22 / 82
2章 始まり
22話 1月続いている異変
しおりを挟む
7日に1度、村の入り口にモンスターが解体されておかれる頻度で、今日もまた大量のモンスターが素材になっておかれていました。
「いったい誰が」
「もう1月ですよリンリ村長、どうするのですか?」
「いつも通り、レイナルおじさんの残してくれた、時間経過が止まっている倉庫にしまいなさい」
「ですが、これは明らかに貢物です、きっとレイナル様にご恩がある方が置いて行ってるんですよ」
とても助かると村の警護をしているルーベルおじさんが嬉しそうに提案してきますが、そうやって油断しているとまた魔道具を盗まれるとワタシは警戒していました。
でも、村の食料もそろそろなくなるから、モンスターの肉が食材になるのはとても助かるし、素材を売って作物の種を買うことも出来ると思ってはいました。
「でもだめ、まだ安心は出来ないわ」
「気持ちはわかります、この村に残っている魔道具もあの倉庫だけですからね」
「そうよ、レイナルおじさんがお母さんに残してくれた大切な物なの」
その大切な魔道具たちは、私の不注意でほとんどを盗まれてしまい、そんなことが起きないように村を守ってきました。
でも、閉鎖的になってしまっていたから、他の村との交流もなくなり、ワタシたちの生活はかなり厳しくなっていました。
「お母さんが病気で死んじゃったのだって、あの時に治療の魔道具が残っていれば」
「リンリちゃん、それは違うよ、自分を責めすぎだ」
「ルーベルおじさん」
「分かったよ、もう言わない、運んでおくから君は村を見回りなさい」
ワタシを心配してくれたルーベルおじさんは、笑顔で素材を運んでいきましたけど、その表情はワタシを心配しているのがよくわかり、やっぱりワタシには無理と思いました。
お母さんならこんなことはないはずなのに、ワタシのせいで命を落としてしまったと悔やんでも悔やみきれず、涙を堪えて村を見回ることにしました。
「みんな、やっぱり元気がないわね」
ワタシを見つけると笑顔で手を振ってくれるけど、その時だけでみんな苦しそうでした。
1月の間に置かれた品を使えば、今の状況を簡単に変えることが出来るけど、使ったら最後、村を乗っ取られる気がしてなりません。
「きっと、どこかの悪い奴が狙ってるんだわ、そうじゃなかったら何もなくなったこの村にこんな事しない」
レイナルおじさんが王都で魔道具を沢山開発している頃は、村に商人や冒険者が良く来て平和的な関係を持っていましたそうですが、私は生まれてないし知りません。
でも、レイナルおじさんが事故で死んでしまってからは、奪う事を考えた人達しか来なくなり、ワタシはそんなことも知らずに招いてしまったんです。
「もう絶対に奪わせない」
そんな覚悟があったから、1月前に来た冒険者たちもすぐに追い返し、すごく久しぶりでも対処したんです。
ルーベルおじさんが入れたみたいだけど、きっとワタシがちゃんと出来るか試したんだと思ってて、警戒は強くしたままでした。
「でも、ちゃんと出来たから次もしっかりしないとね」
頑張るぞぉ~っと、歩く足取りを強めた先で、ついに素材を置いている人を発見し、ワタシは走って村の入口に急ぎました。
ワタシの声を聞いて、素材を置いていた人が立ち上がり手を振ってきて、随分余裕があると怒りが湧いてきたわ。
「ちょっとあなた、何をやってるのよ」
「何って、素材を置いてるんだ、お礼は貰ってくれなかったからね」
「お礼って、あなたこの前の冒険者じゃない」
顔を見ると確かに前に来た冒険者で、他にもいたはずだけど姿は見えませんでした。
それに気づいて、今村を襲うつもりなのかと怒ったら、笑ってそんな事はしないと言ってきたわ。
「じゃあ何しに来てるのよ」
「だから、恩を返してるだけだよ、分かって貰えるまでね」
「どうして、なんでそこまでするのよ、街に売りに行けば相当な額になるわ」
「だからねリンリちゃん、僕は君のお母さんに恩があるんだ」
とても返せないほどの大きな恩で、これくらいじゃ返せないと冒険者は笑顔を見せてきたわ。
その笑顔は、ちょっと苦しそうにも見えて、嘘でないのが伝わってきたんです。
「本当にお母さんの知り合いなの?」
「うん、僕だけだからさ、今日は仲間には先に帰ってもらったんだ」
「じゃ、じゃあ、少しお話しても良いのかしら?」
「そのつもりだよ、ちょっと気になる事もあったからね」
まだ完全には信じてないワタシは、自分の家に冒険者を案内したけど、お茶も出さずにじっと睨んでいました。
その空気を感じたのか、冒険者は名乗ってきて、お母さんに助けてもらった時の事を話してくれたんです。
「魔道具作りに難航してる時って、なんだかレイナルおじさんみたいね」
「そうだね、僕はそのレイナルの生まれ変わりなんだ」
「はい?」
「訳が分からないのももっともだよリンリ、だからちゃんと説明する、その為に来たんだ」
一人で来たのもそれが理由らしく、どうやらフミヤと言うこの人はレイナルおじさんの生まれ変わった姿の様で、ワタシの生まれる前の事を色々話してくれました。
若いころのお母さんは、ワタシの様に元気いっぱいな女性で、村の為に頑張っていたと嬉しそうに話してくれたんです。
「僕も頼まれて魔道具を作ったりしてたんだけど、王都でも活用できるモノが多くてね、おかげで沢山売れたんだ」
「そうだったんですね・・・って、まだ信じられないわ、何かレイナルおじさんしか知らなくて、ワタシが知ってる事は無いの?」
「そうだねぇ・・・君の名前、男の子だったらどうなっていたか知ってるかな?」
「それ知ってる、お母さんが言ってたわ、それを教えてよ」
女の子だったから、ワタシはリンリと名付けられ、男の子の場合はレイズナとなったはずでした。
それは、お母さんとレイナルおじさんしか知らないことで、ワタシは教えて貰っていたんです。
「レイズナ、僕が考えた君の名前だよ」
「ほ、本当にレイナルおじさんなんだね」
「やっと信じて貰えたね、でも僕は文哉だからね」
「分かったわ、フミヤおじさん」
おじさんと呼ばれたのが嫌だったのか、フミヤおじさんは訂正してきて、今後はフミヤと呼ぶことになりました。
そして、今までの素材をそのままにしていることを謝り、今後は使う事を約束したんです。
「そうか、収納倉庫はまだ残っていたんだね」
「うん、あれは運べなかったから取られなかったの、ごめんなさいフミヤ、他の魔道具は盗まれちゃったの」
「リンリが謝る事じゃないよ、人は失敗して強くなるんだ」
フミヤが頭を撫でてくれて、とても優しい感じで気持ちが良くて、ワタシはにやけてしまいました。
ずっと撫でてほしいと思ったけど、村の為に行う事をフミヤに提案され、ワタシは気持ちが良いままで頷くだけでした。
「それでねリンリちゃん、アクセアニマルたちは護衛以外にも畑仕事も出来るんだ」
「うん、うん」
「聞いてないようだね、まぁ何体も置いていくから、有効に使ってよ」
「うん」
小さな玉の集まりで出来た人形をテーブルに置いて、フミヤは撫でるのを止めてしまい、ワタシはもう一度説明を受けてようやくお話の内容を理解して頑張ると約束しました。
次に来るのは7日後で、その時はこの村を拠点にする準備を進めることを聞いたのよ。
「そのための準備をワタシがしておけばいいのね」
「さすがだよリンリ、出来るかな?」
「任せてよ、アクセアニマルもいるし、完璧にこなすわ」
「うん、無理はしなくても良いからね、ほどほどで良いんだ」
最後の言葉は、お母さんが良く言っていた口癖で、本当にレイナルおじさんなんだと嬉しくなりました。
村も昔みたいに戻るのだと、ワタシは本当に嬉しくて泣きそうです。
「ワタシ、頑張ったよ」
「そうだね頑張った、だから今は泣いても良いんだよ」
「うん、ありがとうレイナルおじさん」
フミヤと呼ばなかったのは、最後にどうしてもお礼が言いたかったからで、しばらく泣いてはお礼を繰り返し言う事になりました。
気持ちが落ち着くまで泣いた後、フミヤが元の場所に戻ると言い出し、もう少しいてほしくて夕飯に誘ったんです。
「夕飯かぁ」
「お願い、村のみんなにも紹介したいし、異世界の料理にも興味があるのよ」
「確かに、紹介も料理もいいかもしれない、じゃあ手伝ってねリンリ」
お願いが叶い、ワタシはフミヤと並んで台所に立ち、とても楽しい調理の時間を過ごしました。
お母さんが生きていたらこんな感じの時間も楽しめたんだと、ちょっとしんみりしているのも含めて楽しい気持ちになりました。
「良し出来たよ、リンリみんなを呼んできてくれるかな」
「それなら、広場に集まるように言ってくるわ」
「それも良いね、じゃあバーベキューも出来る様にしよう」
出来上がった料理(おにぎり)をトレーに乗せて運び、ワタシはみんなを広場に呼びました。
フミヤの紹介を最初にして、その場で材料を焼いて食べるバーベキューが始まりました。
みんな、久しぶりに沢山食べれて嬉しそうで、ワタシも今後が楽しみでしたよ。
「いったい誰が」
「もう1月ですよリンリ村長、どうするのですか?」
「いつも通り、レイナルおじさんの残してくれた、時間経過が止まっている倉庫にしまいなさい」
「ですが、これは明らかに貢物です、きっとレイナル様にご恩がある方が置いて行ってるんですよ」
とても助かると村の警護をしているルーベルおじさんが嬉しそうに提案してきますが、そうやって油断しているとまた魔道具を盗まれるとワタシは警戒していました。
でも、村の食料もそろそろなくなるから、モンスターの肉が食材になるのはとても助かるし、素材を売って作物の種を買うことも出来ると思ってはいました。
「でもだめ、まだ安心は出来ないわ」
「気持ちはわかります、この村に残っている魔道具もあの倉庫だけですからね」
「そうよ、レイナルおじさんがお母さんに残してくれた大切な物なの」
その大切な魔道具たちは、私の不注意でほとんどを盗まれてしまい、そんなことが起きないように村を守ってきました。
でも、閉鎖的になってしまっていたから、他の村との交流もなくなり、ワタシたちの生活はかなり厳しくなっていました。
「お母さんが病気で死んじゃったのだって、あの時に治療の魔道具が残っていれば」
「リンリちゃん、それは違うよ、自分を責めすぎだ」
「ルーベルおじさん」
「分かったよ、もう言わない、運んでおくから君は村を見回りなさい」
ワタシを心配してくれたルーベルおじさんは、笑顔で素材を運んでいきましたけど、その表情はワタシを心配しているのがよくわかり、やっぱりワタシには無理と思いました。
お母さんならこんなことはないはずなのに、ワタシのせいで命を落としてしまったと悔やんでも悔やみきれず、涙を堪えて村を見回ることにしました。
「みんな、やっぱり元気がないわね」
ワタシを見つけると笑顔で手を振ってくれるけど、その時だけでみんな苦しそうでした。
1月の間に置かれた品を使えば、今の状況を簡単に変えることが出来るけど、使ったら最後、村を乗っ取られる気がしてなりません。
「きっと、どこかの悪い奴が狙ってるんだわ、そうじゃなかったら何もなくなったこの村にこんな事しない」
レイナルおじさんが王都で魔道具を沢山開発している頃は、村に商人や冒険者が良く来て平和的な関係を持っていましたそうですが、私は生まれてないし知りません。
でも、レイナルおじさんが事故で死んでしまってからは、奪う事を考えた人達しか来なくなり、ワタシはそんなことも知らずに招いてしまったんです。
「もう絶対に奪わせない」
そんな覚悟があったから、1月前に来た冒険者たちもすぐに追い返し、すごく久しぶりでも対処したんです。
ルーベルおじさんが入れたみたいだけど、きっとワタシがちゃんと出来るか試したんだと思ってて、警戒は強くしたままでした。
「でも、ちゃんと出来たから次もしっかりしないとね」
頑張るぞぉ~っと、歩く足取りを強めた先で、ついに素材を置いている人を発見し、ワタシは走って村の入口に急ぎました。
ワタシの声を聞いて、素材を置いていた人が立ち上がり手を振ってきて、随分余裕があると怒りが湧いてきたわ。
「ちょっとあなた、何をやってるのよ」
「何って、素材を置いてるんだ、お礼は貰ってくれなかったからね」
「お礼って、あなたこの前の冒険者じゃない」
顔を見ると確かに前に来た冒険者で、他にもいたはずだけど姿は見えませんでした。
それに気づいて、今村を襲うつもりなのかと怒ったら、笑ってそんな事はしないと言ってきたわ。
「じゃあ何しに来てるのよ」
「だから、恩を返してるだけだよ、分かって貰えるまでね」
「どうして、なんでそこまでするのよ、街に売りに行けば相当な額になるわ」
「だからねリンリちゃん、僕は君のお母さんに恩があるんだ」
とても返せないほどの大きな恩で、これくらいじゃ返せないと冒険者は笑顔を見せてきたわ。
その笑顔は、ちょっと苦しそうにも見えて、嘘でないのが伝わってきたんです。
「本当にお母さんの知り合いなの?」
「うん、僕だけだからさ、今日は仲間には先に帰ってもらったんだ」
「じゃ、じゃあ、少しお話しても良いのかしら?」
「そのつもりだよ、ちょっと気になる事もあったからね」
まだ完全には信じてないワタシは、自分の家に冒険者を案内したけど、お茶も出さずにじっと睨んでいました。
その空気を感じたのか、冒険者は名乗ってきて、お母さんに助けてもらった時の事を話してくれたんです。
「魔道具作りに難航してる時って、なんだかレイナルおじさんみたいね」
「そうだね、僕はそのレイナルの生まれ変わりなんだ」
「はい?」
「訳が分からないのももっともだよリンリ、だからちゃんと説明する、その為に来たんだ」
一人で来たのもそれが理由らしく、どうやらフミヤと言うこの人はレイナルおじさんの生まれ変わった姿の様で、ワタシの生まれる前の事を色々話してくれました。
若いころのお母さんは、ワタシの様に元気いっぱいな女性で、村の為に頑張っていたと嬉しそうに話してくれたんです。
「僕も頼まれて魔道具を作ったりしてたんだけど、王都でも活用できるモノが多くてね、おかげで沢山売れたんだ」
「そうだったんですね・・・って、まだ信じられないわ、何かレイナルおじさんしか知らなくて、ワタシが知ってる事は無いの?」
「そうだねぇ・・・君の名前、男の子だったらどうなっていたか知ってるかな?」
「それ知ってる、お母さんが言ってたわ、それを教えてよ」
女の子だったから、ワタシはリンリと名付けられ、男の子の場合はレイズナとなったはずでした。
それは、お母さんとレイナルおじさんしか知らないことで、ワタシは教えて貰っていたんです。
「レイズナ、僕が考えた君の名前だよ」
「ほ、本当にレイナルおじさんなんだね」
「やっと信じて貰えたね、でも僕は文哉だからね」
「分かったわ、フミヤおじさん」
おじさんと呼ばれたのが嫌だったのか、フミヤおじさんは訂正してきて、今後はフミヤと呼ぶことになりました。
そして、今までの素材をそのままにしていることを謝り、今後は使う事を約束したんです。
「そうか、収納倉庫はまだ残っていたんだね」
「うん、あれは運べなかったから取られなかったの、ごめんなさいフミヤ、他の魔道具は盗まれちゃったの」
「リンリが謝る事じゃないよ、人は失敗して強くなるんだ」
フミヤが頭を撫でてくれて、とても優しい感じで気持ちが良くて、ワタシはにやけてしまいました。
ずっと撫でてほしいと思ったけど、村の為に行う事をフミヤに提案され、ワタシは気持ちが良いままで頷くだけでした。
「それでねリンリちゃん、アクセアニマルたちは護衛以外にも畑仕事も出来るんだ」
「うん、うん」
「聞いてないようだね、まぁ何体も置いていくから、有効に使ってよ」
「うん」
小さな玉の集まりで出来た人形をテーブルに置いて、フミヤは撫でるのを止めてしまい、ワタシはもう一度説明を受けてようやくお話の内容を理解して頑張ると約束しました。
次に来るのは7日後で、その時はこの村を拠点にする準備を進めることを聞いたのよ。
「そのための準備をワタシがしておけばいいのね」
「さすがだよリンリ、出来るかな?」
「任せてよ、アクセアニマルもいるし、完璧にこなすわ」
「うん、無理はしなくても良いからね、ほどほどで良いんだ」
最後の言葉は、お母さんが良く言っていた口癖で、本当にレイナルおじさんなんだと嬉しくなりました。
村も昔みたいに戻るのだと、ワタシは本当に嬉しくて泣きそうです。
「ワタシ、頑張ったよ」
「そうだね頑張った、だから今は泣いても良いんだよ」
「うん、ありがとうレイナルおじさん」
フミヤと呼ばなかったのは、最後にどうしてもお礼が言いたかったからで、しばらく泣いてはお礼を繰り返し言う事になりました。
気持ちが落ち着くまで泣いた後、フミヤが元の場所に戻ると言い出し、もう少しいてほしくて夕飯に誘ったんです。
「夕飯かぁ」
「お願い、村のみんなにも紹介したいし、異世界の料理にも興味があるのよ」
「確かに、紹介も料理もいいかもしれない、じゃあ手伝ってねリンリ」
お願いが叶い、ワタシはフミヤと並んで台所に立ち、とても楽しい調理の時間を過ごしました。
お母さんが生きていたらこんな感じの時間も楽しめたんだと、ちょっとしんみりしているのも含めて楽しい気持ちになりました。
「良し出来たよ、リンリみんなを呼んできてくれるかな」
「それなら、広場に集まるように言ってくるわ」
「それも良いね、じゃあバーベキューも出来る様にしよう」
出来上がった料理(おにぎり)をトレーに乗せて運び、ワタシはみんなを広場に呼びました。
フミヤの紹介を最初にして、その場で材料を焼いて食べるバーベキューが始まりました。
みんな、久しぶりに沢山食べれて嬉しそうで、ワタシも今後が楽しみでしたよ。
51
あなたにおすすめの小説
地上最強ヤンキーの転生先は底辺魔力の下級貴族だった件
フランジュ
ファンタジー
地区最強のヤンキー・北条慎吾は死後、不思議な力で転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
体も弱く、魔力も低いアルフィス・ハートルとして生まれ変わった北条慎吾は気合と根性で魔力差をひっくり返し、この世界で最強と言われる"火の王"に挑むため成長を遂げていく。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
転生したら実は神の息子だった俺、無自覚のまま世界を救ってハーレム王になっていた件
fuwamofu
ファンタジー
ブラック企業で過労死した平凡サラリーマン・榊悠斗は、気づけば剣と魔法の異世界へ転生していた。
チート能力もない地味な村人として静かに暮らすはずだった……が、なぜか魔物が逃げ出し、勇者が跪き、王女がプロポーズ!?
実は神の息子で、世界最強の存在だったが、その力に本人だけが気づいていない。
「無自覚最強」な悠斗が巻き起こす勘違い系異世界英雄譚、ここに開幕!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる