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4章 1年3学期
103話 褒美は要りません
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「ど、どうしてこうなったのかな?」
学園祭3日目の今日、僕はどうしてか王城の玉座の間に跪いています。
階段の上には、当然ですけど女帝様が座っていて、女帝様の隣にこの国最強の女騎士様が立っていますよ。
「他の人がいないって事は、きっと何かあるよね」
「面を上げなさいアレシャス」
女帝様の綺麗な声が部屋に響き、僕は顔を上げました。
女帝様は、とても綺麗な金髪をしている美人さんで、その顔はどこかで見た感じでした。
「アレシャス、どうして呼ばれたか分かるか?」
騎士様が代わりに話しを始めたので、僕は頭を振って返事をします。
「そうか・・・では教えてやる。そなたに子爵の爵位を与える、卒業する時は更に侯爵までを約束しよう」
「はい?」
僕はそれを聞いて、頭が真っ白になりました。
どうしてこうなったのでしょうか?と不思議でなりませんよ。
「あらあら、よく分かってない感じね」
「そうですねマリア様、そなたの助言でダンジョンの進展があった。その褒美として女帝マリア様が爵位を与えたのだ」
「えっ!?」
僕はそれを聞き、ビックリしてしまいます。
確かに助言をしてエマルが発見したことになっていますけど、それだけで騎士家の僕が男爵・準男爵・子爵に準子爵を飛び越えて侯爵なんて、いくらなんでも上がりすぎです。
「あ、あのよろしいでしょうか女帝様」
「なにかしらアレシャス」
僕が進言を許してもらうために手をそろそろと上げると、女帝様は笑顔で聞いてきました。
僕はその笑顔にかなり緊張しました。まるで、僕がこれからなにを言うのかが分かってるような顔です。
「発言を許すとマリア様は言ったのだそアレシャス、言ってみろ」
「ありがとうございます。あの、助言だけでそこまでの爵位を頂くのは、さすがにもらいすぎだと思います。女帝様の顔に泥を塗ってしまいそうで、僕は自信がありません」
僕はなるべく慎重に答えを撰びました。
そして、それを聞いて女王様はまだ笑顔です。
「そんなことはないわ、ねぇエメローネ」
「はいマリア様。そなたは学園側が拒絶したにも関わらず、腐らずに自分で対策を考え、冒険者を雇いダンジョンを作ってきた」
そんな答えを騎士様から頂いたけど、それでも貰い過ぎだと思ったよ、しかも騎士様のお話は更に続きます。
「奇抜な発想で難易度を上げた、それがなければエマルの論文は無かっただろう。更には騎士たちからの評判も良く、そなたのダンジョンにもっと入りたいと言う声が多いそうだぞ」
「そう、なんですか?聞いた事ないですけど」
「それはそうよアレシャス君。今まではね、学園側が批判していて表立って言えなかったのよ」
「マリア様の言う通りだ。更にお前は、孤児院にも寄付をしているそうじゃないか、他にも色々あるが聞きたいか?」
騎士様がどんどんと情報を言ってきて、女帝様まで間に入って来ました。
僕は、情報が駄々洩れでさすがだと思ったよ。
「これからあなたは学園で迫害されることはないわ、わたくしがきつぅ~く叱っておいたからね。だから、これからもダンジョンの発展に協力してちょうだいね」
女帝様は、両手を胸の前で組んでお願いって感じを出してきます。
僕には、それが死の宣告に聞こえて来て、もうダメなのかと思ってしまったよ。
「あの、その~」
下を向き、僕は冷汗が止まりません。だって、エマルたちに論文を任せてもこれです、きっと全て筒抜けなんですよ。
このままだと、卒業後は城に仕えるのは確定で、絶対にしたくないと答えたいです。
「あらあらどうしたの?そんなに顔を青くして、もしかして緊張しすぎてるのかしら?」
「(下を向いてるのになんで分かるんだよ)・・・あ、あの女帝様。学園の待遇を改善してくれたことには感謝いたします。でも、爵位を辞退する事は出来ませんか?」
僕はすごく無礼な事を口にします。騎士様以外を退出させ、マリア様本人が僕と会話をしている事から、僕が発言しやすくしてくれたと感じたからです。
でも、これは僕が決めて良いものではありません。
「女帝様が授けてくれたのは、ほんとに誇らしく嬉しいんですけど」
「アレシャス、どうしてそこまで拒む?とても名誉なことだぞ」
「それは分かっています。ですけど、僕の気持ちは辞退したいんです」
騎士様はすごく不思議そうで、女帝様も同じでした。
普通なら、僕を処罰して終わるところですけど、お2人は不思議そうな表情だけです。
「僕はまだ若輩者です」
「それがどうした?」
「そうよアレシャス君、あなたはそれでも成果を出したのよ」
「僕は、もっと色々なモノを見たり聞いたりして行きたい。エマル様も切っ掛けは僕だったかもしれませんけど、それに気づいたのは彼女で僕じゃない」
あれは僕の功績じゃないと強調させます。
だから、自分で功績を上げるまでは貰えないと、情報がダダ漏れの相手にささやかな条件を出したんです。
「ふむ、まだ自分が閃いたとは言わないのか?」
「なんと言われても、発表したのはエマル様です。だから、僕はなにもしてません」
僕は出来る限りの言葉を伝えました。
体から冷や汗が出て仕方ないですけど、普通なら首が飛んでもおかしくない状態ですよ。
「うんうん、良いわねぇ若いって」
「そうですね、じゃあ場所を変えますか」
「そうね、期待通りの子で助かったわ」
「はい?」
女帝様が立ちあがると、騎士様は階段を降りてきて、女帝様がその後に続きます。
僕は、跪いてままでそれを横目に見ようとしたけど、騎士様と女帝様に腕を掴まれ連行されたんです。
「ちょっちょっと?!」
「良いから付いてこいアレシャス、悪い様にはしない」
「そうよ、これからは友人として話しましょ」
抵抗しないで連れていかれた場所は、玉座の間に一番近かった応接室で、向かい合ってソファーに座って新たなお話が始まります。
「じゃあ聞くけど、何が欲しいのかしら?」
単刀直入とはこの事だと、女帝様は笑顔で何でも言ってと聞いて来た。
僕はチャンスと思い、僕の将来をお願いします。
「のんびりとした暮らし?」
「そうです、僕は家族と一緒に楽しく暮らしたい、どこかに閉じ込められるのは嫌なんです」
ダンジョンに冒険に行くのはまだ言いません。だけどそれだけで充分だったのか、女帝様は分かってくれました。
「ほ、ほんとですか?」
「ええ・・・わたしもね、女帝になる前は冒険者だったのよ。だから王族の暮らしってつまらないと感じてる、だから分かるのよ」
女帝様は僕と同じだった、それはとても助かった事で、嬉しくてニコニコしてしまったね。
「マリア様お願いです、結婚活動はしっかりとしますし、僕に出来る事は協力します。だから自由を僕に下さい」
「あなたに出来る事ね」
「はい、ダンジョンの向上や魔道具、装備にお金、なんでもです」
今の僕にあるモノを全て捧げても良いとお願いします。
爵位が確定した時点で、僕にはこれしかなくなりました、もう上を変えるしかないんです。
「分かったわ」
「マリア様!?」
「エメローネ、彼は本気よ。もしこれで断れば、彼はここからいなくなる、そうよね?」
分かってたかと、僕の心を読み解いた女帝様がニッコリとしてきます。
「ですけどマリア様」
「エメローネ、彼の強さは感じるでしょ?対抗しても勝てないわよ」
「それはそうですけど、だからと言って」
そこまで分かるのかと、僕は少し女帝様を甘く見ていた事を反省しました。
きっと女帝様は、レベルアップの優位性も知ってて、それを踏まえて僕に自由を与えてくれてるんだ。
「じゃあこうしましょう。アレシャス君は、十騎士の相当する組織を作ってもらって、国の為に動けるようにしてもらいます」
「マリア様?」
「良いですねそれ、僕は賛成です」
「アレシャス?」
僕という存在が表に出ない為に、エマルたちを使う以外で考えていた他の方法で、僕は即賛成です。
学園祭3日目の今日、僕はどうしてか王城の玉座の間に跪いています。
階段の上には、当然ですけど女帝様が座っていて、女帝様の隣にこの国最強の女騎士様が立っていますよ。
「他の人がいないって事は、きっと何かあるよね」
「面を上げなさいアレシャス」
女帝様の綺麗な声が部屋に響き、僕は顔を上げました。
女帝様は、とても綺麗な金髪をしている美人さんで、その顔はどこかで見た感じでした。
「アレシャス、どうして呼ばれたか分かるか?」
騎士様が代わりに話しを始めたので、僕は頭を振って返事をします。
「そうか・・・では教えてやる。そなたに子爵の爵位を与える、卒業する時は更に侯爵までを約束しよう」
「はい?」
僕はそれを聞いて、頭が真っ白になりました。
どうしてこうなったのでしょうか?と不思議でなりませんよ。
「あらあら、よく分かってない感じね」
「そうですねマリア様、そなたの助言でダンジョンの進展があった。その褒美として女帝マリア様が爵位を与えたのだ」
「えっ!?」
僕はそれを聞き、ビックリしてしまいます。
確かに助言をしてエマルが発見したことになっていますけど、それだけで騎士家の僕が男爵・準男爵・子爵に準子爵を飛び越えて侯爵なんて、いくらなんでも上がりすぎです。
「あ、あのよろしいでしょうか女帝様」
「なにかしらアレシャス」
僕が進言を許してもらうために手をそろそろと上げると、女帝様は笑顔で聞いてきました。
僕はその笑顔にかなり緊張しました。まるで、僕がこれからなにを言うのかが分かってるような顔です。
「発言を許すとマリア様は言ったのだそアレシャス、言ってみろ」
「ありがとうございます。あの、助言だけでそこまでの爵位を頂くのは、さすがにもらいすぎだと思います。女帝様の顔に泥を塗ってしまいそうで、僕は自信がありません」
僕はなるべく慎重に答えを撰びました。
そして、それを聞いて女王様はまだ笑顔です。
「そんなことはないわ、ねぇエメローネ」
「はいマリア様。そなたは学園側が拒絶したにも関わらず、腐らずに自分で対策を考え、冒険者を雇いダンジョンを作ってきた」
そんな答えを騎士様から頂いたけど、それでも貰い過ぎだと思ったよ、しかも騎士様のお話は更に続きます。
「奇抜な発想で難易度を上げた、それがなければエマルの論文は無かっただろう。更には騎士たちからの評判も良く、そなたのダンジョンにもっと入りたいと言う声が多いそうだぞ」
「そう、なんですか?聞いた事ないですけど」
「それはそうよアレシャス君。今まではね、学園側が批判していて表立って言えなかったのよ」
「マリア様の言う通りだ。更にお前は、孤児院にも寄付をしているそうじゃないか、他にも色々あるが聞きたいか?」
騎士様がどんどんと情報を言ってきて、女帝様まで間に入って来ました。
僕は、情報が駄々洩れでさすがだと思ったよ。
「これからあなたは学園で迫害されることはないわ、わたくしがきつぅ~く叱っておいたからね。だから、これからもダンジョンの発展に協力してちょうだいね」
女帝様は、両手を胸の前で組んでお願いって感じを出してきます。
僕には、それが死の宣告に聞こえて来て、もうダメなのかと思ってしまったよ。
「あの、その~」
下を向き、僕は冷汗が止まりません。だって、エマルたちに論文を任せてもこれです、きっと全て筒抜けなんですよ。
このままだと、卒業後は城に仕えるのは確定で、絶対にしたくないと答えたいです。
「あらあらどうしたの?そんなに顔を青くして、もしかして緊張しすぎてるのかしら?」
「(下を向いてるのになんで分かるんだよ)・・・あ、あの女帝様。学園の待遇を改善してくれたことには感謝いたします。でも、爵位を辞退する事は出来ませんか?」
僕はすごく無礼な事を口にします。騎士様以外を退出させ、マリア様本人が僕と会話をしている事から、僕が発言しやすくしてくれたと感じたからです。
でも、これは僕が決めて良いものではありません。
「女帝様が授けてくれたのは、ほんとに誇らしく嬉しいんですけど」
「アレシャス、どうしてそこまで拒む?とても名誉なことだぞ」
「それは分かっています。ですけど、僕の気持ちは辞退したいんです」
騎士様はすごく不思議そうで、女帝様も同じでした。
普通なら、僕を処罰して終わるところですけど、お2人は不思議そうな表情だけです。
「僕はまだ若輩者です」
「それがどうした?」
「そうよアレシャス君、あなたはそれでも成果を出したのよ」
「僕は、もっと色々なモノを見たり聞いたりして行きたい。エマル様も切っ掛けは僕だったかもしれませんけど、それに気づいたのは彼女で僕じゃない」
あれは僕の功績じゃないと強調させます。
だから、自分で功績を上げるまでは貰えないと、情報がダダ漏れの相手にささやかな条件を出したんです。
「ふむ、まだ自分が閃いたとは言わないのか?」
「なんと言われても、発表したのはエマル様です。だから、僕はなにもしてません」
僕は出来る限りの言葉を伝えました。
体から冷や汗が出て仕方ないですけど、普通なら首が飛んでもおかしくない状態ですよ。
「うんうん、良いわねぇ若いって」
「そうですね、じゃあ場所を変えますか」
「そうね、期待通りの子で助かったわ」
「はい?」
女帝様が立ちあがると、騎士様は階段を降りてきて、女帝様がその後に続きます。
僕は、跪いてままでそれを横目に見ようとしたけど、騎士様と女帝様に腕を掴まれ連行されたんです。
「ちょっちょっと?!」
「良いから付いてこいアレシャス、悪い様にはしない」
「そうよ、これからは友人として話しましょ」
抵抗しないで連れていかれた場所は、玉座の間に一番近かった応接室で、向かい合ってソファーに座って新たなお話が始まります。
「じゃあ聞くけど、何が欲しいのかしら?」
単刀直入とはこの事だと、女帝様は笑顔で何でも言ってと聞いて来た。
僕はチャンスと思い、僕の将来をお願いします。
「のんびりとした暮らし?」
「そうです、僕は家族と一緒に楽しく暮らしたい、どこかに閉じ込められるのは嫌なんです」
ダンジョンに冒険に行くのはまだ言いません。だけどそれだけで充分だったのか、女帝様は分かってくれました。
「ほ、ほんとですか?」
「ええ・・・わたしもね、女帝になる前は冒険者だったのよ。だから王族の暮らしってつまらないと感じてる、だから分かるのよ」
女帝様は僕と同じだった、それはとても助かった事で、嬉しくてニコニコしてしまったね。
「マリア様お願いです、結婚活動はしっかりとしますし、僕に出来る事は協力します。だから自由を僕に下さい」
「あなたに出来る事ね」
「はい、ダンジョンの向上や魔道具、装備にお金、なんでもです」
今の僕にあるモノを全て捧げても良いとお願いします。
爵位が確定した時点で、僕にはこれしかなくなりました、もう上を変えるしかないんです。
「分かったわ」
「マリア様!?」
「エメローネ、彼は本気よ。もしこれで断れば、彼はここからいなくなる、そうよね?」
分かってたかと、僕の心を読み解いた女帝様がニッコリとしてきます。
「ですけどマリア様」
「エメローネ、彼の強さは感じるでしょ?対抗しても勝てないわよ」
「それはそうですけど、だからと言って」
そこまで分かるのかと、僕は少し女帝様を甘く見ていた事を反省しました。
きっと女帝様は、レベルアップの優位性も知ってて、それを踏まえて僕に自由を与えてくれてるんだ。
「じゃあこうしましょう。アレシャス君は、十騎士の相当する組織を作ってもらって、国の為に動けるようにしてもらいます」
「マリア様?」
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