異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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最終章 終焉

355話 国家騎士武術大会決勝

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ファレラの試合は凄かったです、私も負けていられませんね、絶対グレイブ様に一太刀は浴びせます。


ファレラ
「頑張ってねデュレ」

デュレ
「ええ分かってるわ」


私はついに決勝に来ました、相手はファレラに勝ったグレイブ様です。


グレイブ
「デュレ行くぞ」

デュレ
「はいグレイブ様」


開始と同時にグレイブ様が言ってきたので私も返事をしていつも通り抜刀して剣に切りかかりました。


デュレ
「切れない!?」

グレイブ
「ほう、これが武器を切る剣か、綺麗だな」

デュレ
「くっ」


グレイブ様の剣は切れませんでした、そして接近したまま私は切りかかりました。


グレイブ
「フム、お前は距離を取らず手数が武器か」

デュレ
「そうです、早さなら負けませんよ」

グレイブ
「くくく面白い」


私の連撃を全て受けた後グレイブ様が私の剣を強く押して来て私は飛ばされました、すぐに着地して構えましたがファレラの時と同じ感じで遠距離戦技が飛んできました。


デュレ
「くっこれは避けるしかありません」

グレイブ
「次行くぞ『連撃空斬』」

戦技を避けて身構えたのですがファレラの時と違って近づいてきません、そして連続の遠距離戦技を放ってきました。


デュレ
「さすがグレイブ様」

グレイブ
「くくくどんどん行くぞ『連撃空斬』、避けてばかりでは勝てんぞデュレ」

デュレ
「くうぅーどうすればいいの、近づけないわ」


避けられるのですが近づく事ができません、部分強化をしても私たちはグレイブ様とほぼ互角です、何か他に方法はっと思っていたらケイイチさんがファレラの時のように大声で言ってくれました。


ケイイチ
「デュレ瞬脚だ!今のお前なら両方使えるだろ」

デュレ
「そ、そうか『瞬脚』」


私はスピードアップの戦技、瞬脚を使ってグレイブ様の戦技を避け懐まで一瞬で入りました。


デュレ
「え!?」

グレイブ
「うおっ!」


これほど早く動けるとは思わなかったので私は驚いてしまい攻撃しないでそのまま通り過ぎました。


デュレ
「び、ビックリしました」

グレイブ
「まさかこれほどの速さを持っていたとはな、これは身体強化は外せんな『身体強化』よしこいデュレ」

デュレ
「い、行きます」


それからは接近戦でずっと戦いました、力では負けていますのでちゃんと受け流しています、でもそろそろ限界です。


グレイブ
「ははははは!?俺とここまで打ち合えるとはな、デュレ嬉しいぞ」

デュレ
「わ、私は嬉しくないです、手が痺れてきました」

グレイブ
「なんだ連れないことを言うな、もう少し打ち合おうではないかデュレ」

デュレ
「嫌です!」


私は後ろに飛んで距離を取り一息つきました。


グレイブ
「フム、もう打つ手はないのかデュレ?」

デュレ
「な、何ですか」

グレイブ
「いやなに、さっきのファレラのように応用で何かしてくるのではと思ったのだが、どうだ」


う、読まれています、私の応用は切れ味を上げた物です、それも抜刀時だけの物なんです。


グレイブ
「その顔はやはりか、ではそれを見せてくれ、俺はそれが見たいぞ」


そう言われたので私は鞘に刀を納め抜刀前の構えを取りました。


グレイブ
「くくくいいな、ああいいぞデュレ!?その目、その気迫、最高だ!?」

デュレ
「い、行きます」

グレイブ
「ああいつでもいいぞ、来い」


グレイブ様が構えて待っています、私の最速の剣が通じなかったらもう降参するしかありません、どうか通じてください。


デュレ
「抜刀」

グレイブ
「くっぐおぉぉー」


さすがグレイブ様です、あの速度に反応して剣で受けました、ですがやりました、グレイブ様の剣を切る事が出来ましたよ。


グレイブ
「ほう、すごい物だな、俺の魔力で強化された剣を切るとは」

デュレ
「武器が無ければ終わりですよグレイブ様、降参してください」


そう言いながら私は刀を鞘に納め構えました。


グレイブ
「武器を切られても俺はまだ戦えるんだぞ、フン!」

デュレ
「な、なんですかそれは!?」


グレイブ様の剣から魔力のようなオーラが伸び剣になりました。


グレイブ
「ファレラと少し違うがオーラと組み合わせてもらった、どうだデュレこれでまた戦えるぞ」

デュレ
「では今度はその剣を切ったらそのままグレイブ様も切ります」

グレイブ
「出来るかな」

デュレ
「抜刀」

グレイブ
「フンヌゥゥー」


私はさっきよりも踏み込んでグレイブ様ごと切ろうとしましたが剣が切れませんでした。


デュレ
「そ、そんな!?」

グレイブ
「はぁっはぁっはぁっど、どうだ堪えたぞ」

デュレ
「くっもう一度です」


私はそのままの距離で鞘に刀を納めようとしてしまいました。


グレイブ
「あまい!?『スラッシュ』」

デュレ
「きゃぁぁー」


私はグレイブ様の戦技をまともに食らって気絶しました。



デュレ
「ん、ここは」

ファレラ
「デュレ気が付いた」


そうか負けてしまいましたか。


デュレ
「私グレイブ様の剣を切ったよ」

ファレラ
「そうね凄かったわ」

デュレ
「あの時勝ったと思ったの」


そうなのよ、あれでグレイブ様が降参して終わりだと思って気を抜いたのがいけませんでした。


デュレ
「もう少しでした」

ファレラ
「そうね、あと少しだったわね」

デュレ
「うぅ~悔しいよぉファレラー!」


私は目から涙がこぼれました、こんなに戦って悔しいのは初めてです。


ファレラ
「よしよし、泣かないのケイイチさんにまた鍛えてもらいましょうね」

デュレ
「うぅ、うん」


私はしばらくファレラの胸で泣きました、これがケイイチさんだったらと思いましたが何とケイイチさんはグレイブ様と戦っていたそうです。

そして圧勝していたらしいのです、見たかったですよケイイチさん。
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