荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明

まったりー

文字の大きさ
15 / 90
1章 覚醒

11.1話(ノーム回3) ダンジョンの奥に行く

「ここからじゃな、行くぞ皆の者」


ワシは2号、村長である1号に言われダンジョンの11階よりも下を調査するように言われたんじゃ、ワシたちの強さは既にかなりのモノじゃそうそう負けんよ。


「おお!?ダンジョンマイタケ、こっちにはベリーベリーもある」


最近料理をするようになった47号がそう言いながら嬉しそうじゃ、通路の採取場所で収集をしておるよ、これは職業病じゃな。


「これ47号!今日はダンジョンを進むことを優先じゃぞ」

「あう~すみません2号さん、でも通路で見かけた場所しか取ってませんし少しくらい」


そう言いつつ採取をしてるじゃろうが、これでは予想よりも進めんかもしれんな、まぁそんなに焦る必要はないんじゃがせっかく許可が出たんじゃ進みたいじゃろう。


「来たぞ8号」

「任せろ、どっせぇーい!」


ワシたちの頭くらいの大きさの昆虫が飛んできたのじゃ、こやつらはベルゼッチュウと言う種でかなり素早い、じゃがワシたちならそれにも対応できる、先読みをして叩き落すんじゃ。


「ふむふむ、この羽は何かに使えそうかも」

「魔石も小が出るのはいいことよ、さてサクサク進むのよ」


47号と11号がモンスターを解体しながらどう使うか話し合っておるよ、ワシなら今考えておる風車の羽に使うかのうってワシも職業病じゃな。

こうしてモンスターを倒しながら進んでおるが、なかなか素材として今まで手に入らなかった物が多くて助かるわい、木材などは森を伐採すれば手に入るんじゃが強度が足らんかった、じゃがここのトレントはそれを出来るほどの強度を誇っておる。


「これは予想以上ですね」

「そうじゃ47号、これは15階まで行かないでまずは調査をするべきじゃとワシは思う、一度戻るぞい」


ワシたちは一度戻り1号に報告をしたんじゃ、せっかく3PTで来たがこれは予想以上じゃよ、帰り道のモンスターも蹴散らしワシたちは村に戻ったんじゃ。


「ふむなるほどのう、これは時間がかかりそうじゃな」

「そうなんじゃ1号、じゃから採取班と戦闘班を組みにして進もうと思う、どうじゃろう」


ワシたちはどうしても収集に意識を持って行かれてしまう、これはもうどうしようもないんじゃ、それなら戦闘中に収集をしている者がいる方が良い、そしてローテーションで変えても良いんじゃ。


「なるほどのう、その案で進めるのじゃ2号、じゃがそうなるとこちらも新開発物が増えそうじゃな」

「うむ、今はかなりの人数がいるからのう、おぬしのように結婚して子供もいる者はなるべくそっちで対応してくれ」


1号は15号と結婚したんじゃ、そして子供が出来て外に戦闘に行かず村長として頑張っておる、自分では外で戦いたいと言っておるが家に帰ると子供にべったりじゃ。


「森の開拓に建設の新技術と色々あるからのう、じゃが2号おぬしもそろそろ身を固めてもいいのではないか?」

「相手がいないんじゃ8号!それよりも今はダンジョンじゃ明日また行って来るぞい1号」

「分かったぞい、頑張ってのう」


こうして話し合いは済ませたんじゃ、そして次の日に戦闘部隊と収集部隊に分かれたんじゃ。


「今日からのダンジョン捜索は2PTで行動しそれを3グループ作った、皆11階まではバラバラにならないように進み、そこからは3グループで別れて探索をするんじゃ」


今回の探索は3日を使う予定じゃ、最初の1日で10階まで行き中で一泊、そして次の日を全て使い出来るだけ探索をするんじゃ、最後の日は移動日じゃな、ダンジョンを出て村に帰るんじゃ。


「あ、あそこ鉱石の採取ポイントが」

「こらこら1075号、まだ9階なんじゃ採取はするのは11階からだぞい」


ワシの班の収集者たちがどうしても採取ポイントにフラフラと行ってしまう、ワシは首根っこを掴んで止めるんじゃが、他の者たちも行ってしまうんじゃ、先輩である者に行って止めて貰ったが大変じゃ。


「すみません2号さん、私ダンジョンって初めてで」

「珍しいのは分かるぞい1075号、じゃがのここは危険な場所じゃ、それを考え行動するんじゃな」


1075号は新人じゃ、たまたま空いていたのがこのPTじゃったから経験になるからと編成されたんじゃ、じゃが失敗して皆しょんぼりしてしまっているのう。じゃからワシは1075号の頭を撫でながら言ったんじゃ。


「失敗は誰にでもある、それを経験して大きくなるんじゃ、ワシたちがサポートする一人ではないんじゃよ」


他の者たちも撫でておいたぞい、こやつらは新人じゃからなワシたち熟練者が教えてらやらねばいかん、怒る時はあるがそれだけではダメなんじゃ。


「2号さん、私憧れちゃいます、これからよろしくお願いします」

「「「「「お願いします」」」」」


新人たちが全員で頭を下げてきたぞい、分かってくれたのはいいんじゃがその視線は少し恥ずかしいのう。


「うむ、では先に進むぞい」


ワシたちはそこからは順調に進んだのじゃ、新人たちも互いに声を掛け合いなんとか収集ポイントを無視できるようになった、そしてその日の野営時、どうしてか1075号がワシのテントに来たんじゃ。


「1075号、ここに何しに来たんじゃ?」

「はい2号さん、私をお嫁さんにしてください!」


ワシはそれを聞いて口を開けて何も言えなくなってしまったぞい、どういうことじゃ。


「私2号さんが好きになったんです、このダンジョン探索が終わったら結婚してください」

「ま、まぁ落ち着くんじゃ」


1075号が顔を近づけて来て言ってきんじゃ、じゃがワシには良く分からん。


「今すぐでなくても良いんです、私きっと良い奥さんになって見せます、だからお願いします」

「まぁ待つんじゃ、いきなり結婚ではなくしばらく付き合うと言う事にするんじゃ、1号と15号も最初はそんな感じじゃった」


正直1075号は可愛いと思う、女性としても仕事仲間としてもじゃ、じゃが結婚となると分からんからな、しばらく付き合ってからじゃ。


「分かりました」


そう言ってテントから出たんじゃが、ワシはほんとに1075号と結婚するんじゃろうか、帰ったら1号に聞かんとな。


「おぬしらこっちはワシたちが相手をする、収集を開始するんじゃ」

「「「「「はい」」」」」


11階に入りついに収集の開始じゃ、そしてワシたちの戦闘部隊がモンスターの相手をしている間も収集をしてくれておる、そしてそれを指揮しているのは1075号じゃ、急に収集PTに指示を出し始めたんじゃよ、それもかなり的確じゃ。


「どうりゃぁー」

「ふんぬぅ~」


ワシたちの相手は木のモンスターじゃ、ワシたちの斧をもってすれば簡単になぎ倒せる。


「今よ奥の方の収集をするわよ」


ワシたちがモンスターを倒す位置を確認して収集ポイントに位置する、ほんとに新人なのかと思うてしまうな1075号。


「あの新人なかなかじゃな、どう思う2号」

「8号もそう思うか、実は昨日告白されてしもうたんじゃ」


モンスターを切り倒しながらワシたちは話をしておる、相性もあるんじゃろうがここのモンスターはワシたちの敵ではないんじゃ。


「それは良かったのう、実は儂も昨日1080号に言われたぞい、なんでも昨日の説教が心に来たと言っておったわ」

「ふむ、同じような物じゃな、最近の者たちはワシたちと違って話し方も変じゃし、そう言った感覚があるんかのう」


ワシたちと少し喋り方が違くて変なんじゃ、まぁそれでも会話は出来るからのう問題はない、仕事が出来ればいいんじゃよ。


「そうかもしれんのう、じゃが可愛いからいいんじゃないかのう、儂は受けたぞい」


嬉しそうにモンスターを切りつけておる、受けたんかい!?もう少し考えてからの方がいいんじゃないかのう。


「まぁ人それぞれっちゅーことじゃな、よし!ワシもしっかりと付き合って決めるぞい」

「がんばるんじゃな2号、じゃが相手は積極的じゃろう?グイグイ来るのには注意した方が良いぞい」


そう言いながら昨日の事を話してくれた、なんでもテントで一緒に寝たそうじゃ、つまりあれじゃな。


「もう手を出したのか8号!」

「まぁなんじゃ・・・その時の流れと言うやつじゃよ、じゃが儂は相手もおらんかったし問題はないんじゃ、それよりも先に進むぞい」


8号がそう言ってどんどんモンスターを倒しているぞい、ワシも負けないように倒すんじゃがワシの場合は収集班も見ているんじゃよ、しっかりと付いて来ていて順調じゃ。


「さて15階に来たがここで時間切れじゃ、ここで野営をして明日は帰るぞい」


ワシの話を聞いてみんなが返事をしたぞい、火を囲んで会議中じゃが、どういうわけか新人メンバーとワシたち熟練者メンバーがくっ付いておる、つまり昨日の時点で全員がってわけじゃ、となるとワシと1075号以外は既にというわけなのかのう、全く手の早い事じゃな。
感想 140

あなたにおすすめの小説

生活魔法は万能です

浜柔
ファンタジー
 生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。  それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。  ――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。

没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活

アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
 名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。  妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。  貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。  しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。  小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン
ファンタジー
 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。  才能限界0。  それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。  レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。  つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。  だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。  その結果として実家の公爵家を追放されたことも。  同日に前世の記憶を思い出したことも。  一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。  その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。  スキル。  そして、自らのスキルである限界突破。  やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。 彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。 最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。 一種の童話感覚で物語は語られます。 童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?

火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…? 24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~

松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。 なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。 生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。 しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。 二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。 婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。 カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。

[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します

mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。 中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。 私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。 そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。 自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。 目の前に女神が現れて言う。 「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」 そう言われて私は首を傾げる。 「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」 そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。 神は書類を提示させてきて言う。 「これに書いてくれ」と言われて私は書く。 「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。 「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」 私は頷くと神は笑顔で言う。 「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。 ーーーーーーーーー 毎話1500文字程度目安に書きます。 たまに2000文字が出るかもです。