婚約破棄、爵位剥奪、国外追放されましたのでちょっと仕返しします

あおい

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18話 フィエール王国サイド①

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婚約破棄から4日後の夜、フィエール王国には王様と王妃が帰ってきていた。

カルセイン「お帰りなさいませ父上!義母上!」

王様「ああ、ただいま。カルセイン、私が不在の間何事もなかったかい?」

カルセイン「ええ!それはもちろん!」

王妃「それは良かったわ。」

王様「ご苦労だったな。カルセイン。さぁ、もう遅い。今日は部屋に戻ってゆっくり休みなさい。」

カルセイン「失礼します」

王様と王妃様がにこやかに笑って言うとカルセインはぺこりと頭を下げて城の中の自分の部屋へと戻って行った。

王様「我々の迎えをするなんて、いつの間にか立派になったものだな…」

王妃「ふふふ。ただ私達を迎えたと言うだけなのに大袈裟ですよ。」

王様「しかしな、甘えさせてしまっていたためか、非常にわがままだったあの子が、自ら迎えに出てくるなんて…」

王妃「そうですね。これならアレンの補佐も務まるかも知れませんね。まぁ、本当に私達の不在の間何事もなかったのならの話ですがね。」

王様「不吉な事を言わないでおくれよ。そういえば、アレンはもう帰っているのかな?」

王妃「アレンは明日の朝帰ってくるって連絡があったではないですか。」

王様「そうだったそうだった!すまないな、」

王妃「いいえ、それより殿下、クインディチェジモへのお土産をわたし忘れましたね。」

王様「ああ、本当だな。カルセインに明日持っていくように言おうと思っていたのだが…。まぁ、明日カルセインを呼び出して持っていかせよう。」

王妃「そうですね。」

そう王妃と王様は仲睦まじい様子で会話をしながら部屋までの廊下を歩いている。

少し時はさかのぼり王様と別れたあとのカルセインサイド、

カルセイン「本当ならあのタイミングでミオとの婚約を言いたかったのだか、ああ、その前にクインとの婚約破棄を言わなければいけないのか…ふむ」

カルセイン(明日報告するか、だが父上は忙しいし、、いや、でも大事な事だ!うーむ)

カルセインは1人でブツブツ呟いたり、黙ったりして考え事をしている。

カルセイン「ミオも明日ここへ呼ぶか?うん、いい案だな。明日時間を決めて要件だけを伝えればいいだろう。」

部屋に戻ると使用人が来て、王様が「明日の朝9時に王の間に来るように」と伝えられた。
カルセインはこれは好都合だと思い、机に向かい手紙を書き始めた。そして窓の方へ行き、

ピューっ

と口笛を鳴らしたら少し大きめの鳥が飛んできた。カルセインはその鳥の足に手紙を巻き付けて

カルセイン「それでは、ミオの所まで頼んだぞ!」

というと鳥はミオの住む家の方角へと飛んで行った。
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