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4章 制覇
65話 王族との交渉
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王都のとある酒場の個室に僕は座り、その隣にはクマックが立ち待っていると、酒場の店員が僕の注文したミルクを持ってきてくれた。
「あああ、あの、どうぞ」
「そんなに怖がらないで、別に何もしないよ」
「ははは、はい」
店員が震えてテーブルにミルクを置き、そそくさと逃げていきました。
どうしてそんな態度なのかというと、横で立っているクマックが原因で、王都を一列で包囲してるビーズアニマルのせいだった。
「僕だけで良いと言ったのに、クマックは外で待機しててよ」
「ダメクマ、そうしてあの男はグランドマスターを拉致したクマ」
「それは他のビーズアニマルでしょう、それにちゃんと対策はしてるよ」
今度はそんなことないと言っても聞いてくれず、結局相手が顔を隠して部屋に来るのでそのままでした。
そして、自己紹介を済ませて座ると早速僕からお話を振り、相手はどうするか悩んでしまったよ。
「グラハム様、やはりダメですか?」
「いや、いいやそうじゃない、僕がそう聞きたいくらいだよクマックのグランドマスターフミヤ殿」
「そうなのかい?」
「はい、僕からお願いしたい、どうか王都を制圧し国を変えてください」
グラハム様は、もう疲れたと諦めている様子で後を任せるとお願いされた。
クマックはそれに頷き、僕もそれに了承した。
「ありがとうございます、これでボクは安心できる」
「それは良かったけど、君は王族としてそれで良いのかな?」
「それは・・・でも、僕にはもう」
「君は王族として誰も期待してないと思ってるみたいだけど、そちらの騎士さんはそうは思って無い顔だよ」
騎士さんは表情を変えないし、見た感じでは分からないけど、身体から伝わってくる殺気はとんでもなく拒絶していた。
ミラと呼んで怒っている理由を聞いたけど、どうやら王都の住民がグラハム様を裏切ったからで、気にしていないとグラハム様が言っても聞いていなかったよ。
「もう、気にしてる顔じゃないか」
「いいえ、ミラは気にしません、グラハム様を蔑ろにした奴らなんて知りません」
「そうやって言うのが気にしてるっていうんだよ、僕の知名度なんてそんなものだったでしょう」
何やら言い合いを始め、結局グラハム様が諦め僕にお願いしてきた。
ちょっと勿体ない気がしたので、グラハム様に手伝ってもらうようにお願いを返したんだ。
「でも、僕はもう引こうとしてたんですけど」
「民衆には引っ張ってくれる人が必要なんだ、グラハム様なら適任だよ」
「僕にはそんな大役は務まりません、僕も色々したんですけど、誰も付いて来てくれなかった」
とても寂しそうな表情をしたグラハム様は、他の人にお願いするように言ってきた。
でも僕はグラハム様以外いないと思っていて、もう一度だけやってほしいとお願いした。
「どうしてそこまで僕を」
「それはね、そちらのミラさんの様な人がいるからだ」
「ミラたちは特別だよ、だって僕がお願いしたんだもん」
「グラハム様、お願いしてもここまで一緒に居てくれる人はいません」
普通なら離れていくモノで、これは忠誠心以上のモノを抱いているのがよく分かった。
そう伝え、それだけ人が付いてくるカリスマを持っているのがグラハム様だと説明したんだ。
「前回失敗したのは、おそらく邪魔が入っていたんです」
「そうなんでしょうか?」
「はい、グラハム様の優しさはみんなに伝わっています、必ず分かってくれる」
そう信じている理由は、この酒場に来るまでの間に話を聞いているからで、助けて欲しいと話していたんだ。
グラハム様がそれを知らないのは、邪魔されていた以外考えられず、それだけの確証もあったんだ。
「ミラさんもそう思いませんか?」
「そう思いましたが、邪魔された程度で態度を変えるような人たちはいりません」
「そう言わず、ミラさんも協力してください」
最後にもう一度という言葉より、グラハム様が人気者になれると伝えた方が嬉しそうだった。
協力もしてくれる約束が出来て、僕は本題に入ったんだ。
「じゃあ、魔力を集めるお仕事を開業するね」
「その報酬が食料と言う事だね」
「そうですよグラハム様、そうすれば人は集まりみんなが分かってくれる」
「でも、僕は食料は配っていたんだ」
慈善活動だったから邪魔が入り、住民もその時には余裕もあり誰も付いて来てくれなかった。
貴族や王族の戯れと思われたのかもしれず、今回はちゃんとしたお仕事として公表すれば違うと説明したんだ。
「そんな、僕はそんなつもりじゃ」
「そういうこともあるんだ、それにその時はグラハム様は表に出てませんよね?」
「確かにそうだったけど、それはミラやみんなに言われたからで」
「それもいけなかった、ちゃんと顔を見せて笑顔で対応しないとね」
命令するだけの人はあまり良い印象は無く、今の事態をそのまま利用しようと提案した。
乗り気ではなかったグラハム様も今度はいけるとやる気を出し、僕は収納から手甲を出したよ。
「これに魔力を入れるのですね」
「はい、沢山あるのでお願いします」
「分かったよ、頑張ってみる、ミラもお願いね」
「もちろんです、グラハム様の為なら何でもいたしますよ」
話がまとまり、食料の入った収納袋もテーブルに置き僕は席を立ちました。
僕も手伝いたいけど、僕には他にやることがあり、グラハム様にお願いして個室を出ました。
「良かったですクマねグランドマスター」
「そうだねクマック、後はお城の方の制圧だ」
「準備は出来てるクマ」
今回は全員を拘束した後に開放はなく、クマックが用意した集落で魔力の補充を行ってもらう予定になっていた。
そして、グラハム様が王様になり、その下にはクマックたちが配置につく事を考えていたんだ。
「ミラさん達もいるし、再建は早いよね」
「早いと言うか、上が変わるだけクマ」
「そうだね、今より良くなるだけだね」
早く変えてあげようと、お城の門まで来た僕とクマックは、門番をしていた2人の兵士を一瞬で拘束しそのまま門を通りました。
それを遠目に見ていた兵士が笛を吹き、兵士がどんどん集まる気配がしてきて、クマックと一緒にロープを握ったよ。
「さぁ、全員を拘束するよクマック」
「了解クマ」
剣や槍を持った兵士だけでなく、弓を引き遠くから狙ってきた兵もいたけど、僕とクマックは離れていた距離を一瞬で縮めて兵を拘束した。
僕たちの後ろには手足を縛られた兵が地面に転がり、それはどんどん増えていき玉座の間に続く道が兵士でいっぱいになり、玉座の間に入るといよいよという空気が広間を満たしていた。
「あああ、あの、どうぞ」
「そんなに怖がらないで、別に何もしないよ」
「ははは、はい」
店員が震えてテーブルにミルクを置き、そそくさと逃げていきました。
どうしてそんな態度なのかというと、横で立っているクマックが原因で、王都を一列で包囲してるビーズアニマルのせいだった。
「僕だけで良いと言ったのに、クマックは外で待機しててよ」
「ダメクマ、そうしてあの男はグランドマスターを拉致したクマ」
「それは他のビーズアニマルでしょう、それにちゃんと対策はしてるよ」
今度はそんなことないと言っても聞いてくれず、結局相手が顔を隠して部屋に来るのでそのままでした。
そして、自己紹介を済ませて座ると早速僕からお話を振り、相手はどうするか悩んでしまったよ。
「グラハム様、やはりダメですか?」
「いや、いいやそうじゃない、僕がそう聞きたいくらいだよクマックのグランドマスターフミヤ殿」
「そうなのかい?」
「はい、僕からお願いしたい、どうか王都を制圧し国を変えてください」
グラハム様は、もう疲れたと諦めている様子で後を任せるとお願いされた。
クマックはそれに頷き、僕もそれに了承した。
「ありがとうございます、これでボクは安心できる」
「それは良かったけど、君は王族としてそれで良いのかな?」
「それは・・・でも、僕にはもう」
「君は王族として誰も期待してないと思ってるみたいだけど、そちらの騎士さんはそうは思って無い顔だよ」
騎士さんは表情を変えないし、見た感じでは分からないけど、身体から伝わってくる殺気はとんでもなく拒絶していた。
ミラと呼んで怒っている理由を聞いたけど、どうやら王都の住民がグラハム様を裏切ったからで、気にしていないとグラハム様が言っても聞いていなかったよ。
「もう、気にしてる顔じゃないか」
「いいえ、ミラは気にしません、グラハム様を蔑ろにした奴らなんて知りません」
「そうやって言うのが気にしてるっていうんだよ、僕の知名度なんてそんなものだったでしょう」
何やら言い合いを始め、結局グラハム様が諦め僕にお願いしてきた。
ちょっと勿体ない気がしたので、グラハム様に手伝ってもらうようにお願いを返したんだ。
「でも、僕はもう引こうとしてたんですけど」
「民衆には引っ張ってくれる人が必要なんだ、グラハム様なら適任だよ」
「僕にはそんな大役は務まりません、僕も色々したんですけど、誰も付いて来てくれなかった」
とても寂しそうな表情をしたグラハム様は、他の人にお願いするように言ってきた。
でも僕はグラハム様以外いないと思っていて、もう一度だけやってほしいとお願いした。
「どうしてそこまで僕を」
「それはね、そちらのミラさんの様な人がいるからだ」
「ミラたちは特別だよ、だって僕がお願いしたんだもん」
「グラハム様、お願いしてもここまで一緒に居てくれる人はいません」
普通なら離れていくモノで、これは忠誠心以上のモノを抱いているのがよく分かった。
そう伝え、それだけ人が付いてくるカリスマを持っているのがグラハム様だと説明したんだ。
「前回失敗したのは、おそらく邪魔が入っていたんです」
「そうなんでしょうか?」
「はい、グラハム様の優しさはみんなに伝わっています、必ず分かってくれる」
そう信じている理由は、この酒場に来るまでの間に話を聞いているからで、助けて欲しいと話していたんだ。
グラハム様がそれを知らないのは、邪魔されていた以外考えられず、それだけの確証もあったんだ。
「ミラさんもそう思いませんか?」
「そう思いましたが、邪魔された程度で態度を変えるような人たちはいりません」
「そう言わず、ミラさんも協力してください」
最後にもう一度という言葉より、グラハム様が人気者になれると伝えた方が嬉しそうだった。
協力もしてくれる約束が出来て、僕は本題に入ったんだ。
「じゃあ、魔力を集めるお仕事を開業するね」
「その報酬が食料と言う事だね」
「そうですよグラハム様、そうすれば人は集まりみんなが分かってくれる」
「でも、僕は食料は配っていたんだ」
慈善活動だったから邪魔が入り、住民もその時には余裕もあり誰も付いて来てくれなかった。
貴族や王族の戯れと思われたのかもしれず、今回はちゃんとしたお仕事として公表すれば違うと説明したんだ。
「そんな、僕はそんなつもりじゃ」
「そういうこともあるんだ、それにその時はグラハム様は表に出てませんよね?」
「確かにそうだったけど、それはミラやみんなに言われたからで」
「それもいけなかった、ちゃんと顔を見せて笑顔で対応しないとね」
命令するだけの人はあまり良い印象は無く、今の事態をそのまま利用しようと提案した。
乗り気ではなかったグラハム様も今度はいけるとやる気を出し、僕は収納から手甲を出したよ。
「これに魔力を入れるのですね」
「はい、沢山あるのでお願いします」
「分かったよ、頑張ってみる、ミラもお願いね」
「もちろんです、グラハム様の為なら何でもいたしますよ」
話がまとまり、食料の入った収納袋もテーブルに置き僕は席を立ちました。
僕も手伝いたいけど、僕には他にやることがあり、グラハム様にお願いして個室を出ました。
「良かったですクマねグランドマスター」
「そうだねクマック、後はお城の方の制圧だ」
「準備は出来てるクマ」
今回は全員を拘束した後に開放はなく、クマックが用意した集落で魔力の補充を行ってもらう予定になっていた。
そして、グラハム様が王様になり、その下にはクマックたちが配置につく事を考えていたんだ。
「ミラさん達もいるし、再建は早いよね」
「早いと言うか、上が変わるだけクマ」
「そうだね、今より良くなるだけだね」
早く変えてあげようと、お城の門まで来た僕とクマックは、門番をしていた2人の兵士を一瞬で拘束しそのまま門を通りました。
それを遠目に見ていた兵士が笛を吹き、兵士がどんどん集まる気配がしてきて、クマックと一緒にロープを握ったよ。
「さぁ、全員を拘束するよクマック」
「了解クマ」
剣や槍を持った兵士だけでなく、弓を引き遠くから狙ってきた兵もいたけど、僕とクマックは離れていた距離を一瞬で縮めて兵を拘束した。
僕たちの後ろには手足を縛られた兵が地面に転がり、それはどんどん増えていき玉座の間に続く道が兵士でいっぱいになり、玉座の間に入るといよいよという空気が広間を満たしていた。
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