミル
「今度は体ごと見えなかった」

解説者ウィル
「私も・・・」


次の日も勝ち進みわたくしは決勝に進みましたわ。


ヴェルティナ
「あの男以外で強かった者はププートだけでしたわね、決勝はどうなのでしょう」


決勝の舞台に立ってわたくしはケイイチたちがいる方に手を振りましたわ、だって今日はお姉さまがケイイチたちといるのですわ。

ケイイチたちが楽しそうにしてたのを上から見ていてたまらなかったそうですわ。

そしてわたくしはため息をついて相手を見ました、だって対戦相手がすごい筋肉の大きな男でしたの。


ヴェルティナ
「うぷっ、見ているだけで気持ちが悪くなりますわね」

筋肉男
「俺の肉体を見ても怯まんとは、そなた嫁にならんか?」


わたくしはそれを聞いて背中がゾっとしましたわ、絶対お断りですわね!?


これは早く決着を付けなくてはいけませんわ。


司会者ヘミル
「初めていいですよー」


開始の合図がされたのでわたくしは相手が構える前に速攻で切り付けましたわ。


筋肉男
「ぐほぉぉー」


男が吹っ飛び落ちてきましたわ、これで終わりですわね・・・そう思っていたのですが


筋肉男
「さ、さすが俺の嫁だ、いつでも俺の所に来るといい」

ヴェルティナ
「あいにくですがわたくしの気持ちはすでにある人の物ですわ」


男が立ってきたのでそう言ってわたくしはローディアナお姉さまの方を向きましたわ。

見てくれましたかお姉さま!?


筋肉男
「そ、そうかあの男か、いつか迎えに行くぞぉぉーっ(ガク)」


姉様を見ていてウットリしていて、最後何か言っていましたが聞こえませんでしたわ、まったく最後まで気持ちの悪い人でしたわね。


司会者ヘミル
「やっぱり見えない」

解説者ウィル
「ほんと、解説のしようがないわ」


わたくしは優勝しましたわ、これでまた姉さまを守るための階段を上りましたわね。
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