340 / 380
13章奮闘
340話 依頼をしたら
しおりを挟む
ケイイチ
「ヴェルどうかな、何か知らない?」
あれから1週間が経ち学園が休みの日、孤児院での訓練を終わらせた昼食時にヴェルに聞いてみた。
ヴェルティナ
「丁度良かったですわケイイチ、そのことでお話があったのですわ」
俺はヴェルからローナの現状を聞いた。
とても大変な状況だ、俺なら知識があるから分かるがこっちの世界ではそれは行われていない、ジェヴァットの所がそうだった。
ケイイチ
「そうか貰った領地でそんなことになってるのか」
ヴェルティナ
「そうなのですわ、そしてお姉さまはケイイチには知られないようにしていますわ、自分だけケイイチに甘えているって言ってですわ」
ケイイチ
「まったくローナは無理をして、俺の嫁なんだから力を貸すのは当たり前なのに・・・いや貸すってこと自体が違うんだ」
貸し借りではなく共同作業と思ってほしいんだけどなぁ・・・ああ⁉︎だからサラさんが最近俺の前に出てこなくてミルーネが対応してるのか。
サラさんは俺に力になってほしいけどローナの指示でそれは出来ないからワザと俺が不審に思うようにしてたと、気づけなくてごめんねサラさん。
ヴェルティナ
「そうかもしれませんがお姉さまはそうは思いませんわよ、どうしますケイイチ」
ケイイチ
「それは当然助けるさ」
問題はローナに知られないようにして行うか、知らないふりをしてローナに協力するかのどっちかだな。
でもローナの考えを変えてほしいな、愛し合っている者同士って感じにさ。
ケイイチ
「ヴェル!ローナは俺の力を借り過ぎているって思ってるんだよね」
ヴェルティナ
「そうですわね、騎士たちの訓練に学園の教師、後はヒクウテイでの接待ですわね」
ケイイチ
「なるほどね、じゃあ今度は俺がローナに助けてもらうって形を作るかな」
ヴェルティナ
「え!?どうやってですの」
ローナには俺も借りが沢山あるんだよほんとはね、なのに自分だけって思ってほしくない、俺はローナを嫁にして一緒にしていたことだと思ってたから俺は貸しとは思っていなかった。
ローナは違ったんだね、出来れば共同作業だって思ってほしいけど、無理かもしれないから取り合えずそう言った形にしよう。
ケイイチ
「丁度試験的に畑に散布して土を元気に出来る肥料って物を作る魔道具を作ったんだ、それを使うよ」
ヴェルティナ
「な!?都合がよすぎるのですわ!」
ケイイチ
「まあタイミングが良すぎるのは否定しないけど、作り始めたのは大会の時だからね、知ってたわけじゃないよ」
俺はローナに連絡をして城に転移した、ヴェルも一緒に来てもらった、どうせ少し考えれば分かるからねヴェルから情報を貰ったことがさ。
それなら最初から俺がヴェルに相談し、ローナにって形を取った方が自然だ。
ケイイチ
「って感じで実験をしたいんだ、俺の領地でもしてるんだけど環境が違うと結果が変わるかもしれないだろ」
ローディアナ
「た、たしかにそれはあるかもしれませんね」
ケイイチ
「だろ!ヴェルに相談したらさ、ローナなら領地を沢山持ってるから出来るかもって言うんだ、助けると思ってお願いだよローナ」
俺がそう言ったらローナは最初嬉しそうに笑っていたが次第に怒り出した、なんでだ?
ローディアナ
「ヴェルばかりずるいです!?どうして直接私に言ってくれなかったのですケイイチ」
ヴェルティナ
「お、お姉さまそれは・・・ムフフ」
なるほど!これはただヴェルに妬いてるだけだね、まあヴェルは逆に考えてそうだけど。
ケイイチ
「出来上がったのが最近でローナに話そうにも忙しそうだっただろ、悪いと思ったからなんだよ」
ローディアナ
「そんな・・・私とケイイチの間でそんな気遣い要りませんよ」
ケイイチ
「そう思ってくれて嬉しいよ、俺はローナに頼ってばかりだからさ、大会の役員との話し合いとか王都で暮らせないこととかさ」
ローディアナ
「そ、そんなことないわよ、私の方こそ頼ってば・か・り・・・」
考え込んでいる分ってくれたみたいだ、貸し借りではなくそれぞれが得意なことをして助け合っていたことに、ほんとは数日掛かるんじゃないかと思ってたけど、さすがローナだね。
ローディアナ
「ケイイチあなたまさか!?」
ケイイチ
「解ってくれた?これは貸し借りではないんだよローナ、お互い助け合ってるだけなんだ、そうじゃないと俺はさみしいな」
俺がそう言ったらローナが立ち上がって抱き着いてきた。
ケイイチ
「君は俺の嫁で俺は君の夫だろ、貸し借りなんて言わないでくれよローナ」
ローディアナ
「ああケイイチ!?ごめんなさい私が間違っていたわ」
ケイイチ
「いいんだよローナ、これからも助け合っていこうな」
ローナ
「ええもちろんよ」
そうして俺はローナを抱きしめ返した。
「ヴェルどうかな、何か知らない?」
あれから1週間が経ち学園が休みの日、孤児院での訓練を終わらせた昼食時にヴェルに聞いてみた。
ヴェルティナ
「丁度良かったですわケイイチ、そのことでお話があったのですわ」
俺はヴェルからローナの現状を聞いた。
とても大変な状況だ、俺なら知識があるから分かるがこっちの世界ではそれは行われていない、ジェヴァットの所がそうだった。
ケイイチ
「そうか貰った領地でそんなことになってるのか」
ヴェルティナ
「そうなのですわ、そしてお姉さまはケイイチには知られないようにしていますわ、自分だけケイイチに甘えているって言ってですわ」
ケイイチ
「まったくローナは無理をして、俺の嫁なんだから力を貸すのは当たり前なのに・・・いや貸すってこと自体が違うんだ」
貸し借りではなく共同作業と思ってほしいんだけどなぁ・・・ああ⁉︎だからサラさんが最近俺の前に出てこなくてミルーネが対応してるのか。
サラさんは俺に力になってほしいけどローナの指示でそれは出来ないからワザと俺が不審に思うようにしてたと、気づけなくてごめんねサラさん。
ヴェルティナ
「そうかもしれませんがお姉さまはそうは思いませんわよ、どうしますケイイチ」
ケイイチ
「それは当然助けるさ」
問題はローナに知られないようにして行うか、知らないふりをしてローナに協力するかのどっちかだな。
でもローナの考えを変えてほしいな、愛し合っている者同士って感じにさ。
ケイイチ
「ヴェル!ローナは俺の力を借り過ぎているって思ってるんだよね」
ヴェルティナ
「そうですわね、騎士たちの訓練に学園の教師、後はヒクウテイでの接待ですわね」
ケイイチ
「なるほどね、じゃあ今度は俺がローナに助けてもらうって形を作るかな」
ヴェルティナ
「え!?どうやってですの」
ローナには俺も借りが沢山あるんだよほんとはね、なのに自分だけって思ってほしくない、俺はローナを嫁にして一緒にしていたことだと思ってたから俺は貸しとは思っていなかった。
ローナは違ったんだね、出来れば共同作業だって思ってほしいけど、無理かもしれないから取り合えずそう言った形にしよう。
ケイイチ
「丁度試験的に畑に散布して土を元気に出来る肥料って物を作る魔道具を作ったんだ、それを使うよ」
ヴェルティナ
「な!?都合がよすぎるのですわ!」
ケイイチ
「まあタイミングが良すぎるのは否定しないけど、作り始めたのは大会の時だからね、知ってたわけじゃないよ」
俺はローナに連絡をして城に転移した、ヴェルも一緒に来てもらった、どうせ少し考えれば分かるからねヴェルから情報を貰ったことがさ。
それなら最初から俺がヴェルに相談し、ローナにって形を取った方が自然だ。
ケイイチ
「って感じで実験をしたいんだ、俺の領地でもしてるんだけど環境が違うと結果が変わるかもしれないだろ」
ローディアナ
「た、たしかにそれはあるかもしれませんね」
ケイイチ
「だろ!ヴェルに相談したらさ、ローナなら領地を沢山持ってるから出来るかもって言うんだ、助けると思ってお願いだよローナ」
俺がそう言ったらローナは最初嬉しそうに笑っていたが次第に怒り出した、なんでだ?
ローディアナ
「ヴェルばかりずるいです!?どうして直接私に言ってくれなかったのですケイイチ」
ヴェルティナ
「お、お姉さまそれは・・・ムフフ」
なるほど!これはただヴェルに妬いてるだけだね、まあヴェルは逆に考えてそうだけど。
ケイイチ
「出来上がったのが最近でローナに話そうにも忙しそうだっただろ、悪いと思ったからなんだよ」
ローディアナ
「そんな・・・私とケイイチの間でそんな気遣い要りませんよ」
ケイイチ
「そう思ってくれて嬉しいよ、俺はローナに頼ってばかりだからさ、大会の役員との話し合いとか王都で暮らせないこととかさ」
ローディアナ
「そ、そんなことないわよ、私の方こそ頼ってば・か・り・・・」
考え込んでいる分ってくれたみたいだ、貸し借りではなくそれぞれが得意なことをして助け合っていたことに、ほんとは数日掛かるんじゃないかと思ってたけど、さすがローナだね。
ローディアナ
「ケイイチあなたまさか!?」
ケイイチ
「解ってくれた?これは貸し借りではないんだよローナ、お互い助け合ってるだけなんだ、そうじゃないと俺はさみしいな」
俺がそう言ったらローナが立ち上がって抱き着いてきた。
ケイイチ
「君は俺の嫁で俺は君の夫だろ、貸し借りなんて言わないでくれよローナ」
ローディアナ
「ああケイイチ!?ごめんなさい私が間違っていたわ」
ケイイチ
「いいんだよローナ、これからも助け合っていこうな」
ローナ
「ええもちろんよ」
そうして俺はローナを抱きしめ返した。
20
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる