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14.二人の未来を紡ぐ
256.二人の幸せが崩れるとき
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会長は掴まれた腕を思いっきり振り上げた
ガタッ
アキラは急な会長の動きについて行けず、体制を崩して床に勢いよく転がった
「えっ?アキラ…大丈夫?おじいちゃん何を!」
「アキラくんはな、このままならあと2、3年のうちに死ぬらしい」
ジョンは飛び出んばかりの目をして会長を凝視する。
「えっ?おじいちゃん何を言ってるの?」
ジョンは理解ができない、だって目の前には元気なアキラがいて…
アキラに目をやれば、上半身を上げ、口元を押さえてジョンの反応を怯えたように見ている。
ジョンは足元が崩れるような感覚がした。
「…どういうこと?アキラ、おじいちゃんの言うことは本当なの?
なんで?なんでそんな…」
「ごめん、ジョンごめん…僕…ごめんね」
観念したように、ソファに力なくアキラは座り直して深くため息をつく。
「教えてよ、僕まだ…
なんで?だってアキラこんなに元気じゃん!
死ぬなんて、そんな…」
ジョンはアキラの腕を掴み揺さぶるように震えている。
ジョンの掴む手の強さが、アキラの胸を痛くさせた
「…僕は病気なんだ。たぶんもう治らない。
いろいろやってみたんだけど、もうそれも効果なくなってきちゃって。
ごめんね、僕…言い出せなくて…」
ジョンの目からポロポロと涙が流れる。どうしても信じられなくて、信じたくなくて頭がおかしくなりそうだった
アキラはそんなジョンを優しく自分の方に引き寄せ、頭を抱えるように抱きしめる。
ジョンは堰を切ったようにアキラにしがみつきながら泣き出した。
しゃくりあげながら、なおも泣くジョンの頭を撫でながらアキラは諦めたような顔で笑う
「会長も人が悪いな…
やっと僕は手に入れたんですよ?
ずっと探していた僕を満たしてくれる糧を…
もう少しだけ、この幸せに浸らせてくれても、いいじゃないですか!」
アキラも止められない涙がポロポロと流れ落ちた。
ガタッ
アキラは急な会長の動きについて行けず、体制を崩して床に勢いよく転がった
「えっ?アキラ…大丈夫?おじいちゃん何を!」
「アキラくんはな、このままならあと2、3年のうちに死ぬらしい」
ジョンは飛び出んばかりの目をして会長を凝視する。
「えっ?おじいちゃん何を言ってるの?」
ジョンは理解ができない、だって目の前には元気なアキラがいて…
アキラに目をやれば、上半身を上げ、口元を押さえてジョンの反応を怯えたように見ている。
ジョンは足元が崩れるような感覚がした。
「…どういうこと?アキラ、おじいちゃんの言うことは本当なの?
なんで?なんでそんな…」
「ごめん、ジョンごめん…僕…ごめんね」
観念したように、ソファに力なくアキラは座り直して深くため息をつく。
「教えてよ、僕まだ…
なんで?だってアキラこんなに元気じゃん!
死ぬなんて、そんな…」
ジョンはアキラの腕を掴み揺さぶるように震えている。
ジョンの掴む手の強さが、アキラの胸を痛くさせた
「…僕は病気なんだ。たぶんもう治らない。
いろいろやってみたんだけど、もうそれも効果なくなってきちゃって。
ごめんね、僕…言い出せなくて…」
ジョンの目からポロポロと涙が流れる。どうしても信じられなくて、信じたくなくて頭がおかしくなりそうだった
アキラはそんなジョンを優しく自分の方に引き寄せ、頭を抱えるように抱きしめる。
ジョンは堰を切ったようにアキラにしがみつきながら泣き出した。
しゃくりあげながら、なおも泣くジョンの頭を撫でながらアキラは諦めたような顔で笑う
「会長も人が悪いな…
やっと僕は手に入れたんですよ?
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もう少しだけ、この幸せに浸らせてくれても、いいじゃないですか!」
アキラも止められない涙がポロポロと流れ落ちた。
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