レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー

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4章 制覇

64話 呪いを学ぼう

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みんなとの訓練を終えた僕は、久しぶりの工房である人を待っていました。


「呪いを発見してアクセサリーに付与した人【アスラ】さん、どんな人だろう」


女性という事は分かっていて、会えるとは思わなかったから何が起きても良いように準備をしていました。
そんな準備をしている工房に入ってきてくれるのか分からなかったけど、クマックがその人を案内してくれて、僕はまず名乗ったんだよ。


「あなたが天才アクセサリー職人のマダラさんですか」
「天才なんて言い過ぎです、アタシは元からあった付与を強化しただけ、あなたの様に新たな力【呪い】を付与した天才とは違いますアスラさん」
「ふふふ、そうでもないわ、アタシもあなたと同じ、元からあった力を強化しただけなのよ」


そうだったのかっと、僕はアスラさんのやったことを理解し、だから僕の耐性が発動しなかったんだと分かったんだ。
付与の中には、下げる効果のあるモノもあり、それを上げる事でほしい力を強化する方法があり、彼女はそれを呪いと世間に公開したんだ。


「どうやったらそんな事が可能なのかな?」
「知りたいわよね、でもタダでは教えられないわ」
「それはそうだよね、じゃあ条件を言ってほしいな」
「話が早くて助かるわ、じゃあお願い、あなたたちの強さの秘密を教えて」


交換条件としては比較が難しい内容に、僕はとても困ってしまった。
レベルアップの手伝いなら了承できるけど、秘密となるとメリットにはならず断るしかなかった。


「すみません」
「やっぱりダメなのね、じゃあアタシが選んだメンバーにそれを施してほしいの」
「それでしたら良いですけど、アスラさんは良いのですか?」
「それで十分ですよマダラさん」


条件としては好条件に変わったけど、それは明らかにアスラさんに不利な内容で、僕は裏があると確実に思ったんだ。
それを野放しにするほど、僕はもう甘くないから探ることにしたよ。


「そのお顔、何やら怪しまれてますね」
「良く分かりますね、実はそうです」
「まぁこちらに不利すぎますからね、でもそれはそちらの価値観よ、十分利益になってるわ」


本当にそうなのか分からないからかなり警戒し、まず呪いの使い方を教え欲しいと条件を出した。
知ってもらわないと分からないという事で、アスラさんは方法を教えてくれて、僕には出来ないと断言してきた。


「確かに、物のパラメーター変更なんて僕には出来ませんね」
「そうよ、呪いに出来たのだって、あなたの作った凄い性能のアクセサリーがあったからなのよ」
「なるほど、僕の付与を上書き変更したんですね」


そこまで教えて貰えて、僕は出来ないと断言して協力を求めたんだ。
アクセサリーを提供して変更してもらう提案だったけど、それは考える時間もなく断られたよ。


「ダメですか」
「はい、普通に買ってください」
「買うのは良いんですね」


提供はダメなのに買うのは良いという事で、僕は自分たちの様に強みを隠していると分かりました。
そして、レベルアップの本当の理由を理解し、これは僕たちのライバルになると感じたよ。


「どうやら察した様ねマダラさん」
「本気なんですか?」
「その答えは、ちゃんと力を貰ってからねマダラさん」
「そうですね、これ以上は貰い過ぎですね」


僕が早々に引いたのは、アスラさんの視線が本気の強さを持っていたからで、それは僕たちに危害を加える感じではなく、何かの目標に向かっているのが分かったんだ。
これからは協力しようと握手を交わし、アスラさんを見送ったんだ。


「まさか、出来上がった品の数値を変える事が出来る人がいたとはね」


作る事がすべてと思っていた僕は、とても良い経験が出来てウキウキでした。
僕にも出来ないか考えたけど、それはアスラさんの強みで触れてはいけないと引くことにしたよ。


「あまり踏み入れると敵対してしまうからね・・・もうあんな事は御免だよ」


笹田の様に思われると困るので、僕は買うだけにしたんだ。
それでも普通の人には十分で、学校の生徒にはそれを提供することにした。


「美穂子たちの方は・・・僕の本気の付与装備が強いから諦めるしかないね」


今回教わろうとした理由は、アスラさんが拒否した様に強みを隠していたからで、僕は早々に諦めました。
これからもっと自分の付与を高めようとやる気が出て来て、それに必要な素材を購入しする為、僕はスキルを起動したんだ。


「オリハルコンを買えるようにしたのは正解だったけど、まさかこんなに早く使う事になるとはね」


10つ星攻略までは使わないと思っていたけど、試作もしたいから作ることにした。
呪いは使えなかったけど、これでみんなの新たな力も出来るからとてもワクワクした。


「まずは、金属を糸にして」


いつも通りなのに、手甲の魔力が吸われる量が尋常ではなく、糸の束を1本作ったら魔力が無くなってしまった。
次の手甲もその次も無くなり、僕はかなり焦って作業を止めたんだ。


「まずいね、このままじゃ全員分が出来ない、何とかしないと」


何処かでと考え、僕は今異世界で起きている事を使おうと考え、今出来たオリハルコンの糸を手袋に編んで付与を施した。
それを使い異世界の戦争を終わらせようと思い、戦争の終結もそろそろだから丁度良いと思ったんだ。


「その為には、異世界で頑張ってる人と会わないといけない」


果たしてその人が受け入れてくれるのか、それはとても不安だったけど、きっと分かってくれると信じて戻って来たクマックと転移する部屋に移動した。
既に話をする準備はしていたから良かったけど、もう少し後にした方が良いとクマックに言われたよ。


「そうしたいけど、こちらも急ぎだからね」
「でも、相手はまだ囲まれて日が浅いクマ」


王都を囲んでいるのが現状は、まだまだ相手を困らせていないそうだから、接触するなら注意しる事が提案された。
重々承知して僕は転移し、準備していた装備を身に付けて王都の門の前に向かったんだ。
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