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最終章 終焉
361話 王国領主会議
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クロイツ王
「フム、各領地の報告書は読ませてもらった、何か言いたいことはないかな?」
俺は予定していた王国領主会議に出ている。
各領主が自治領の現状報告書を国王とここにいる者たちに配り1人ずつ説明して言った、やはりと言うべきかな俺の領地周辺と王都の収入が格段に上がった、まあ他の領地も少しずつ上がってはいるが俺たちに比べたら雲泥の差だ。
領主A
「少しよろしいでしょうか国王様」
クロイツ王
「ム!何かなラインガルの領主ガルト・フォルテス」
意見してきた領主をクロイツ王がすぐに見て言った、まあ察しは付くよ、あの人は俺の領地から一番遠くてクロイツ国の端っこの人だ。
ガルト
「ありがとうございます、私の領地は王都から一番遠くだからでしょうか、皆さまの報告書を見る限り、収入に差が生まれているようなのです、その収入源はいつ頃私の領地に流れてくるでしょうか?」
クロイツ王
「ふむそうだな、今王都周辺に流れ始めたところだ、そなたの所に流れるのはあと半年といったところだろうな」
ガルト
「そ、そうですか」
そう言われてガルト子爵ががっかりしていた、少し可哀そうだね。
俺が自治領の周りにも本腰を入れて流し始めたのが2か月前だから確かにそれ位は掛かるんだよね。
クロイツ王
「そうがっかりするなガルト、そなたには恵みある山々があるだろう」
ガルト
「それはそうですが、狩りや採取は危険が高く安定した収入は得られませんから」
まあ確かに森や山に入るのであればそれなりに危険だよね・・・ん!山と言ったら山菜だよね。
俺はガルトの報告書を読み直した、名前は違うが食用や薬の材料と書いてあるものが多かった、これは期待できるかもしれない、久しぶりに山菜の揚げ物が食べられるかも。
俺がそんなことを考えていると国王様がガルトとの話を終わらせた。
クロイツ王
「ではそれ以外はないようなのだな、今回の会議を終わる、来年も良い報告を出来るように各自頑張ってくれ」
みんなが頭を下げ国王様たち王族が退出するのを待ち、退出したのを確認し他の貴族たちもそれぞれ席を立ち始めた。
俺は他の貴族たちに挨拶をしながらガルト子爵殿の席に向かった、ガルトさんはまだ落ち込んでいるのか席を立たないね、今がチャンスだ⁉︎。
ケイイチ
「ガルト子爵殿」
俺が声を掛けると驚いて顔を上げてくれた、凄く暗い顔してるんだけど、そんなにショックだったのかな?
ガルト
「こ、これは伯爵様、私に何か御用ですか?」
ケイイチ
「ええ、実は」
俺は山で取れる物でどういった加工をしているのか、どう料理しているのかを聞いてみた、もしかしたらかき揚げにしたりすれば相当おいしいのではないかと思ったのだ。
ガルト
「っとこんな感じで食べていますね、加工は油の取れる花や実などを人力で叩き布に包み絞って取っています」
ケイイチ
「なるほど、その現物って言うのはありますか?」
ガルト
「現物ですか、山で採取した山菜はそれほど日持ちしないのでありませんが、油は王都でも使われています」
俺たちは部屋を出て調理場に向かい油を見せてもらった。
ガルト
「これとこれですね」
ケイイチ
「どれどれ」
鑑定を掛けたがどうやらオリーブオイルとべに花油のようだ、でも取り方が原始的だね、やり方を変えればもっと多く取れるようになる。
ケイイチ
「なるほど、良い油ですね」
ガルト
「ありがとうございます、それでこれがどうしたのですか?」
ケイイチ
「これと山菜を使った料理があるんですよ、でも山で取れた物がないとなると作れないので今度そちらに伺おうかと思ったんです、山菜は食べてみたいですからね」
ガルト
「そうでしたか、我が領地に参られましたら我が屋敷にお立ち寄りください歓迎いたしますよ」
そう言ってはいたがやはり落ち込んでいるね、何か原因があるのかな?
ケイイチ
「ガルト殿はどうしてそれほど収入を増やしたいのですか?」
ガルト
「そ、それは・・・私の領地はあまり特産品がないのです、さっきの油は良く売れるのですがそれほど量が取れません」
まあ布に包んで人力で絞っているだけじゃねぇ、圧縮機とかを作れば倍以上になるんじゃないかな?それと潰す工程も風車か水車を使えば・・・いや油は空気にあまり触れさせない方がいいかな?
ガルト
「ですので今王都で人気の品々が送られてくれば収入が増えるかと思ったのですが、ダメでした」
笑顔が暗いね、まあ王都の商品が流れるのは相当後になると思うよ、ガルトの自治領に特産品がないとどうしてもね、帰る商人も買える商品が無ければ後回しにするだろうし。
これは山菜の為にちょっと協力するかな・・・それに外側からも商品を広めればこの国全土に広まるのは早いよね。
ケイイチ
「では俺からの提案です、油の効率の良い取り方と他の特産品を教えますよ」
ガルト
「え!ほんとですかケイイチ様」
ケイイチ
「様は要りませんよガルト殿、条件として俺に山菜を融通してください、もちろんマジックバックも渡します」
そう言ったらすぐにガルトが了承してくれて次の日、小型の飛空艇で領地に行き色々見て回った。
まだ生産の話が結構あるのでまた来ることを約束した、次に行く時は近くの森まで転移で行ってそこから飛空艇に乗ろうと思っています、だってその方が早いからね。
そして孤児院に戻ってきた俺は料理を作った。
ミキ
「この苦みがいい味出してるわねー」
フルーティア
「ほんと!山菜がこんなにおいしいなんて、ケイイチどうやったらこんなになるの?」
ケイイチ
「下処理をちゃんとする事かな」
ほかの材料と合わせて苦みを抑えたりと色々出来る、まあ今後やって行けばいいよね、山菜はマジックバッグに沢山取って入れてくれるそうだからね。
ただ困ったこともある、ガルトさんが領の案内に娘さんを付けてくれたのだがあからさまだよね、俺でもわかるんだから何とかしないといけないと思っています。
「フム、各領地の報告書は読ませてもらった、何か言いたいことはないかな?」
俺は予定していた王国領主会議に出ている。
各領主が自治領の現状報告書を国王とここにいる者たちに配り1人ずつ説明して言った、やはりと言うべきかな俺の領地周辺と王都の収入が格段に上がった、まあ他の領地も少しずつ上がってはいるが俺たちに比べたら雲泥の差だ。
領主A
「少しよろしいでしょうか国王様」
クロイツ王
「ム!何かなラインガルの領主ガルト・フォルテス」
意見してきた領主をクロイツ王がすぐに見て言った、まあ察しは付くよ、あの人は俺の領地から一番遠くてクロイツ国の端っこの人だ。
ガルト
「ありがとうございます、私の領地は王都から一番遠くだからでしょうか、皆さまの報告書を見る限り、収入に差が生まれているようなのです、その収入源はいつ頃私の領地に流れてくるでしょうか?」
クロイツ王
「ふむそうだな、今王都周辺に流れ始めたところだ、そなたの所に流れるのはあと半年といったところだろうな」
ガルト
「そ、そうですか」
そう言われてガルト子爵ががっかりしていた、少し可哀そうだね。
俺が自治領の周りにも本腰を入れて流し始めたのが2か月前だから確かにそれ位は掛かるんだよね。
クロイツ王
「そうがっかりするなガルト、そなたには恵みある山々があるだろう」
ガルト
「それはそうですが、狩りや採取は危険が高く安定した収入は得られませんから」
まあ確かに森や山に入るのであればそれなりに危険だよね・・・ん!山と言ったら山菜だよね。
俺はガルトの報告書を読み直した、名前は違うが食用や薬の材料と書いてあるものが多かった、これは期待できるかもしれない、久しぶりに山菜の揚げ物が食べられるかも。
俺がそんなことを考えていると国王様がガルトとの話を終わらせた。
クロイツ王
「ではそれ以外はないようなのだな、今回の会議を終わる、来年も良い報告を出来るように各自頑張ってくれ」
みんなが頭を下げ国王様たち王族が退出するのを待ち、退出したのを確認し他の貴族たちもそれぞれ席を立ち始めた。
俺は他の貴族たちに挨拶をしながらガルト子爵殿の席に向かった、ガルトさんはまだ落ち込んでいるのか席を立たないね、今がチャンスだ⁉︎。
ケイイチ
「ガルト子爵殿」
俺が声を掛けると驚いて顔を上げてくれた、凄く暗い顔してるんだけど、そんなにショックだったのかな?
ガルト
「こ、これは伯爵様、私に何か御用ですか?」
ケイイチ
「ええ、実は」
俺は山で取れる物でどういった加工をしているのか、どう料理しているのかを聞いてみた、もしかしたらかき揚げにしたりすれば相当おいしいのではないかと思ったのだ。
ガルト
「っとこんな感じで食べていますね、加工は油の取れる花や実などを人力で叩き布に包み絞って取っています」
ケイイチ
「なるほど、その現物って言うのはありますか?」
ガルト
「現物ですか、山で採取した山菜はそれほど日持ちしないのでありませんが、油は王都でも使われています」
俺たちは部屋を出て調理場に向かい油を見せてもらった。
ガルト
「これとこれですね」
ケイイチ
「どれどれ」
鑑定を掛けたがどうやらオリーブオイルとべに花油のようだ、でも取り方が原始的だね、やり方を変えればもっと多く取れるようになる。
ケイイチ
「なるほど、良い油ですね」
ガルト
「ありがとうございます、それでこれがどうしたのですか?」
ケイイチ
「これと山菜を使った料理があるんですよ、でも山で取れた物がないとなると作れないので今度そちらに伺おうかと思ったんです、山菜は食べてみたいですからね」
ガルト
「そうでしたか、我が領地に参られましたら我が屋敷にお立ち寄りください歓迎いたしますよ」
そう言ってはいたがやはり落ち込んでいるね、何か原因があるのかな?
ケイイチ
「ガルト殿はどうしてそれほど収入を増やしたいのですか?」
ガルト
「そ、それは・・・私の領地はあまり特産品がないのです、さっきの油は良く売れるのですがそれほど量が取れません」
まあ布に包んで人力で絞っているだけじゃねぇ、圧縮機とかを作れば倍以上になるんじゃないかな?それと潰す工程も風車か水車を使えば・・・いや油は空気にあまり触れさせない方がいいかな?
ガルト
「ですので今王都で人気の品々が送られてくれば収入が増えるかと思ったのですが、ダメでした」
笑顔が暗いね、まあ王都の商品が流れるのは相当後になると思うよ、ガルトの自治領に特産品がないとどうしてもね、帰る商人も買える商品が無ければ後回しにするだろうし。
これは山菜の為にちょっと協力するかな・・・それに外側からも商品を広めればこの国全土に広まるのは早いよね。
ケイイチ
「では俺からの提案です、油の効率の良い取り方と他の特産品を教えますよ」
ガルト
「え!ほんとですかケイイチ様」
ケイイチ
「様は要りませんよガルト殿、条件として俺に山菜を融通してください、もちろんマジックバックも渡します」
そう言ったらすぐにガルトが了承してくれて次の日、小型の飛空艇で領地に行き色々見て回った。
まだ生産の話が結構あるのでまた来ることを約束した、次に行く時は近くの森まで転移で行ってそこから飛空艇に乗ろうと思っています、だってその方が早いからね。
そして孤児院に戻ってきた俺は料理を作った。
ミキ
「この苦みがいい味出してるわねー」
フルーティア
「ほんと!山菜がこんなにおいしいなんて、ケイイチどうやったらこんなになるの?」
ケイイチ
「下処理をちゃんとする事かな」
ほかの材料と合わせて苦みを抑えたりと色々出来る、まあ今後やって行けばいいよね、山菜はマジックバッグに沢山取って入れてくれるそうだからね。
ただ困ったこともある、ガルトさんが領の案内に娘さんを付けてくれたのだがあからさまだよね、俺でもわかるんだから何とかしないといけないと思っています。
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