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18.胸のホールを埋めてください

426.僕はけっこう悪いことに考えます

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「気をつけてよ…僕だってあんまり煽られると、我慢がきかなくなっちゃうよ?」



ジョン君は少し困った顔で僕が怯えてるから、やめてくれた…
カタカタ震える体がひどく憎らしかった。 



でも…もしシノダ教授が強行手段にでるっていうなら、ジョン君を煽るだけ煽ってやろう。
きっとそっちの方が幸せな初めて・・・を迎えられる気がするから



そんな僕がちょっと悪いことを考えてるなんて、思いもしていないだろ優しい恋人を目で追えば
ちょっと不機嫌な顔で、お昼ご飯の準備を初めるためにキッチンに向かっていった





心臓のドキドキとぼぅっとした倦怠感が治まってから、キッチンに向かって

「ジョン君!今日のお昼はなんですか?」

極めて明るい声で後ろからすり寄って行く
フライパンでウィンナーを炒めているのを尻尾をモフモフと握って感触を楽しみながら覗きこむ



「尻尾をモフモフするのやめてください、そこけっこう敏感だからね…
記憶がとぶ前のアキラもあまり触らないところだからね?
今日はウィンナー目玉焼き丼です」



ジョン君に怒られてしまった
尻尾は触ったら駄目らしい…

ここが敏感ならこれをずっとモフモフしてやれば、煽ることになるかな?
よし、もしものときのためにしっかりと心のメモ帳に書いておこう!



尻尾が触ったら駄目だと言われたので、尻尾ごと背中に抱きついてやった
僕は抱きついているだけで、尻尾はそこにあるだけです!そう不可抗力です!!



「ふふふっ何にしてるの?なんだか珍しく可愛いことしてるね…
油飛ぶよ?危ないよ?」



僕からこうやって抱きつくのは珍しいのかな?
前の僕はしていなかったのかな?



顔をスリスリと左右に揺らしてモフモフっと尻尾の感触を楽しみつつ背筋の弾力を楽しむ…
うん、これ最高!



「あははっ、何してるの!地味にくすぐったいって…」


「…だって、少しづつでもジョン君に慣れないといけないからね!
だから僕はずっとジョン君にくっついていようと思うんだよ」



顔をちょっとあげて上目遣いでつぶやけば、ちらっと背中越しに見てくるジョン君と目が合った



「ふふっそっか…」



嬉しそうに笑ってくれたので…
ご飯を作っている間中ずっとくっついていた
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