20 / 26
18話 フィエール王国サイド①
しおりを挟む
婚約破棄から4日後の夜、フィエール王国には王様と王妃が帰ってきていた。
カルセイン「お帰りなさいませ父上!義母上!」
王様「ああ、ただいま。カルセイン、私が不在の間何事もなかったかい?」
カルセイン「ええ!それはもちろん!」
王妃「それは良かったわ。」
王様「ご苦労だったな。カルセイン。さぁ、もう遅い。今日は部屋に戻ってゆっくり休みなさい。」
カルセイン「失礼します」
王様と王妃様がにこやかに笑って言うとカルセインはぺこりと頭を下げて城の中の自分の部屋へと戻って行った。
王様「我々の迎えをするなんて、いつの間にか立派になったものだな…」
王妃「ふふふ。ただ私達を迎えたと言うだけなのに大袈裟ですよ。」
王様「しかしな、甘えさせてしまっていたためか、非常にわがままだったあの子が、自ら迎えに出てくるなんて…」
王妃「そうですね。これならアレンの補佐も務まるかも知れませんね。まぁ、本当に私達の不在の間何事もなかったのならの話ですがね。」
王様「不吉な事を言わないでおくれよ。そういえば、アレンはもう帰っているのかな?」
王妃「アレンは明日の朝帰ってくるって連絡があったではないですか。」
王様「そうだったそうだった!すまないな、」
王妃「いいえ、それより殿下、クインディチェジモへのお土産をわたし忘れましたね。」
王様「ああ、本当だな。カルセインに明日持っていくように言おうと思っていたのだが…。まぁ、明日カルセインを呼び出して持っていかせよう。」
王妃「そうですね。」
そう王妃と王様は仲睦まじい様子で会話をしながら部屋までの廊下を歩いている。
少し時はさかのぼり王様と別れたあとのカルセインサイド、
カルセイン「本当ならあのタイミングでミオとの婚約を言いたかったのだか、ああ、その前にクインとの婚約破棄を言わなければいけないのか…ふむ」
カルセイン(明日報告するか、だが父上は忙しいし、、いや、でも大事な事だ!うーむ)
カルセインは1人でブツブツ呟いたり、黙ったりして考え事をしている。
カルセイン「ミオも明日ここへ呼ぶか?うん、いい案だな。明日時間を決めて要件だけを伝えればいいだろう。」
部屋に戻ると使用人が来て、王様が「明日の朝9時に王の間に来るように」と伝えられた。
カルセインはこれは好都合だと思い、机に向かい手紙を書き始めた。そして窓の方へ行き、
ピューっ
と口笛を鳴らしたら少し大きめの鳥が飛んできた。カルセインはその鳥の足に手紙を巻き付けて
カルセイン「それでは、ミオの所まで頼んだぞ!」
というと鳥はミオの住む家の方角へと飛んで行った。
カルセイン「お帰りなさいませ父上!義母上!」
王様「ああ、ただいま。カルセイン、私が不在の間何事もなかったかい?」
カルセイン「ええ!それはもちろん!」
王妃「それは良かったわ。」
王様「ご苦労だったな。カルセイン。さぁ、もう遅い。今日は部屋に戻ってゆっくり休みなさい。」
カルセイン「失礼します」
王様と王妃様がにこやかに笑って言うとカルセインはぺこりと頭を下げて城の中の自分の部屋へと戻って行った。
王様「我々の迎えをするなんて、いつの間にか立派になったものだな…」
王妃「ふふふ。ただ私達を迎えたと言うだけなのに大袈裟ですよ。」
王様「しかしな、甘えさせてしまっていたためか、非常にわがままだったあの子が、自ら迎えに出てくるなんて…」
王妃「そうですね。これならアレンの補佐も務まるかも知れませんね。まぁ、本当に私達の不在の間何事もなかったのならの話ですがね。」
王様「不吉な事を言わないでおくれよ。そういえば、アレンはもう帰っているのかな?」
王妃「アレンは明日の朝帰ってくるって連絡があったではないですか。」
王様「そうだったそうだった!すまないな、」
王妃「いいえ、それより殿下、クインディチェジモへのお土産をわたし忘れましたね。」
王様「ああ、本当だな。カルセインに明日持っていくように言おうと思っていたのだが…。まぁ、明日カルセインを呼び出して持っていかせよう。」
王妃「そうですね。」
そう王妃と王様は仲睦まじい様子で会話をしながら部屋までの廊下を歩いている。
少し時はさかのぼり王様と別れたあとのカルセインサイド、
カルセイン「本当ならあのタイミングでミオとの婚約を言いたかったのだか、ああ、その前にクインとの婚約破棄を言わなければいけないのか…ふむ」
カルセイン(明日報告するか、だが父上は忙しいし、、いや、でも大事な事だ!うーむ)
カルセインは1人でブツブツ呟いたり、黙ったりして考え事をしている。
カルセイン「ミオも明日ここへ呼ぶか?うん、いい案だな。明日時間を決めて要件だけを伝えればいいだろう。」
部屋に戻ると使用人が来て、王様が「明日の朝9時に王の間に来るように」と伝えられた。
カルセインはこれは好都合だと思い、机に向かい手紙を書き始めた。そして窓の方へ行き、
ピューっ
と口笛を鳴らしたら少し大きめの鳥が飛んできた。カルセインはその鳥の足に手紙を巻き付けて
カルセイン「それでは、ミオの所まで頼んだぞ!」
というと鳥はミオの住む家の方角へと飛んで行った。
10
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
公爵家の家政を10年回した私が出ていったら、3ヶ月で領地が破綻しました
歩人
ファンタジー
エレナは公爵家に嫁いで10年、夫は愛人に入れ込み、義母には「家政婦代わり」と
罵られた。だが領地の財務も、商会との交渉も、使用人の管理も、全部エレナが
やっていた。ある日、義母から「あなたの代わりなんていくらでもいる」と言われ、
エレナは静かに離縁届を出した。「では、代わりの方にお任せください」
辺境の町で小さな商会を開いたエレナ。10年間の実務経験は伊達ではなかった。
商会はたちまち繁盛する。一方、エレナがいなくなった公爵家は3ヶ月で経営破綻。
元夫が「戻ってこい」と泣きつくが——
「お断りです。あと、10年分の未払い給金を請求いたしますね」
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
悪役断罪?そもそも何かしましたか?
SHIN
恋愛
明日から王城に最終王妃教育のために登城する、懇談会パーティーに参加中の私の目の前では多人数の男性に囲まれてちやほやされている少女がいた。
男性はたしか婚約者がいたり妻がいたりするのだけど、良いのかしら。
あら、あそこに居ますのは第二王子では、ないですか。
えっ、婚約破棄?別に構いませんが、怒られますよ。
勘違い王子と企み少女に巻き込まれたある少女の話し。
『彼を解放して!』とおっしゃいましたが、何から解放されたいのですか?
シエル
恋愛
「彼を解放してください!」
友人たちと教室に戻ろうとしていると、突如、知らない令嬢に呼び止められました。
「どなたかしら?」
なぜ、先ほどから私が問いかける度に驚いているのでしょう?
まるで「え!?私のこと知らないの!?」と言わんばかりですけれど、知りませんよ?
どうやら、『彼』とは私の婚約者のことのようです。
「解放して」とおっしゃっいましたが、私の目には何かに囚われているようには見えないのですが?
※ 中世ヨーロッパモデルの架空の世界
※ ご都合主義です。
※ 誤字、脱字、文章がおかしい箇所は気付いた際に修正しております。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
姉の忘れ形見を育てたいだけなのに、公爵閣下の執着が重いんですが!?~まっすぐ突き進み系令嬢の公爵家再建計画
及川えり
ファンタジー
突然届いた双子の姉からの手紙。
【これをあなたが読んでいるころにはわたしはもう死んでいることでしょう。わたしのことは探さないでね。双子を引き取ってもらえないかしら?】
姉の遺言通り双子を育てようと姉の嫁ぎ先へと突入する。
双子を顧みなかったという元夫のウィルバート公爵に何とか双子を引き取れるよう掛け合うが、話の流れからそのまま公爵家に滞在して双子を育てる羽目に。
だが、この公爵家、何かおかしい?
異常に気付いたハンナは公爵家に巣くう膿をとりのぞくべく、奮闘しはじめる。
一方ハンナを最初は適当にあしらっていたウィルバートだったが、ハンナの魅力に気付き始め……。
ハンナ・キャロライン・バーディナ 22歳
バーディナ伯爵家令嬢
✖️
ウィルバート・アドルファス・キングスフォード 26歳
キングスフォード公爵
ブックマーク登録、いいね❤️、エール📣たくさんいただきありがとうございます。
とても励みになります。
感想もいただけたら嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる