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1章 新しい風
18話 僕の本気
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みんなに期待されているので、ボス部屋の前で準備の為に今装備している以外の品(杖・外着)を並べた僕は、みんなからどれくらいの性能なのか質問され、それに答える為に杖を持ったよ。
「みんなは、杖を使う所を見た事が無いだろうけど、これは僕のような支援職には最適なんだ」
「それはさっきの闘気の件で分かってるわ、でも今回の戦闘は一人よ文哉」
「分かってるよ美穂子、杖は増幅器として使ってるから、攻撃は魔法がメインだね」
僕たちに足りない物を杖で補っていて、僕の武器はそれで十分と防具の説明に入った。
防具の種類は【頭・腕・胴・腰・内着・外着】に分かれていて、みんなに渡した装備は強化学生服(内着)以外の部分で、今は言わないけど下着も追加することが出来た。
「みんなは知ってるけど、この外着の麻布のローブは作る過程でそれぞれ付与が出来て、布を作る所からだから付与は沢山付けられる」
「それは前に聞いたわ、ミクルの袴と同じじゃない、私の鎧とは違うのかしら?」
「鎧は使う金属の数だから、布の部分や固定具にしか複数は付けれなかった、でも僕のは麻布だから使った糸の本数で付けれたんだ」
見た目は普通の麻布だけど、1つの部位だけでみんなの装備全部を合わせても足りない数の付与がされていて、重複もしてるから性能は破格でした。
普通の麻布のローブに見えるそれを日常で使わないのは、魔法使いとして目立ちたくないからで、魔法の指輪が普及されていくからそろそろお披露目と思っていたんだ。
「だからね、今日はこれを使って全力を出すよ」
「そ、それは楽しみねぇ」
「うん、期待しててよ美穂子、じゃあ開けるよ」
僕が大きな扉を開けると、中にはボスである大きなウサギが2本足で立っていた。
恰幅も良いフワフワのウサギは、手に大きな鉈のような剣を2本持っていて、ラビットソルジャーというモンスターだった。
「動きはそれほどでもなさそうね」
「いや、あれは太っているのわけではござらん、毛が膨らんでいるでござる」
「じゃ、じゃあ、剣は通らないって事?」
「おそらくは、これは厄介でござるな」
動きも早いとミクルが言い当ててきて、僕はみんなが標的にならないように前に走り出した。
それを見て、ラビットソルジャーは僕に目標を定め、向かってきたから僕は守りの魔法(バリア)を掛けました。
「まずは相手の攻撃を受けて、みんなに平気なところを見てもらおうかな」
白い光が僕を包んだ後、2本の大きな鉈が振り下ろされ、1本は僕に当たる前に魔法に弾かれ、もう1本は魔法の効果が切れて頭に当たったけど、砕けたのは鉈の方だった。
みんなは攻撃を受けたから驚いていたけど、これが笹田君の時に余裕を持っていた理由で、下着とシャツだけでも十分な防御力だったんだ。
「どうかなみんな、僕は平気でしょう?」
「「「「「前っ!前見てっ!!」」」」」
みんなが慌てている理由は、残った鉈を振り上げ、今度は両手で振り下ろそうとしているからで、それが当たっても僕は何ともないけど後ろに下がったんだ。
速度も速かったから、みんなの中でミクルと美沙とカナメが見えた様で、他の人に説明していた。
「アイドルの時より早いのに、さすがレベルが上がっただけあるね」
これからが楽しみと思いつつ、僕は次もあるから火の魔法を使い、火の玉を5個宙に浮かせた。
白樺先生と笹野先生がそれでは倒せないと指摘してきたけど、普通に撃った場合だから平気と伝えたんだ。
「普通って、何をするつもりよ斑鳩君」
「魔法を1つに集めるんです、そうすれば威力は何倍にもなる」
魔法は、足し算ではなく掛け算になり、50の威力は5乗になるんです。
先生二人は、威力の計算をして5発全てだと3,125,000の威力があると驚き、美穂子たちは衝撃に備えて下がりました。
「とはいえ、3発は説明中にラビットソルジャーに撃って時間稼ぎしたから2500のダメージだし、普通全てを合わせるなんて出来ないんだけどね」
更に言えば、杖に付与してある魔法合成があるから出来る事で、それは杖の保有魔力を全部使って放つ奥の手でした。
1つ星のダンジョンボスに使う魔法ではなかったけど、みんなに強さを見せるには十分で、合成火魔法を放ってボスは倒しました。
「さすがと言うしかないわ、文哉は頼りになるわね」
「美穂子、悪いんだけど、ボスはもう1体いるんだよね」
「はい?」
ボスを倒し、ドロップした宝箱にみんなが意識が行っていたけど、裏ボスはその宝箱を取ったらいけないので注意しました。
宝箱からみんなが離れたので、僕は宝箱の後ろに回り底の方を持ってくるりと逆さにしてあるモノを探した。
「何してる?」
「砂沙美、裏にスイッチがあるんだ、ホラこのくぼみがそうだよ」
「ほんとだ、これを押すの?」
砂沙美に頷きながらスイッチを押し、宝箱が消えるのと同時に新たな扉が部屋の奥に出現しました。
宝箱を開けて中の品を取ると宝箱は消えてしまうから、この事を知る人はいません。
「まぁ当然よね、宝箱を開けずにいるなんて出来ないわ」
「それもあるけど、裏ボスはとても強いから、欲に負けた探索者が命を落とす可能性があるんだ」
「でも、ここって1つ星よ文哉」
「加奈、1つ星でも5つ星のボス並みだよ」
それだけ強くなり、5つ星となると3つのPTで挑むレベルでした。
だから被害を抑える為、僕は誰にも言われない様にみんなに忠告した。
「そういう訳で、今度は5つのファイアーボールを合わせるから見ててよ」
「それは分かったけど、今魔法を出してどうするのよ文哉」
「まだ部屋に入ってない」
「良いんだよ、準備をしてから入るのは定番だからね」
前のダンジョンでもそうだったし、合成に時間が掛かるからとても助かりました。
扉を開ける前に5つのファイアーボールを纏めると、とても小さな火の玉になったからみんなが首を傾げてきたよ。
「みんな、小さくてもこれは先生たちの計算通りだからね、もの凄い威力があるから注意だよ」
「そ、そうなの?どう見てもそんな威力があるとは思えないけど」
「圧縮してあるんだ、だから相手に当たると激しく燃え上がるんだよ」
その威力は、扉を開けて直ぐに相手に飛ばしたから見る事が出来て、みんなはその威力に呆然としていたよ。
裏ボスは赤い毛のラビットで、鬼が付く特殊個体の【赤鬼ラビット】という強敵だったけど、一瞬で丸焦げだったね。
「強敵って、火だるまなんだけど文哉」
「一瞬だった」
「「「「「すごっ!」」」」」
ライターほどの火の玉を受けた赤鬼ラビットが燃え上がって消滅し、みんなはあっさり過ぎると指摘してきた。
大剣並みの鉈をどう扱って来るのかとか、速度はどれほどなのかと聞かれたけど、僕も戦ったことは無いので分からないと答えておいたよ。
「じゃあ分からないじゃない、今のあいつって本当に強いの?」
「まぁレベルの上がったみんななら勝てるんだけどね」
「何よそれ、それなら全然良いじゃない」
「そうじゃなくてね、僕が言いたいのは、今の僕の攻撃を受けても平気だったのかという事だよ」
僕が出来るという事は、今後それを行うモンスターが出てこないとも限らないのが、異世界のモンスターという事で、今後を考えた質問でした。
そういう事で、みんなは絶対に受けたくないと言ってきて、余裕で受けれる様になれば、それは10つ星も夢じゃないと締めくくりました。
「文哉、もしかしてそれを教える為にワザと魔法を使ったの?」
「僕の今の本気を見せたかったのもあるけど、強くなってもまだ先がある事を知らせたかったんだ」
まだまだ始まったばかりの僕たちには、今後を考えた目標が必要で、みんなに見せる事が出来て安心しました。
今の攻撃を余裕で受ける事が出来るほどに強くなろうと言ったら、みんながドン引きで嫌がってきたけど、今はそうでも将来は違うと信じていましたよ。
「みんなは、杖を使う所を見た事が無いだろうけど、これは僕のような支援職には最適なんだ」
「それはさっきの闘気の件で分かってるわ、でも今回の戦闘は一人よ文哉」
「分かってるよ美穂子、杖は増幅器として使ってるから、攻撃は魔法がメインだね」
僕たちに足りない物を杖で補っていて、僕の武器はそれで十分と防具の説明に入った。
防具の種類は【頭・腕・胴・腰・内着・外着】に分かれていて、みんなに渡した装備は強化学生服(内着)以外の部分で、今は言わないけど下着も追加することが出来た。
「みんなは知ってるけど、この外着の麻布のローブは作る過程でそれぞれ付与が出来て、布を作る所からだから付与は沢山付けられる」
「それは前に聞いたわ、ミクルの袴と同じじゃない、私の鎧とは違うのかしら?」
「鎧は使う金属の数だから、布の部分や固定具にしか複数は付けれなかった、でも僕のは麻布だから使った糸の本数で付けれたんだ」
見た目は普通の麻布だけど、1つの部位だけでみんなの装備全部を合わせても足りない数の付与がされていて、重複もしてるから性能は破格でした。
普通の麻布のローブに見えるそれを日常で使わないのは、魔法使いとして目立ちたくないからで、魔法の指輪が普及されていくからそろそろお披露目と思っていたんだ。
「だからね、今日はこれを使って全力を出すよ」
「そ、それは楽しみねぇ」
「うん、期待しててよ美穂子、じゃあ開けるよ」
僕が大きな扉を開けると、中にはボスである大きなウサギが2本足で立っていた。
恰幅も良いフワフワのウサギは、手に大きな鉈のような剣を2本持っていて、ラビットソルジャーというモンスターだった。
「動きはそれほどでもなさそうね」
「いや、あれは太っているのわけではござらん、毛が膨らんでいるでござる」
「じゃ、じゃあ、剣は通らないって事?」
「おそらくは、これは厄介でござるな」
動きも早いとミクルが言い当ててきて、僕はみんなが標的にならないように前に走り出した。
それを見て、ラビットソルジャーは僕に目標を定め、向かってきたから僕は守りの魔法(バリア)を掛けました。
「まずは相手の攻撃を受けて、みんなに平気なところを見てもらおうかな」
白い光が僕を包んだ後、2本の大きな鉈が振り下ろされ、1本は僕に当たる前に魔法に弾かれ、もう1本は魔法の効果が切れて頭に当たったけど、砕けたのは鉈の方だった。
みんなは攻撃を受けたから驚いていたけど、これが笹田君の時に余裕を持っていた理由で、下着とシャツだけでも十分な防御力だったんだ。
「どうかなみんな、僕は平気でしょう?」
「「「「「前っ!前見てっ!!」」」」」
みんなが慌てている理由は、残った鉈を振り上げ、今度は両手で振り下ろそうとしているからで、それが当たっても僕は何ともないけど後ろに下がったんだ。
速度も速かったから、みんなの中でミクルと美沙とカナメが見えた様で、他の人に説明していた。
「アイドルの時より早いのに、さすがレベルが上がっただけあるね」
これからが楽しみと思いつつ、僕は次もあるから火の魔法を使い、火の玉を5個宙に浮かせた。
白樺先生と笹野先生がそれでは倒せないと指摘してきたけど、普通に撃った場合だから平気と伝えたんだ。
「普通って、何をするつもりよ斑鳩君」
「魔法を1つに集めるんです、そうすれば威力は何倍にもなる」
魔法は、足し算ではなく掛け算になり、50の威力は5乗になるんです。
先生二人は、威力の計算をして5発全てだと3,125,000の威力があると驚き、美穂子たちは衝撃に備えて下がりました。
「とはいえ、3発は説明中にラビットソルジャーに撃って時間稼ぎしたから2500のダメージだし、普通全てを合わせるなんて出来ないんだけどね」
更に言えば、杖に付与してある魔法合成があるから出来る事で、それは杖の保有魔力を全部使って放つ奥の手でした。
1つ星のダンジョンボスに使う魔法ではなかったけど、みんなに強さを見せるには十分で、合成火魔法を放ってボスは倒しました。
「さすがと言うしかないわ、文哉は頼りになるわね」
「美穂子、悪いんだけど、ボスはもう1体いるんだよね」
「はい?」
ボスを倒し、ドロップした宝箱にみんなが意識が行っていたけど、裏ボスはその宝箱を取ったらいけないので注意しました。
宝箱からみんなが離れたので、僕は宝箱の後ろに回り底の方を持ってくるりと逆さにしてあるモノを探した。
「何してる?」
「砂沙美、裏にスイッチがあるんだ、ホラこのくぼみがそうだよ」
「ほんとだ、これを押すの?」
砂沙美に頷きながらスイッチを押し、宝箱が消えるのと同時に新たな扉が部屋の奥に出現しました。
宝箱を開けて中の品を取ると宝箱は消えてしまうから、この事を知る人はいません。
「まぁ当然よね、宝箱を開けずにいるなんて出来ないわ」
「それもあるけど、裏ボスはとても強いから、欲に負けた探索者が命を落とす可能性があるんだ」
「でも、ここって1つ星よ文哉」
「加奈、1つ星でも5つ星のボス並みだよ」
それだけ強くなり、5つ星となると3つのPTで挑むレベルでした。
だから被害を抑える為、僕は誰にも言われない様にみんなに忠告した。
「そういう訳で、今度は5つのファイアーボールを合わせるから見ててよ」
「それは分かったけど、今魔法を出してどうするのよ文哉」
「まだ部屋に入ってない」
「良いんだよ、準備をしてから入るのは定番だからね」
前のダンジョンでもそうだったし、合成に時間が掛かるからとても助かりました。
扉を開ける前に5つのファイアーボールを纏めると、とても小さな火の玉になったからみんなが首を傾げてきたよ。
「みんな、小さくてもこれは先生たちの計算通りだからね、もの凄い威力があるから注意だよ」
「そ、そうなの?どう見てもそんな威力があるとは思えないけど」
「圧縮してあるんだ、だから相手に当たると激しく燃え上がるんだよ」
その威力は、扉を開けて直ぐに相手に飛ばしたから見る事が出来て、みんなはその威力に呆然としていたよ。
裏ボスは赤い毛のラビットで、鬼が付く特殊個体の【赤鬼ラビット】という強敵だったけど、一瞬で丸焦げだったね。
「強敵って、火だるまなんだけど文哉」
「一瞬だった」
「「「「「すごっ!」」」」」
ライターほどの火の玉を受けた赤鬼ラビットが燃え上がって消滅し、みんなはあっさり過ぎると指摘してきた。
大剣並みの鉈をどう扱って来るのかとか、速度はどれほどなのかと聞かれたけど、僕も戦ったことは無いので分からないと答えておいたよ。
「じゃあ分からないじゃない、今のあいつって本当に強いの?」
「まぁレベルの上がったみんななら勝てるんだけどね」
「何よそれ、それなら全然良いじゃない」
「そうじゃなくてね、僕が言いたいのは、今の僕の攻撃を受けても平気だったのかという事だよ」
僕が出来るという事は、今後それを行うモンスターが出てこないとも限らないのが、異世界のモンスターという事で、今後を考えた質問でした。
そういう事で、みんなは絶対に受けたくないと言ってきて、余裕で受けれる様になれば、それは10つ星も夢じゃないと締めくくりました。
「文哉、もしかしてそれを教える為にワザと魔法を使ったの?」
「僕の今の本気を見せたかったのもあるけど、強くなってもまだ先がある事を知らせたかったんだ」
まだまだ始まったばかりの僕たちには、今後を考えた目標が必要で、みんなに見せる事が出来て安心しました。
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