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休暇三日目⑦★俺は我慢していたんだ
しおりを挟む庭で話すレティシアとイザベラの女同士の話に割って入って、邪魔をしたウィルフレッド。イザベラはゲオルグの部屋に戻っていった。そして今、ウィルフレッドは、奪還した妻の膝に頭を預けてゴロゴロ甘えている。
「ウィル、来ちゃダメだって言ったのに」
「俺は我慢していたんだぞ?待てなくなったのは師匠だ」
「ゲオルグ様が?」
「あぁ、部屋の外に二人の楽しそうに話している姿が見えていた。姿が見えないよりかは安心できる。だがな、姿が見える所にいるのに、声も聞こえなければ手も届かなくてもどかしいと言ったのは師匠だ。それに、自分が行けないからと、夫人を返してくれと言ってこいと言われたんだ」
「そうだったの・・・ゲオルグ様もイザベラ様にご執心ね」
「あぁ、だが・・・」
ウィルフレッドは、レティシアの膝から頭を上げ、すっと立ち上がった。気付けばウィルフレッドに抱きかかえられていた。
「俺だって寂しかったし、もどかしいと思っていたのは同じだ。ちゃんと待てしていたし、我慢していたんだぞ?」
「そうね、えらいわ」
「部屋に戻るぞ」
抱きかかえられたまま、二人は客間に戻った。ウィルフレッドはレティシアを抱きかかえたままで器用にドアを開け、中に入っていく。寝台に静かにレティシアを下ろすと、そのまま自分も寝台に身を乗り出す。レティシアに覆いかぶさるような体勢でキスをする。ついばむようなキスから、次第に濃厚なキスへと変わっていく。くちゅくちゅと水音が部屋に響く。キスをしながら、ウィルフレッドは服の布地の上からレティシアの胸に触れていく。
「あっ・・・」
「柔らかい・・・」
最初は優しく探るように触れていたウィルフレッドだったが、またキスをしはじめて、その隙にレティシアのワンピースの裾を捲り上げていく。そのまま胸まで露わにさせると、唇をその頂に這わせていく。
「はうっ、あっ、あんっ・・・」
「可愛い・・・シア、甘いな・・・可愛い」
ウィルフレッドは硬さを増していく乳首を丁寧に舌を使って舐めていく。たまに歯を立てて引っ掻いてみれば、レティシアは身体をビクンッとふるわせて可愛い声を出す。右手をそっと伸ばし、下着の中へと滑らせていく。ウィルフレッドの手は、レティシアの蜜の溢れる場所を見つけた。
「ウィル、待って!あっ・・・」
「どうして?俺はシアに触れたい」
「いやぁっ、あっ、あんっ、んっ」
「あぁ・・・シア、ほらこんなに濡れてる。まだ胸に触れただけだぞ?どうしてこんなになってるんだ?」
「あうっ、あんっ、あっ、あっ」
「溢れてきてるな。もっとよく見せてくれ」
ウィルフレッドは、レティシアの下着を剥ぎ取ると、よく見えるようにと足を大きく開かせた。膝裏を持ち上げて、顔を近づける。
「ちょ、ちょっと、ウィル!見ないで!」
「それは聞けないな。あぁ・・・おいしそうだ・・・」
ウィルフレッドは、レティシアの愛液で濡れ始めた秘部を嬉しそうに見つめていた。
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次回
したい・・・けど・・・今ここでじゃない気がする
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