15 / 90
1章 覚醒
11.1話(ノーム回3) ダンジョンの奥に行く
しおりを挟む
「ここからじゃな、行くぞ皆の者」
ワシは2号、村長である1号に言われダンジョンの11階よりも下を調査するように言われたんじゃ、ワシたちの強さは既にかなりのモノじゃそうそう負けんよ。
「おお!?ダンジョンマイタケ、こっちにはベリーベリーもある」
最近料理をするようになった47号がそう言いながら嬉しそうじゃ、通路の採取場所で収集をしておるよ、これは職業病じゃな。
「これ47号!今日はダンジョンを進むことを優先じゃぞ」
「あう~すみません2号さん、でも通路で見かけた場所しか取ってませんし少しくらい」
そう言いつつ採取をしてるじゃろうが、これでは予想よりも進めんかもしれんな、まぁそんなに焦る必要はないんじゃがせっかく許可が出たんじゃ進みたいじゃろう。
「来たぞ8号」
「任せろ、どっせぇーい!」
ワシたちの頭くらいの大きさの昆虫が飛んできたのじゃ、こやつらはベルゼッチュウと言う種でかなり素早い、じゃがワシたちならそれにも対応できる、先読みをして叩き落すんじゃ。
「ふむふむ、この羽は何かに使えそうかも」
「魔石も小が出るのはいいことよ、さてサクサク進むのよ」
47号と11号がモンスターを解体しながらどう使うか話し合っておるよ、ワシなら今考えておる風車の羽に使うかのうってワシも職業病じゃな。
こうしてモンスターを倒しながら進んでおるが、なかなか素材として今まで手に入らなかった物が多くて助かるわい、木材などは森を伐採すれば手に入るんじゃが強度が足らんかった、じゃがここのトレントはそれを出来るほどの強度を誇っておる。
「これは予想以上ですね」
「そうじゃ47号、これは15階まで行かないでまずは調査をするべきじゃとワシは思う、一度戻るぞい」
ワシたちは一度戻り1号に報告をしたんじゃ、せっかく3PTで来たがこれは予想以上じゃよ、帰り道のモンスターも蹴散らしワシたちは村に戻ったんじゃ。
「ふむなるほどのう、これは時間がかかりそうじゃな」
「そうなんじゃ1号、じゃから採取班と戦闘班を組みにして進もうと思う、どうじゃろう」
ワシたちはどうしても収集に意識を持って行かれてしまう、これはもうどうしようもないんじゃ、それなら戦闘中に収集をしている者がいる方が良い、そしてローテーションで変えても良いんじゃ。
「なるほどのう、その案で進めるのじゃ2号、じゃがそうなるとこちらも新開発物が増えそうじゃな」
「うむ、今はかなりの人数がいるからのう、おぬしのように結婚して子供もいる者はなるべくそっちで対応してくれ」
1号は15号と結婚したんじゃ、そして子供が出来て外に戦闘に行かず村長として頑張っておる、自分では外で戦いたいと言っておるが家に帰ると子供にべったりじゃ。
「森の開拓に建設の新技術と色々あるからのう、じゃが2号おぬしもそろそろ身を固めてもいいのではないか?」
「相手がいないんじゃ8号!それよりも今はダンジョンじゃ明日また行って来るぞい1号」
「分かったぞい、頑張ってのう」
こうして話し合いは済ませたんじゃ、そして次の日に戦闘部隊と収集部隊に分かれたんじゃ。
「今日からのダンジョン捜索は2PTで行動しそれを3グループ作った、皆11階まではバラバラにならないように進み、そこからは3グループで別れて探索をするんじゃ」
今回の探索は3日を使う予定じゃ、最初の1日で10階まで行き中で一泊、そして次の日を全て使い出来るだけ探索をするんじゃ、最後の日は移動日じゃな、ダンジョンを出て村に帰るんじゃ。
「あ、あそこ鉱石の採取ポイントが」
「こらこら1075号、まだ9階なんじゃ採取はするのは11階からだぞい」
ワシの班の収集者たちがどうしても採取ポイントにフラフラと行ってしまう、ワシは首根っこを掴んで止めるんじゃが、他の者たちも行ってしまうんじゃ、先輩である者に行って止めて貰ったが大変じゃ。
「すみません2号さん、私ダンジョンって初めてで」
「珍しいのは分かるぞい1075号、じゃがのここは危険な場所じゃ、それを考え行動するんじゃな」
1075号は新人じゃ、たまたま空いていたのがこのPTじゃったから経験になるからと編成されたんじゃ、じゃが失敗して皆しょんぼりしてしまっているのう。じゃからワシは1075号の頭を撫でながら言ったんじゃ。
「失敗は誰にでもある、それを経験して大きくなるんじゃ、ワシたちがサポートする一人ではないんじゃよ」
他の者たちも撫でておいたぞい、こやつらは新人じゃからなワシたち熟練者が教えてらやらねばいかん、怒る時はあるがそれだけではダメなんじゃ。
「2号さん、私憧れちゃいます、これからよろしくお願いします」
「「「「「お願いします」」」」」
新人たちが全員で頭を下げてきたぞい、分かってくれたのはいいんじゃがその視線は少し恥ずかしいのう。
「うむ、では先に進むぞい」
ワシたちはそこからは順調に進んだのじゃ、新人たちも互いに声を掛け合いなんとか収集ポイントを無視できるようになった、そしてその日の野営時、どうしてか1075号がワシのテントに来たんじゃ。
「1075号、ここに何しに来たんじゃ?」
「はい2号さん、私をお嫁さんにしてください!」
ワシはそれを聞いて口を開けて何も言えなくなってしまったぞい、どういうことじゃ。
「私2号さんが好きになったんです、このダンジョン探索が終わったら結婚してください」
「ま、まぁ落ち着くんじゃ」
1075号が顔を近づけて来て言ってきんじゃ、じゃがワシには良く分からん。
「今すぐでなくても良いんです、私きっと良い奥さんになって見せます、だからお願いします」
「まぁ待つんじゃ、いきなり結婚ではなくしばらく付き合うと言う事にするんじゃ、1号と15号も最初はそんな感じじゃった」
正直1075号は可愛いと思う、女性としても仕事仲間としてもじゃ、じゃが結婚となると分からんからな、しばらく付き合ってからじゃ。
「分かりました」
そう言ってテントから出たんじゃが、ワシはほんとに1075号と結婚するんじゃろうか、帰ったら1号に聞かんとな。
「おぬしらこっちはワシたちが相手をする、収集を開始するんじゃ」
「「「「「はい」」」」」
11階に入りついに収集の開始じゃ、そしてワシたちの戦闘部隊がモンスターの相手をしている間も収集をしてくれておる、そしてそれを指揮しているのは1075号じゃ、急に収集PTに指示を出し始めたんじゃよ、それもかなり的確じゃ。
「どうりゃぁー」
「ふんぬぅ~」
ワシたちの相手は木のモンスターじゃ、ワシたちの斧をもってすれば簡単になぎ倒せる。
「今よ奥の方の収集をするわよ」
ワシたちがモンスターを倒す位置を確認して収集ポイントに位置する、ほんとに新人なのかと思うてしまうな1075号。
「あの新人なかなかじゃな、どう思う2号」
「8号もそう思うか、実は昨日告白されてしもうたんじゃ」
モンスターを切り倒しながらワシたちは話をしておる、相性もあるんじゃろうがここのモンスターはワシたちの敵ではないんじゃ。
「それは良かったのう、実は儂も昨日1080号に言われたぞい、なんでも昨日の説教が心に来たと言っておったわ」
「ふむ、同じような物じゃな、最近の者たちはワシたちと違って話し方も変じゃし、そう言った感覚があるんかのう」
ワシたちと少し喋り方が違くて変なんじゃ、まぁそれでも会話は出来るからのう問題はない、仕事が出来ればいいんじゃよ。
「そうかもしれんのう、じゃが可愛いからいいんじゃないかのう、儂は受けたぞい」
嬉しそうにモンスターを切りつけておる、受けたんかい!?もう少し考えてからの方がいいんじゃないかのう。
「まぁ人それぞれっちゅーことじゃな、よし!ワシもしっかりと付き合って決めるぞい」
「がんばるんじゃな2号、じゃが相手は積極的じゃろう?グイグイ来るのには注意した方が良いぞい」
そう言いながら昨日の事を話してくれた、なんでもテントで一緒に寝たそうじゃ、つまりあれじゃな。
「もう手を出したのか8号!」
「まぁなんじゃ・・・その時の流れと言うやつじゃよ、じゃが儂は相手もおらんかったし問題はないんじゃ、それよりも先に進むぞい」
8号がそう言ってどんどんモンスターを倒しているぞい、ワシも負けないように倒すんじゃがワシの場合は収集班も見ているんじゃよ、しっかりと付いて来ていて順調じゃ。
「さて15階に来たがここで時間切れじゃ、ここで野営をして明日は帰るぞい」
ワシの話を聞いてみんなが返事をしたぞい、火を囲んで会議中じゃが、どういうわけか新人メンバーとワシたち熟練者メンバーがくっ付いておる、つまり昨日の時点で全員がってわけじゃ、となるとワシと1075号以外は既にというわけなのかのう、全く手の早い事じゃな。
ワシは2号、村長である1号に言われダンジョンの11階よりも下を調査するように言われたんじゃ、ワシたちの強さは既にかなりのモノじゃそうそう負けんよ。
「おお!?ダンジョンマイタケ、こっちにはベリーベリーもある」
最近料理をするようになった47号がそう言いながら嬉しそうじゃ、通路の採取場所で収集をしておるよ、これは職業病じゃな。
「これ47号!今日はダンジョンを進むことを優先じゃぞ」
「あう~すみません2号さん、でも通路で見かけた場所しか取ってませんし少しくらい」
そう言いつつ採取をしてるじゃろうが、これでは予想よりも進めんかもしれんな、まぁそんなに焦る必要はないんじゃがせっかく許可が出たんじゃ進みたいじゃろう。
「来たぞ8号」
「任せろ、どっせぇーい!」
ワシたちの頭くらいの大きさの昆虫が飛んできたのじゃ、こやつらはベルゼッチュウと言う種でかなり素早い、じゃがワシたちならそれにも対応できる、先読みをして叩き落すんじゃ。
「ふむふむ、この羽は何かに使えそうかも」
「魔石も小が出るのはいいことよ、さてサクサク進むのよ」
47号と11号がモンスターを解体しながらどう使うか話し合っておるよ、ワシなら今考えておる風車の羽に使うかのうってワシも職業病じゃな。
こうしてモンスターを倒しながら進んでおるが、なかなか素材として今まで手に入らなかった物が多くて助かるわい、木材などは森を伐採すれば手に入るんじゃが強度が足らんかった、じゃがここのトレントはそれを出来るほどの強度を誇っておる。
「これは予想以上ですね」
「そうじゃ47号、これは15階まで行かないでまずは調査をするべきじゃとワシは思う、一度戻るぞい」
ワシたちは一度戻り1号に報告をしたんじゃ、せっかく3PTで来たがこれは予想以上じゃよ、帰り道のモンスターも蹴散らしワシたちは村に戻ったんじゃ。
「ふむなるほどのう、これは時間がかかりそうじゃな」
「そうなんじゃ1号、じゃから採取班と戦闘班を組みにして進もうと思う、どうじゃろう」
ワシたちはどうしても収集に意識を持って行かれてしまう、これはもうどうしようもないんじゃ、それなら戦闘中に収集をしている者がいる方が良い、そしてローテーションで変えても良いんじゃ。
「なるほどのう、その案で進めるのじゃ2号、じゃがそうなるとこちらも新開発物が増えそうじゃな」
「うむ、今はかなりの人数がいるからのう、おぬしのように結婚して子供もいる者はなるべくそっちで対応してくれ」
1号は15号と結婚したんじゃ、そして子供が出来て外に戦闘に行かず村長として頑張っておる、自分では外で戦いたいと言っておるが家に帰ると子供にべったりじゃ。
「森の開拓に建設の新技術と色々あるからのう、じゃが2号おぬしもそろそろ身を固めてもいいのではないか?」
「相手がいないんじゃ8号!それよりも今はダンジョンじゃ明日また行って来るぞい1号」
「分かったぞい、頑張ってのう」
こうして話し合いは済ませたんじゃ、そして次の日に戦闘部隊と収集部隊に分かれたんじゃ。
「今日からのダンジョン捜索は2PTで行動しそれを3グループ作った、皆11階まではバラバラにならないように進み、そこからは3グループで別れて探索をするんじゃ」
今回の探索は3日を使う予定じゃ、最初の1日で10階まで行き中で一泊、そして次の日を全て使い出来るだけ探索をするんじゃ、最後の日は移動日じゃな、ダンジョンを出て村に帰るんじゃ。
「あ、あそこ鉱石の採取ポイントが」
「こらこら1075号、まだ9階なんじゃ採取はするのは11階からだぞい」
ワシの班の収集者たちがどうしても採取ポイントにフラフラと行ってしまう、ワシは首根っこを掴んで止めるんじゃが、他の者たちも行ってしまうんじゃ、先輩である者に行って止めて貰ったが大変じゃ。
「すみません2号さん、私ダンジョンって初めてで」
「珍しいのは分かるぞい1075号、じゃがのここは危険な場所じゃ、それを考え行動するんじゃな」
1075号は新人じゃ、たまたま空いていたのがこのPTじゃったから経験になるからと編成されたんじゃ、じゃが失敗して皆しょんぼりしてしまっているのう。じゃからワシは1075号の頭を撫でながら言ったんじゃ。
「失敗は誰にでもある、それを経験して大きくなるんじゃ、ワシたちがサポートする一人ではないんじゃよ」
他の者たちも撫でておいたぞい、こやつらは新人じゃからなワシたち熟練者が教えてらやらねばいかん、怒る時はあるがそれだけではダメなんじゃ。
「2号さん、私憧れちゃいます、これからよろしくお願いします」
「「「「「お願いします」」」」」
新人たちが全員で頭を下げてきたぞい、分かってくれたのはいいんじゃがその視線は少し恥ずかしいのう。
「うむ、では先に進むぞい」
ワシたちはそこからは順調に進んだのじゃ、新人たちも互いに声を掛け合いなんとか収集ポイントを無視できるようになった、そしてその日の野営時、どうしてか1075号がワシのテントに来たんじゃ。
「1075号、ここに何しに来たんじゃ?」
「はい2号さん、私をお嫁さんにしてください!」
ワシはそれを聞いて口を開けて何も言えなくなってしまったぞい、どういうことじゃ。
「私2号さんが好きになったんです、このダンジョン探索が終わったら結婚してください」
「ま、まぁ落ち着くんじゃ」
1075号が顔を近づけて来て言ってきんじゃ、じゃがワシには良く分からん。
「今すぐでなくても良いんです、私きっと良い奥さんになって見せます、だからお願いします」
「まぁ待つんじゃ、いきなり結婚ではなくしばらく付き合うと言う事にするんじゃ、1号と15号も最初はそんな感じじゃった」
正直1075号は可愛いと思う、女性としても仕事仲間としてもじゃ、じゃが結婚となると分からんからな、しばらく付き合ってからじゃ。
「分かりました」
そう言ってテントから出たんじゃが、ワシはほんとに1075号と結婚するんじゃろうか、帰ったら1号に聞かんとな。
「おぬしらこっちはワシたちが相手をする、収集を開始するんじゃ」
「「「「「はい」」」」」
11階に入りついに収集の開始じゃ、そしてワシたちの戦闘部隊がモンスターの相手をしている間も収集をしてくれておる、そしてそれを指揮しているのは1075号じゃ、急に収集PTに指示を出し始めたんじゃよ、それもかなり的確じゃ。
「どうりゃぁー」
「ふんぬぅ~」
ワシたちの相手は木のモンスターじゃ、ワシたちの斧をもってすれば簡単になぎ倒せる。
「今よ奥の方の収集をするわよ」
ワシたちがモンスターを倒す位置を確認して収集ポイントに位置する、ほんとに新人なのかと思うてしまうな1075号。
「あの新人なかなかじゃな、どう思う2号」
「8号もそう思うか、実は昨日告白されてしもうたんじゃ」
モンスターを切り倒しながらワシたちは話をしておる、相性もあるんじゃろうがここのモンスターはワシたちの敵ではないんじゃ。
「それは良かったのう、実は儂も昨日1080号に言われたぞい、なんでも昨日の説教が心に来たと言っておったわ」
「ふむ、同じような物じゃな、最近の者たちはワシたちと違って話し方も変じゃし、そう言った感覚があるんかのう」
ワシたちと少し喋り方が違くて変なんじゃ、まぁそれでも会話は出来るからのう問題はない、仕事が出来ればいいんじゃよ。
「そうかもしれんのう、じゃが可愛いからいいんじゃないかのう、儂は受けたぞい」
嬉しそうにモンスターを切りつけておる、受けたんかい!?もう少し考えてからの方がいいんじゃないかのう。
「まぁ人それぞれっちゅーことじゃな、よし!ワシもしっかりと付き合って決めるぞい」
「がんばるんじゃな2号、じゃが相手は積極的じゃろう?グイグイ来るのには注意した方が良いぞい」
そう言いながら昨日の事を話してくれた、なんでもテントで一緒に寝たそうじゃ、つまりあれじゃな。
「もう手を出したのか8号!」
「まぁなんじゃ・・・その時の流れと言うやつじゃよ、じゃが儂は相手もおらんかったし問題はないんじゃ、それよりも先に進むぞい」
8号がそう言ってどんどんモンスターを倒しているぞい、ワシも負けないように倒すんじゃがワシの場合は収集班も見ているんじゃよ、しっかりと付いて来ていて順調じゃ。
「さて15階に来たがここで時間切れじゃ、ここで野営をして明日は帰るぞい」
ワシの話を聞いてみんなが返事をしたぞい、火を囲んで会議中じゃが、どういうわけか新人メンバーとワシたち熟練者メンバーがくっ付いておる、つまり昨日の時点で全員がってわけじゃ、となるとワシと1075号以外は既にというわけなのかのう、全く手の早い事じゃな。
220
あなたにおすすめの小説
生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活
アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。
妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。
貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。
しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。
小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
【幸せスキル】は蜜の味 ハイハイしてたらレベルアップ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアーリー
不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました
今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った
まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います
ーーーー
間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします
アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です
読んでいただけると嬉しいです
23話で一時終了となります
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる