流星姫は平凡騎士をご所望です

agapē【アガペー】

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第二王子アークトゥルス

★☆第二王子の限界



アークトゥルスは限界を迎えていた。距離がある時は自制もきいた。必死に耐えた。しかし、今、愛しい人が目の前にいて、触れている。我慢の限界だった。


「んっ」


アークトゥルスは貪るようなキスをする。キスには遠慮など感じられず、耳や首筋、鎖骨とだんだんと降りていきながら、たくさんの痕をつけていく。それは自分のものだと印をつけるかのように。


「アーク様・・・お心のままにお願いします」

「ラビィ・・・」


アークトゥルスはラビリアの下着の中に手を差し入れると、秘部に辿り着く。まだ完全に濡れてはいないそこを、ゆっくりと刺激していく。


「あっ・・んっ、ひぃぅ」

「ラビィ、きちんと、ほぐ、そう・・・はぁ、はぁ」

「んんっ!はぁぅっ!」


段々と蜜が溢れてきて、水音が聞こえだした。蜜壺に指を入れてかきまわしていく。


「あぅっ、んんっ、はぁぅ」

「溢れて、きたぞっ・・・ラビィ、はぁはぁ、可愛い」


アークトゥルスは指を二本、三本と増やしていく。


「ひゃぁっん!」

「ここが、いい、のか?はぁ、はぁ・・・」

「ひぅっ、んっ、あっ」

「ラビィ、こんな、事に・・・なって、はぁ、はぁ・・・すま、ない・・・ここにっ、入れ、たいっ・・・」


そう言ったアークトゥルスは服を脱ぎ捨てると、ラビリアの下着に手をかけ脱がせていく。大きく反り立ったソレはもう限界だった。愛液で溢れて柔らかくなった蜜壺にあてがって、ゆっくりと擦り付けて絡めていく。


「あっ・・・アーク様・・・きてくださいませ・・・」

「ラビィ・・・痛い、かも、しれない・・・すま、ないっ」


アークトゥルスはゆっくりとラビリアのなかへと入っていく。


「あっ・・・あああぁぁぁ・・・」

「痛いか?・・・悪い、ラビィ、ごめん・・・」

「アーク様、奥まで、奥まで、あぅっ」

「すまない!!」


アークトゥルスはぐっと力を入れると、奥まで一気に深く押し込んだ。途中、何かが弾けるような感覚とともに、最奥の壁にぶつかった。


「あぅぅ・・・うっ・・・」

「ラビィ・・・入っ、た・・・はぁ、はぁ、痛い、よな・・・ごめん・・・」

「あーく、さまぁ・・・」

「ラビィ・・・ごめんな・・・うっ、ひくっ、うぐっ・・・愛してる・・・ラビィ・・・愛してる!!」


なかに入り繋がったまま、ラビリアを強く抱きしめるアークトゥルス。大事にしたいと想っていた愛しいラビリアを、こんな形で抱くことになってしまい、悔しかった。気付けば震えながら泣いていた。涙が止まらず、もう、引き返せないことに絶望を感じてしまっていた。ラビリアを愛している。しかし、こんなことになり、ラビリアが離れていくかもしれない。そんな気持ちが今、せめぎ合っていて、本能のままにこの先を行うことを、最後の理性が留まらせていた。


「アーク様、私も愛してます。アーク様、泣かないでください。私は、今、全てアーク様のものになりました。遠慮も我慢もいりません」

「しかし・・・ラビィ・・・」

「全てアーク様のものです。大丈夫ですよ」

「ラビィ・・・きらわ、ないで・・・お願、い・・・好きだ、愛してるんだ!ラビィ!」


アークトゥルスは無心に腰を打ち付ける。腰をしっかりと掴まれたラビリアの逃げ場はない。幾度と身体を揺さぶられると、痛みとは違う感覚がラビリアを襲う。


「あっ、ア、アーク、さまっ!あっ、あぅ、あっ、なんかっ、へんっ!あぅっ、ああああぁぁぁ!!」

「ラビィ、ラビィ!はぁ、はぁ、愛して、るっ!!」


パンッ、パンッ、パンッ、パンッ
じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ


肉同士がぶつかりある音、抽挿にともなう水音に加え、寝台がギシギシと音をたてる。それが、アークトゥルスの興奮を掻き立て、涙は止まり、ラビリアをただただ求めた。必死に愛を伝えながら、目の前の愛しいラビリアの全てを手に入れた喜びと快感に、身体の奥に湧き立つものがあり、熱いものが込み上げてきた。


「ラビィ!愛して、るっ!はぁ、はぁ、すま、ない!もう、ダメだ!イ、イクっ、あっ、射精るっ!!あっ・・・くっ・・・うくっ・・・」


アークトゥルスは熱い白濁をラビリアの中に注ぎ込んだ。






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次回

心配はいりません、怯えないで

きちんと息ができるように、お側におりますね



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