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2章 始まり
39話 とんでもない逸材
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アタシは斑鳩君が凄い事は予想していた、しかし、それを遥かに超える事を知り、久しぶりの妹との楽しい食事の味がしなかったよ。
「い、異世界!」
「驚くのも分かるわお姉ちゃん、でも本当なのよ」
「とても信じられない・・・っと言いたいけど、美穂子たちの強さは異常だし、そういう理由があったのね」
まさか異世界に行ってレベルを上げていたなんて、納得したけど理解は出来なかったわ。
それでも次はアタシもレベルがあげられると分かり、ワクワクが止まらなかったわね。
「そうと決まれば、このダンジョンを早く制覇しなくてはいけないわね」
「お姉ちゃん、実は制覇だけならすぐなのよ」
「え!なんでよ」
「私たちってそれだけ強いのよ、だから何にも心配ないわお姉ちゃん」
確かに美穂子たちは強い、しかしそれでも7つ星ダンジョンは難しいと思ったんだ。
現に、スピッドタウロスと戦っている時も時間が掛かっていたし、無理とアタシは伝えたわ。
「ああ~それはねお姉ちゃん、訓練の為でハンデを付けていたのよ」
「ハンデって、訓練ってどういう事よ美穂子」
「文哉、説明してあげて」
「そうだね、仲間になったのならちゃんと言わないとね」
斑鳩君が説明を始めて、魔法ではない闘気という力から分からず、もう何が何だか理解できませんでした。
闘気を使えるのは世界でも2名だけで、ジャーパンの最強PT【フレイムロード】の深炎とアメーリカのリサリカだけだったわ。
「実は、その人たちが使っているそれは中級の闘気で、まだまだ先があるんですよ麻帆子さん」
「中級?」
「実はねお姉ちゃん、闘気にも階級があって、スキルを持ってるお姉ちゃんたちも初級は使ってるのよ」
スキル持ちは初級を使っているらしく、それを無意識ではなく意識して使えるのが中級で、一カ所に集中させたり増大させるのが上級と教えて貰ったわ。
そして、美穂子たちはその上級を使う訓練をしていて、なかなか難しいと笑って話してきたわ。
「それでねお姉ちゃん、その訓練はとても疲れるから今まで本気で戦って無くて、それを止めて中級で留めれば制覇は簡単なのよ」
「そ、そうだったの、斑鳩君本当なの?」
「はい、8つ星からモンスターもスキルを使ってきますし、今後の為だったんですよ」
モンスターがスキルを使うなんて信じられなかったけど、そんな想定を議論する研究者はいたし、そんなモンスターが出てきたら勝てないと言うのが分かっていたわ。
その対策として、より強い力が必要という事で、斑鳩君は今まで探索ではなく訓練をしていたのよ。
「そうだったのね、信じられないけど、それだけの差があるのね」
「そうよお姉ちゃん、レベルアップってそれだけ凄いの」
「確かに・・・どうして黙っていたのかも、この差を考えれば分かるわ」
大騒ぎでは済まず、他の国も黙ってない状態になるのは目に見えていて、そうなったら探索どころじゃなくなります。
国同士の戦争が始まってしまい、本来モンスターと戦う為にあるレベルアップが戦争に使われる事になると読めたんです。
「それは嫌よね」
「そうなんです、だから信用の出来る人にしか教えない」
「その仲間になれたのは嬉しいけど、もしかしてあのアイドルもなの?」
「良く分かったわね、さすがお姉ちゃん」
あれだけ強ければ分かるだろうとは思ったけど、美穂子が嬉しそうだったのでそのまま返事を返して、可愛い妹を撫でました。
そのまま撫でていたら、今日は一緒に寝ようと可愛い妹からのお誘いがあり、考えるまでもなく了承しましたよ。
「じゃあ、テントに行きましょう、お風呂も用意してありますからね」
「え?お風呂ってどういう事」
そんな疑問を持ったまま席を立ち斑鳩君の建てたテントに入ったんだけど、男性である斑鳩君が先に入り、もしかしてっとドキドキしたのよ。
そんなアタシだったけど、それよりも凄い事がテントの中で起きていて、どうして気づかなかったんだと焦りました。
「どどど、どうなってるのよこのテント」
「そういえば、お姉ちゃんは知らなかったわね、このテント【デラックステント】っていうんだけど、ホテルみたいになってるのよ」
とても広いロビーの様だったから、高級ホテルじゃない!っとツッコミたかったのに、美穂子に言われて何も言えず、ただただ高い天井を見上げていたわ。
個室もあるからのんびりできると言われ、まずは大浴場に行こうと美穂子に誘われ、アタシはもう何も考えずに付いていくことにしたわ。
「お姉ちゃん、あまり驚いてると、この後持たないわよ」
「こ、こここ、この後って」
まだあるの!っと声が出なくなったアタシに美穂子が頷いてくれて、ゴクリと唾をのみ込んで焦りました。
それはこの後起きる事らしく、まずは大浴場で疲れを癒そうと服を脱いでお風呂に入りました。
「はぁ~良いお湯ね」
「そうでしょう、最高よね」
「あなたたちずるいわ、探索中ずっと入っていたのよね」
それは仕方ないと笑ってきて、美穂子たちが全然疲れてなかった理由を知りました。
他の子たちはお風呂で遊ぶほどに元気で、疲弊していたアタシたちとは大違いと格の違いを味わったのよ。
「こんな人たちに負けない為に必死になって戦いを挑んでいたのね」
これでは勝てないし、プライドなんてどこかに行ってしまったアタシは、存分にお風呂を堪能することにしました。
そして、お風呂から上がってパジャマに着替えたのだけど、そこで美穂子が言っていた驚くことがあって、その場で立ち尽くしたわ。
「麻帆子さん?」
「い、斑鳩君、これは何?」
「何って、麻帆子さんの装備ですよ、見れば分かるでしょう」
「はい?」
声が裏返るほどに驚き、どうしてこんな品が用意されているのか分からなかったわ。
見て分かるほどの力が伝わってきて、これが普通じゃないのは言うまでもなかったわ。
「そんな剣、どこにあったのよ」
「どこって、僕が探索中に作ったんだよ」
「作った!」
アクセサリーを作れるのは知っていたけど、まさか斑鳩君が作ったとは思わず、驚き過ぎて頭が痛くなってきました。
美穂子たちの武器や防具も探索前に用意していたけど、職人の繋がりで知り合いに作ってもらったのだと思っていました。
「まさか、斑鳩君が作っていたなんてね」
「僕の手芸スキルは、他とはちょっと違うんです」
「手芸スキルって、アクセサリーしか作れないと思っていたわ」
普通と違い過ぎて、もうなにも反論する気が起きませんでした。
ありがたく使おうと剣を取ってみると、その強い力を感じてびっくりしたわ。
「これ、もしかして属性剣?」
「さすがねお姉ちゃん、雷の剣【サンダーグラディウス】よ」
「凄いわ、属性武器なんて世界でも数名しか持ってないのに・・・って、もしかして美穂子たちのって」
「ふっふっふ、そうよお姉ちゃん、まだ使ってないけどみんな持っているわ」
これは、本当にどうしようもないほどに参ってしまって、今までが訓練と言うのが良く分かったわ。
属性武器があれば、魔法のような攻撃も出来て、7つ星ダンジョンをもっと楽に進めたけど、それを使わずに訓練をしていたから余裕があったんです。
「それって、それだけ余裕って事よね斑鳩君」
「言っておくけどお姉ちゃん、このテントも最初は使ってなかったのよ、それも訓練だったの」
「美穂子、それはどういう事?」
「長期の探索は今後もするじゃない、だから疲労も体験しないといけなかったのよ」
初日はそれで疲れていたらしく、もうあれは嫌だと言って笑ってきたわ。
アタシたちは毎回そうなのだけど、疲労が完全に回復するならその方が良いし、今後の探索は変わると確信が持てたわ。
「これなら、どんなに長い探索でも戦える、凄いわね」
「本当に文哉は凄いのよ、だからねお姉ちゃん、これからはあんな無茶はしないでね」
「分かっているわ美穂子、もうあんな事はしない、この剣に誓うわ」
剣を掲げ、アタシは美穂子と共に戦う事を誓いました。
その夜は美穂子と一緒のベッドに寝て、昔に戻った気持ちになってゆっくり寝れました。
「い、異世界!」
「驚くのも分かるわお姉ちゃん、でも本当なのよ」
「とても信じられない・・・っと言いたいけど、美穂子たちの強さは異常だし、そういう理由があったのね」
まさか異世界に行ってレベルを上げていたなんて、納得したけど理解は出来なかったわ。
それでも次はアタシもレベルがあげられると分かり、ワクワクが止まらなかったわね。
「そうと決まれば、このダンジョンを早く制覇しなくてはいけないわね」
「お姉ちゃん、実は制覇だけならすぐなのよ」
「え!なんでよ」
「私たちってそれだけ強いのよ、だから何にも心配ないわお姉ちゃん」
確かに美穂子たちは強い、しかしそれでも7つ星ダンジョンは難しいと思ったんだ。
現に、スピッドタウロスと戦っている時も時間が掛かっていたし、無理とアタシは伝えたわ。
「ああ~それはねお姉ちゃん、訓練の為でハンデを付けていたのよ」
「ハンデって、訓練ってどういう事よ美穂子」
「文哉、説明してあげて」
「そうだね、仲間になったのならちゃんと言わないとね」
斑鳩君が説明を始めて、魔法ではない闘気という力から分からず、もう何が何だか理解できませんでした。
闘気を使えるのは世界でも2名だけで、ジャーパンの最強PT【フレイムロード】の深炎とアメーリカのリサリカだけだったわ。
「実は、その人たちが使っているそれは中級の闘気で、まだまだ先があるんですよ麻帆子さん」
「中級?」
「実はねお姉ちゃん、闘気にも階級があって、スキルを持ってるお姉ちゃんたちも初級は使ってるのよ」
スキル持ちは初級を使っているらしく、それを無意識ではなく意識して使えるのが中級で、一カ所に集中させたり増大させるのが上級と教えて貰ったわ。
そして、美穂子たちはその上級を使う訓練をしていて、なかなか難しいと笑って話してきたわ。
「それでねお姉ちゃん、その訓練はとても疲れるから今まで本気で戦って無くて、それを止めて中級で留めれば制覇は簡単なのよ」
「そ、そうだったの、斑鳩君本当なの?」
「はい、8つ星からモンスターもスキルを使ってきますし、今後の為だったんですよ」
モンスターがスキルを使うなんて信じられなかったけど、そんな想定を議論する研究者はいたし、そんなモンスターが出てきたら勝てないと言うのが分かっていたわ。
その対策として、より強い力が必要という事で、斑鳩君は今まで探索ではなく訓練をしていたのよ。
「そうだったのね、信じられないけど、それだけの差があるのね」
「そうよお姉ちゃん、レベルアップってそれだけ凄いの」
「確かに・・・どうして黙っていたのかも、この差を考えれば分かるわ」
大騒ぎでは済まず、他の国も黙ってない状態になるのは目に見えていて、そうなったら探索どころじゃなくなります。
国同士の戦争が始まってしまい、本来モンスターと戦う為にあるレベルアップが戦争に使われる事になると読めたんです。
「それは嫌よね」
「そうなんです、だから信用の出来る人にしか教えない」
「その仲間になれたのは嬉しいけど、もしかしてあのアイドルもなの?」
「良く分かったわね、さすがお姉ちゃん」
あれだけ強ければ分かるだろうとは思ったけど、美穂子が嬉しそうだったのでそのまま返事を返して、可愛い妹を撫でました。
そのまま撫でていたら、今日は一緒に寝ようと可愛い妹からのお誘いがあり、考えるまでもなく了承しましたよ。
「じゃあ、テントに行きましょう、お風呂も用意してありますからね」
「え?お風呂ってどういう事」
そんな疑問を持ったまま席を立ち斑鳩君の建てたテントに入ったんだけど、男性である斑鳩君が先に入り、もしかしてっとドキドキしたのよ。
そんなアタシだったけど、それよりも凄い事がテントの中で起きていて、どうして気づかなかったんだと焦りました。
「どどど、どうなってるのよこのテント」
「そういえば、お姉ちゃんは知らなかったわね、このテント【デラックステント】っていうんだけど、ホテルみたいになってるのよ」
とても広いロビーの様だったから、高級ホテルじゃない!っとツッコミたかったのに、美穂子に言われて何も言えず、ただただ高い天井を見上げていたわ。
個室もあるからのんびりできると言われ、まずは大浴場に行こうと美穂子に誘われ、アタシはもう何も考えずに付いていくことにしたわ。
「お姉ちゃん、あまり驚いてると、この後持たないわよ」
「こ、こここ、この後って」
まだあるの!っと声が出なくなったアタシに美穂子が頷いてくれて、ゴクリと唾をのみ込んで焦りました。
それはこの後起きる事らしく、まずは大浴場で疲れを癒そうと服を脱いでお風呂に入りました。
「はぁ~良いお湯ね」
「そうでしょう、最高よね」
「あなたたちずるいわ、探索中ずっと入っていたのよね」
それは仕方ないと笑ってきて、美穂子たちが全然疲れてなかった理由を知りました。
他の子たちはお風呂で遊ぶほどに元気で、疲弊していたアタシたちとは大違いと格の違いを味わったのよ。
「こんな人たちに負けない為に必死になって戦いを挑んでいたのね」
これでは勝てないし、プライドなんてどこかに行ってしまったアタシは、存分にお風呂を堪能することにしました。
そして、お風呂から上がってパジャマに着替えたのだけど、そこで美穂子が言っていた驚くことがあって、その場で立ち尽くしたわ。
「麻帆子さん?」
「い、斑鳩君、これは何?」
「何って、麻帆子さんの装備ですよ、見れば分かるでしょう」
「はい?」
声が裏返るほどに驚き、どうしてこんな品が用意されているのか分からなかったわ。
見て分かるほどの力が伝わってきて、これが普通じゃないのは言うまでもなかったわ。
「そんな剣、どこにあったのよ」
「どこって、僕が探索中に作ったんだよ」
「作った!」
アクセサリーを作れるのは知っていたけど、まさか斑鳩君が作ったとは思わず、驚き過ぎて頭が痛くなってきました。
美穂子たちの武器や防具も探索前に用意していたけど、職人の繋がりで知り合いに作ってもらったのだと思っていました。
「まさか、斑鳩君が作っていたなんてね」
「僕の手芸スキルは、他とはちょっと違うんです」
「手芸スキルって、アクセサリーしか作れないと思っていたわ」
普通と違い過ぎて、もうなにも反論する気が起きませんでした。
ありがたく使おうと剣を取ってみると、その強い力を感じてびっくりしたわ。
「これ、もしかして属性剣?」
「さすがねお姉ちゃん、雷の剣【サンダーグラディウス】よ」
「凄いわ、属性武器なんて世界でも数名しか持ってないのに・・・って、もしかして美穂子たちのって」
「ふっふっふ、そうよお姉ちゃん、まだ使ってないけどみんな持っているわ」
これは、本当にどうしようもないほどに参ってしまって、今までが訓練と言うのが良く分かったわ。
属性武器があれば、魔法のような攻撃も出来て、7つ星ダンジョンをもっと楽に進めたけど、それを使わずに訓練をしていたから余裕があったんです。
「それって、それだけ余裕って事よね斑鳩君」
「言っておくけどお姉ちゃん、このテントも最初は使ってなかったのよ、それも訓練だったの」
「美穂子、それはどういう事?」
「長期の探索は今後もするじゃない、だから疲労も体験しないといけなかったのよ」
初日はそれで疲れていたらしく、もうあれは嫌だと言って笑ってきたわ。
アタシたちは毎回そうなのだけど、疲労が完全に回復するならその方が良いし、今後の探索は変わると確信が持てたわ。
「これなら、どんなに長い探索でも戦える、凄いわね」
「本当に文哉は凄いのよ、だからねお姉ちゃん、これからはあんな無茶はしないでね」
「分かっているわ美穂子、もうあんな事はしない、この剣に誓うわ」
剣を掲げ、アタシは美穂子と共に戦う事を誓いました。
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